※この作品はR-18です。

二次創作R18作品群(IF、妄想)   作:影薄燕

7 / 20
 原作「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」の二次創作R18作品。
 Web版、第5章、95話「本気」のIF。

【あらすじ】
 もしもあの時、連れ去られてランベールの屋敷に連れてこられたのがアンジェリカ(アンジェ)だったら……?
 気丈に振る舞い、しかしランベールによって聖樹の力で拘束され、犯された末に――危険日にも関わらず中出しされて受精してしまう。絶望するアンジェリカにランベールは避妊薬(アフターピル)を条件に“聖樹の誓い”を迫った。

※結構長いです。


 感想、お気に入り、評価を待っております。


IF:もしも誘拐されたのがアンジェリカなら~危険日中だしと避妊薬の契約~

 

 とある部屋。

 そこには何かを堪えるかのように眉間に皺を寄せたアンジェが腕を組みながらベッドに腰掛け、人差し指で腕をトントンと一定のリズムを刻むかのように叩いていた。親しい者が見ればイラついているとすぐ分かっただろう。

 

「リオン……リビア……」

 

 王国から共和国へ留学した婚約者のリオンを尋ねてリビアと共に共和国へ訪れていたアンジェリカことアンジェ。

 来てみればいつも通りのやらかしをしていることに呆れたり怒ったりなどしたが、概ね平和な時間を過ごしていた。

 

 それが破られたのは数時間前。

 

 共和国はリオンが正当に手に入れた重要なアイテムである“聖樹の苗木”とその巫女であるノエルを奪うために奇襲を仕掛けたのだ。いくら自国に関係する重大なモノと人とはいえ、最低限以上に正当性がこちら側にある中で大軍を率いて襲うなど外交的考えからしてもありえないほどの暴挙だった。

 だが共和国はそれだけでは飽き足らず、リオンへの人質としてアンジェを――レッドグレイブ公爵家の令嬢を人質としてこの屋敷へと連れてきたのだ。もはや暴挙以前の問題だ。このことが知れれば戦争になってもおかしくない。

 

(それほどまでにリオンに傷付けられた共和国のメンツとやらが重要なのか? それとも共和国にとって最も重要な聖樹に何か問題があり、早急に“聖樹の苗木”と巫女が必要になった? ダメだな……情報が足りない)

 

 本当なら今すぐにでもここから脱出したい。

 だが、連れてこられた際の屋敷の防衛はいっそ過剰なほどであり、数時間が経った今でも窓の外には警備の者が何十人とうろつき、屋敷の中も人の気配を多く感じた。アンジェも炎の魔法を中心に戦闘力は高く、ちょっとやそっとの敵が相手なら負けるつもりはないが、さすがに敵の陣地で騒ぎを起こすには数が多すぎた。

 

「大丈夫だ落ち着け。あの時のように、きっとリオンが助けに来てくれる。あちらも奇襲を仕掛けたと言っていたが、あのリオンが死ぬわけない。そうさ、落着くんだ私」

 

 屋敷に連れてこられた際に、不届き者の1人からリオンも同時刻に襲撃を受けて共和国の英雄(?)に破れたのだと言っていた。

 アンジェの婚約者であり王国の英雄であるリオンが遅れを取るとは考えずらいが、アロガンツの情報を得ている以上は奇襲用の秘策ぐらいは立てていてもおかしくない。場合によってはアロガンツは破壊された可能性もあるだろう。

 

 それでもリオンであれば必ず助けに来てくれると信じていた。

 心配なのはどれ程の怪我をしたかということ。このような暴挙を働く側の人間に試合形式のような人命に関わる怪我をさせない配慮を求めるのは間違いだろう。相棒のルクシオンや光魔法が使えるリビア(それとマリエ)はいれば命の心配はいらないが、重傷だった場合は目覚めるのに時間が掛かる。

 

(私が動くとしたらリオンが目覚めて救出のために動いた後だ。アイツなら場を混乱させるために何らかの騒ぎを起こす。その時のためにも、今は人質として従順なフリをしなければ……)

 

 実際に逃げ出すか、それとも人質にされないように隠れるかは状況次第だが、いつでも動けるようにとアンジェは意識した。

 

 

 ――そこへドタドタと足音が聞こえてくる。

 

 

「何だ?」

 

 共和国の兵士のような統制の取れた足音ではない。

 まるで傲慢な人間が怒りに身を任せて立てているかのような音だ。

 

 アンジェが警戒しているとドアがバンッ!と開かれた。

 そこには40代ほどの肥満体の男が立っていた。興奮したように息を荒げながら、ベッドに腰掛けるアンジェを睨み付けている。

 

「貴様があの小僧の婚約者とやらか! あの“外道騎士”の!!」

 

「貴様は……もしや、この屋敷の主の……?」

 

 アンジェは相手に合わせて睨み返した。

 これまでの経験から、こういうタイプの男はこちらが控えめに対処しようが、強気になろうが関係なく難癖を付けて傷付けようとしてくると分かっていたからだ、なら、わざわざあちらに合わせてやる必用もない。

 

「この襲撃計画を立てたのは貴様か? それとも共和国の六大貴族の総意なのか? どちらにせよ、王国の留学生を襲撃した上に公爵家の娘を誘拐するなど国際問題だぞ」

 

「フンっ! 王国などに何を恐れる必要がある! 共和国には頼りになる英雄がいるのだ。まだ聞いていないのかぁ? オマエの婚約者とかいうあの小僧が敗北したということを?」

 

「一方的に因縁を付けて奇襲してきた分際でよくもそれだけ吠えられるな。同じ土俵で戦う勇気がなかったからリオンや私たちに襲撃をかけ、こうして私のことも人質にしたのだろ。共和国の英雄が聞いて呆れる」

 

「……なんだと」

 

 アンジェには2つだけ誤算があった。

 

 1つは共和国の貴族は元々持っていたプライドを取り戻すという建前の元、本来なら絶対にあり得ないことを平然とやってのける下地があったことだ。

 

 そしてもう1つは――ランベールがアンジェの想像を超えるほど傲慢で、感情的で、直情的で、ゲスだったことだ。

 

「あの小僧の婚約者なだけはある。なんて口の利き方がなっていない娘だ。……これはおしおきが必要なようだな!!」

 

 ランベールが右手にある“聖樹の紋章”を光らせる。

 すると、部屋のどこから現れたのか何本もの植物の蔓のようなものが現れ、一瞬でアンジェの四肢を拘束したのだ。

 

「なっ!? 何だこれは!? 離せ!」

 

 両手足を蔓で縛られ身動きできないアンジェ。

 こうなったらと、自傷覚悟で火魔法で蔓を焼こうとしたが、

 

「そんな小細工が通用すると思ったのかぁ?」

 

 手に集まっていた魔力が霧散し、強制的に魔法を止められた。

 

「そんな……!?」

 

「これが絶望というものだ……ふむ」

 

 ランベールは蔓によって身動きが取れないアンジェを見ると舌なめずりする。

 

「良く見れば中々に良い体つきをしているな……あの小僧の婚約者である小娘の初めてを儂が奪ったと知ったら――あの小僧はどんな顔をするか……!」

 

 アンジェを拘束する蔓が動いた。大の字になるように、何をされても何も抵抗できない体勢でベッドに拘束される。

 

「な!? ま、さか……!」

 

「あの小僧のことなど忘れてしまうぐらいヒィヒィ言わせてやる!」

 

 ランベールはアンジェが拘束されたベッドに近づく。

 上着を脱ぎ捨て、器用に歩きながらズボンを脱いだ。

 ズボンを脱いだことで見えたランベールのパンツは……徐々に膨らんでいるように見える。それを見たアンジェは顔を青くする。

 

「おい、ふざけるな……そんなこと、許されるわけが――!!」

 

「誰が許さないと言うんだ? 許さなかったら何だ? オマエはこれから……儂のモノになるのだ!」

 

 ベッドに上がったランベールがアンジェの服の胸元を掴む。

 

 何をされるのか察してしまったアンジェは普通の少女のように顔を恐怖で歪ませ、悲痛の叫びを上げることしかできない。

 

「やめろ、やめろ!! リオン、助け――!」

 

 いつでもアンジェを助けてくれた英雄。

 親友と共に幸せになろうと誓った大切な婚約者。

 

 そんな彼が来ることはなかった。

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 ランベールの太い指が下着ごと布地を掴み、力任せに引きちぎった。

 ビリビリッ!という音と共に制服のシャツの胸元が無残にも引き裂かれる。

 

「ああっ!? み、見るなあああああああああああっ!」

 

 アンジェの口から悲鳴が漏れる。

 晒された豊満な乳房は重力に従ってわずかに垂れ、それでもなお張りのある白い肌が室内の光を受けて艶めいていた。ピンク色の乳首は恐怖からか硬く尖っている。

 

「ほう……これは見事な乳だ。あの小僧もさぞ楽しんだことだろうな。いや、その反応……見せたことすらないとみた!」

 

 ランベールは下卑た笑みを浮かべながら、両手でアンジェの胸を鷲掴みにした。脂肪の塊が指の間から盛り上がるほどに柔らかくそれでいて若さゆえの弾力が掌に跳ね返る。

 

「や、やめ……触るな……っ!」

 

 アンジェは顔を背け唇を噛みしめて屈辱に耐えようとした。しかしランベールは構わず指を動かす。親指と人差し指で乳首を摘まみ、ゆっくりと捏ね回し始めた。

 

「んっ……! くっ……!」

 

「遠慮することはないぞ。声を聞かせろ、性に疎い体で喘げ……!」

 

 ランベールはさらに深く指を食い込ませる。円を描くように乳房全体を揉み込み、

 時に優しく、時に強く圧迫した。アンジェの肌が薄く汗ばみ始めわずかに色づく。

 

「はっ……や…やめ……っ」

 

 アンジェの抗議の声――その中に微かな震えが混じった。

 ランベールはそれを聞き逃さない。

 

「感じるんだな? あの小僧に触れられたことのない場所を儂の手で知るのはどうだぁ?」

 

「黙れ……! その汚い手を離せ……!」

 

 涙で潤んだ瞳をキッ!としながらアンジェは睨みつける。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 しかし、その視線さえもランベールにとっては快感の一環となる。睨む余裕さえ無くなった時を想像しながら、本人の意志とは無関係に立っている乳首をつまみ上げ軽く引っ張った。

 

「ひゃあっ!」

 

 鋭い刺激にアンジェの身体が弓なりに反ったが、蔓で拘束されているため逃れられない。

 

「いい反応だ。もっと素直になれ……!」

 

 ランベールは片方の乳首を口に含み吸い付いた。もう片方は指で激しく捏ねくり回す。舌先で突起を転がし歯で甘噛みし吸い上げる。アンジェの身体が小刻みに痙攣しはじめた。

 

「んっ……! やめっ……そんなところ、吸うなぁ……! ゃっ!」

 

 アンジェの抗う声にも熱が帯びてくる。

 ランベールの舌が乳輪を円を描くように舐め回し中心の蕾を突く度にアンジェは甲高い声を上げそうになり歯を食いしばり続けた。ただの生理現象とは言え、このようなことをする最低な男を喜ばせるような声を上げたくなかった。

 

「はぁ……はぁ……はぅっ……!」

 

「抵抗する割には感じているではないか」

 

 ランベールは再び乳房全体を包み込むように掌を被せ上下左右に揺さぶるように揉み始めた。乳房の重量感を楽しみながら乳首を爪でこすりあげる。アンジェはどうにか喘ぎ声を押し殺そうとするが、喉の奥から漏れる吐息が止まらない。

 

「ふぅ……んっ……! はぁ……!」

 

「気持ちいいだろう?  これまで性を知らなかっただけで、オマエの体はもう儂による気持ち良さを欲しがり始めている。淫売の資質があるようだな」

 

 乳房を大きく持ち上げるように揉みしだき谷間を作るように寄せ、左右の乳首を同時に摘まみ上げた。アンジェの口から初めて大きめの喘ぎが洩れる。

 

「ああぁんっ!♡」

 

「そうだ! その声を聞きたかったのだ! もっと聞かせないか!」

 

 ランベールは興奮を露わにして更に激しく、巨乳の形が変わりそうになるほど責めたてる。若さゆえの張りと弾力のある、しかし確かな柔らかさも持った巨乳に興奮がドンドン高まっていた。アンジェは体を何度もくねらせ快楽を我慢しようとし、最後まで屈しないよう全身に力を込める。

 

「負け……ない……こんな卑劣な奴に……っ!」

 

「強情だな。だが、その方が堕とした時の達成感は大きい」

 

 ランベールの指が、掌が、舌が、容赦なく乳房を蹂躙し続ける。

 

(なぜだ……なぜこんな……っ…)

 

 アンジェは混乱していた。胸から伝わる感覚が明らかに嫌悪すべき暴力のそれではなくなりつつあることを、認めたくなかったから。

 

(こんな男に……リオンを傷つけた共和国の……こんな下劣な肥満体の男に……なぜ私の体は……っ…)

 

 心の中では憎悪と怒りが渦巻いているのに、肉体は正直だった。ランベールの分厚い掌で揉みしだかれるたびに体の奥からじんわりとした熱が広がっていく。それはまるで、長い間閉ざされていた扉が無理やりこじ開けられるような感覚だった。

 

(これが……これが、女の感じるということだというのか……?)

 

 アンジェは婚約者であるリオンにさえ、まだこの胸を許していなかった。公の場での手繋ぎや軽い抱擁はあれど、寝室での情事には至っていない。いつかはリビアと共に自分の初めてを捧げようとは考えていたが、何となく邪魔が入りそうな気がして後にしていた。

 それが今、共和国で傲慢な男に無理やり暴かれ、辱めを受けている。

 

「んっ……ふぅ……っ…」

 

 乳首をつまみ上げられると、背筋を電気のようなものが走り抜けるような感覚がある。心では気持ち悪く思っているはずなのに、体はそんぼ意志に何度も反している。反射的に腰が浮き、喉の奥から押し殺しきれない声が漏れるのだ。

 ……自分のものとは思えない、甘く濡れた響きが。

 

(いや、違う……これは違う……! 私は感じてなんかいない……これはただの生理反応だ……!)

 

 アンジェは何度もに自分に言い聞かせる。

 しかし、ランベールの指が乳輪の縁をなぞり乳首の根元を軽く圧迫し、優しく撫で上げるたびに言い聞かせは脆くも崩れ去ろうとした。

 

(どうして……こんな……こんなに気持ち良さが……)

 

 初めて知る感覚だった。胸がただの脂肪の塊ではなく快楽を生み出す器官であることを、無理やり教え込まれているようだった。揉まれるほどに…吸われるほどに…甘く痺れるような疼きが溜まっていく。

 

(リオンとなら……きっと、もっと幸せな気持ちになれて――!)

 

 婚約者と自分の初めてのエッチを妄想として思い浮かべる。

 リオンなら不慣れなりに優しく触ってくるはずだと。でも胸の大きい娘が好きだろうから途中から少し激しくなりそうだが、自分を求めてくる愛する男の行為なら広い心で受け止めるだろうと……こんなものより、ずっと幸せな気持ち良さがあるはずだと。

 

 だが、想像するリオンの手よりも今この瞬間に自分を這い回るランベールの舌と指の方が何倍も生々しく、そして何より――恐ろしいほどに巧みだった。

 

「ぁうっ……!」

 

 歯を食いしばっていたにも関わらず、突然の強い吸引に口が開いてしまった。

 ランベールがまるで赤子が母親の乳を吸うように、乳首を深く含み込み強く吸い上げたのだ。同時に反対側の乳房は、まるで別の生き物のように指で捏ねくり回される。

 

 ランベールの女を喜ばせるテクニックは確かな経験から来るものだ。

 いきなり全力を出すのではなく、相手の反応を見ながら徐々により気持ちよくさせるやり方を選ぶ。犯している女が“これくらいなら……!”と我慢しているところにさらに強い快楽を与えて心を脆くするために。

 

(だめ……だめだ……これ以上は……)

 

 心が悲鳴を上げているのに、体は快楽を貪欲に受け入れようとしている。下腹部の奥で何かがキュンっ♡と疼くような、初めて感じる種類の切なさが芽生え始めていることにアンジェは気づいた。それを認めたくないあまり、彼女は憎悪の言葉を吐こうと唇を開く。

 

「お前なんかに……お前なんかの手に……私の体が感じるわけが……ああっ……!」

 

 しかし、言い終える前にランベールの親指と人差し指が唾液に濡れて敏感になった乳首の先端だけを強く摘まみ上げた。

 

(痛みもあるのに、気持ちいい……!)

 

 視界が一瞬白く染まり、頭の中が痺れる。与えられたのは紛れもない純粋な快楽だった。何度も気持ちよくされている体は、ついに僅かな痛みをも快楽の一種として享受し始めていた。

 

(感じている……この私が……こんな男に……辱められて……気持ちよくなっている、など……!)

 

 自分が婚約者でもないゲスな男に感じているという事実……その事実こそが公爵令嬢として、何よりリオンの婚約者としての誇りを重んじてきたアンジェの精神を最も深く、鋭く、抉っていく。

 それは何よりも耐え難い屈辱だった。熱く潤む瞳から、怒りとは違う涙が一筋こめかみを伝って髪に吸い込まれていく。

 

「嫌がる言葉は減ったのに、表情は変わらずか。素直にこの心地よさを認めたらどうだ?」

 

 ランベールの下卑た言葉が、ぐちゃぐちゃに溶かされた思考に染み込んでくる。

 アンジェは首を振って否定しようとした。だが開いた口から出たのは強い拒絶の言葉ではなく、ランベールの指が乳首を転がす動きに合わせた細く震える吐息だけだった。

 

「ふ……ぅっ……ん…っ……」

 

(ちが……違う……こんなの……こんなの私じゃない……!)

 

 そう、これは自分ではない。自分であってはならない。

 しかし、制服の上着ごと胸元を破られ丸出しになった乳房を揉み上げられながら、蔓で拘束されたまま喘ぎ声を漏らしているのは間違いなくレッドグレイブ公爵家の令嬢、アンジェリカその人だった。

 

(リオン……リビア……私は……私は、どうすれば……)

 

 救いを求める心の声も、許しがたい快楽の波にさらわれ霧散していく。

 アンジェは自分の体がかつてないほど敏感に反応していることに、動揺を隠せずにいた。

 

「さて、そろそろこっちの方も見るとするか」

 

 ランベールは体の位置を下にずらしていき、蔓によって脚が開かれスカートを捲ればすぐに見えてしまうアンジェのストッキングに包まれたパンツの中央に指を這わしていく。

 

「ひっ……! やめろ、そこは……!」

 

 アンジェの声が震え上がった。ランベールの指が、自分の最も秘められた場所へと向かっている。四肢を蔓で拘束されているので脚を閉じることすら許されない。ストッキングに包まれた太腿が恐怖と、そして自分でも認めたくない別の感情で小刻みに震えている。

 

「おやおや、ずいぶんと上等な下着をつけているじゃないか。さすがは公爵家の令嬢といったところか」

 

 ランベールは下卑た笑みを浮かべながら、アンジェのストッキングとその下の純白の下着を指でなぞった。布地越しに伝わる熱にアンジェは唇を噛みしめる。ランベールの指はまるで品定めでもするかのように、ゆっくりじっくりと、布地の上から秘所の形をなぞり始めた。

 

「王国の貴族令嬢は、こんな場所にも高級な布を使うのか。肌触りが違うな」

 

「黙れ……触るんじゃ……! んんっ!」

 

 アンジェは憎悪を込めて睨みつけたが、その声はすでに鋭さを失っていた。ランベールに乳房を弄られ続けたことで身体は否応なく火照り、息は乱れている。そして何より自分の意思とは無関係に、下腹部の奥がじんわりと熱を持ち始めていることを自覚せざるを得なかった。

 ランベールの指が布地の上から割れ目に沿って上下に動く。ただそれだけの動きなのに、アンジェの腰がビクンっと跳ねる。

 

「ふふっ、感じているようだなぁ? 素直に気持ちいいと言ったらどうだぁ?」

 

「ふざ、けるな……! んぁっ! ち、ちが……これは……」

 

 ランベールはアンジェの否定の言葉を無視して、ストッキングの腰回りに指をかけた。高価で薄くそれでいて丈夫な布地が、ランベールの太い指によって引っ張られる。次の瞬間ビリリリッ!という音とともに、ストッキングが股の部分から無残にも引き裂かれた。

 

「ああっ!」

 

 アンジェの口から悲鳴が漏れる。だが、ランベールの手は止まらない。

 露わになった純白の下着にも指をかけ、同じように力任せに引きちぎった。下着が体から完全に引き剥がされ、アンジェの秘所が室内の空気に晒された。

 

「やめ……見るな……見るなぁ……!」

 

 アンジェは顔を真っ赤にして首を振った。公爵家の令嬢として、リオンの婚約者として、何よりも1人の少女として自分の最も秘められた場所を、ランベールの視線に晒されるという屈辱。あまりの羞恥に普段の気高い振る舞いもできない。

 

 しかし、ランベールはそんなアンジェの様子を愉悦に浸りながら眺めていた。彼はゆっくりと、まるで美術品を鑑賞するかのようにアンジェの秘所に顔を近づける。

 

「ほう……これはまた……美しいマンコだ」

 

 ランベールは感嘆の声を漏らした。アンジェの秘所は純潔の証である淡いピンク色をし、大陰唇はふっくらと厚みがあり処女らしい固く閉じられた様子が、かえって男の征服欲をそそった。

 

「これが公爵家の令嬢のマンコか……あの小僧は見たことすらないんだろう?」

 

「そ、そんなこと……おまえに話すことなど何も……!」

 

 ランベールは両手の親指をアンジェの大陰唇にあてがった。恐怖に硬直するアンジェをよそに彼はゆっくりとその指を左右に開いていく。

 

「ひっ……! やめ……!」

 

 

――くちゅり……

 

 

 小さな水音が立った。

 指がマンコを開いた瞬間、内部から透明な蜜が滲み出る。

 

「おやおや? これは何かな?」

 

 ランベールはわざとらしく驚いた声を上げた。眼前には露わになったアンジェの蜜に濡れてひくつく膣口と、その上部に慎ましく顔を覗かせたクリトリスが晒されている。

 

「見事に濡れているじゃないか」

 

「ちが……これは……これは違う……!」

 

 アンジェは必死に否定したが、その秘所は愛液でしっとりと濡れそぼっていた。

 ランベールに乳房を弄られ、感じるまいと抵抗しながらも体は確かに快楽に反応し、準備を始めていた。裏切り者のように溢れた蜜はもはや隠しようもなく卑猥に光っている。

 

「胸を弄られただけでここまで濡らすとはな。よほど敏感なんだな。それともこれは、小僧に触れられずに溜まった欲求不満のせいか? どちらにせよ淫乱なマンコだ」

 

「ちがう! ちがう! 私は……私は淫乱などでは……!」

 

 涙ながらに否定するが事実は変わらない。

 ランベールは容赦なく開いた秘所をさらに仔細に観察し始めた。彼の吐息が敏感な粘膜にかかるだけで、アンジェの身体は小刻みに震える。

 

「ほう……このクリトリス、もう充血して大きくなり始めているぞ」

 

 ランベールは指の腹で、そっとクリトリスに触れた。

 

「――っ!」

 

 アンジェの体が大きく跳ね上がった。

 触れられたのはほんの一瞬だったのに、電流のような快感が背筋を駆け抜ける。その反応を見たランベールは満足げに笑った。

 

「感じやすいクリトリスだ。いい反応をする」

 

 ランベールの指は濡れてひらいた小陰唇を片方ずつ摘まみ軽く引っ張るようにして観察した。薄く繊細な肉びらは、ランベールの指の動きに合わせて伸び、離すと元の形に戻る。

 

 自分の大切な場所が遊ばれていることに、その遊ばれている動きで気持ちよくなってきていることに……アンジェは罵倒の言葉すら浮かばず、歯を噛みしめた。

 

「~~~っ……!」

 

 ランベールの指先がゆっくりと膣口に吸い込まれていく。第一関節ほどが挿入されただけで、アンジェの膣内は異物を排除しようと蠕動した。同時に熱く蕩けた内壁は侵入者を包み込み、さらに奥へと誘うかのようにひくついている。

 

「ああっ……♡ ぬ、抜いて……!」

 

「これは素晴らしい。狭く、熱く……この締め付け。なるほど、名器と言ってもいいマンコだな。あの小僧にはもったいない」

 

 ランベールはそう言いながら指を抜いた。

 愛液で濡れ光る自分の指を眺めわざとアンジェの目の前に持っていく。

 

「見ろ。これがおまえの蜜だ。胸を揉まれて、マンコを観察されているだけで、ここまで濡れる。おまえの身体はもう儂を受け入れる準備ができているんだ」

 

「ふざけるな! 私は……私はオマエを受け入れるつもりなど……!」

 

 アンジェは否定したが、その声にはもはや力がなかった。

 自分の秘所から溢れたぬらぬらと光る蜜を見せつけられ、心は折れそうになっていた。自分は感じていない、これは生理反応に過ぎないと必死に自分に言い聞かせるが――

 

 目の前で愛液で濡れた指を口元に持っていき、舌で舐めとるランベール。

 

「上等な味だ。若い娘の蜜は格別だな」

 

「ゲスが……!」

 

 アンジェは羞恥と屈辱で顔を真っ赤にしながらも目の前の光景から目を離せない。ランベールはゆっくりと、指に残った彼女の愛液を舐めとり味わうように舌を動かした。

 

 ランベールは再びアンジェの股間に顔を近づける。

 

「味わってやる。感謝しながら喘ぎ声を聞かせろ」

 

 ランベールはアンジェの反論を待たずに顔を彼女の股間へと埋めた。蔓で大の字に開かされた脚の間には無防備の秘所が、まるで待ち焦がれるかのように甘露を滲ませてひくついている。

 

「ふざけるな……! そんなところに顔を近づけ――!」

 

 アンジェは必死に脚を閉じようと無駄な抵抗を繰り返す。蔓はそれを嘲笑うかのようにその四肢をベッドに縫い付け微動だにさせない。

 

 ゆっくりと舌を突き出しアンジェの閉じたマンコを、まるでアイスクリームでも舐めるかのように根元から割れ目に沿って一舐めした。

 

「やんっ……♡」

 

 ぬるりとした異物の感触にアンジェは喘いでしまう。ランベールの舌は熱く、一舐めされただけで彼女の秘所全体が自身の蜜でぐちゃりと濡れる。

 

「声を出したな? 舐められるのが好きなようだ」

 

「ち、が……ちが……っ」

 

 ランベールは逃げるようにもがくアンジェをあざ笑いながら、閉じた秘所の間に舌先を割り込ませ、ゆっくりと割れ目をこじ開けるように丹念に舐め始めた。

 

「あ……っ…♡ ふ……ぅ…っ♡」

 

 アンジェは唇を噛みしめ声を殺そうとするが、舌が境目をなぞるたびに吐息が漏れる。

 秘所を舌で舐め回し、軽く吸い上げ、また丹念に舐め上げる。そのたびにくちゅっ……くちゅっ……という小さな水音が室内に淫猥に響き渡った。

 

(なんで……なんでこんな……っ…)

 

 そしてついに、ランベールは包皮からひくつきながら頭を覗かせている、充血して敏感になりきったクリトリスに狙いを定めた。

 

「そ、こは……っ! やめ、て……」

 

 アンジェの制止を無視したランベールの舌先がクリトリスの先端を舐める。

 

「~~~~~~~~~~~~っっっっ!!♡♡♡」

 

 アンジェの身体が電流を流されたかのように大きく跳ね上がった。

 

「やはり女という生き物はここが一番感じるらしいな」

 

 ランベールはその反応を面白がり、今度は舌の腹全体でクリトリスをぐりぐりと押し潰すように舐め上げた。

 

「あっ!♡ あっ!♡ あっ!♡」

 

 一舐めごとにアンジェの口から短く高い喘ぎ声が漏れる。もはやそれを止めることはできない。ランベールの舌の動きに合わせて体は小刻みに痙攣し、クリトリスはさらに硬くなっていく。

 

 ランベールは口に含んだクリトリスの先端を舌先でピンポイントで弾き、歯でそっと甘噛みして激しく吸い上げた。

 

「ちゅうううううっっ!!」

 

「あっ♡ あっ♡ はぁんっ♡ イ、イく……! イってしまう……♡」

 

 アンジェはもはや理性を失い泣き喚くように叫んだ。子宮の入り口がキュウッと締まり、膣内がヒクつく。

 ランベールはそれを感じ取ると、クリトリスへの刺激を一層強めた。舌が勃起したクリトリスを咥え込んだまま、高速で上下左右に振動する。

 

「あ”あ”あ”~~~~~っっっ♡♡♡」

 

 アンジェは大きく口を開けて絶頂した。

 膣口からブシャッ……!と音を立てて透明の潮が吹き出し、ランベールの顔面を濡らす。絶頂の瞬間アンジェの膣内は激しく痙攣し、体はガクガクと震えた。

 

「満足か? 潮を噴いといて、まだ気持ちよくないなどと言わんだろうな?」

 

 ランベールは潮まみれの顔で厭らしい笑みを浮かべた。

 一方、絶頂したアンジェは息を荒げながら静かに泣く。

 

(私……イかされた……こんな男にあそこを舐められて……イかされてしまった……)

 

 屈辱と、初めて味わった絶頂の快楽のあまりの強さに体から力が抜けてしまう。

 

「今度はもっと気持ちいいことを――女として最大の幸福を教えてやろう」

 

 ランベールは立ち上がると自らの下着をずり下ろした。

 解放された肉棒が、凶悪なまでの質量をもって露わになる。それはランベールの傲慢な性格に見合ったかのような太く、そして血管の浮き出た醜悪な形状をしていた。先端からはすでに透明な我慢汁が溢れ出し薄暗い室内の光を反射して卑猥に濡れ光っている。

 

「ひっ……!」

 

 アンジェは息を呑んだ。目の前に突きつけられた大きな男性器。それがこれから自分の体内に挿入されるのだという現実がようやく生々しい恐怖となって彼女を貫く。絶頂の余韻で弛緩していた身体が、再び強張った。

 

「な、何だその……化け物のような……!」

 

「これが女を悦ばせる男の武器だ。お前の狭いマンコを、たっぷりと味合わせてもらうぞ」

 

 ランベールは下卑た笑みを浮かべながら、アンジェの無防備に開かれ脚の間に彼の巨体が割って入った。ランベールは自身の肉棒を握ると、アンジェの秘所へと狙いを定める。先端が愛液とランベールの唾液でぐちゃぐちゃに濡れた膣口に触れた。

 

「やめろ……! お願いだ……それだけはダメだ! 私は、私はリオンと――!!」

 

 アンジェは涙ながらに懇願した。プライドも何もかもかなぐり捨てた一人の少女としての必死の叫びだった。しかし、その懇願こそがランベールの嗜虐心を最も激しく刺激する。

 

「無駄だ。お前はここで……儂のモノになるのだ!」

 

 ランベールは腰の位置を微調整する。ぬるり、と亀頭が膣口にめり込んだ。

 

「ぐっ……ぅ…! やめ、入るわけが……!」

 

 アンジェの喉から、引き攣ったようなうめき声が漏れる。まだ先端だけだというのに内壁が押し広げられる感覚が強烈な圧迫感と苦痛を生み出していた。

 

「お願いだから……それ以外なら、受け入れるから――!!」

 

「やはり処女は狭いな……だが、ここを越えればお前も大人の女の仲間入りだ」

 

 ランベールはそう言うと、一気に腰を突き入れた。

 

 

――ぐぷっ……ずちゅぅっっ!!

 

 

「あ゙がっ――!!」

 

 アンジェの口から息が詰まるような悲鳴が迸る。ランベールの巨根が彼女の膣内を無理やりにこじ開け、侵入していく。経験したことのない異物感と、内臓を直接押し上げられるような苦しさが襲った。気持ち良さなど微塵もない。ただただ苦しい。

 

「かはっ……! が、ぁああああああああああっっ……!」

 

 呼吸さえもままならないアンジェは、蔓に縛られた手足をがくがくと痙攣させ苦痛に顔を歪める。ランベールはそんな様子を冷ややかに見下ろしながら、さらに腰を押し進めた。

 

「いくつになっても処女を貫く時が最も男として征服感が増すなぁ!! この締め付け、たまらん!」

 

「や、め゙で……奥…それ゙以上は……!」

 

 ずずず……と内壁を擦り上げる感覚に、アンジェは悲鳴を上げる。膣内はランベールの肉棒の形を無理やり覚え込まされているかのようだった。異物を排出しようと蠕動する動きが逆にランベールに更なる快感を与えている。

 

 そしてついに、亀頭の先端が最奥の子宮口に到達した。

 

「ぐっ……あ…! そんな……こんな、私の初めてが……」

 

 リオンのものではない肉棒を完全に根元まで咥え込まされたという事実が、アンジェの心を絶望で染め上げた。

 

「どうだ? 初めての男根の味は? これがお前を女にしてやった、儂のチンポだ!」

 

「う……うぅ……」

 

 アンジェはもはや言葉を発することもできず、ただ苦痛に耐えながら静かに涙を流し続けるだけだった。リオンと結ばれるはずだった場所が憎むべき男のものに侵されている。こんなことになって、今更どのような顔で大切な人と会えというのか。

 

 ランベールは動きを止め、膣内の感触をじっくりと味わう。

 これまでにも何人もの女を抱いてきたが、反抗的な態度だった小娘の処女を奪ってやったことに年甲斐もなく興奮している。

 

「あの小僧に感謝しなくてはな。おかげでお前のような上等な小娘の初めてを手に入れられたのだから……!」

 

「ふざ、け……リオンは……リオンはこんなこと……許さない……!」

 

「――はんっ!」

 

 アンジェは憎悪の目でランベールを睨みつけたが、その声は涙で濡れか細く震えていた。

 ランベールは嘲笑うと、ゆっくりと腰を引き始める。

 

 

――ぬ゙ぽっ……ぬちゅ……

 

 

 肉襞が吸い付くような音を立て、ランベールの肉棒が少しだけ抜ける。その動きだけでアンジェの身体は再び強張った。

 

「ぎっっっ……!!? うご、くなぁ……!」

 

「これからが本番だと言うのに、何を言っている」

 

 ランベールはアンジェの制止を無視し、今度は強く腰を押し込んだ。

 

「あがっ……!!」

 

 最初の挿入よりも更に深く強い衝撃がアンジェを貫く。内臓を突き上げられるような苦しさに視界が白く染まった。

 そのまま容赦のない抽送が始まる。

 

 

――ぱちゅんっ! ぱちゅんっ! ぐちゅっ!

 

 

「ほら、どうした! 声を聞かせろ! 」

 

「あ”っ! あ”っ! やめ゙……! 苦し、ぃ……!」

 

 

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 ランベールの腰の動きには遠慮がなかった。

 容赦のない腰使いで、アンジェの処女を奪ったばかりの狭い膣内を執拗に掻き回した。

 

 アンジェは未だに慣れない異物感と圧迫感に顔を歪め蔓で縛られた四肢を無意味に震わせる。膣内はランベールの肉棒によって無理やり拡張され、必死に異物を排除しようと蠕動を繰り返していた。ランベールの腰が前後に動くたび結合部からはぐちゅぐちゅという水音とともに、愛液が泡立ち太腿を伝ってシーツに染みを作る。

 

(苦しい……痛い……それなのに……なんで……)

 

「ぁ、やっ♡ 奥、突く……なぁ♡」

 

 だが、ランベールの肉棒が最奥の子宮口をゴリュッと突き上げるたび、痛みと苦しさの中に微かな痺れが混じり始めていることにアンジェは気づいてしまった。

 

「どうした? 先ほどより声に張りがないぞ」

 

 ランベールは獣じみた笑みを浮かべると角度を変え、さらに深く穿つ。子宮口を亀頭でグリグリと押し潰すようにして円を描く。

 

「お゙っ!?♡  そ、こは……! お゙ぅっっっ♡」

 

「ここが良いのか? 子宮を直接チンポでノックされる感触は良いだろう」

 

 ランベールは執拗にその一点を狙い始める。子宮口のくぼみに亀頭の先端を突き込み、体重をかけてゆっくりと押し込んだ。

 

 

――グリュッ……グリュグリュッ……

 

 

「あっ♡ あっ♡ んぁああっ♡♡」

 

 アンジェの口からそれまでの苦痛に混じりの呻きとは明らかに違う甘い声が溢れ出した。子宮を肉棒で何度も突かれ、その入口を無理やりこじ開けられるような感覚は思考を一瞬で塗り替えるほどの衝撃を伴っていた。

 

(な、んだ、これは……嫌なはずなのに……なんで……?)

 

 脳が痺れるような快感が下腹部から全身に広がっていく。子宮の入り口をグリグリと押し潰されると、腰が勝手に浮き上がり膣内がさらに強くランベールの肉棒に絡みついた。これまでに感じたことのない甘美な痺れが身体の芯を貫く感覚に戸惑いを隠せない。

 

「あ”っ♡ あ”っ♡ や、やめ……そこ……っ♡」

 

 ランベールはその反応を見逃さなかった。

 卑猥な笑みを浮かべると、アンジェの腰を両手でしっかりと固定しより強く、より速く子宮口を狙って穿ち始める。

 

「あ”んっ♡ はぁっ♡ や、やめ……! へんになるっ♡ おかしくなるっ……♡」

 

 アンジェの身体はもはや完全にランベールのピストンに同期し腰が勝手に動いていた。苦痛に歪んでいた表情は消え去り、代わりに切なげな眉根と快楽に蕩けた瞳が現れている。

 

「ほら、素直に気持ちいいと言ってみろ。正直な体は答えているぞ」

 

「ちが……ちがう……これは……! あ”ああっっ♡ ちがうのにぃっ♡♡」

 

 必死に首を振って否定するが膣壁を肉棒が擦る度に、口からは抗いようのない甲高い喘ぎ声が漏れた。

 

(ちがう……私は……私はリオンの婚約者で……それなのに……それなのにっ……♡)

 

 頭では拒否しているのに、身体は貪欲に快楽を求めている。ランベールの腰が引かれ肉棒が抜けそうになる度アンジェの膣内は名残惜しそうに収縮し、突き入れられる度に歓喜のひくつきを見せる。それは完全に雌の反応だった。

 

「あ”っ♡ あ”っ♡ あ”っ♡ また、おくにあたってるぅっ♡♡」

 

 ランベールはさらに抽送の速度を上げる。

 もはやそこには陵辱され泣いていたアンジェはいない。いるのはセックスの快楽に理性を溶かされ、雌の悦びに目覚め始めた1人の女の姿だけだった。

 

「お”っ♡ お”っ♡ お”お”っ♡♡ いいっ♡ 奥、いいっ♡♡」

 

 気がつけばアンジェは自ら腰をくねらせ、ランベールの巨根をより深くより強く子宮口に押し付けるように拘束されているはずの体を動かしていた。

 愛液はとめどなく溢れ出し、結合部は白く泡立ち卑猥な水音が室内に響き渡る。

 

(頭がおかしくなる……! 雌として体がこの男に屈服しようとしてる……♡)

 

 もう何も考えられなかった。リオンのこともリビアのことも、公爵家令嬢としての誇りも全てがランベールの肉棒によってグチャグチャにかき混ぜられ、蕩けて消えていく。

 

「いやだぁ……やんっ♡ 気持ちよく、なりたくないのにぃ♡ 気持ちよすぎて、頭がグチャグチャになるぅぅぅぅ♡♡」

 

 アンジェの涙で潤んだ瞳は快楽に染まり、だらしなく開いた口からは涎が一筋垂れている。

 

「いいぞぉ……! 気持ち良さで反抗心が無くなってきたようだなぁ? 」

 

 ランベールは自身の体重を乗せた種付けプレスの体勢を取り、子宮口めがけて一際深く重い一撃を見舞った。体重も乗せたその突きは子宮の内部へ肉棒の先端が入り込むほどだった。

 

「ん”お”お”お”お”お”お”っっっ♡♡♡♡♡」

 

「どうだ! どんな女でも儂のモノにする体勢だ! 儂のチンポがオマエの子宮を直接犯しているぞ!!」

 

 亀頭が子宮に侵入した瞬間、アンジェはこれまでで最も獣のごとき声を上げる。大きく見開いた目を白く剥いて、膣内がランベールの肉棒を締め上げるように激しく痙攣し大量の潮が結合部から噴き出す。

 

 ランベールは絶頂の余韻でひくつくアンジェの顔を覗き込みながら、子宮にめり込ませた亀頭をグリグリとゆっくり動かす。

 

「ひっ♡ あっ♡ あ”っ♡  お゙ほおおおおおおおっっ!!♡♡」

 

 アンジェは過敏になった身体をさらに嬲られ、連続して小刻みな絶頂を繰り返す。もはや思考することすら困難となっていた。

 ただただ下品な喘ぎ声を出すことしかできない、

 

 アンジェの子宮口に亀頭をめり込ませるようなピストンをしながら、ランベールは低く獣のような唸り声を上げる。

 

「ぉおおおおっ! そろそろだ……この最高に締め付ける名器マンコに、儂の精をたっぷりと注ぎ込んでやる……!」

 

 その言葉に、快楽の濁流に沈みかけていたアンジェの意識が一瞬で冷水を浴びせられたかのように覚醒した。

 蕩けきっていた瞳に理性の光が戻り、恐怖で大きく見開かれる。

 

(注ぐ……? 精子を……? それは、それだけは絶対に駄目だ……!!)

 

 アンジェはこれまで快楽で顔を赤くして喘いでいたのが嘘だったかのように青ざめる。

 

 それだけはあってはならないのだ。

 ランベールに陵辱された衝撃でそれどころではなかったが、陵辱される以上に今日――中だしされるわけにはいかなかった。

 

 だって、だって、今日は……

 

「やめろ……! そ、それだけは……ダメなんだ!! お願いだ、中に出すのだけはやめてくれ……! 頼む! それをしないなら他のことはしてもいいから、だから――!!」

 

 懇願するアンジェの声は恐怖で震えていた。

 先ほどまでとは比べ物にならないほどの必死さがその言葉に込められている。

 

「なんだ、急に騒ぎ出して。中だしが一番気持ちいいだろうが」

 

 ランベールは不快そうに顔をしかめるが動きだけは止めない。むしろ、アンジェの必死の懇願を楽しむかのように子宮口をグリグリと亀頭で押し潰す。

 

「アっ……♡ お願いだ……! 今日だけは……今日だけは……!!」

 

 誇り高き公爵令嬢の姿はそこにはなく、ただ必死に懇願する一人のか弱い少女がいた。

 

「なぜだ? 理由を言ってみろ」

 

 ランベールは意地の悪い笑みを浮かべ腰の動きを完全に止めた。そして、アンジェの言葉を待つ。ここまでくればランベールも大凡の理由に心当たりがついた。何せ、息子を孕ませた女が同じような反応をしていたのだから。

 だが、あえて気付かないフリをする。獲物が絶望する瞬間を見るのが何よりも好きなのだから。

 

「わ、私は……今日……っ」

 

 アンジェは唇を噛みしめて屈辱に耐えながらも言葉を絞り出した。

 これだけは言わなければ、取り返しのつかないことになる。

 

「今日は……危険日なんだ……! だから……中にだけは……! 頼む、外に出してくれ……!」

 

 女性としての秘められた――しかし、相手が愛する者であれば何も問題ないはずの情報を……よりにもよって、現在自分を犯している憎き男に告白するという、この上ない屈辱。

 それでもこの男の精で妊娠するという最悪の事態だけは避けなければならなかった。

 

「なに……危険日だと……?」

 

 ランベールはわざとらしく一瞬驚いたように目を見開いた。

 しかし、すぐにその表情は下卑た喜悦へと変わる。まるで最高の贈り物を受け取ったかのように、彼の顔は邪悪な笑みで満たされた。

 

「危険日……そうか、そうか! つまり今、オマエの子宮に儂の精を注ぎ込めば確実に孕むということだな!」

 

 ランベールは歓喜に打ち震える声で言った。

 

「ち、違っ……! そういう意味で言ったわけじゃ……!」

 

 アンジェは慌てて否定しようとしたが、もはやランベールの耳には何も届かなかった。

 

「あの小僧の婚約者が、よりにもよって危険日に儂の子種を注がれて孕む……! これ以上の復讐があろうか! これ以上に愉快なことがあろうか!」

 

 ランベールは高笑いを上げ、

 

「やめろ……!」

 

 アンジェの腰を両手で強く固定し、

 

「やめてくれ……!」

 

 肉棒が子宮をさらに強く押し開くようにめり込み、

 

「お願いだ……!」

 

 ランベールはその懇願を完全に無視し、

 

 

「やめてぇえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」

 

 

 最奥に狙いを定めて最後の一突きを放った。

 

「孕めぇぇぇっ!! あの小僧への土産話にしてやるわぁぁぁっ!!」

 

 ランベールの亀頭が半ばまで子宮の中へと侵入する。

 

 次の瞬間――尿道が膨張し、熱く、ドロドロとした大量の精液がアンジェの最も神聖な場所へと勢いよく放たれた。

 

 

――ぐぽっっ! どびゅるるるるるるるっっっっ!!

 

 

 

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「あつっ――い”や”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!」

 

 

 アンジェの口から絶望の絶叫が響く。

 熱い……熱すぎる精液が、自分の子宮という名の小部屋を一瞬で満たしパンパンに膨らませていく感覚。ドクンドクンと脈打つ肉棒から、さらに追い打ちをかけるように吐き出される白濁。

 

(出されてる……子宮に……直接……危険日の私の子宮に……!!)

 

 アンジェの脳裏に、リオンとリビアの顔が浮かんでは消えた。

 幸せな未来。愛する人との家庭。

 その全てが、今まさに自分の中で起こっているこの悍ましい行為によって永遠に閉ざされていく。同時に、子宮を熱い精液で満たされるという雌としての根源的な快楽が全身を貫いていた。

 

(ああ……子宮が……熱い……♡ お腹いっぱい……♡)

 

 理性とは無関係に身体は中だしを――優秀な雄の遺伝子を取り込む行為に歓喜していた。ランベールの特濃の精液は、危険日に準備万端となっていた子宮をあっという間に満たし、無数の精子が卵子を求めて蠢き始める。

 

 ランベールは子宮に亀頭を突き入れたまま、射精の気持ち良さに酔いしれたまま、栓をするように動かなかった。それはまるで一滴も精子を逃がすまいとするかのように。

 

「あ……ああ……」

 

 アンジェはぐったりとベッドに沈み虚ろな目で天井を見上げていた。

 涙が止めどなく溢れ、こめかみを伝って髪を濡らす。

 

(嫌だ……嫌だ……)

 

 体内では、まさに生命の誕生という奇跡が起ころうとしている。

 しかし、アンジェにとっては呪い以外の何物でもない現象が始まっていた。

 

 数億ものランベールの精子が、特濃の精液の海を力強く泳ぎ卵管を目指す。その先頭集団が、奥で静かに待ち受けるアンジェの一個の卵子を包囲した。無数の精子が卵子の殻に取り付き、先体から酵素を放出してその壁を溶かし始める。熾烈な競争の末、たった一匹の精子が殻を突破し卵子の細胞膜へと到達した。

 

 

――つぷ…

 

 

 

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(ぁ……)

 

 アンジェは、自分の子宮の奥で何かが……運命が……決定的に変わったのを感じた。それは痛みでもなく、快楽でもない。だが確実に何かが起こったという実感がある。

 

 直感だった。女としての本能が、今この瞬間、自分が孕んだことをはっきりと告げていた。

 

 受精卵はこれから細胞分裂を繰り返しながらゆっくりと子宮へと移動し、準備万端の内膜に着床するだろう。それはもはや誰にも止められない、生命の連鎖だった。

 

 

「ア……アア……ア゙アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァッ……!!!」

 

 

 アンジェは再び絶叫を上げた。

 それは深い深い絶望の淵から絞り出された、魂の慟哭。

 

 リオンとの未来。親友リビアとの約束。レッドグレイブ公爵家の誇り――その全てがランベールの子を宿すという悍ましい現実によって粉々に、完全に、打ち砕かれたのだ。

 

「孕んだな? あの小僧の女が、今……確かに儂の子を宿した! 最高の気分だ!」

 

 ランベールの高笑いだけが、絶望に打ちひしがれるアンジェの耳にいつまでもいつまでも木霊していた。

 

「ひっく……ごめんなさい……リオン、リビアぁ……ぐすっ、ごめん…なさい」

 

 アンジェは貴族の娘としてではなく、1人の少女として泣いていた。

 小さな声で、ひたすら婚約者と親友に謝る。

 何に対して謝っているのか、アンジェ自身分からなかった。

 

 アンジェは貴族として最低限の性教育を受けているが、卵子が受精してから具体的にどれ程の日数でどのように赤ん坊になるのかのメカニズムまでは知らない。ただ、そう遠くない内に自分の腹が膨れていくのは想像できてしまう。

 

 その時、リオンとリビアがどんな顔をするのか――考えるだけで意識が遠のきそうになる。これがリオンとの子であれば幸せに感じるだけだ。だが、自分が宿してしまったのは父親ほど年の離れた肥満体型のゲスな男の種だ。

 

(私が、あの男の赤ん坊を産む……? そんなの、耐えられない……)

 

 こんなことになるなら、いっそ舌を噛み千切って死んだ方がマシだった。綺麗な体のままでいたかった。そうすれば心は守れただろう。

 

 仮に、奇跡が起こって妊娠しなかったとしても……自分が陵辱された事実は消えない。純血の証である処女膜はもう無く、あの男が周囲に言いふらせば全てが終わる。リオンたちの元に帰れても“結婚前に犯された悲劇の公爵令嬢”としてのレッテルが貼られる。周囲が同情の視線を向けるかどうかの問題ではない。アンジェ自身がどう思ってしまうかだ。

 

 泣きながら、ぐるぐると絶望的な想像だけが頭の中で回り続ける。

 

(リオンが知ったらどうなるのだろう? 想像すらしたくないが……アイツなら最終的に共和国を滅ぼしそうだ。リビアは何も聞かず、余計なことを言わずに抱きしめてきそう。殿下たちは最初こそ怒りそうだが、全てが終わったら私にどう接すればいいのか分からずアタフタするのが目に見える。マリエは……はっきり言って嫌いな奴だが、伝え聞いた今の人となりから察するに、烈火のごとく激怒してリオンに協力しそうな気がする。私に対しても優しさから絶対に同情しないように振る舞いそうだ――こうして考えると、マリエの奴とも話したくなるから不思議だ……)

 

 段々と冷静に考えることができているように思えるアンジェだが、実際は絶望しすぎて……底がもう見えてしまうほど落ちて……そんな諦めの境地に近い精神状態だったから、1周回って色々と考えてしまえるだけだ。

 

 いっそのこと今から舌を噛んで死んでしまおうかと、アンジェが危うい考えをしそうになる直前にランベールが話しかけてきた。

 

「そんなに儂の子を産むのが嫌か? なら……ちょうどいいモノがあるぞ?」

 

「な……に……?」

 

 それは後にアンジェが“悪魔の契約”と語ることになるランベールの提案。

 

「ふぅ~」

 

「ぁん……」

 

 ランベールがアンジェの膣内から肉棒を引っこ抜く。

 

 蓋をされていた膣内からゴポリと子宮に入りきらなかった精液が流れ出る感触、自身の愛液と精液が混じった肉棒がまだ堅さを維持している様子に雌としての部分がキュンとなった事実、抜かれた瞬間に微かだが喘いでしまったこと――その全てに嫌悪感を抱きながら、アンジェはベッドから降りたランベールが何をするのかを見ていた。

 

 余計な罵倒はしない。

 それがこの男を喜ばせるだけだと知ったから。

 

 ランベールは途中で脱ぎ捨てた上着の内ポケットから何かを取り出す。

 それは何かの錠剤のようで――

 

「これが何か分かるか?」

 

「それ、は……」

 

「避妊薬……それもアフターピルと呼ばれる、儂の精で孕んだ後でも効果のある薬だ。こういう時のためにいつも持ち歩いている」

 

 ドクンッ!と、アンジェは自分の心臓が跳ね上がるのを感じた。

 

「それを……それをくれ!! 早く……早く!!」

 

「タダでは渡せんな~」

 

 ニタニタと手元の薬を指で弄りながら、未だに蔓で拘束されているにも関わらず何とかこちらへ来ようとするアンジェを見るランベール。以前にも似たような状況があったが、中出しされた女が必死で希望に手を伸ばそうとする様は見ていて格別だった。

 

「避妊薬が欲しいなら儂と“聖樹の誓い”をしてもらおうか」

 

「――っ、“聖樹の誓い”だと? 」

 

 

 ――聖樹の誓い。

 それは共和国の中でのみ効果を発揮する聖樹を介した契約。

 1度契約が結ばれれば、どんな内容でも従わなければならない。

 

 アンジェもリオンたちから聞いた。

 ピエール何某によって“聖樹の誓い”を知らない殿下たち+マリエが嵌められて、本来ならば関係ないリオンの所有する船とアロガンツが奪われた一件。余りにも理不尽で強力なそれに自分も安易に誓いを立てないよう気を付けていた。

 

 

「一体……何が望みだ」

 

 アンジェは奥歯が砕けそうになるほど強く噛みしめる。

 絶対に禄でもないことを要求してくるという確信と、例えどんなに危険でも条件次第では飲むしかないと分かっているから。あの避妊薬を飲まなければ大変なことになってしまう。僅かな希望に縋るしか道が残されていない。

 

「な~に、そこまで難しいことではない。儂はこの避妊薬をオマエにやろう……その代わり、この屋敷にいる間は儂に従順な性奴隷になってもらおうか! 儂が望めば心でどんなに嫌がっても体を差し出す、正真正銘の淫乱になってもらう!!」

 

「な――っ!?」

 

「ん~? 心配するな。もし明日以降も危険日が続くようなら、そのたびに新しい避妊薬を渡してやる。安心して何度も儂の精で孕むといい」

 

「き、さま……!!」

 

 奥歯からミシリと音が鳴った。

 無理矢理犯して、危険日だと言っているのに中だしをして孕ませて……その上で絶対に欲しいものを対価として提示にし、自らの欲望のためにまだ食い物にしようとする吐き気を催す邪悪にとっくに天井まで達したと思っていた嫌悪感がさらに上がる。

 

「外道が!! 一体、一体どこまで……コケにすれば!」

 

「何だいらないのか? ならこの話はなしだ。そのまま身動きもできない状態でいろ。この避妊薬も時間制限があるから、1時間以内に飲まねば……クク、数ヶ月後には腹が膨れるだろうな?」

 

「そんなの……!」

 

「儂はどっちでもいいぞ? “聖樹の誓い”をして性奴隷となるなら、避妊薬をくれてやった後でたっぷり可愛がってやる。オマエ自ら儂にセックスをねだり、もう2度とあの小僧との情事で本気の絶頂ができないような体に躾けよう。……逆に、このまま避妊薬を拒むというなら諦めて儂の子を産め。あの小僧がどういう出方をするか次第だが、オマエの安否を尋ねられたら――どれほどマンコが気持ちよかったか、儂の精で受精した時の反応まで事細かに説明してやる」

 

「ぅ、ゔううううううううううううっっっ……!!」

 

 どうすればいいか分からなかった。

 何が正解なのか、そもそも正解があるのかすら分からない。

 本当に孕むのだけはダメだ。先程はいっそ死んでやろうかと考えたが、アンジェだって死ぬのは怖いし、リオンやリビアにもう会えないと考えるだけで悲しくなる。だがそれは、この屋敷にいる間とは言え性奴隷などという悍ましいモノに自分がなり果てることを意味していた。

 

(悩んどる悩んどる……反抗的な小娘が涙を流しながら苦悩する姿はワインが進みそうだ)

 

 ランベールには今のアンジェの内心が手に取るように分かった。

 避妊薬は欲しいが、そのためにすることはプライドの高い貴族にとって屈辱的だから無意識の部分で止まってしまう。

 

 どちらでもいいと言ったのは本当だ。

 あの小僧――リオンが自分の婚約者が犯されて孕んだ事実を知った時の顔を想像するだけで悦に浸れる。性奴隷にすればしばらくの間――それこそ、場合によってはずっと小娘を使って快楽をむさぼれる。自分の婚約者が自ら腰を振って快楽を享受しているのを知らないままでいるというのも愉悦となる。

 実際、膣内はかなりの名器だったのでしばらく楽しみたいのが本音だった。そういう意味では僅かに後者の方に天秤が偏っている。

 

「そんなに悩むなら、特別に条件を追加してやろう」

 

「ぇ……」

 

「オマエが屋敷にいる間は性奴隷として儂に奉仕するなら……避妊薬を渡し、処女膜も再生できる特殊な道具を与えたうえ、儂からこの件を第三者に言わないと誓おうではないか」

 

「――っ」

 

「オマエさえ何か言わないなら“綺麗な体”ということにしたまま、再びあの小僧に会えるかもな? 儂も小娘は罵倒こそしたがそれ以外は何もなかったと口裏を合わせてやる。どうだ? これ以上ない破格の条件だぞ?」

 

 最初に無茶な条件を突き付け、後から条件を緩和させたりメリットを追加させたりすることで相手側にこちらが譲歩したと思い込ませる方法がある。ランベールがしたのはそれに近かった。

 

「少しだけ蔓の拘束を緩めよう。体勢を変えるぐらいならできるぐらいに。儂と“聖樹の誓い”をするなら最低限の態度は取ってもらおうか!」

 

 その宣言通り、アンジェを拘束していた蔓が少しだけ揺るんだ。きつく縛られたままで、ランベールに向かって飛び出せるほどではないが、体勢ぐらいなら変えられるぐらいの緩み。

 ランベールがアンジェに何を求めているかはすぐ分かった。

 

「………………」

 

 無言のまま上体を起こすアンジェ。

 拘束されていた四肢は痛み、陵辱の名残で倦怠感が抜けきれない。

 まだ精液を流す秘所、自身の腹、ランベール――そして避妊薬。それらに何度も視線を向け、何度も顔を歪ませながら少しずつ体勢を変える。相手に屈服したことを示す……ひれ伏したポーズをベッドの上でランベールへ向けてする。

 

 もうアンジェの頭の中はグチャグチャだった。

 本当にこれが正しいかも確信が持てなかった。

 

 

 

 ただ……もしも――他人の子を孕まず、本当に処女膜も取り戻せ、このことを誰にも知られずに済むなら……もう1度、リオンとリビアが一緒にいるあの温かな場所へ戻りたかった。

 

 

 

「誓いを…………お願いします」

 

「その言葉が聞きたかった……!」

 

 ランベールは自らの紋章を光らせる。

 

「この儂――ランベールが聖樹に誓う。小娘が屋敷にいる間、儂に従順な性奴隷となるならば……避妊薬を渡し、後に処女膜を再生させ、この件を外部に漏らさないと!」

 

「……私――アンジェリカが聖樹に誓う。ら、ランベール様が先の条件を満たしてくれるなら……私はこの屋敷にいる間、ランベール様へ奉仕する…………性奴隷に、なることを、誓います……!」

 

 かくして誓いは成される。

 部屋に聖樹の魔方陣が一瞬浮かび上がり、一際強烈な光を放つと消えた。

 

「これで契約は成立した。ほれ」

 

 ランベールはアンジェの方に向かって避妊薬を投げる。

 アンジェを拘束していた蔓は、もう拘束する必用はないとばかりにいつの間にか消えてなくなっていた。

 

「――~~~っっっ!!!」

 

 一瞬で近くに投げられた避妊薬を掴み取るアンジェ。薬を取り出して急いで飲み込む。水で流し込んでいないので喉の途中で引っ掛かりそうになるが、喉を動かして何とか奥へと飲み込んだ。

 

「はぁーっ! はぁーっ! はぁーーっっ!!」

 

 涙を流しながら安堵の息――というには荒い息を吐く。

 これであの男――ランベールの子を産むという絶対にあってはならない未来はなくなった。だが、それは同時に……この屋敷の中ではランベールの性奴隷にならなければいけなくなった。

 

 最後の足掻きだと分かっていてもアンジェはランベールを睨み続けた。

 

「他の……条件は……」

 

「安心しろ。誓いの通り、誰にも言わない。処女膜の再生もしてやるが……それはこれからのお楽しみタイムの後だ」

 

 従順な性奴隷になるしかないアンジェにランベールは害されないと確信し、再び勃起させながらベッドへ近づく。

 

 ランベールはベッドに上がるとまだ制服のブレザーとスカート、破れたシャツだけが辛うじて残っているアンジェを見下ろした。彼の肉棒はすでに再び硬く勃起し、先端から透明な我慢汁が滲み出ている。

 

「さて、これからお前は儂の性奴隷だ。まずはその残った服を自分で脱げ。全裸になって儂に恭順を示すのだ」

 

 アンジェの顔が屈辱に歪む。しかし聖樹の誓いは絶対だ。彼女はゆっくりと、震える手をスカートのホックにかけた。蔓による拘束はなくなったが今度は見えない誓いの鎖がアンジェの自由を奪っている。

 

「は、い……」

 

 消え入りそうな声で返事をするとスカートを脱ぎ始めた。破れたストッキングも、片足ずつゆっくりと引き剥がしていく。その動作の一つ一つが彼女の尊厳を削り取っていく。

 ついにアンジェは完全な裸体となった。豊満な乳房くびれた腰、そしてつい先ほどまでランベールの精液を流していた秘所。全てが白日のもとに晒されている。彼女は羞恥で真っ赤になった顔を背け両腕で胸を隠そうとした。

 

「ほう……」

 

 ランベールは満足げに息を漏らした。彼はアンジェの裸体を品定めするかのように、舐め回すように眺める。

 

「隠そうとするな。性奴隷ならば主人に全てを見せるのが当然だろう」

 

 ランベールの言葉にアンジェは唇を噛みしめながらゆっくりと腕を下ろした。豊満な乳房が再び露わになり、ピンク色の乳首が硬く尖っている。彼女の目尻には涙が光っていたが、それでも誓いに縛られた身体は主人の命令に従うしかない。

 

「なるほど、服を着ていても分かったが裸にすると一層見事な体つきだ。あの小僧は本当に勿体ないことをしていたな」

 

 ランベールはアンジェに近づき、その顎に手をかけて無理やり正面を向かせた。

 

「泣いているのか? しかしその涙もすぐに快楽で蕩ける。さあ、性奴隷としての最初の奉仕を始めてもらおうか」

 

「……私は、何をすればよろしいでしょうか」

 

「まずは誓いのキスだ。性奴隷が主人に服従を誓う、特別な口づけをしてもらおう」

 

「誓いの……キス……」

 

 アンジェの顔がさらに赤く染まる。それは羞恥と屈辱の色だったが、聖樹の誓いに縛られた彼女に拒否権はない。

 

「どうすれば……」

 

「自ら儂に口づけしろ。ただのキスではない。お前の舌を使って心からの服従を示すのだ」

 

 ランベールの言葉にアンジェは一瞬息を呑んだがすぐにゆっくりと顔を近づけた。ランベールの顔を見上げる形になったアンジェの瞳には涙が光っていたがそれでも彼女は前に進み出た。

 

「さあ、始めろ」

 

「はい……ランベール様に、濃厚な口づけをします」

 

 ランベールが顎をわずかに上げ口をわずかに開く。思わず顔を背けたくなるのを必死に堪えアンジェは目を閉じた。

 

(体が、口が、奴に奉仕することを是としている。これが“聖樹の誓い”……)

 

 アンジェはランベールの唇に自分の唇を押し当てた。最初は軽く触れるだけの口づけ。ランベールの唇は予想以上に厚く、生温かい感触がした。

 

「ん……」

 

 小さな吐息が漏れる。しかしランベールは動かなかった。彼はアンジェが自ら深いキスへと進むのを待っているのだ。

 アンジェは口を開き舌先を差し出した。ランベールの唇の間をそっと舐めるように触れる。すると、それまで動かなかったランベールの口がわずかに開き彼女の舌を受け入れた。

 

「んっ……ふ…」

 

 アンジェは舌をさらに伸ばしランベールの口内へと侵入させた。温かく湿った空間で、彼女の舌がランベールの歯列をなぞり上顎に触れる。その瞬間、ランベールの舌が動きアンジェの舌を迎え入れるように絡みついてきた。

 

「んむっ……! ちゅ……れろ……」

 

 分厚い舌がアンジェの舌を舐め上げ絡め取る。

 アンジェの小さな舌はランベールの舌によって容易く制圧され、口腔内を蹂躙された。必死に自分の舌を動かそうとするアンジェだが、ランベールの舌技の方が圧倒的でなすがままに弄ばれる。

 

「ふぁ……ん…ちゅぷ……」

 

 ランベールの舌がアンジェの舌の裏側を舐め上げ、根元まで絡みつく。同時に唇が彼女の唇全体を包み込むように吸い付いた。くちゅくちゅという水音が静かな室内に響き渡る。

 

「んんっ……! は……ふ…」

 

 アンジェは息継ぎのタイミングを失い、苦しさに眉をひそめる。

 しかし、ランベールはアンジェの後頭部に手を回してさらに深くキスを強要した。

 

「ちゅる……んちゅ……れろろ……」

 

 ランベールはアンジェの舌を自分の口の中に引き込みまるで美味しいものを味わうかのようにしゃぶり始めた。アンジェの口からは抑えきれない唾液が溢れ出し、二人の唇の端から糸を引いて垂れ落ちる。

 

(これが……私のファーストキスになるなんて。リオン……すまない……)

 

 アンジェは目を閉じたまま翻弄され続けたが、無意識のうちに舌を動かしランベールの舌に応えようとしている。それは“聖樹の誓い”に縛られた結果なのか、それとも女としての本能なのか、アンジェ自身にも分からなかった。

 

「ふぅ……んむ……ちゅぱ……」

 

 ランベールがようやく口を離した時二人の唇の間には透明な唾液の橋が何本も架かっていた。アンジェは荒く息をしながら、ぼんやりとランベールを見上げる。唇は唾液で濡れ、口の中にはまだランベールの味が残っている。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「合格だ。お前はこれで名実ともに儂の性奴隷となった。よくできたな」

 

「……あ、ありがとうございます」

 

 本当は感謝などしたくなかった。

 それでも口は勝手に動く。それが性奴隷として当然のことだから。

 

「次は四つん這いになれ。こちらに尻を向けろ」

 

「は、い……」

 

 アンジェは震える声で返事をするとゆっくりと体の向きを変えた。

 ベッドの上で両手と両膝をつき、ランベールに背を向ける姿勢をとる。自然と腰が上がり形の良い尻が突き出される格好となった。まだ先程の陵辱の名残で太ももの内側には精液と愛液が混ざったものが伝っている。

 

(こんな格好……まるで獣のようだ……)

 

 ランベールはその白く豊かな双丘を両手で鷲掴みにする。

 

「ほう……良い尻だ。張りがあって、それでいて柔らかい」

 

「んっ……」

 

 ランベールの太い指が尻肉に食い込む。彼は揉みしだくように両手を動かしながら、ゆっくりとその間を広げていった。アンジェの割れ目が露わになり、肛門と先程まで肉棒を受け入れていた秘所が晒される。

 

「や……」

 

 アンジェは小さく声を漏らし腰を引こうとしたが、ランベールの手ががっしりと尻を掴んでいるため逃れることはできなかった。代わりに肩が震え羞恥でシーツを握りしめる手に力が入る。

 

「さて、儂の巨根によって拡張されたマンコの様子は……」

 

 ランベールは指で秘所を広げて覗き込んだ。

 その膣内は瑞々しい輝きを保っている。隙間からは少量の精液が滲み出ており太ももの内側を伝ってシーツに滴り落ちていた。

 

 

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「ほう……まだ儂の精液が残っているな。どれどれ」

 

 ランベールは満足げな笑みを浮かべながら中指を一本立て、アンジェの膣口へと近づける。未だに異物感の残る秘所に指が触れる感覚にアンジェの体がびくりと跳ねた。

 

「んっ……♡」

 

 ランベールの指は膣口を探るように浅く行き来し先程自身が吐き出した白濁を指先に絡ませ取った。指先についた精液をランベールはアンジェの目の前に持って行く。

 

「どうだ、これが儂の特濃精液だ」

 

 アンジェは咄嗟に目を逸らそうとしたが、ランベールはそれを許さない。

 

「ちゃんと見ろ性奴隷。これはお前が儂のモノになった証なのだぞ」

 

 アンジェは瞼を閉じたかったが叶わなかった。ランベールの命令によってそれを見る。視界に入ってきたのは白濁の付着したランベールの指。べったりと付着したそれは子宮に注がれたものの一部でしかなかった。

 

(これより、もっと多くの精液が子宮に注がれたのか……)

 

 自然と喉が鳴る。

 それは性奴隷としての反応か、アンジェ本人の意志なのか。

 

「先程は随分と良い声を聞かせてもらったがどうだった? 儂の精を注がれる感触は」

 

「……」

 

 アンジェは即答することが出来ず唇を噛みしめた。頭の中にはリオンの顔が浮かび上がる。

 

(あんなの……気持ち良くなんか……!)

 

 心の中では必死に否定する。しかし、その記憶に蘇ってくるのは嫌悪と屈辱だけではなかった。確かにあの時、快楽の波に飲み込まれ何度も絶頂を迎えていたのだ。

 

「どうした性奴隷? 主人の問いに答えないのはマナー違反だぞ」

 

「……っ」

 

 小さく肩を震わせ俯いたままのアンジェの口は消え入りそうな声で言った。

 

「きもち……良かった……です……」

 

 その言葉はとても小さく掠れていたが確実にランベールの耳に届いていた。

 

「そうか、気持ち良かったか。では具体的に教えろ。どこがどう気持ち良かった?」

 

 ランベールの追及にアンジェはさらに深く顔を俯かせた。

 耳まで真っ赤に染め、シーツを握りしめる指が白くなるほど力が込められている。

 

(やめろ……これ以上、私に何を言わせるつもりだ……)

 

 しかし、“聖樹の誓い”に縛られた口は主人の問いに答えずにはいられない。震える唇がゆっくりと開かれる。

 

「奥を……子宮に、チンポが入ってきたときです……」

 

 その言葉を聞いたランベールの顔に、嗜虐的な笑みが広がる。

 

「ほう? 子宮を貫かれるのが、そんなに良かったのか?」

 

「はい……ランベール様の……太くて熱いチンポが、私の一番奥を抉るたびに……頭の中が真っ白になって……」

 

 アンジェは一旦言葉を切った。自分の口から零れ落ちる卑猥な単語の数々に、心が張り裂けそうなほどの屈辱を感じている。それでも言葉は止まらない。

 

「痛いはずなのに、苦しいはずなのに……体の芯が痺れて」

 

(リオン……ごめんなさい……オマエ以外の男に、こんなことを言わされている……それなのに……)

 

 彼女の脳裏に再び婚約者の顔が浮かぶ。だが記憶の中のリオンの優しい笑顔は、今のアンジェを責めているように見えてしかたがなかった。

 

「続けろ。お前は、どうされたかった?」

 

 ランベールはアンジェの尻を撫で回しながら、さらに言葉を促す。

 

「もっと……もっと奥を突いてほしくて……」

 

 アンジェの瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちた。

 

「ランベール様の精液で……危険日の私の子宮を、いっぱいに満たしてほしくて……」

 

 一度言葉が溢れ出すと、もう止められなかった。心の中に渦巻く自己嫌悪とは裏腹に口からは信じがたい体の(・・)本音が次々と紡ぎ出される。

 

「気がついたら……私、自分から腰を振っていました……。まるで、雌犬みたいに……ランベール様の精液を欲しがって……子宮の奥で、熱いのがどくんどくんって広がるのが……何よりも気持ちよくて……っ」

 

 そこまで言うとアンジェは静かに泣きじゃくった。四つん這いの格好のまま、ぼたぼたとシーツに涙の染みを作る。

 彼女の理性と誇りは、自分の口から出た卑猥な告白を必死に否定しようとする。

 

(こんなの……嘘だ……! 私は、感じてなんかなかった……! それなのに……どうして、こんな言葉が……!)

 

 心の中では叫んでいるのに体は正直に反応している。自分の発した言葉に反応し、膣の奥がきゅんと疼き新たな愛液がとろりと太腿を伝った。

 

「見事だ……! よくそんなに素直になれたな、我が性奴隷よ!」

 

 ランベールは高らかに笑うと目の前で突き出されたアンジェの腰を両手でしっかりと掴み、秘所に再び硬く勃起した肉棒の先端をあてがった。グチャリという水音とともに、亀頭が先ほどまで精液で満たされていた膣口にめり込む。

 

「その褒美に、もう一度お前の子宮をたっぷりと悦ばせてやろう。今度は後ろから存分にな」

 

「あ"っ……!♡」

 

 アンジェは背中をのけぞらせ、悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声を上げた。自らの言葉でさらに昂った体は再び始まる陵辱に抗うどころか、侵入者を甘く迎え入れようと奥の方でひくつき始めているのだった。

 

「今度は最初から、雌としての悦びを教え込んでやろう」

 

「はひぃんっ……!♡」

 

 アンジェの口から、自分でも驚くほど甘い吐息が漏れた。先ほどまでの圧迫感や苦痛はどこにもない。あるのは内壁を押し広げられ、満たされていく充足感だけだった。

 

(何だこれは……さっきと、違う)

 

 困惑するアンジェをよそに、ランベールは腰をゆっくりと進めていく。

 ずちゅ……ずちゅ……と、肉壁を丁寧に掻き分けながら肉棒は膣内の奥へと進んでいく。その動きは、初めての時とは比べ物にならないほど滑らかでアンジェの体は抵抗するどころか、まるで待ち望んでいたかのように侵入者を受け入れていた。

 

(ありえない……すごく、熱くて……きも、ちいい……?♡)

 

 頭の片隅で警鐘を鳴らす理性はしかし、すぐに押し寄せる快楽の波にかき消される。

 ランベールの腰がついに彼女の最奥に到達した。

 

「んお"っ……♡」

 

 子宮口を亀頭がノックする感覚にアンジェの背筋に電流が走る。それは痛みでは決してない。全身の細胞が歓喜に震えるような、甘美な痺れだった。

 

 ランベールは意地悪く笑いながら、腰を引く。するとアンジェの膣内が名残惜しそうに収縮し、彼の肉棒に吸い付いた。

 

「は、あ"っ……♡ や、抜いちゃ……」

 

「どうした? 抜かないでほしいのかぁ?」

 

「は、い……あっ♡」

 

 ランベールは最後まで聞かずに再び腰を突き入れた。今度は、さっきよりも速く深く。

 

「ひゃうっ♡♡」

 

 アンジェの視界が白く弾ける。ランベールの巨根が子宮口をぐりゅっと押し潰す。それだけで、脳がとろけてしまいそうな快感が全身を駆け巡った。

 

「ほら、正直に言ってみろ。どうしてほしい?」

 

 ランベールは腰の動きを止めずに、アンジェの耳元で囁く。

 

「もっと、奥を突いてほしいんだろう? 子宮をさっきみたいにこてんぱんに犯してほしいんだろう?」

 

「そう、です……! あっ♡ あ"っ♡ さっきは、苦しさや……悲しさの方が……あんっ♡ 大きかったから、気持ち良さだけ……もっと感じたい♡」

 

 

――ぱんっ! ぱんっ! ぱちゅんっ!

 

 

「お"っ♡ お"っ♡ 奥、きてる……! 子宮に、あたってるっ……♡♡」

 

 

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 部屋中に、二人の体がぶつかり合う肉の音とぐちゅぐちゅという卑猥な水音が響き渡る。アンジェはシーツを握りしめ与えられる快楽に必死にしがみついていた。

 

「ああ、いいぞ……! オマエのマンコ、先程より素晴らしい……! 儂のチンポに自分から絡みついてきよる……!」

 

「そ、そんな、こと……あっ、言わないでぇ……♡」

 

 ピストンの動きに合わせて、膣内は複雑にうねり肉棒を更に深くへと誘い込もうとする。

 

「お゙っ……ほっ……!♡ あ"あ"あ"あ"~~~っっっっ♡♡♡」

 

 アンジェの口から言葉にならない嬌声が迸る。子宮口がこじ開けられ、亀頭が内部へ侵入してくる感覚。それはもはや苦痛など微塵もない、純粋なまでの快楽の奔流だった。

 

(きもちいい……! 子宮、こじ開けられるのきもちいい……! セックスが気持ちよすぎて、頭が真っ白になるぅ……っ♡♡)

 

 リオンのことは愛しているし、リビアのことを大切に思っている――その気持ちだけは変わらないのに。ただこの快楽を貪りたい、もっと奥を、もっと深くこの雄に自分の全てを征服してほしい……そんな風に無意識のうち自ら腰を前後に振り始めていた。

 

 性奴隷として従順となっている体が、精神にも作用し始めていた。

 

「もっと……! もっとください……! ランベール様のチンポで、私の子宮をもっといじめて……!♡」

 

「そうかそうか! 素直でよろしい! ならば、遠慮なくいじめてやる!」

 

 ランベールは歓喜の声を上げるとさらに抽送の速度を上げ、獣のように前後に動く。

 

「あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ すごい……! すごすぎるぅ……! また、変になっちゃう……! また、子宮でイかされちゃう……!♡♡」

 

 だらしなく開いた口から涎を垂らし目尻には快楽の涙を浮かべながら叫んだ。アンジェの中ではもはや、ランベールに征服されることが至上の喜びとなりつつあった。

 

「ああ、イけ! イく時はちゃんと主人にそう言うんだぞ!」

 

「はい……! はいぃ……! いく……っ、イきます……! ランベール様のチンポで、イキますぅ……♡」

 

 ランベールは最後の一撃を最奥へと叩き込んだ。

 

「出すぞ……! 今度は、孕みたがってるオマエの子宮の一番奥にぶちまけてやる……!!」

 

「お"っ……! お"っ……! お願いします……! ランベール様の熱いおちんぽミルク……危険日の私の子宮に……たっぷり注いでくださいませぇ……!♡」

 

 絶頂の真っ只中でアンジェは半ば狂乱したように叫んだ。その言葉が、ランベールの欲望を最終的に爆発させる。

 

「おおおっ……! 出るっ!!」

 

 ランベールの咆哮とともに、肉棒がアンジェの子宮口を再び貫き最奥で爆発する。

 

 

――どぴゅっ……どぴゅるるるるるるるるっっ!!

 

 

「あ"つい"の、きてる"ぅうううううううう……♡ 子宮のなか、いっぱいになってく……!! 嬉しい……♡ 中だしされるの、うれしいれすぅ……♡♡♡」

 

 アンジェは、ドクンドクンと脈打つ肉棒から吐き出される灼熱の精液の奔流を子宮でしっかりと受け止めながら、これまでにない深い絶頂に溺れていった。その腹は注がれた大量の精液で、内側から満たされているかのようにわずかに膨らみを見せていた。もはや彼女の頭の中は目の前の主人に征服され、犯してもらえるという雌としての幸福だけで満たされている。

 ランベールは余韻に浸り、アンジェがぐったりと脱力するまで射精を続けながら子宮を蹂躙し続けた。

 

(信じられない気持ち良さ……♡ ダメだ、こんなの耐えられない♡)

 

 ランベールがアンジェの中からまだ硬さを保った肉棒をゆっくりと引き抜くと、クチュリという淫猥な水音が響いた。子宮に注ぎ込まれた精液の一部が栓を失った秘所から白濁の雫となって落ちていく。

 アンジェは四つん這いの姿勢のまま、荒い息を繰り返していた。絶頂の余韻でぼんやりと霞む視界の端に自身の愛液とランベールの精液にまみれてぬらぬらと光る肉棒が映り込む。本来ならば憎悪の対象であるはずのそれが、今はただ欲しくてたまらないものに感じられた。

 

「さて、まだまだ夜は長いぞ」

 

「ぅあ……」

 

 ランベールはずるりとアンジェの体を抱え上げると、自身は仰向けに寝転がった。目の前には重力に従って垂れ下がる豊かな胸と、その頂点で硬く尖る乳首。ランベールはその光景を満足げに眺めながらアンジェの腰を抱き寄せる。

 

「今度はお前が自分で動け。性奴隷として、主人にたっぷり奉仕してもらおうか」

 

 アンジェはぼんやりとランベールの上に跨がった。先ほどまでの絶頂の余韻で手足はまだ鉛のように重い。それでもランベールの言葉に逆らうことはできない。もはや単なる“聖樹の誓い”の強制力を超えて、自身の雌としての本能がそれ以外の選択肢を拒否していた。

 ランベールは両手を後頭部で組み、ふんぞり返ってアンジェを見上げる。手を出すつもりは毛頭ない。アンジェが自ら快楽に堕ちていく様を特等席で眺めるつもりだった。

 

(私が……自分から動くなんて……)

 

 アンジェは震える手でランベールの腹の上で屹立する肉棒にそっと触れた。その血管が浮き出た逞しい感触と熱さが、彼女の指先から全身を駆け抜ける。

 

「2回も大量の精液を出したのに……まだ堅いなんて……♡」

 

 思わず漏れる吐息はもはや恐怖ではなく強い期待に濡れている。そっと腰を浮かせると、自らの秘所をあてがう場所を探した。愛液と精液が混じり合った蜜が肉棒の先端へと滴り落ちる。

 この巨大な快楽の種を飲み込みたいという、雌の本能が体の奥底で熱く脈打つ。アンジェは片手でランベールの肉棒を根本でしっかりと掴み、もう一方の手で濡れきった自身の割れ目を大きく開いた。

 

「んん……っ…」

 

 亀頭がようやく膣口の位置を捉え、腰をゆっくりと落とし始めた。

 ぐちゅ……と肉と肉が押し合う音。さっきまで自分を蹂躙していた肉棒を、今度は自分の意志で中へと招き入れる。

 

「あ"っ……♡ あ"あ"~~っ……♡♡」

 

 自身の体重で沈み込んでいく肉棒はあまりにも太く、あまりにも熱く、内壁を一つ一つ丁寧に押し広げながら最奥を目指していく。

 

「ふ……うぅ……っ」

 

 あまりの快感にアンジェの腰が途中で止まる。まだ亀頭の半分ほどが入っただけだというのに、全身が熱く蕩けてしまいそうだ。

 

「どうした、これで終わりか? 主人を満足させられなければ性奴隷の価値はないぞ」

 

(本当はしたくない。でも、体が言うことを聞かないから……これは、仕方ないことで……♡)

 

 

――ぐぽんっっ!!

 

 

「お"っっ……♡♡ お"ほ"お"っっ……!♡♡♡」

 

 結合部から、激しい水音が上がる。子宮口の手前想像を絶する深さで止まった巨根に、彼女の膣内は歓喜の痙攣を起こした。

 

(きた……私の、いちばん奥まで……来た……!!♡♡)

 

 子宮の入り口を亀頭がぐりゅっ!と直接圧迫するたび、視界に火花が散る。その圧倒的な充実感に、アンジェの口からは完全に雌のそれに成り下がった歓喜の嬌声が迸る。

 

「あっ、すご……! お腹の奥まで、ランベール様のでいっぱい……!♡♡」

 

 アンジェはランベールの腹筋に手を付いて支えにすると、今度は自ら腰を上下に打ち付け始めた。重力に逆らい自らの体重を乗せて、自分の一番気持ち良い場所へと幾度も幾度も肉棒を突き立てる。

 アンジェの巨乳が動きに合わせて激しく上下に揺れた。

 

「あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ 子宮に当たってるっ……! ランベール様のチンポで、私の子宮こじ開けられるうぅ……!!♡♡♡」

 

 アンジェの腰の動きは加速していく。その動きはもはや奉仕ではなく快楽を貪るだけの、獣のそれだった。よだれを垂らし快楽に歪んだ顔でただひたすらに快楽のポイントを自ら穿つ。

 

「ああっ、良い……! もっと、もっと激しく動け! お前の一番いいところをもっと擦り付けろ……!」

 

「はい……! はいぃ……!♡」

 

 アンジェはランベールの指示に従い、膣の一番感じる場所を亀頭のカリに必死に擦り付ける。

 

(気持ちいい……! 自分で動くのがこれほど気持ちいいなんて……!)

 

 最早アンジェは心の中で建前を言う余裕もなかった。

 性奴隷としてランベールとセックスしている自分と、心の中の本当の自分との境界線が曖昧になっていく。

 

(これでは本当に、リオンとセックスできても本気でイけるか分からない。経験豊富だとしか思えないコイツのテクニックをリオンは持っていないはずだし、いくらアイツでもこんな……こんな、大きさも堅さも最上級のチンポを持っているとは思えない……!♡♡)

 

 アンジェの中の何かが音を立てて壊れていくのを感じる。

 公の場では決して見せることのない雌の本性を全てさらけ出しながら、さらに腰の動きを激しくさせた。それは淫乱と形容するのが相応しい姿。

 

「そろそろ限界か? イきそうか?」

 

 ランベールがニヤリと笑いながら尋ねる。アンジェは縋るような、泣きそうな目でランベールを見つめながら激しく何度も頷いた。

 

「は、はい……! イきます……! また、イってしまいます……! ランベール様……! お願いです……! 今度は、一緒にイきたい……!♡♡」

 

 アンジェは騎乗位で腰を振りながら切実に懇願した。“聖樹の誓い”が産んだ偽りの服従の言葉ではない。快楽に蕩けきった雌が本能的に雄へと乞う、真実の叫びだった。

 

 

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「そうか! 主人と一緒にイきたいか! ならば……!」

 

 ランベールは起き上がると、アンジェの腰を腕で支えるようにしてがっしりとホールドした。そして下から何度も激しく、容赦なく子宮口を突き上げる。それは二人で絶頂への階段を駆け上がるための合図だった。

 

「あ"っ♡ あ"っ♡ きてる……! くる……!! イ"っく……!♡」

 

 アンジェの瞳が白く裏返り、体が大きく仰け反る。

 

「出すぞ……!! たっぷりと……お前の、孕みたがりの子宮に……!! 受け止めろ……!!」

 

 

――どびゅっ!! どぷぷっ!! びゅるるるるるるるる!!

 

 

 ランベールはアンジェをホールドしたまま彼女の体をペットのように自由に動かし精液を一滴残らず種付けするかのように、自身の子宮口へと亀頭を何度も擦りつけながら射精した。

 

「い"く"う"う"う"う"ぅ"っっ……!!♡♡ 出てる……! ランベール様の、精液……! 危険日の子宮に出されて、幸せぇえええええええっ!♡♡♡」

 

 アンジェは絶頂の淵で大量の精液を注がれる幸福感に浸りながら、最早ただの雌としての悦びを大声で叫んだ。

 もう避妊薬のことも妊娠の恐怖も頭から消え去り、気高き令嬢としての自分も、婚約者のことも、その全てが一時的なものとはいえどうでもよくなる。

 

 ランベールが手を離すとアンジェは全身から力が抜け、ランベールの胸の上に崩れ落ちるようにして倒れ込んだ。まだ繋がったままの結合部からは、収まりきらなかった大量の精液がグチャと音を立てて溢れ出している。

 

「はぁ……っ、はぁ……っ…」

 

 肩で息をするアンジェの耳元に、ランベールが満足げに囁きかける。

 

「まだまだこれからだ。儂の精力は底を知らんからな。好きなだけ出してやる」

 

 その言葉に、アンジェの体の奥で子宮が再びきゅんっと期待に疼くのを彼女自身がはっきりと感じていた。

 

 

 

* * * * *

 

 

 

 夜も更け、屋敷の一室にようやく静寂が訪れた。

 ランベールは満足げなため息を一つ漏らすと汗と精液と愛液が入り混じった体液でぐっしょりと濡れたベッドから身を起こした。彼の肥満体が動くたびに、スプリングがぎしりと軋む。

 

「ふぅ~……久々にはしゃいだ。満足したぞ、性奴隷」

 

 ランベールの言葉に応える声はない。ただ、荒い呼吸だけが部屋に響いている。

 

 ベッドの中央にはアンジェが力なく仰向けに横たわっていた。もはや指の一本すら動かすこともできない。公爵家の令嬢としての誇り高い面影は、どこにも残っていなかった。汗と精液はべったりと額や頬に張り付き、半開きになった唇の端にも白濁がこびりついている。

 

(ああ……もう、動けない……)

 

 アンジェの意識は、深い快楽の沼の底に沈み込んだままぼんやりと現実を認識していた。全身の感覚は、蕩けきった子宮の奥にまだ残る灼熱の感触と全身に生暖かくへばりつく無数の精液の感触だけに支配されている。

 

(体の中も……外も……あの男の精液で……いっぱいだ……)

 

 ランベールが何度も何度も注ぎ込んだ特濃の精液はすでに満タンだった子宮の中にほとんど入りきらず、未だに秘所からどろりと太腿を伝いシーツに大きな染みを広げ続けている。腹の上にも、豊かな双丘の谷間にも幾度となく浴びせかけられたそれは、まるで彼女の全身を所有の証で塗り固めるかのようだった。

 

「クク……見事な汚れようだ。これでお前も、ようやく一人前の雌だな」

 

 ランベールはベッドの端に座り、自分の「作品」を眺めながら、嗜虐的な笑みを浮かべる。

 

(こんなの……もう、嫌なはずのに……)

 

 心の片隅ではかすかな拒否感がある。だがそれは、すぐに別の感情にかき消されてしまう。

 

 静かになった部屋の中でアンジェは一人、天井を見つめていた。視界は涙でぼやけ現実感を失っている。

 

(リオン……リビア……)

 

 愛する婚約者と親友の顔が浮かぶ。彼らと過ごした、穏やかで暖かな日々。それはもう遠い過去の夢のようだった。

 二度と、あの頃の自分には戻れない。

 表面上は笑えても、心の底では……

 

(私は……リオンが好きなのに……)

 

 誓いがあるからだ。誓いに縛られているから、逆らえないだけだ。何度も何度も心の中でそう繰り返した。それは、最後に残った誇りを守るための唯一の盾だった。

 しかし、体は知っている。心の奥底に巣食うもう一人の自分もはっきりと自覚している。

 

(……誤魔化せない。私は、快楽に溺れていた)

 

 自ら腰を振り子宮に精を注がれることを懇願したのは、本当に“聖樹の誓い”の力だけだったのか? あの脳が焼き切れるような快楽の奔流を、確かに自分は望んでいたのではないか?

 

「あはは……何をしてるんだろうな、私は」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 体は疲れ果てて心は激しい自己嫌悪に苛まれている。だが、それとは裏腹にまだ燻る雌の火種の間でグチャグチャにかき混ぜられているのも事実。

 

 アンジェは汚れたシーツに顔を埋め、声を殺して泣き続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 そして――

 その様子を、部屋の装飾品に擬態している記録用の水晶がずっと撮り続けた。

 

 

 

                            【To Be Continued...】

 




 何ということだ。3万文字を超えた……

 Web版の調子に乗った共和国ならサイコロの出目次第で、王国の公爵家の令嬢でも人質に連れ去った可能性は否定できないんですよね。
 ランベールの息子であるピエールも“聖樹の誓い”に違反したとして紋章を剥奪するため、他でもない聖樹自身が植物由来の拘束方法を実行できるみたいなので、アンジェには魔法の無効化+蔓による拘束で陵辱されてもらいました。

 先に予告します。
 『人妻アンジェの不貞』はあると。

~おまけ~
“聖樹の誓い”によって表面上は淫乱になったアンジェ(本来“聖樹の誓い”は目つきや表情まで変える力はないとする)
「んむっ♡ じゅぷ♡ ランベール様のチンポ、とても美味しいです……♡」

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