※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D×M   作:ぷうち☆りん

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話が殊の外ふくらまないから強引に進めた。
やっぱり一話完結にしないのはダメだ。


第53話(匙×ヴリトラ)

『私の誘いを断るとはバカな連中だ! 

 だが直ぐに悔やむぞ! 

 我々と敵対しなければ良かったとな!!』

 

 この亜空間自体と融合したロキが俺達を脅す様に叫ぶなり、オーロラに包まれた空から燃え盛る多数の隕石が俺達目掛けて降り注ぐ! 大きさ一つ一つは大したものではないがその数たるや千を軽く越え、更には僅かながらも大小様々なサイズが存在している! 

 

「元ちゃん!」

「匙くん!」

 

 桃先輩と椿姫先輩が咄嗟に結界と反射壁を張って会長や俺、そして仁村を防護する。

 

 グオォォォッ!! ドゴオォン!! 

 

 結界の外では業火が広がり、衝撃により大地のあちこちがヒビ割れ、クレーターが発生。

 

「おい、若作り。雷雲を出せ。これでも俺は雷と氷の神だからな」

「たかだかこの程度の隕石をぶち割るのに私の力を求めるとは」

「時代はワークシェアリングだ。省エネで行こうや」

 

 タケミカヅチ様とヴリトラ様は軽口を叩き合いながらも地面から暗雲を生成、雷と雹が天に向かって逆に打ち出し、隕石を打ち砕く。

 

「わー! わー!!」

「イリナさん! 落ち着いてクダサーイ!」

 

 イリナちゃんとライラちゃんは右往左往している様にも見えるが僅かな隙間を縫うようにしてロキからの攻撃を凌いでいた。

 

『ははははは!! どうだ!! 

 いつでもどこでも私はこの空間に天変地異を巻き落とす事ができるのだ! 

 もはや貴様らは袋のネズミ! 

 逃れることはできん!!』

 

 勝ち誇るロキの嘲笑う声がまるで輪唱している様に響く。

 クソー! 調子にのりやがって……!! 

 

「椿姫。貴方の神器によるカウンターはできましたか?」

「……いいえ、会長。 

 ロキの言うことは満更デタラメでもないようです。 空間全体が彼と融合しているためか対象を取ることができない様です」

 

 な、なんだとー!! ってどういう事だ? 

 俺はイッセーと同じく頭脳派ではないのが悔やまれる……。

 

「元ちゃん。ゲームは好き? 

 タイクエ派? それともラスファン派?」

「どちらかと言うとラスファン派っすね」

 

 桃先輩が防壁を維持しながら俺に質問する。素直に返答したが何の関わりが? 

 

「つまりね。相手にカウンターを取るにも

 ターゲッティング、つまりカーソルを合わせる事ができないから反撃と攻撃もできない……って話ね」

 

 なにーっ!? デタラメにも程がある!! 

 ロキのやっていることはチート! インチキじゃないか!! 

 どうやって戦えばいいんだよー!? 

 

 と、ショックを受けている間にも、木の葉乱舞やら竜巻やら地割れからのマグマ噴射やら、果ては溶岩の巨人やフェンリルじみた魔獣やら、とどめに雷雨の嵐までやって来る始末だ。

 ロキのうんざりする程の猛攻に防戦一方の俺達だったが、ふと気がついたことがある。

 

(なんで空間ごと圧縮して始末したり、無酸素状態にして俺達を即座に窒息死させたりしないんだ?)

 

 俺達をいたぶって楽しむか、あるいはサーゼクス様達が痺れを切らして増援に来た所を纏めてドカーン……! とかを狙っているのか? 

 

「チィ……! 切りそこねた!!」

 

 その時、十数匹のフェンリル擬きを連続斬りで纏めて秒殺したタケミカヅチ様だが、

 二匹程が首を斬られて尚、頭だけで会長を頭から食いちぎろうと肉薄する! 

 

「危ないっ!!」

 

 俺は咄嗟に【黒い龍脈】の舌をフェンリル擬き達の眉間に連結させて精神支配する。

 そのまま相食らわせて同士討ちさせた。

 ちょっと悪役が使いそうな攻撃だが……。

 

「やるじゃねえか小僧」

「当たり前です。私の半身ですよ」

「……ありがとう、匙」

 

 おお、会長が俺なんかに感謝の言葉を……! そうだ。ちょうどヴリトラ様に会長と俺の主二人が揃った所で相談しよう。

 

「いえ、それよりもロキの攻撃に対応し続けたことで気になる事がありまして」

 

 と、お二人とタケミカヅチ様に俺の考えを掻い摘んで説明する。

 その間の攻撃はアザゼル先生並びにイリナちゃん達が対応していたがそれはともかく。

 

「確かに、言われてみれば不自然ですね」「それに、さっきの小僧の精神操作が魔獣どもに効いたってのも気になるな。

 ロキとは独立した思考を持つ魔獣をわざわざあの陰険なサド野郎が作ったとは思えないんだよなぁ」

「何か裏があるかも知れませんね」

 

 

「よし! 俺の神器で確認してきます。

 会長。もうしばらく防御をお願いします」

「分かりました」

 

 俺は【黒い龍脈】をカメレオンから蜘蛛へと変化させ更に網を広げる。

 地上のみならず地下、果ては天空に至るまで周囲一帯のあらゆるものを感知する。

 どこだ……? ヤツの本体はどこにある……? 

 

『フハハハハ! 無駄だ!! 

 この空間そのものが私だと言ったろう!! 

 貴様如き下級悪魔! それも転生悪魔という下等かつ愚劣な存在が神である私と互角に戦えるわけがなかろうが!!』

 

 ロキの挑発にも負けずに集中力全開で探す。ロキが俺達に直接的な攻撃をしない以上、必ず奴の弱点と呼べるものがあるはずなんだ。

 それが見つかればこっちのもの。

 

『グオァァ!!』

 

 と、再びフェンリル擬きが多数現れる。今度のは先程とは比べ物にならない大きさだ。

 流石にこの数を全員で捌き続けるのは限界がある。

 

「元ちゃん!! もう少し頑張って!!」

 桃先輩が俺に念話を送る。俺はそれを頷いて応えた。

 すると後ろで巨大な魔力の動きを感じる。

 振り返ると会長が凄まじい程の量の魔法陣を展開し詠唱を行っていた。

 俺は邪魔しないよう黙って自分の仕事を続ける。

 桃先輩は会長の補助として防御結界をより強固なものにし、同時に反撃の布石を打っている様だ。

 タケミカヅチ様とヴリトラ様は結界の外で襲いくるフェンリル擬きの群れを屠っていく。

 イリナちゃんやライラちゃんもそのサポートだ。

 

『つくづく救い難い連中だな? 

 そこのクソガキのチンケな神器などになにを期待している? 仮に私の弱点を見つけたとしてもどうなるものでも無いと言うのに!!』

「なんだ? 急にペラペラ捲し立てる様になったじゃねえか。 不安なのか?」

 

 アザゼル先生がロケットパンチを魔獣達にかましながら会長の方を見る。

 

 

『ハッ! 下等種族のお前らがどれだけ足掻こうが私には敵わん!! 

 ここは我と一体化した特殊な亜空間! 

 この中でお前たちが生きていられるのも私の余興だ!! 私ならその気になればこの空間全てを破壊することだって出来るのだぞ?』

 

 ロキの嘲笑が聞こえてくるが気にせず会長は魔法を詠唱していく。もうすぐ完成しそうだ。 だが何発も使えるタイプのものじゃないだろう。

 

「なら、やれよ。口だけの神様。

 そう、『口だけ』のロキさんよ」

 

 別に皮肉や挑発を言ったわけではない。

 ヤツの亜空間融合のタネも弱点も解った。

 

「会長!! あの地割れに会長のアレを!」

「解りました! タイダル・ウェーブ」

 

 火のない所に煙は立たないが、会長の力なら水のない所に大津波!! 

 突如として俺達の後方より巨大な津波が湧き上がる! 波の高さは推定でも10メートル程にもなっている。

 

「あわわわわ!! 押し流されるー!! 

 ノアの洪水!? ノアの洪水なのー!? 

 この世の終わりよー!?」

「ガヤガヤと喧しいですね、全く」

 

 イリナちゃんは結界の外にて件のビキニアーマー姿でパニックになっていたが直ぐに水龍の姿となったヴリトラ様に保護されていた。

 アザゼル先生やタケミカヅチ様もちゃっかり背中に乗っている。

 人間形態の時にも思っていたが……。

 う、美しい……。特に龍骨のラインが堪らないな。

 

『ガボバババ!? き、貴様ら!! 

 よくも……!? よくもおぉ!?』

 

 継ぎ接ぎの正体は亜空間と融合する魔力やら何やらのリソースを取り込むための呼吸孔だったのだ。そこに毒入りの津波をぶち込まれたのだからロキのダメージは想像以上だろう。

 ともかく巨人や魔獣も一掃されただけじゃなく、ソーナ会長の眷属である俺達はこの魔水の津波で清められた空間に於いて一時的にパワーアップし、奴等はその逆。

 結果、奴は融合を維持できなくなって元の姿になって現れた。

 いや、大分魔水による酸にやられたのかあちこちボロボロで見る影もない。

 

「おーおー、水も滴る美男子のご登場だぜ。カッコイー。ステキー」

「いやあの年で美男子はないでしょう」

 

 アザゼル先生の冷やかしにヴリトラ様はマジトーンで突っ込んでいた。

 

 ー

 

 かくして俺たちはロキの討伐に成功。

 なんでもアースガルドの牢獄に収容されたという話だ。

 しかしそんな話は今の俺には関係ない。

 ささやかな勝利の宴のあと、俺とヴリトラ様はいつもの様に部屋にて肌を重ねる。

 

「んっ……♡くすぐったいですよ♡」

 

 ヴリトラ様の豊満かつ邪竜などとはとても信じられない青白くも清らかな肌の上を優しく擦る俺。

 その柔肌は絹の様に滑らかで肌触り抜群で、胸元に咲くピンク色の乳首と乳輪も実に美味しそうだ。

 豊かな乳房を掌で感じつつゆっくりと揉みほぐしていく。張りもあり柔らかい双丘からは彼女の体温と匂いが伝わってくる。

 そのまま指先で突起部分を弄ったり転がしたりしてみると甘い吐息と共に喘ぎ声を漏らす。

 

「ああんっ♡元士郎♡いいっ♡」

「ヴリトラ様……」

「んちゅ……♡んむぅ……♡」

 

 唇を重ね舌を絡ませ合うディープキスをしながら互いの身体を求め合うように愛撫する。

 

「んっ……元士郎、そんなに焦らなくてもいいんですよ♡でもあなたの触り方はとても優しくて気持ちいいですよ♡まるで羽毛で撫でられている様で……♡♡♡」

 

 ヴリトラ様は微笑みながら俺の頭をそっと撫でる。その手つきは優しくて暖かくて、まるで母親のような安心感を与えてくれた。

 

 

 

「ふふっ、そうですか? 

 ヴリトラ様は両腕を俺の首に回し、さらに引き寄せる。俺は恐る恐る彼女の柔らかな胸に顔を埋めた。豊かな膨らみの間から漂う香りは甘く魅惑的で、俺の鼻腔を刺激する。

 

「ヴリトラ様……すごい……」

「おおげさですよ♡ でも嬉しい……もっと触れてください♡」

 

 その言葉に促され、俺は彼女の柔らかな乳房をそっと持ち上げるように包み込みつつその先端に舌を這わせた。ピクッと震えた身体が可愛い。

 

「んぁっ……♡ 気持ち良いですね……♡ あなたは本当に上手ですよ♡もっと舐めて下さいね?」

 

 ヴリトラ様は俺を優しく褒めながら甘い声で囁いた。その声に応えるように俺は丹念に彼女の敏感な部分を責め続ける。硬くなり始めた突起を舌先で弾いたり吸ったりすると彼女は悦びの声をあげる。

 

「ああんっ! そこイイ! もっと強くしてください! ああぁぁん!」

 

 俺は彼女の望み通り激しく吸い付きながら反対側の膨らみも指先で弄ぶ。時折歯を立てて甘噛みしたり揉みしだいたりする度に彼女は甲高い悲鳴を上げ快感に溺れている様だった。

 

「あん♡んんっ♡んはぁ……♡いい♡いいわ……♡♡♡ もっとぉ……♡♡♡」

 

 彼女の声と共に胸元から温かい液体が溢れてきた。それは母乳ではなく汗のようだったが彼女の色香を一層際立たせていた。

 痛みを感じる程に勃起するペニスが彼女の秘部に擦り付けられ腰が前後に動く。それを感じたヴリトラ様は自ら脚を開いて迎え入れるような仕草を見せた。

 

「もう我慢できないんですか? いいですよ♡ 私の中で気持ち良くなってください♡」

「はい……お願いします」

 

 そう言って俺は彼女の上に覆いかぶさり肉棒を蜜壺に差し込んだ。熱い粘膜に包まれる感覚に背筋がゾクゾクする。彼女の中は狭く締め付けるように絡み付いてきて挿入しただけで達してしまいそうになる程だった。

 

「んはぁ……♡ 入ってきたぁぁぁ♡♡♡」

 

 最奥まで到達すると彼女は歓喜の声を上げて全身を震わせた。膣内がじわじわと締まり、まるで欲望の離岸流に攫われてしまう。桃先輩、仁村、椿姫先輩、そして会長。

 彼女たちの事も忘れかける程に、俺は目の前の女神竜に夢中になっていた。

 

「んん……♡ 元士郎♡」

 

 ヴリトラ様は俺の名を呼ぶと微笑んだ。その笑顔に胸の奥がきゅっと締め付けられるような感覚を覚える。

 

「もっと♡もっと♡ 激しくしてくださると嬉しいです……♡」

 

 その言葉に促されるまま抽送を開始する。最初はゆっくりとしたストロークだったが徐々に速度を上げていく。パンパンという卑猥な音と共に結合部から愛液が飛び散りシーツを濡らしていく。その光景を見て更に興奮が高まっていった。

 

「あっ♡んっ♡んああっ♡」

 

 彼女は大きな声で喘ぎ始めた。その声を聞く度に腰の動きが速くなる。打ち付けるたびに乳房が揺れ動きその先端は赤く染まり艶やかに輝いていた。

 

「ひゃん♡ あぁっ♡ あんっ♡」

 

 結合部から溢れ出す愛液が俺の腿まで濡らす。彼女の中は熱く湿っていて奥へ進むほど締め付けが増していく様だ。その強い圧迫感に耐えきれず早くも射精しそうになるものの歯を食いしばり耐える。

 

「んんっ……♡ もっと♡ もっと欲しいです♡ 元士郎♡♡♡」

 

 ヴリトラ様の蕩けた声に誘われて俺は彼女の腰を持ち上げる。四つん這いになる女神竜の姿に俺は猛り狂い、ひたすら腰を振る。

 

「ヴリトラ様! 好きです!! 大好きです!!」

「私も♡ 元士郎のこと♡♡♡ああんっ♡

 元士郎の本気ピストン♡♡♡ はああっ♡

 イクっ♡ イクっ♡ イっちゃうぅぅぅぅ♡♡♡」

 

 結合部から淫らな水音が響くたびにヴリトラ様は嬌声を上げた。彼女の背中には汗が滲み、腰は打ちつけられるたびに揺れ動く。

 

「愛してます! ヴリトラ様!!」

「ああっ♡ 嬉しいっ♡ もっと♡ もっと突いて♡

 んはぁぁ♡ 激しい♡ あっ♡ あんっ♡

 元士郎♡ 愛してます♡ 愛してますぅぅぅぅ♡♡♡」

 

 彼女の満月の様な臀部に俺の肉棒が何度も叩きつけられる。白い肌に映える汗と愛液で濡れた股間が月明かりに照らされていた。

 

「んああぁぁっ♡ もうダメぇ♡

 イクっ♡ イクっ♡ またイっちゃうぅぅぅ♡♡♡」

 

 背中を弓なりに反らせて絶頂するヴリトラ様。その瞬間に膣内が激しく収縮し、俺はたまらず精を放った。ドクンドクンと脈打つ感覚と共に温かいものが広がっていく。

 

「あっ♡ 熱い♡ 元士郎の♡♡♡」

 

 快楽の余韻に浸りながらもお互いの名前を呼び合う二人。やがてヴリトラ様はゆっくりとこちらを振り向いた。潤んだ瞳と微笑みが交わる瞬間。

 

「素敵でしたよ♡ 元士郎♡

 まだ……できますよね? ♡」

 

 女神竜の誘惑に応えるべく、俺は再び彼女を抱きしめた—。

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