※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D×M   作:ぷうち☆りん

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外伝(イッセー×カテレア&ミッテルト ドライグ×八尺様)

「イッセー、あの企画……いつやるんだ?」

「あの企画? なんの話だよ?」

「「クロス・ボンバー!!」」

 

 松田と元浜が真剣な眼差しで尋ねてきたから何事か、と質問を返したらこれだよ!! 

 某有名完璧超人コンビの必殺技をモロに食らった俺はぜひぜひ、と首に受けたダメージを回復しながら質問を返す。

 

「イッセー、忘れたのか? あの企画を!!」

「そうだぞ! 俺達がどれだけ待ち望んでいたことか!」

「だから、その企画って何だよ?」

「それはだな……『女子と合同でお泊りホラー映画を鑑賞会を実行し、あわよくば大人の階段を登ろう』だ!!」

 

 あ、ああ……。

 そんな企画を考えたこともあった様な……なかったような。

 

「何だその呆けた顔は!」

「イッセー……貴様、ま、まさか……!」

「いやいや、そんな事はない、ですよ?」

 

 危ない危ない。イゼベル様どころかいろんな子とエッチな事をしまくっているので忘却の彼方にあっただなんてバレたらどんな目にあうことやら……。

 

「で、いつ決行するのだ!!」

「そうだ! そうだ!!」

 

 と、二人に詰められた俺はつい咄嗟に来週の土曜にはなんとかすると言ってしまった。

 

「その言葉を待っていた! 楽しみにしているからな!! 破ったら絶交だぞ!」

「お、おう……」

「よし! ではな!」

「楽しみに待っているぞ!」

 

 ……どうしたモンかな……。

 

 ー 

 

 そしてその日の夜。

 

「ふっふふ♡ 夏の夜と言えば妖精っスよねイッセーさま♡」

「ミッテルト共々、私達を可愛がって下さいまし♡」

 

 妖精に転生したミッテルトとカテレアは更に磨きのかかった溢れんばかりの色香を振りまいて、ベッドに寝転ぶ俺へと迫ってきた。オーロラを彷彿とさせる羽を持つメスガキ系ロリボイン少女と敏腕秘所系塾ボイン美魔女という素晴らしい取り合わせに俺の心はざわめく。

 ムクムク、と俺の愚息が元気になったのを確認した二人は嬉しそうに舌なめずり。

 妖精なのに肉食タイプなんだな……。

 

「んむ……」

 

 仄かな酸味が口内に広がる。

 ミッテルトが俺に口づけしながら愚息に手を這わせてくる。

 

「ん、んちゅ……♡ はむっ、ん、れろ……♡」

 

 ミッテルトの小さな舌が俺の口内を這い回り、その小さな手が俺の愚息を撫で回す。

 カテレアも負けじと俺の耳たぶを食み、首筋に舌を這わしてきた。

 

「くちゅ……♡ れりゅっ……♡」

 

 カテレアが舌先で器用に俺の耳孔を攻め立て、玉袋を揉みしだき、精巣を刺激してくる。

 

「はぁ……♡ 素敵ですわ……♡イッセー様♡」

 

 二人の攻めを甘受しつつ俺は二人のおっぱいに手を伸ばし、ぐにぐにと柔乳を堪能すると感度抜群な二人は計った様に嬌声を響かせた。

 

「ひゃぁあんっ♡イッセーさまぁ……♡もっと強くしてほしいっスぅ♡」

「ああ……いいですわ♡ もっと乱暴にしてぇ♡」

 

 お望み通りに少し力を入れて鷲掴みにするようにしてみると二人はさらに激しく喘ぎ出す。しばらくそうやって弄んでいると二人の股間からは愛液が溢れてきており、太ももの辺りまでびちょ濡れになっていた。

 

「ああっ……♡♡♡イッセー様♡♡♡

 私、もうっ♡♡♡」

 

 すっかり乱れたカテレアがずいっ、とミッテルトを押しのけるかのように俺へとのしかかってきた。

 重さよりも先におっぱいの感触が伝わり幸せを感じられる。

 

「ちょっとぉ~! 独り占めは許さないっスよォ?」

「別にいいじゃありませんの♡順番制なんですもの♡ 」

 

 そう言って腰を落としていくカテレア。

 ズブリュゥウッと一気に奥深くまで突き刺さると同時に膣壁全体が絡みつき締め付けてきたためすぐに果ててしまいそうになるものの何とか耐えることができたようだった。

 

「ふぁ……っ♡ 全部入りましたわ……♡」

 

 そのまま上下に動き始めると結合部から水音が鳴り始める。

 パンッパチュッヌチャッグチョッと淫靡極まりない音楽会が始まる。羨ましさ全開といった表情で見つめる視線があることに気がつき意識を向けることにする。

 そこには自分の番が来るのを今か今かと待つミッテルトがいた。

 このまま放置するのは気が引けるなあ。

 と、思い至った俺はミッテルトのあそこに指を挿入して動かしていく。

 くにゅ♡くにゅ♡とペニスではできない膣襞を拡充する様な手マンを披露するとミッテルトの体が痙攣を起こした。

 

「んぉ゛おおっ!? ♡ んひぃ゛いっ!? ♡♡」

 

 快楽によって理性が飛んだようで獣のような声を上げながら身体を反らせている彼女の姿を見てさらに興奮してしまう自分がいることに気づく。

 それを見ていたカテレアが対抗心を燃やしたのかピストン運動を早めてきた。

 

「ふああっ♡♡♡ ああんっ♡♡♡

 私のことも忘れないで下さいなっ♡♡♡」

「勿論だよ、カテレア」

「おほおっ♡♡♡ 突き上げしゅごぉ♡♡♡」

 

 どじゅんっ!! ばるるんっ♡♡♡

 お尻のお肉を波立たせるくらいに強い一撃を与えてあげる。

 

「あひっ!? ♡♡♡ すごっ♡ おっきくなったぁ……♡」

「お前たちを満足させてやらないといけないからなぁ……!」

「来てくださいませ……♡ 子宮口ノックされちゃいますわ……♡♡」

 

 俺の返答に喜ぶ彼女たちはより一層激しくなる行為の中で限界を迎えようとしていたようだ。

 

「んひっ!? ♡ ダメッ♡ イクッ♡ イクッ♡ イグゥウウッ!!」

「私もですっ……♡♡ イッセーしゃまぁぁああっ!」

「出すぞ……!! カテレア!!」

 

 ぷっしゃあぁぁっ♡♡♡

 盛大に潮吹きをして絶頂を迎えた2人は全身を震わせている。

 それとほぼ同時に射精も始まっており大量の白濁液が放出されていた。

 出し切った後も余韻に浸るようにお互いを求め合っていた。

 

「はぁ……はぁ……♡ ……これで終わりじゃないっスよね?」

「当たり前だろう? まだまだこれからなんだからさ」

 

 そう答えながら俺はミッテルトを手招きして続行することにした。

 バックからミッテルトの蜜壺へと肉棒を沈めてゆく。膣内を掻き分けて進んでいく感覚がとても気持ち良いらしく彼女は小さく呻き声を上げる。

 

「んんっ♡♡♡ んひいっ♡♡♡」

「挿入れられただけで甘イキしたのか? 

 このエロ妖精」

 

 ミッテルトの耳元で囁ける位に伸し掛かって体重をかけると小柄な彼女の膣奥までしっかり届いているのがわかる。

 ぬちゃ……♡にちゃ……♡と卑猥な音と共に緩慢とした抽送が始まればそれに応じるように愛液の量が増していく。

 

「だってぇ……♡♡♡ あふ……♡んぐぅ……っ♡イッセー様のチンポが気持ち良すぎるからっスよぉ……♡」

 

 ゆっくりと引き抜いて一気に根元近くまで突き込む動作を繰り返す事でミッテルトは更に感じていき目を剥き、鼻を垂らしながらアクメ顔を晒す始末だった。

 時折不意打ち気味に最奥部を叩いてみると彼女は面白いように反応してくれるためついつい虐めたくなってしまう。

 

「ひゃううっ♡ んっ♡あふっ♡ んきゅっ♡ んぎゅっ♡ やべっ♡♡♡ イッセーさまのキングチンポまじやべっ♡♡♡ トブッ♡♡♡

 脳ミソ溶けちゃうっ♡♡♡」

「俺もミッテルトのおまんこが気持ち良すぎて最高だよ!」

 

 パンッ! パァンッ! と肌同士がぶつかり合う乾いた音が響く。

 ミッテルトは既に呂律が回っていない状態であり舌を出しながら悶え狂っている。

 

「まあ、イッセー様に愛されているのにミッテルトと来たらなんて無礼な」

「いいよ、カテレア。それだけミッテルトが本気で感じてくれているって事だから」

「おほぉぉ〜っ♡♡♡ 感謝♡♡♡ 感謝♡♡♡ イッセー様のグラマスチンポピストンマジ感謝ッ♡♡♡ このチンポのためならウチは

 なんだってするっス♡♡♡ だからもっとぉ〜♡♡♡ ウチを犯してくださいっスぅううっ♡♡♡」

 

 尻を掲げてアクメピースサインをしながらミッテルトは滑稽なまでに俺と俺のチンポに忠誠を誓ってきた。

 ううっ、そんなに強請られたらますます止められなくなるじゃないか……!」

 俄然、ピストンの勢いは増すばかり。

 ミッテルトは枕に顔を押し付け、身体を芋虫の様によじらせながら悦んでいる。

 

「イグッ♡ イグッ♡ イグゥウウッ♡♡♡ キングチンポでイカされるぅううっ♡♡♡ ウチのおまんこまた負けちゃうぅううっ♡♡♡ 負けてもいいからもっとイカせてくださぁいっ♡♡♡ イッセーさまぁあああっ♡♡♡」

 

 ぷしゅううっ♡♡♡ ぶっしゃああああっ♡♡♡

 

 ミッテルトの蜜壺は凄まじく俺を責め立てる。その責めの強さに耐え兼ねてとうとう俺は限界を迎えた。

 

「くうっ……そろそろ出るぞ……中に出しても大丈夫か?」

「もちろんです♡ いっぱい出してくれないと嫌なんスからね♡ 」

 

 そう言いながら腰を振る速度を早め最後の追い込みに入る。それに呼応するように膣内の収縮の幅も大きくなっていった。そして遂にその瞬間が訪れる。

 ドピュッドピュ──────ー!! ビュールルル────ッ!! ビュ──────────ーッ!! ビュ──────────ッ!! 

 

腟内射精本気感謝(中出しありがとうございますぅ〜)♡♡♡」

 

 白濁液が迸る度に絶頂を迎えたミッテルトの身体が大きく跳ね上がる。まるで蛹が孵化するかの如く彼女は俺の精を受け入れていく。その姿はまさに妖精そのものだった。

 

「あぁっ♡♡♡ まだ出てるぅっ♡♡♡

 すごいぃっ♡♡♡」

 

 膣内へと注ぎ込まれた熱い液体を感じ取った彼女の身体は歓喜に打ち震えていた。

 

「どうだい? 俺のザーメンの味は?」

「とっても濃厚で最高っス♡ あはぁ……っ♡

 やっぱりイッセー様の精子が一番おいしいっスね♡」

「おいおい……あんまり煽ってくれるなよ」

「でも本当のことっスもん♡ だってイッセー様に愛されてるだけでこんなにも幸せな気分になれるんスもん♡ この気持ちを知らない他の連中にプークスクスしちゃうくらいにはイッセー様とイッセー様のチンポ大好きっス♡」

 

 嬉々としてお掃除フェラに励むミッテルトについ絆され、頭を撫でるといやがるそぶりもなく彼女は目を細めた。

 このままもう一度するのもいいかもだが……。

 

「カテレア」

「はいっ♡♡♡」

「ええっ!? ここはウチをとことんハメ倒してチンポ奴隷にする流れじゃないんスか!?」

 

 カテレアに呼びかけると待っていましたとばかりに抱きついてくるのはいいのだが……。

 おいおいおい! ミッテルト! 自分から奴隷志願するのか!? 流石にそういうのはちょっと……。

 

「うっふふ♡ どうせチンポ奴隷にするなら一山いくらの中級堕天使よりも魔王の血を継ぐ私の方が堕とし甲斐があるというものでしてよイッセー様♡♡♡」

 

 と、まんぐり返ししながら何故か勝ち誇る様な顔で股の間から顔を覗かせカテレアは俺に持ちかける。

 

「コラッ。カテレア! そんな事を言っちゃダメだろ! 今のお前たちは妖精に転生したんだから魔王だの堕天使だのは関係ないんだぞ!」

 

 ここはガツンと言ってやらねば、と俺は種付けピストンの準備にかかりつつカテレアを叱る。するとカテレアは驚いたように目を丸くすると申し訳無さそうに謝ってくる。

 

「もっ……申し訳ございませんっ! 私が間違っておりましたっ……! 確かに今の私は魔王ではありませんっ……。ただの妖精のカテレアですわ!」

「そうか。わかってくれたなら良かったよ」

「しかし……それでも私はイッセー様に愛されたいと思っておりますの……! ですからどうかこの哀れな雌妖精をお救い下さいませ……!」

「あ、ズルい。コイツズルいッス」

 

 ジト目でカテレアの売り込みを揶揄するミッテルトはさておきこういう風に俺を立てる仕草はそそられるものがあるな。

 これはやはりカテレアの年の……ゲフンゲフン! 悪魔生経験の賜物だろうか? 

 ともかく俺はカテレアに伸し掛かって彼女の子宮口を抉りぬく。

 

「んお゛お゛っ♡♡♡ ふかいっ♡♡♡♡

 ふかいっ♡♡♡ イッセー様のおちんぽ♡王チンポ♡♡♡ふかいぃぃひぃぃ〜っっ♡♡♡」

「不快? ずいぶんイッセー様に失礼なBBAっスねカテレアは♡」

「ちっ♡ ちがっ♡ ババアじゃない♡

 私っ♡ババアじゃないっ♡♡♡ 転生したばかりのピチピチ妖精ボディでイッセー様に孕ませてもらっているんですからババアじゃないですっ♡ ほぉ゛お゛っ♡♡♡ イグっ♡♡♡ イグっ♡♡♡ イッセー様の王チンポにマンコガチイキさせられてイキ死んじゃう゛ぅ゛う゛う゛っ♡♡♡」

「はいはい。ババアのヨタ話はいいからさっさとイッセー様に種付けされてとっとと完落ちてくれないっスかねぇ〜? 

 ウチとイッセー様の時間削るとかマジで無駄なんでェ〜♡♡♡」

 

 と、二人が盛り上がってる中俺もそろそろイキそうなので最後の一押しとばかりに腰を激しく打ち付ける。

 どぢゅんっ! どぢゅんっ! どぢゅんっ! びゅぶぅううっ!!! 

 

「ひぎぃいっ♡♡♡ イグッ♡♡♡ イグッ♡♡♡ イグゥウウッッ♡♡♡」

「イケよ。俺の子供産めよ。カテレア」

「なりゅぅぅうううっっ♡♡♡ イッセー様の赤ちゃん欲しいでしゅううっっ♡♡♡ カテレアっ♡♡♡ イッセー様の赤ちゃん作りますぅううっっ♡♡♡」

 

 びくんっ♡ びくんっ♡ びくんっ♡

 ぷしゃあぁぁ〜っっ♡♡♡ ぶっしゃぁぁあぁ〜〜っっ♡♡♡

 

 盛大に絶頂を迎えたカテレアに続いて俺も彼女の子宮にたっぷりと濃厚な白濁液を流し込んでいく。

 この感覚、もう病みつきかも……。

 

「はあ〜……良かったあ〜」

「ウチもっスよ♡ 何だか羽が生えたみたいに身体がフワフワしっぱなしっス♡」

「私もですわ♡ 天にも登るというのはこういう事を言うのでしょうね♡」

 

 ベッドに身を投げ出す俺に二人が寄り添ってくる。いや、妖精だから羽は生えてんじゃん、って話はなしだ。

 

「そっか。それで、前に話していた事なんだけど、協力してくれるか?」

「はい♡」

「うっす♡」

 

 こうして松田と元浜との友情のため、二人に協力して貰う約束は取り付けた。

 なんとも複雑な気分だが……。

 

 ー

 

「うーす。ウチの名前は三手留斗。(みて ると)今日はオカ研の木場君の紹介でやって来たっす。よろしくー」

「はじめまして。私は伽貞 嶺亜。(かて れいあ) リアスの紹介でやって来ました」

「おぉ……年上……お嬢様……」

「おぉ……塩対応……メスガキ……」

 

(何も泣かんでも)

 

 人間態に擬態したミッテルトとカテレアを見て松田と元浜は感涙していた。

 

「はじめまして。松田と申します」

「ぼ、僕は元浜です」

 

(な〜にが申しますだっての。それに僕、ってなんだよ僕って)

 

 いかんな。セッティングした身でありながらイライラしている。自分でも意外な位に独占欲が強かったんだな……俺って。

 そんな気付きはともかく俺達は我が家で、ホラー映画鑑賞会に勤しむ。

 タイトルは『因習の八尺村』。

 なんだか怪しいタイトルだな〜……。

 大丈夫か? これ。

 で、結論からいうとホラーの名を借りたB級エログロ映画だった。

 村で生まれた双子の妹が横恋慕した姉に、焚き付けられた村の男達にアレコレされた挙げ句に殺されてしまい、その怨霊が復讐する……と言う話であった。

 というか松田、エロDVDと間違えただろ。

 フツーにセクハラだからなこれは。

 即帰宅されてもおかしくないレベルの失態だが、カテレアとミッテルトは俺に目配せする。

 

「何だかスゴい映画っスね〜。何だか怖くなってきたっスよ〜(チラリンコ)」

「私も、少し刺激が強かったんかもしれません……。少し涼しい場所に行きませんか?」

「じゃ、じゃあ送っていくよ」

「う、うむ。僕は三手さんを」

 

 と、二人はそれぞれ松田と元浜を連れたって退室していく。べ、別に不安じゃないぞ……。

 男女のやること、彼女達だって自由に恋愛する権利だってあるワケだし……。

 

(あー!! 自分で一度決めた事だろ! 後からグチャグチャ言ってるんじゃないっての!!)

 

 俺はクーラーを強にすると布団を被って眠ることにした。電気代? 知らん!! 

 

 ー

 

「……ぽ」

 

 ん? 何やらずっしりした感覚が俺に襲いかかってくる……。ま、まさか金縛りか? 

 赤龍帝だというのにその辺の幽霊に金縛りにされたって言うのか!? 

 俺は恐る恐る目を開けるとそこには……。

 

「ぽ」

 

 あら、エロかわいい。

 黒い長髪と白い尻のコントラストが芸術的に思えた程だ。これは誰だ? 

 俺は反射的に彼女を手で押そうとした。だがその手は空を切りバランスを崩して美女は俺へと倒れてきた。

 

「痛ててて……あれ? 君は……?」

 

 俺の身体の上に美女が乗っている……!? 

 

「ぽ……ぽっぽ……?」

 

 そして目があった美女は頬を赤く染めた後に再び俺に覆い被さると……。

 

「ぽっ♡ぽっ♡ぽっ♡」

「ちょっ……なっ……!?」

 

 ま、まさかこれが噂の八尺様!? 

 まさかこんな形でお目にかかるとは!? 

 し、しかしカテレアやミッテルトを差し置いて俺の上に覆いかぶさるこの巨美女は一体……!? 

 しかし八尺様の異名に相応しく、そこそこ背丈がある筈の俺の顔が彼女のおっぱいの谷間にピタリと嵌るほどの体格差……!? 

 ある意味初めての経験を前に混乱と興奮が止まらない俺がいる。

 

「ぽっ♡ぽっ♡」

「や……やめっ……!」

「ぽっ♡」

 

 八尺様は俺の制止を聞かずに行為を続け、俺の顔をおっぱいで包み込んでくる……! 

 まるで草原の様な土臭くも懐かしい香りが鼻腔をくすぐり脳髄まで犯し尽くしていく。

 

『やれやれ……少し変われ。

 こいつは八尺様とかいう都市伝説の怪異とは少し違う存在らしい。

 竜族のよしみ、俺が相手をした方が丁度いい』

 

 と、急にドライグの声が頭に響くと俺の身体が勝手に動き出す……。

 

「くくっ、いい腹だな。子を孕み、産み落とすのに適したいい腹だ。気に入ったぞ」

 

 と、ドライグは八尺様のへこんだ腹部を撫でると彼女はくすぐったそうに身を捩った後、恍惚とした表情を浮かべた。

 うお……!! これは激エロ……!! 

 片目が隠れたロングヘアからトロ顔がチラチラと覗き込める様はなんともたまらないぜ!!  しかし……! 俺ではなくドライグにとろとろにされているかと思うとやるせない……。

 

 って、ここは!? 

 真っ白い部屋に何十人もの老若男女がボロボロのローブを着て何も見ていない目でどこかを見ているという不気味な景色がひろがる。

 その中央には俺の身体を借り受けたドライグと八尺様がエッチな事に励んでいるのがスクリーンらしきものに丸映しだ!! 

 まさかこんな鑑賞会になるとは……。

 

『ほら! もっと締めろ!!』

 

 ぱちぃん! と八尺様のデカい白桃尻に俺、もとい俺、もといドライグの平手打ちが飛ぶ。

 彼女はドライグに背を向けた状態の騎乗位となり一心不乱に腰を前後上下に動かしているというのにあんまりじゃないか!? 

 つーか人相悪いな! ドライグ憑依中の俺って! 

 

『ぽおぉっ♡♡♡』

 

 ところがどうだ。件の八尺様は抗議も抵抗もせずにおっぱいとお尻をぶるん♡ばるん♡と揺らしながらドライグの方を振り返る。

 もっと刺激が欲しい……とばかりに期待と欲望が入り混じった蕩けきった雌の顔だった。

 

「くっくっく。ならばくれてやるぞ。

 ほら、お待ちかね、小僧のチンポだぞ」

 

 ドライグは俺の肉体を操り八尺様の尻を左右から掴むと乱暴に腰を振り始めた。

 まるで削岩機の様に膣壁を削りとっていく荒々しいストローク。

 

「ぽっぉおおっっ!!」

 

 八尺様は獣のような叫び声を上げると背筋を仰け反らせながら盛大に絶頂を迎えた。

 その際に噴出した大量の潮はドライグの胸板に当たり霧散していく。

 その様子を見てドライグはニヤリと笑った。

 

『ほう。なかなかの締め付けではないか。褒めてやろう』

 

 そして再びピストン運動を開始する。先程よりも速く激しくなる腰使いに対して八尺様はされるがまま。

 ドライグはドライグで相手の事情も鑑みず、捕食に等しいバックからのケダモノセックスを堪能していた。

 ぱんっ! ぱんっ! と発砲音の様にドライグの股と八尺様の尻たぶがぶつかり合う音がただただ響く……。

 

「あら? なんだかつまらなそうね? 

 苦虫を噛み潰す様な顔をして。

 いつもの貴方なら跳び上がって喜びそうな光景じゃない」

 

 またしてもいつの間にやら大人の金髪お姉さんが俺の背後から声をかけてきた。

 どちら様でしょうか? というか苦虫を噛み潰す様な顔をしていたのか。今の俺は……? 

 

「どうも、こういうのは趣味じゃなくて」

「あら、意見が合うのね」

 

 大人のお姉さんは俺と同意見らしい。

 やはりエッチというものはお互いの愛情があってこそだと俺は思う。例え相手が人外だとしてもな。

 それを無視してただ突っ込んで腰を振るなど……。例え相手が望んでいたとしても俺は嫌なんだ。俺はディオドラの様なクズ野郎にはなりたくない。

 

「ねえ。イッセー君」

「え? どうして俺の名前を知って……」

「ザンリュウが楽しそうに話していたから。まさか白龍皇と赤龍帝が和気藹々と談笑できる日がくるだなんて夢にも思わなかったわ」

 

 赤龍帝? どういう事だ? 

 まさかザンリュウさんと同じく、いや厳密にはこの大人のお姉さんは歴代の赤龍帝の誰かなのだろうか? 

 

「貴方は一体……?」

「私の名はエルシャ。 嘗て最強と呼ばれていた赤龍帝よ」

 

 へえ〜!? 最強……!? それは凄い! 

 

「ああ、貴方の事は気に入っているから正直に言うわ。私は貴方の愛を全力で肯定したいと思うの」

「どうしてですか?」

「最強なんてくだらないもの。

 先輩の私が言うんだから参考にした方がいいわよ」

 

 さ、最強がくだらない!? 

 な、何故……!? 俺は正直エルシャさんの発言に少なからずショックを受けた。 

 

「だって強くなるだけだなんて誰だってできるわ。短絡的に言えばナイフ、銃、神器を持てば容易く誰かを傷つけたり、殺すこと自体はできるでしょ?」

 

 マグダラと似たような事を言うが、その瞳に嘲笑や虚無、憎悪はなく日が登る青空の様な水色の瞳は澄み切っていた。

 

「だからね。貴方は最強なんて目指すのを止めなさい。最愛に比べれば最強なんて石ころみたいなものなのだから」

 

「最愛……」

「そう。最愛」

 

 

「私は最愛を知らなかった。だから貴方に同じ過ちをして欲しくないの。貴方は私とは違うでしょ?」

「はい……!」

「ならよかった。さあ行きましょうか」

 

 エルシャさんに導かれ歩くとそこは何処か美術館を彷彿とさせる場所だった。壁に張り巡らされた無数の絵画だがどれもこれも悲劇的な場面を描いているものばかり。

 有無を言わせぬ迫力に芸術に理解のない俺もこれにはたじろいだ。

 

「これは……?」

 

 俺が尋ねるとエルシャさんは静かに答えた。そして語る。

 

「彼ら、彼女達は求めすぎたのよ。

 力、称賛、富、権力、夢、野望……。その結果自らの覇気に囚われ、破滅していった」

 

 覇気に囚われた……。

 そして、嘗てレイナーレを打ちのめし、力に酔いしれて悦に浸る俺自身の絵もあった。

 

『力があるヤツは何をやっても許されるんだ!!』

『力さえあれば女だって何だって手に入るんだ!!』

 

 絵画から俺であって俺でないナニカの声が聞こえてきた。

 俺は歯を食いしばり拳を握りしめた。

 これは戒めなのだ。

 人間、いや俺の持つ邪念と欲望……。

 力とは鍵であって、免罪符じゃない。

 あの時はただ単純に力を誇示し振り翳したかっただけで、そこには一欠片の理性も理想もない。

 その浅はかさが恥ずかしくも情けない……。

 

「その心があるかぎり、貴方は覇龍に堕ちることはないわ」

「覇龍?」

 

 聞いたことがあるような、ないような……。しかし覇気にとらわれるなというエルシャさんの言葉からしてロクなものではなさそうだな。

 

「だから、貴方は愛の力で戦うのよ。

 そうすればきっと……」

 

 と、その辺りでキラキラと辺りが輝きだし、徐々にぼんやりとした映像しか見えなくなった。

 最後にエルシャさんが言ったことははっきりと覚えている。

 

「正義とか理想なんてものを自分の秤に乗せるのは止めなさい」と。

 

 だとすれば……ヒーローって……何だ? 

 

 ー

 

「随分派手にヤッたみたいスね♡」

 

 ツヤツヤと肌が瑞々しくなったミッテルトの声で俺ははっと気づいた。

 

「それにしても流石イッセー様ですわ♡

 噂の怪異に呑まれるどころか返り討ちにするとは♡」

 

 更にテカテカと肌に油が乗ったカテレアが俺を称賛する。

 更にドライグが組み付した八尺様はある意味虫の息。アクメに継ぐアクメで意識が朦朧としている様だった。

 

「いや、その……それより、さ」

 

 なんだか胸のモヤモヤが収まらないので俺はつい口走ってしまった。

 

「松田と元浜はどうした?」

 

 そう言うとミッテルトとカテレアは目線を合わすと何故か溜め息を吐く。

 

「それが……松田様は私のパイズリで2、3度出しただけでダウンしてしまいまして……」

 

 まずはカテレアが信じられないと肩を竦める。いや、カテレアのパイズリは俺にとっても至宝なのですが! 

 

「ウチの方はもっと酷いっスよ! 

 元浜のヤツ、ウチの生フェラに数分持たずッスよ。量も質も平均並みだし……! 

 期待外れ通り越してマジムカっすよ!」

 

 元浜には同情するが正直な所ホッとした。

 彼女達と肌を重ねた事は未だに罪悪感は残るがやはり……譲りたくない思いもあるのだ。

 

「イッセー様はやっぱり……」

「ウチらに他の男に股を開いて欲しくないんスよね?」

「え? いや! その……うん」

 

 赤面しつつうつむきながらも本音を漏らした。

 すると二人はにんまり、と笑みを見せる……

 

「なら……♡」

「イッセー様に埋め合わせをたっぷりしてもらうっス♡」

 

 左右からむちむちおっぱいとふわふわおっぱいに埋もれているのは寧ろ俺のような……。えーい! 最愛を目指す俺は遠慮なんかしない!! 

 二つの柔らかな膨らみを鷲掴みする。

 

「イッセー様ったらそんなに焦らなくても……♡

「ウチらはどこにも行かないっスよ〜♡」

 

 そう、愛は一方通行じゃ意味がない

 与えることも愛なら与えられることもまた愛なのだ。

 

 ー

 

「はっはっは、流石はイッセー。

 国つ神である夜刀神を調伏するとは!」

「流石自分達のイッセー殿でありますな♡」

「ヤッたのは俺なんだが……」

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