※この作品はR-18です。

魔法科高校の劣等生~裏フローラの煌き~   作:春薪 琴音

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第二十・五話

カチャッ

 

「おかえりなさい、達也。」

「楓か。」

 

部屋に戻ってきた達也を待っていたのは、言葉の通り祝賀会が終わってやってきていた楓だった。

達也は疲労を理由に祝賀会の出席を断ったのだが、部屋で休みを取っていたのではなかった。

もちろん楓はそれを知っていたので、こうして部屋で帰ってくるのを待っていたのである。

この大会で一高が狙われていたのは初日からわかっていたことだが、よりによって深雪が標的にされたのだ。

楓はもちろんだが、それを達也が許すはずがなかった。

今回の黒幕を文字通り滅してきたであろう達也に声をかけて近づく。

邪魔をし害を及ぼす相手を排除したというのに、達也の気は怒りが抜けきっていなかった。

普通の人間なら近づくことさえ憚られる達也に、楓は躊躇なく近づき抱きしめる。

 

「達也の気の高ぶりを、私に受け止めさせて?」

 

耳元で囁かれた言葉に、達也は無言で楓を強く抱きしめ返した。

この高ぶった感情を、押さえきれない怒りを自分で宥めることは出来る。

そういう構造で作られているのだから問題ないが、それでも時間は要するし多少支障が出てしまう。

もし達也の感情を収めることが出来るとしたら、その相手は楓以外に存在しない。

そして、達也も楓以外の前でこの感情を爆発させることは決してない。

これは達也の、そして楓の特権なのだ。

 

「ん・・・達也・・・っ」

 

積極的に楓から触れ、唇を舌で割って達也の口腔を貪る。

口付けを繰り返し縺れ合いながらベッドへとやってくると、楓は達也を押し倒し乗りかかる。

彼の頬、首筋、鎖骨に口付けを落としながら、シャツのボタンを外して、鍛え上げられた上半身を手で撫でる。

筋肉を確かめるように愛撫しながら、手はそのままズボンのバックルを外す。

唇は鎖骨から胸元、腹部へとずれ吸い付いては跡を残していく。

いつもなら達也が楓に施す愛撫を、今日は反対にしている。

彼女が自分をいやらしく、そして淫らに愛撫する姿にぞくりと背中が粟立つ。

 

「んちゅっ・・・ふぅっ・・んんっ」

 

楓はバックルを外し、チャックを降ろしたズボンの中からすでに堅く勃起している達也自身を取り出した。

逞しいそれは赤黒く、すでに先走りをこぼしてテラテラといやらしく光っている。

その先走りを指先に絡め、少しばかり竿を扱いて濡らしてから楓はぷくりと膨らんでいる亀頭を口に含んだ。

中に入る時いつもひっかかる雁の部分は張り出し、口に入れる時もひっかかる。

最大限大きく口を開いて雁の部分まですっぽり含むと、小さな舌を動かして口腔のそれを愛撫する。

 

「ぁ、はぁ・・・んぐっ・・う」

 

苦い先走りを舌で掬いこくりと飲み込み、尖らせた舌先でぐりぐりと鈴口を抉る。

びくっと怒張が震え硬度を増し、苦しさに顔を歪めながらも柔らかな亀頭を舌全体で舐め、めくれた皮の部分を丁寧に掃除する。

濃厚な味を舌先に感じて、うっとりしながら唇をすぼめ柔く刺激しながらゆっくりと顔を上下に動かす。

膣とは違う熱さと締め付けに、達也は目を瞑ってその快感に身を委ねる。

指で飲み込めない竿の部分を扱き、射精を促すように膨らんだ袋を手で揉みしだく。

部屋の中には楓が舐めしゃぶる、じゅっじゅるっという卑猥な水音が響く。

ぴくぴくと堅い腹筋が痙攣しているのを見て、ちらりと視線を上に向けるとそこには興奮した表情の達也を見ることが出来た。

眉を潜めて、じっと快感に耐え、僅かに口を開けて吐息と呻きを漏らす姿は男性に言うのも変な話だがとても色っぽい。

達也に愛撫しているのに、その姿を見るだけで楓の身体も熱くなっていくのがわかる。

じっと感じる達也の顔を見ていた楓は、彼が視線を感じて目を開けたことで目が合った瞬間驚いて、咥えていたものに軽く歯を立ててしまう。

 

「くっ・・・」

「んんっ!!」

 

その刺激が決め手になったのか、予兆なく先端が弾け大量の精液が楓の口腔に放たれた。

前回の情事からまた少し時間があったせいか、それはとても濃厚で量が多かった。

喉を焼く熱い白濁に顔をしかめながらも、楓は大量のそれをどうにか飲み込んでいく。

どろどろの液体が喉に絡んでくるため飲みにくかったが、どうにかすべてを飲み下す。

最後に尿道に残っている残滓を吸い出して綺麗に掃除をしてから、ゆっくりと唇を離す。

ちゅぽっと音を立てて離した性器は、一度射精したにも関わらず全く硬度を失っておらず、達也がまだ高ぶったままだということがわかる。

 

「ん、まだ・・・ね。」

 

目を向けると、達也が視線だけでどうする?と訴えられて、楓は身体を起こして膝立ちになり、スカートを持ち上げる。

全部は持ち上げていないが、ちらりと見えた中に下着はなかった。

そう、すでに事態を理解していた楓はこの部屋で待っている間に下着を脱いでいたのだ。

素肌のそこは先ほどの口淫で濡れてとろとろになっており、達也を迎え入れる準備はとっくに出来るている様子だった。

怒張を手で支えてゆっくりと腰を落とすと、太い亀頭が狭い入り口を広げて奥へと入ってきた。

 

「ぁ、あっ・・・はっ」

 

ずぶずぶと質量と熱のあるものが胎内に入ってくる感覚に、楓は甘い声を漏らして身悶える。

半分くらいのところで一旦腰を止めて一度吐息を吐いてから、気持ちを少し落ち着かせる。

今でも圧迫感と快感はすごいが、これが奥まで入ってきたときの気持ちよさを知っているだけに楓はもっと先を求めてしまう。

身体の奥がこの先の期待に愛液を分泌させているのがわかる。

そして、その快感を求めて一気に腰をすべて落とした。

 

「ぁああっ!」

 

ごつっと堅い亀頭が最奥にぶつかった瞬間、瞼の奥でちかちかと火花が散った。

軽く達してしまったのか、楓は身体を震わせ中の達也自身をきゅうっと締め付けてしまう。

このまま落ちてしまいそうになる意識を必死につなぎ止めて、続きをと思うのに身体が言うことを聞いてくれない。

 

「ひゃっ!ぁ、やぁっ!!だ、めっ・・んんっ!」

 

その間にぐいっと下から突き上げられ、びくんっと身体が大きく痙攣する。

見ると、どうやら動く様子のない楓に焦れて達也が自分で動き出していたらしい。

断続的に力強く突き上げられ、楓は悲鳴を上げる。

一度軽く達し、快感で子宮が降りているところを抉られるのはあまりにも刺激が強すぎた。

 

「だめ・・私、が、動く・・からぁっ!」

 

だめだと言ってはいるものの、楓の身体は強い快感を求めており、子宮口は開き達也の先端に食いついている。

子種を求めるように亀頭を締め付けてくる胎内に、達也は動きを止めることが出来ない。

気が付けば、達也はしっかりと楓の腰を掴んで激しく動いている。

楓ももう自分で動くことが出来ず、ただ激しい動きに翻弄されて喘ぐことしか出来ない。

 

「くっ・・・楓、出す・・ぞっ」

「ぁ、あっ、ちょう、だいっ。達也っ!」

「・・・っ!」

「ひ、ぁあああっ!!」

 

二人の身体がぴったりと重なった状態でほぼ同時に絶頂を迎えると、達也は楓の奥に熱を吐き出す。

その熱さと奥を濡らされる感覚に声を上げながら、楓は強い絶頂感に震える。

射精が終わった頃になっても、楓の絶頂の余韻は残ったままだった。

後ろに倒れそうになるのをそっと押し倒して、今度は達也が上になると奥に埋まったままの自身を腰を揺らして動かす。

 

「ん、ぁ・・・達、也っ・・・」

「まだ・・・楓、俺の熱を受け止めてくれ・・・」

 

そして達也の気持ちが落ち着くまで何度も楓は、受け止め続けたのだった。

 

 

 

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