【あらすじ】
多大な犠牲を出したネルフ襲撃からの大事件が収束して数ヶ月が経った。
マンションに1人いるシンジは大切な人の帰りを待っており――
「……ただいまシンジくん」
生き残ったミサトと感動の再会をするシンジ。
シンジにとってそれだけで十分だったが……
「“大人のキス”の続き……したい?」
ネルフへの襲撃。
多大な犠牲を払うことになった悲劇から3ヶ月が経とうとしていた。
ある意味で中心人物とも言える少年――碇シンジは時計を見ながら自宅マンションのリビングにいた。
「もうすぐ……時間のはずだけど……」
シンジは3ヶ月前のことを思い出す。
本当に、本当に一言ですまされないほど色々とあった。
父親のこと、アスカのこと、綾波のこと。
考えなければならないことはたくさんあったが、今、シンジにとって重要なことは他にある。
――大人のキスよ。帰ったら続きをしましょ
「……ミサトさん」
襲撃の際にシンジを庇って銃で撃たれたミサト。
保護者であり、同時に姉のような存在との最期かもしれない別れは非常に辛かった。
「大人のキス」だの「続き」だの……もう会えないかもしれないという遠回しな別れの言葉だったことにすぐ気付いた。だからこそ、自分のするべきことを成すために勇気を振り絞ってエヴァンゲリオン初号機に乗った。
その後の紆余曲折は訳の分からないことが頻発したうえ、どうにも記憶が曖昧な部分があるのでよく思い出せないでいた。
ただ1つ、シンジにとって嬉しさを感じずにいられない事実がある。
それは、
――ピンポーン
「――っ」
玄関のチャイムが響き、シンジは走り出す。
急いで玄関の扉を開けば、そこにいたのは……
「……ただいまシンジくん」
「おかえりなさい、ミサトさん……!」
重傷から生き残り、完治して戻ってきたミサト本人だった。
感極まったシンジは勢いよくミサトへ抱きつく。
ミサトも、そんなシンジに驚かず優しく抱きしめかえした。
「もう……シンちゃんってば。ちょっと痛いわよ」
ミサトが苦笑いしながらシンジの背中を軽く叩く。
抱きついてきたシンジはミサトの胸に顔を埋めながら涙を流していた。
「だって……ミサトさんが……死んだんだって、思ってて……」
怒濤の展開だった襲撃日。
きっとミサトは自分をエレベーターに乗せた後、息絶えたのだろうと漠然と理解して託されたネックレスを手に泣いたシンジ。
だが全てが終わり、様々な事が判明して分かったことで吉報が。
意識不明の重体ながら、葛城ミサトの生存を確認。
その知らせを受けて……どれだけ嬉しかったか。
情報規制やら保護法がどうとか非常に難しい話も並行して進められていたので、会うどころか電話で話すこともできなかったが、意識を取り戻して順調に回復していることだけは告げられた。
そして、この日。
ある程度の自由がようやく許されたことで再会が叶ったのだ。
「泣かないの。言ったでしょ? 帰ったら続きをしましょって」
ミサトの言葉にシンジは顔を上げる。
その表情は大きな恥じらいと……ほんの少しの、思春期特有の期待が入り混じっていた。
「覚えてたんですか……あの時の……その……」
「忘れるわけないじゃない。あの時は一生の別れになると思ってたんだから。まさか生きて帰ってこれるなんてね」
ミサトは照れ隠しのように笑いながら思い出す。
実際、9割は死んだと自分でも思っていたのだ。今でも体からどんどん血が流れて寒くなっていく感覚を覚えている。死んじゃうけど、最期に希望を残せて良かったと意識が朦朧としていき――気付けば、知らない天井が目に入った。奇跡的に生き延びたと聞かされた時も、最期に自分が見ている夢だと勘違いした程だ。
そして、希望を託して見送ったシンジが大立ち回りしたことで、少ないながらも生き残りが出たことを人伝に聞いて安堵した。
あの気弱で、守ってあげたくなって、でもここぞの時に勇気を出して行動できる男の子がやってくれたのだと誇らしかった。
同時に、生き残ったからこそ……選択肢をあげようと思った。
もしも望むなら、本当にその通りにしてあげようと。
ミサトは、優しい眼差しでシンジを見つめる。
「“大人のキス”の続き……したい?」
「うぇ? ぁ……あのこと……は……」
シンジは顔を赤らめながらモジモジとしだす。下半身に血が巡っていくのを感じ取りながら理性で押さえ込む。
「あくまで……最期だからと思ったから出たリップサービスみたいなものですよね……」
「まぁ、そこは否定しないわ」
「…………」
「でも……もしも、本当にがんばったシンちゃんと続きをしてもいいって言ったら――どうする?」
「興味は………………あります」
「私、シンちゃんより10歳以上も年上よ」
「……魅力的な、女性だと思ってます」
「シンちゃんのエッチ」
「ぁぅ」
「冗談よ。……よくがんばったわね」
「ミサトさん」
「ずっと、思っていたのよ。シンちゃんには全部を受け止めてくれる人が必要なんだって。辛い気持ちも何もかも抱きしめて慰める人が」
「…………」
「これまでずっとがんばってきたご褒美。他の誰も与えないなら……私がいっぱいしてあげる。例えそれが、他人からとやかく言われることでも……」
「…………」
「さぁ、シンちゃん。あの続きは中で……ね?」
「……はい」
シンジは目を逸らしたまま頷いた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
マンションに入ると玄関に鍵をかける音だけが響く。
靴も脱ぎ、示し合わせたかのようにシンジの部屋へと入り、電気を消して月明かりだけが照らす中、2人は静かに向き合った。
心臓の鼓動が早くなるのを感じながら、シンジは意を決して口を開く。
「ミサトさん……いい、ですか……?」
緊張した声色だったシンジだが瞳には真剣な光があった。
それに対してミサトは優しい微笑みで返す。
「えぇ……でもその前に」
ミサトは顔をほんの少しだけ下げて、シンジと目線を合わせる。
「ぁ……」
その仕草だけで十分すぎるほどだった。シンジは顔を赤らめ、ミサトはそっと顔を近づける。
「ん……」
「んんっ」
柔らかな唇同士が触れ合う感触。
かつて、別れ際のキスの時は感じる余裕さえなかったからこそ鋭敏に感じる――大人の女性特有のフェロモン。それがシンジの頭をクラクラとさせる。
(確か……舌を絡ませるんだっけ)
シンジは舌先でチョンとミサトの唇をつついて開けてもらおうとすれば、拒むことなく舌を受け入れてくれた。ヌルッとした感触に、全身の血液が沸騰しているような感覚に陥る。
――ちゅぱっ、れろぉっ……んぷっ……
卑猥な水音だけが室内に響き渡る。
(すごい……これが……本当の、大人のキス……)
今まで知らなかった世界に踏み入れた興奮と不安、両方が入り混じった複雑な心境だった。粘膜同士の絡み合いがこれほどまでに満たされるものだと初めて知った。
「ふぅ……んむっ……んぁ……♡」
どちらのものともわからない吐息交じりの喘ぎ声が漏れ出る度、ゾクッとする快感がお互いの体中を駆け巡る。
「……ふぅ」
「ぁ……」
どれくらい時間が経っただろうか。
ようやく口同士が離れた時には、満足げに息を吐いていた。
銀色の橋がお互いの口元を一瞬だけ繋げ、消える。
「はぁ……はぁ……」
鼓動が早い心臓に若干苦しみながらシンジは呼吸を整える。
潤んだ瞳と紅潮した頬、肩で大きく呼吸をしている姿。ミサトのそんな様子を見れば、改めて自分がどれだけ大胆な行動をしていたのか理解できた。大人であろうと性的な快楽は同じということだろうかと考えてしまう。
「……」
思わずゴクリと生唾を飲み込む。
このキスの“続き”ということは……そういうことのはずだから。
「ふふ♪」
すると、ミサトは両腕を広げてきた。何を意味しているのか――聞くまでもなかった。
シンジは玄関の時よりも深く、ミサトの胸に顔を埋める。そのまま両手で胸を揉んでいった。
「ミサトさん……ミサトさん、ミサトさん!」
「あん♡ シンちゃんったら」
ブラジャー越しとはいえ、初めて触れる大人の乳房の柔らかさ。それがとても心地よく感じてしまい夢中になってしまう。
「シンちゃん」
「ふぁ……」
「そこから先は……本当に大人のキスの続きになるわ。私も、途中で止められる自信がないの。本当に……私なんかが初めての相手で良いの? 年だって……それなり以上に離れているのに……」
それに対して、シンジは――
「はい。僕も、我慢できないんです。何より……ミサトさんが生きてるってことを、肌で感じたい」
「……そんな風に言われたら、断れないじゃない」
ミサトは大人の女性だから出せる色気のある笑みを浮かべた。
「いいわ。私がシンちゃんのこと……大人にしてあげる」
シンジは何も躊躇することなく、その言葉に従った。
2人の間で交わされていた“大人のキス”の続きが始まったのだった……
「ブラの外し方、分かる?」
「たぶん……こう、ですよね」
シンジがミサトの服を脱がし、
「あらあら。シンちゃんの……おっきい♡」
「う……マジマジ見ないでください」
ミサトはシンジの服を脱がしていく。
お互いに生まれたままの姿となれば、何を言うこともなく抱きしめ合う。
服越しではなく生身の肉体と肉体が密着する。それだけでも幸せな気分になれた。
「シンちゃんの身体、温かい」
ミサトがポツリと呟く。
「そういうミサトさんも……温かい。ちゃんと生きてる。生きてるんだ……」
「ええ。ちゃんと、ここにいるわよ」
2人は見つめ合い――自然と唇を近づける。
「ミサトさん……はぁむ……」
「んふ……ちゅぷ……」
今度のキスは最初から舌を入れる大人のキスだった。
2人の唾液が絡み合う水音が響き渡る。シンジは夢中になってミサトの口内を貪るように味わっていく。唾液を含んだ舌を絡ませ合い、吸い上げて、飲んでいく度に、脳髄まで痺れてくるような快感に襲われた。それはミサトも同じだったようで、快楽によってその表情はとても妖艶なものになっていく。
今度は息が切れない内に口を離したが、お互いの舌先で相手の舌先をゆっくり舐め合っている。
「レロ……レルぅ……」
荒い呼吸を繰り返しながら互いの顔を見つめる2人。
「ふふ♪ シンちゃん、可愛い顔してる」
「ミサトさんも……すっごく色っぽいです……」
2人とも自然と笑い合っていた。
「ねぇ、シンちゃん」
ミサトが誘うように耳元で囁いてくる。
「私のおっぱい……どう?」
「え? えっと……柔らかいです……すごく……」
突然の質問に戸惑うものの正直な感想を述べる。
実際、ミサトの胸は触ると柔らかく弾力があって、いつまでも触っていたいと思わせるものだった。それこそ、キスをしている最中無意識に揉んでしまうぐらい。
「ふふ♪嬉しいこと言ってくれるわね。じゃあもっとも~っと、触ってみる?」
「いいんですか? その……」
シンジが躊躇すると、
「いいわよ。今日は私のこと……好きにしていいの」
「はい……」
シンジは喉を鳴らしながら下から持ち上げるようにミサトの胸を揉む。
意識して大人の女性の胸を揉むのは溜まらない心地よさをシンジに与えた。
手のひら全体を使って優しく撫でて感触を確かめ、乳首に指先が当たればミサトの口から甘い吐息が漏れる。その反応がどこか面白くて薄桃色の乳首を何度も弄りだした。
「んっ♡……あっ♡」
「やっぱり、先端の……乳首が、1番感じるんですね」
「そう、よ……♡ そこは敏感で…んっ…」
指先で弄ったりしているうちに、コリコリと乳首は硬くなっていき、最初によりもピンと立っていった。
「ミサトさんの乳首……立ってますよ」
「もう♡ やらしい手つきで弄られたら感じるに決まってるでしょ」
ミサトは恥ずかしげにしながらもどこか楽しそうだった。
「責任取って……もっと、気持ち良くしてくれると嬉しいんだけどなぁ♡」
そう言ってミサトは自分の胸を持ち上げシンジに見せつけた。
シンジの性知識は決して多くない。
だが、男が女性の乳首を前にしてどうするべきかは本能的に分かる。ミサトの左胸に顔を近づけ、先端部分にしゃぶりついた。
「ぁんっ!♡」
ミサトが甲高い声を上げる。
初めて聞いた女性の嬌声に驚く一方でシンジは一心不乱に吸い始める。
「ん……ちゅうぅぅぅ……ちゅぱ、ちゅぱ……!」
「やぁ♡ まって……シンちゃん……激し過ぎ……っ♡」
ミサトがそう言うも敢えて無視し、シンジは反対側に移動して同じように乳首を強く吸う。甘噛みしながら舌で押し潰したり歯で挟んだりと刺激を与えていく。
「ふわぁ…… あっ……♡ ……ぃっ♡」
次第に喘ぎ声の頻度が増える。それに伴いピクピクと身体を震わせていくミサト。
「ぢゅうぅぅ……ちゅぱっ」
「あぁっ♡ ……ぁん♡ ……っ…♡」
ようやくシンジが乳首を吸うのを止めた時には、呼吸は荒くなっていた。
「はぁ……はぁ……そんなに私のおっぱい、おいしかったの? 味なんてしないでしょ?」
「そんなことありません。すごく……夢中になりました」
「シンちゃん、どんどんエッチになっていくわね」
シンジは……もう我慢の限界だった。
ミサトの下半身。股を覆う陰毛の奥にあるはずの穴、そこに自分のモノを入れたいと。
先ほどからの情事の刺激でシンジの肉棒は既に熱く張り詰めている。目の前の大人の女性であるミサトと1つになりたい欲求が抑えきれなくなっていた。
ミサトはその変化に気づく。目の前にいる若い少年が性欲を露わにしている。自分をその性欲の対象として見ている。
「ミサトさん……」
シンジは耐え切れなくなったように懇願する。ギンギンになった肉棒を陰毛に覆われたソコにあてがい始める。
「ミサトさんの中に……入れたいです……」
その言葉にミサトは少し驚いたような顔をした。しかし、すぐに微笑みを浮かべる。
「あら、随分直接的なのね。シンちゃんならしどろもどろになると思ってた」
「すみません……でも我慢できません。ココ、痛いぐらい堅くなって……!」
シンジは正直に告白する。彼の目は欲望と期待で輝いており、その素直さが逆にミサトの母性をくすぐった。
「いいわよ」
ミサトはそう言って脚を開いた。そして、自らの陰部を指で拡げる。そこには薄い皮膚で守られた入口があり、奥では透明な液体が溢れている。
「私の大人おまんこに、シンちゃんの中学生おちんちんを入れて♡」
シンジには初めて見る光景であったが、目は釘付けになり、今まで以上の興奮を覚える。脈打つ肉棒からは先走り汁が出始めていた。
「シンちゃん、準備万端みたいね」
「はぁ……! はぁ……!」
シンジは荒い息を吐き出すことしかできないほど興奮していた。一刻も早く1つになりたいと思っているようだ。そんなシンジとは対照的にミサトにはまだ余裕があり、焦らず待つことを決める。両腕をシンジに伸ばしながら膣内に肉棒が入ってくるのをじっと待った。
――クチュ
シンジが腰を前に進めれば、秘所の入り口と肉棒がキスをする。その暖かなぬめりを感じただけでどうにかなりそうな快感を押さえ込み、挿入を開始する。亀頭が徐々に秘所に埋没し始め……
「ぁっ♡ シンちゃん……」
ズブズブとシンジの肉棒が秘所へ入っていくにつれ、ミサトは喘ぐような吐息を漏らした。
「あ……うぁっ……! すごっ……! 中……」
「あっ♡……あぁ……ん♡」
ミサトがシンジを強く抱きしめ始める。膣内の圧迫感がシンジの肉棒に絡み付き、あまりの締まりによる快感で意識が飛びそうになる。
「あ……はぁっ……くぅっ……!」
シンジは歯を食いしばり射精しないよう我慢した。
まだ半分も入っていないのだ。ここで出してしまえば男として情けない。
「……っ、は、ぁあ……気持ちいい」
「がんばってシンちゃん。あと少しで……シンちゃんの、全部、入って……!」
ミサトの励ましもあり、最後の一押しと共に一気に根元まで挿入した。
「う……ぁぁっ!!」
「ああ……っ♡」
2人はほぼ同時によがるような声を出す。シンジは肉棒の全てがミサトの体内に入ったことで得られる充実感を感じながら動きを止め――
――びゅる、びゅるるるっ
あえなく射精してしまった。
「あ」
どうしようもなく誤射だった。肉棒は堅いままだが、情けなさに顔を覆ってしまう。
「初めてなんだもの。失敗してもおかしくないわよ」
「……はい」
「それに――」
ミサトはシンジの手を自分の下腹部へ運ばせた。
射精による温かさを感じるお腹の箇所を撫でさせる。
「シンちゃんの精子……あったかくて……すごく満たされた気持ちになるわ」
「ミサトさん……」
誤射という形で童貞を卒業してしまったことに思うことは多々あったが、まだ勃起状態は続いているためすぐに抽送を再開することは可能だろう。寧ろ1度射精した分、今度は長くセックスできるはずだった。
「あの」
「な~に?」
「今度こそ、動いて……ミサトさんのことも、気持ちよくしてあげたいです」
シンジが自分を見る瞳――情けないまま終わりたくないという気持ちが分かるその目を見て、ミサトは不覚にもキュンとしてしまった。
「うん。いっぱい動いて、一緒に気持ち良くなりましょ♡」
「はい」
再びシンジは腰を振り始める。
1度射精したため亀頭が敏感になっていたが関係なかった。抽挿を繰り返して膣壁を擦っていく。
「あっ♡……んっ……んっ♡ ……あはっ♡」
「はっ、あっ……くっ……うっ……っ」
肌同士がぶつかる音が響く。結合部からは愛液と最初に出した精液が混ざって泡立ち、白濁していた。ミサトは必死に腰を振るシンジの背中に腕を回す。自分の中で暴れ回っているものを包み込んで離さないつもりで、両足もお尻の辺りで交差して抜けないように。
「あ♡ あっ♡ あぁっ♡ はげしっ♡」
「はっ……あうっ……ううぅ、気持ちいい……きもちいいよぉ……!」
何度も何度もピストン運動を繰り返す。
温かな膣内のヒダと肉棒が擦らることによって得られる快楽に頭が溶けそうだった。意志とは関係なく肉棒は射精のために膨れ、ミサトはそれを自分の中で感じ取った。
「出ちゃいそう? また、私の中でびゅっびゅっしたい?」
「ごめんなさいミサトさん、もっとしてあげたいのに……もう……!」
「我慢しないで♡ 好きなときに、好きなだけ出していいから!♡」
「ああ、出ちゃう……出ちゃううううううううぅぅぅ……!!」
シンジの方も必死になっていた。我武者羅に腰を打ち付けるペースはどんどん早くなっていく一方であり、
気持ち良さも我慢できないほど高まっていき、
……一気に頂点まで達して弾けた。
――ビュルッ、びゅるるるるうるるるっっ!
先程の誤射とは違う、メスの子宮に精液を注ぎ込むための射精が2人を気持ちよくさせる。
「また出てる…シンちゃんの精子……たくさん出てるっ!♡」
「ミサトさん……! 気持ちよすぎて、頭おかしくなりそう……!」
シンジにとっては初めての連続であり、強烈な快感を味わったセックスだった。
力が抜け、ゆっくりとミサトの胸元へと倒れ込み、汗ばんだ身体が重なる。
ミサトは体に強く回してた手足を緩めてシンジの体を優しく抱き寄せた。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ふぅ~~~……ふふ、気持ちよかったわよシンちゃん」
暫くの間2人は動けずにいた。
シンジの肉棒はミサトの秘所の中で未だに脈打っていたが、精液を出し尽くした倦怠感と達成感で意識が薄れていった。
満足そうな……久しぶりに見た年相応な少年の顔にミサトは優しく頭を撫で続ける。これまでの苦労を褒めるように、完全にシンジが意識を夢の中へ落とすまでずっと……
「あ~あ……我ながらとんでもないことしちゃったな~」
シンジとのセックスからしばらく経ち、さすがに寝にくいだろうと普通に寝かせたシンジの顔を同じベッドの上で横になりながらミサトは見続けた。
自分の冷静な部分、大人としての部分が顔を覗かせて呆れた気持ちにさせる。
中学生の男の子と体を重ねるなんて何を考えているのだと。
「仕方ないんだけどね。本当ならアスカとか、レイとか、同い年ぐらいの子に任せたかったけど……そんな余裕なかったし」
「加持くん……アナタが知ったらどう思ったのかしらね。呆れる? 苦笑いする? もう私には分からないわ」
「それに――」
自分に対して呆れてた表情から一変、ミサトは作戦指揮を執っている時と似た真面目な表情となる。眉間に皺を寄せて怪訝さを隠さずに。
(ネルフの襲撃からの一連の流れがおかしすぎるわ)
ミサトは病院で目覚めてから最低限のリハビリを済ませて、事態の把握に勤しんだ。結果、どういうわけか関係者の記憶が非常に曖昧になっており、映像記録が一切残っていないという異常事態が発生していた。
なのに、ほとんどの人間が大した問題ではないと切り捨てている。
碇司令、リツコ、生き残ったネルフ関係者、アスカ、レイ……誰もが記憶の曖昧さに疑問を抱いていない。どころか、ミサトが指摘してしばらく会わずにいるとまた疑問に思わなくなるという始末。
あの日、自分が倒れた後のことで大まかに分かっているのは――
アスカが特殊部隊や量産型エヴァを相手に大立ち回りしたこと。
碇司令、リツコ、レイとの間で重要なやり取りがあったらしいこと。
ピンチになったアスカをシンジが初号機で助けたこと。
ネルフの最奥で封印されていた使徒が目覚めて
――これだけだ。
そう、たったこれだけしか分からないのだ。
なのに主要な人物たちは無事に生き延びて、現在ネルフの関係者の処遇は日本政府の預かりになっている。
他でもない自分自身も何かしらの影響を受けている可能性が高い。
(調べること、やるべきこと、たくさんあるけど……)
「スぅーーー……みさと、さん……」
「今は、シンちゃんの顔を見ていたいかな」
これから自分たちの関係はどうなるのだろう?
これまでは漠然とアスカやレイとそういう関係になったりする可能性もあるのかもと、使徒との戦いを終えて高校生なったら新しい少女との出会いを経て恋人になるのかもしれないと、そんな風に考えていた。
別に恋人関係になったわけではない、ないが――こうして体の関係を持った以上はそれまでと同じ関係ではいられないだろう。恐らくというかたぶん、明日以降も時間があればセックスする関係が続く。かつての大学生時代のように。
「ま、難しいことは明日また考えればいいわよね」
眠気が強くなったことでミサトも寝る準備をする。
最後、寝る前にシンジの額にキスをし――
「おやすみなさい」
静かに呟き、枕に頭を乗せて眠気に身を任せた。
……意識が落ちていく。
……まどろみの中で自分の姿が溶けていく。
……一瞬だけ赤い海が見えた気がして、
……ミサトの意識は――そこで途絶えた。
最後の方がどういったこと?となってる読者へ。
理由はあります。
旧劇場版の世界からシン劇場版が繋がっているなら、アスカの「気持ち悪い」発言の後どういう過程を挟んだかは不明ですが、世界の再創造が起こったってことですよね。ぶっちゃけ良く分かりませんけど。
なら極論、アスカとのあのシーンいらないじゃないですか。アレようするに再創造までの無駄に長いダウンロード時間みたいなもんですし、もう少しだけシンジくんに優しい世界を見せてくれたっていいじゃないですか。
つまり今回のIFストーリー、胡蝶の夢みたいなもんです。
アスカとの見てるだけで苦しいやり取りが一切無く、「ミサトさんともう1度会いたい」というシンジくんの願いが強かったことで生み出された“限りなく現実に近い夢”です。襲撃後のこととか全部フワッとした“設定”でしかありません。ミサトさんはシンジくんの願いの「起点」となっていたから少しだけ違和感を覚えてましたが関係ありません。
とにかくミサトさんとシンジくんを感動の再会&セックスさせてあげようぜ!な世界を一時的に用意してあげただけ。なので、ミサトさんが眠りについた時点でこの世界は終わりです。明日なんてきません。
そういった『IF妄想ストーリー』ってだけです。それ以上でもそれ以下でもない。
ミサトさんのAIイラスト、1枚目って最初思いっきり失敗したんですよね。「おっ、ええやん」と思って作り終えたあとに違和感覚えて、何が変なんだ?と見続けて……首が長すぎること判明。『東京リベン〇ャーズ』かよと笑いました。
あとお腹の傷は完全に無視することにしました。同じの連続でできないから。