原作3巻での出来事。
【あらすじ】
聖剣盗難事件からなる一連の騒動の中心にいたのは、駒王町にて暗躍する元・教会所属のフリードと古の堕天使コカビエルだった。
使命と私怨によってフリードを追っていた木場、ゼノヴィア、イリナの3人だがコカビエルの圧倒的な力に撤退を余儀なくされる……深く傷ついたイリナを残して。
破けた服から覗く胸に興奮したフリードは、コカビエルから許可をもらって傷ついたイリナに覆い被さる。
とある古びた教会。
徐々に暗くなっていく茜色の空に照らされたその教会は人が来なくなったことでその役目を果たし、本来であれば怖くなるほどの静寂が支配しているはずだった……
ただし、今日に限っては違う。
教会の中から鳴り響く剣をぶつけたような音。
物か何かがバラバラになるような破壊音。
そんな非日常の音が続き――
――ガシャアアアアアンッ!
教会の窓が派手に割れた。
そこから出てきたのは2つの影。
「――っく! 一旦出直すしかないか」
「くそっ。イリナ……!」
駒王学園高等部2年生、
カトリック教会の聖剣使い、ゼノヴィア。
本来であれば敵対関係であるはずの2人はとある目的のため一時的に共闘関係にあったのだが……
その共闘理由となる敵を前に、分が悪いと撤退を選んだのだ。
2人は
「さっすがコカビエルの旦那~。旦那に掛かれば魔剣使いだろうが聖剣使いだろうがゴミ同然っすね~! いや~さすが堕天使の幹部! そんな旦那に付くことにしたオレっちの慧眼さっすが~~~!!」
「くくく、思ってもないことを言うな。貴様のクズさ加減はこちらも承知している。結局、最後の方では自分を褒めているだけではないか……」
「あ、バレちった? めんごめんご~」
所々破壊された箇所が目立つ教会内部。そこで2つの影が言葉を交わしていた。
1人は元・教会の戦士フリード。
紆余曲折あって教会を追放されてからは悪魔とそれに関わった人物を殺し回る少年であり、少し前まで別の堕天使の下で働いていた。
顔は整っているがその醜悪さは隠しきれず、言動もふざけている。
そしてもう1人は古より生きる堕天使コカビエル。
複数の黒い翼を背に携え、現在いるこの町で予てより計画していた野望を完遂させようと暗躍している男だ。
「しっかし、アイツら何考えてんだかね~? オレらの居場所分かったんならもっと大人数でくりゃいいのに。ま、来たところで血の池地獄の染みになってコカビエルの旦那が歩くレッドカーペットになるだけだけど~♪」
「さて、どうだろうな? 独断専行か、私怨か……。どちらにせよオレには関係ない。サーゼクスの妹がどれだけ味方を引き連れてこようと、この町にいる奴でオレに勝てる者は皆無。計画に支障は出ない」
「んん~♪ 概要は聞かせられてるけど、上手くいった時のこと考えると……興奮のしすぎで股間ビンビンになっちまいますわああああああ!!」
フリードが指さした先、自身の股間はズボン越しにも分かるぐらいいきり立っていた。非常に下品な行為だがコカビエルは気にした様子もない。
「ふん。貴様がそこをおっ立てているのは、半分は計画のことだが……もう半分はそこに転がっているものが原因だろうに」
「あ、またまたバレちった~~~♪」
コカビエルは教会の壁に背を預けながら、フリードは中途半端に破壊された長椅子に腰掛けながら、同じ方向を向く。
そこにいたのは――
「うっ…………ぁ……」
木場、ゼノヴィアと共にコカビエルに襲撃を掛けたものの、圧倒的差から返り討ちに遭ってしまった教会の戦士、紫藤イリナであった。
コカビエル自身手加減してやったとはいえ、その攻撃をモロに喰らったことで戦闘不能に。今は気絶こそしていないが意識朦朧の状態で倒れ伏している。
流血していないが、破れた戦闘服が受けた攻撃の威力を物語っている。そしてその破れた部分――胸部は遮るものが何もなくなったことで、イリナの持つ大きな胸が露出していた。
「てかさー、殺さないの? 今ならどんなやり方も選び放題のしたい放題っすよ? 無防備な少女をどれだけ綺麗に解剖できるかの世界記録に挑戦すんのもありよりのありっすかね~」
「雑魚に一々構ってられないというのもあるが……宣戦布告にちょうどいいと思ったまでだ。オレが求めるのは安泰とした平和ではなく、混沌とした戦い。サーゼクスの妹がオレを止めるつもりなら、コイツを目の前で返してやれば良い燃料になるかもしれない――ただそれだけの話だ」
サーゼクスの妹――リアス・グレモリーは決してバカではない。
無策でコカビエルに戦いを挑むのは切羽詰まった事態でもなければ避けようとするはずだ。
だが、逆に言うと時間が限られ援軍の到着が間に合わない事態となれば、一塁の望みを掛けて戦いを挑むだろう。持てる戦力の全てを引き連れて。
その戦力全てを返り討ちにし、リアス・グレモリーを犯してから殺せば腰の重いサーゼクスとも戦えるかも知れない。自分が望み続けた極限での殺し合いが出来るかもしれない。
コカビエルはそのように考えていた。
「そんじゃコイツは生かして返す感じ?」
「ああ。あの金髪の優男と青髪の教会戦士が別行動を取っているのなら、先程オレが説明してやった計画とオレの強さを知らないままとなる、それではおもしろくない」
「ちぇー! そこそこおっぱい大きいし良い体だから好き放題したら楽しそう♪って思ったけど、弱ってる状態で血しぶきビシャー!な展開に持ってくと渡す前に死にそうだからなしか~」
「好きにすればいいではないか」
「あい?」
コカビエルも若い頃は何度も女を抱いたのだ。男の性欲が強いことは知っているし、戦いの前後は特に性的衝動が強くなることも実体験で分かっていた。
「まだ時間には余裕がある。さっさとその女を犯してその汚いモノを鎮めろ」
「マ~~~ジっすか!? うっひょ~~~! さっすがコカビエルの旦那、一生付いていきや~~~す!」
「いいからやれ」
フリードは長椅子から立ち上がり、ピョーン!とイリナの元まで跳び上がった。
「ぅあ……な、にを……」
フリードは顔に歪んだ笑みを貼り付けながら舌なめずりをする。
「何って決まってるじゃ~~~ん? 楽しい楽しい……神に捧げたその処女の喪失記念パーティーだよ!!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「それでは早速……揉みっとな!」
「……え、やめ――きゃぅん!」
イリナに覆い被さるような形で跨がったフリードは、相手の気持ちを一切考えないような無遠慮さで露出した胸を両手で鷲づかみにした。
「おお!? 想像以上に柔らかいじゃあ~りませんか! なのに重力に逆らって乳を大きく育てるなんて、元・教会の者としてとして淫罪で裁かねばなりませんな~! 完全な巨乳の仲間入りするまえにお仕置きしちゃうよ~♪」
「ぅぅぅ、ぐす……や、ぁ……ひんっ……」
教会にフリードのゲスな声と、イリナの嗚咽混じりの声が響く。
敵に体を好き放題されることを許してしまった事実に、恥辱を感じるイリナ。しかし、意識が定まらずされるがままに弄ばれることしかできないでいた。意識さえはっきりとしていれば抵抗の1つでもできたのであろうが……今は身をよじるぐらいしかできることがない。
イリナのそんな反応を楽しんでか、胸の形がぐにゅぐにゅと変わるほど強く揉み続けるフリードは、どうやってこの世間知らずの少女に恥辱を与えるか思案しだす。
「はぁ……はぁ……んんっ♡」
「あ~らら、まだ胸触っただけだってのにもう感じちゃってんの? やっぱ処女ってめんどくせ~。まだ前戯なんだぜ。“私、感じてなんかいないんだから!”とかツンデレみたいなこと思ってるんでちゅか~~~? ……バカが! いつまで生娘ぶってんだよ! この程度で感じやがって淫売女が!!」
フリードはそう言いながら胸を揉む手の動きを緩めない。
指に力を入れて痛がらせたり、あえて胸の先端へ触れないようにすることで焦らしたりと楽しむ。完全に自分だけが楽しむための揉み方だ。実際、イリナにも快楽以上に痛みや不快感がある。
「うぅ……ぃ、やん……あっ、あっ……♡」
「たまんね~。揉み心地最高じゃん♪ おや? おやおやおや? どうしたどうした? 乳首が立ってきてんじゃんか! 声だけじゃなくて体も本格的に感じ始めてるようですな!」
「――っ、そんな、こと……! ひぃん♡」
だが、揉まれ続けたことで徐々に嗚咽に喘ぎ声が混ざりはじめる。
痛みはある。不快感だって信じられないほど酷い。なのに――
(私は、教会に選ばれた聖剣使いの戦士なんだから……! 命を掛けてコイツら主の敵を排除することこそ使命。例え屈辱的な行為をされたとしても最期まで戦い抜く。そう決めていたのに……どうして私の体は気持ちよくなってるの!?)
その意志に反して、イリナの体は痛みすらも快楽の1つしようとする。脳が痛みを快感だと誤認識しだす。
「うひゃひゃひゃひゃ! いいねその顔! オレのこと嫌っているのにおっぱい乱暴に揉まれて気持ちよくなってる自分に混乱してるって表情! 何ならオレにお願いでもしてみるか? “さっきから避けてる乳首、ちゃんと弄って気持ちよくしてん♡”ってさ。目ぇ潤ませて媚びるんなら考えてやってもいいぜ~♪」
「だ、れがぁ……!」
(こんな奴に……こんな奴に、こんな奴に、こんな奴に……!)
悔しくて悔しくて仕方なかった。
本当はこんなはずじゃなかったのだ。自分と同じく聖剣に選ばれた戦士であるゼノヴィアと共に堕天使と戦って、教会に聖剣を返して、それで……それで……
(イッセーくん……)
ふと、頭に思い浮んだのは悪魔になってしまった幼なじみの少年。
自分が、初めて好きになった人。お昼寝をしている最中に内緒でキスをしたのは子供の頃の思い出であった。
悪魔にこそなっていたがその本質までは変わっていない。おバカで、ちょっとエッチで、でも友達思いで真っ直ぐな少年。数年ぶりに合ってもそこは変わっていなかった。
なのに自分は教会に属する者だからと、心のどこかで幼なじみの少年のことを否定していたのかもしれない。今思えば、自分と少年の再会と立場の違いという悲劇に酔っていたのかもしれない。
もしも、悪魔とか関係なく幼なじみともっと距離を詰めていれば。もっとお互いに信用しあって連係できていれば。上っ面の約束ではなく、心から信頼して一緒に同じ目標に向かって足並みを揃えていれば。
戦力の差も理解できずに返り討ちにあって、無様な格好で敵にいいようにされることもなかったのかもしれない。
漠然と、幼なじみの少年といつかがあれば“そういうこと”をしたりするのかなと妄想していた自分の体は、敵であるゲス男に好き放題され尊厳を踏みにじられている。
そう考え始めれば涙が止まらなくなった。
「うぅ、うぅぅぅ……ぐすっ、うぁ、あぁぁぁぁぁ……」
「なんでい、ガチ泣きしてんじゃん。あ~あ、萎えちゃったよ全く。やっぱ女抱くなら経験豊富な大人の女性に限りますわな。乳臭ぇ生娘に興味ねえっすわ……」
フリードの手がイリナの胸から徐々に離れていく。
予想外のことに困惑しながらも、しかし光明が見えたかのように感じ――
「うっそぴょ~~~ん!!」
再び胸を鷲づかみにされたうえ、ピンと立ってた乳首を力強く吸われた。
「――! あ、はあああぁぁぁぁぁんっ!?」
「ちゅう~~~~~! はぁ~、うんめぇっす焦らしに焦らした乳首の味は! オラ、溜まってたんだろぅ? 好きなだけ感じやがれ! じゅちゅ! レロレロレロ~!」
右の乳首を吸えば次は左の乳首を吸い、さらには胸を寄せて無理矢理両方の乳首を引っぱるかのように口に含んで吸い出す。フリードはイカれた目つきのまま恍惚の表情となっていた。
「やっぱオレ好きだわ~。ちょびっと希望を見いだしたおバカさんが直後に裏切られた時の表情大好きだわ~。落差の激しさがすごくでそれだけで射精しそうになりますな~!」
「くく、珍しく意見が一致したな。特に世間知らずの教会の人間が見せるそれはワインが美味しくなるほどに格別だ。確か……イリナという名だったか? 口では嫌がってても本当は嬉しいんだろ? ようやくその下品な胸でもっとも感じられる箇所を責めてもらえたのだから」
観客であるコカビエルからも茶々を入れられ、即座に否定しようとするイリナであったが――
「だ、れ……がぁ――んぎぃ!?」
「大人しくしてろよ。乳首噛む時に力加減間違ったら大変なことになりますぜ~?」
フリードは乳首を吸いながら歯を食い込ませた。痛いはずなのに何故か気持ちいいという不思議な現象にイリナの顔は混乱でぐしゃぐしゃになる。
「さ~って、おっぱいは堪能しましたし、そろそろ“下”の方も手がけますかね~♪」
「はー……! はぁー……!」
十分楽しんだとフリードはようやく胸から手と口を離した。その胸はヨダレまみれとなっており、乳首は赤く充血して歯の跡までついている。胸への陵辱が終わったことで強制的な快楽からイリナは解放されたが、もはや荒く息を吐くことしかできない。
「お? ちょうど股部分も戦闘の余波で破れかけてるじゃん♪ コカビエルの旦那、もしかしてわざとこういう破れ方になる攻撃したん?」
「そんなわけないだろ。しかし、柔な作りだ。昔の方がもっとマシな戦闘服を着ていたぞ。少なくとも余波で破れ掛かるなど……技術でも紛失したのか?」
「大昔の服事情とか興味ねっす。まぁこれなら――手づかみでも破れそうっすね~!」
――ビリリリッ!
フリードは宣言通りイリナの股を守っていた布を力任せに引きちぎる。
露わとなったのはまだ誰も受け入れていない、誰にも見せたことのない神秘のクレパス。
「や、ぁ……見ないでぇ……」
「お? 盛りマンじゃんか! こりゃあ確定演出で気持ちよくなるの決定だわ!」
「ほう? 随分と秘所が濡れているようだな教会の戦士よ。内側に愛液が溜まっているのが離れてても分かるぞ?」
「あ、マジすっわコカビエルの旦那! ヤッバ! こりゃマン汁だらだら垂れ流して男とヤルことしか考えてない淫乱ビッチですわ!」
フリードとコカビエルに性器を見られて嘲笑される。イリナは恥ずかしさで死んでしまいそうだった。
しかし、同時に自分の秘所が濡れているという事実にも気づいてしまう。
(なんで……お腹の奥が、切なくなって……!?)
性知識に疎いイリナは自分の体の変化を完全に理解し切れてなかった。教会の者として清廉潔白を心掛けていたが、その本質はむっつりスケベだ。だからこそ、イリナ自身の想いを置いてけぼりに体は本能から“準備”を済ませている。
「さてと、それじゃお待ちかねのご開帳タイムといきますか~!」
フリードは両足をがしりと掴むと大きく左右に開脚させた。
「いやっ、やぁ……! はなしてよぉ……」
処女というだけあって、秘裂はぴっちりと閉じている。そんな誰が見ても可愛らしいと思わせる穴にフリードは舌なめずりをした。そして両手の親指を秘所に突きいれるかのよう擦り付け、ぐいっと左右に引っぱる。
クパぁ……と水を含んだ音が鳴り――イリナの秘所が押し拡げられた。
「あっ、いやぁ……! だめ……」
「おっほ~、綺麗なピンク色してんねぇ~。やっぱ未使用マンコを見て感動するのって男の本望よね~!」
「あっ、いやぁ……! だめ……」
愛液で濡らした膣口が晒される。それは興奮が最高潮に達しているフリードにとって、陵辱してくださいと言わんばかりの最高の状態で差し出されているようにも見えた。敏感な部分に外の空気の感触を感じ、フリードの言葉に反応してか秘部は愛液が溢れてくる。
「は~い! お待ちかねの挿入タイムと洒落込みます! お注射の時間ですよ~!」
「――っ! それだけは、やめっ……!?」
「聞こえねえよバァ~~~カ!!」
フリードは器用にズボンから取り出した肉棒を秘所へ擦りつけると、躊躇い無く一気に膣内の奥深くまで挿入した。
「うぐぅっ!? あああぁぁぁあぁぁぁぁっっっ!!?!?」
ぶちりッ!と処女膜が無理矢理破られ、激痛と肉が引き裂かれる感覚がイリナを襲う。
処女を失ったことによる破瓜の血が結合部から流れ出てきており、その血を見たフリードは「初物頂きました~!」と喜びの声を上げるがイリナには聞こえていない。
「あ、あぁ……い、たい……いたぃ……」
破瓜の痛みで意識が朦朧としているイリナに、ニヤニヤと笑みを浮かべたコカビエルは追い討ちするように言葉をかける。
「痛い? 違う。それだけではないだろ。お前は今、気持ちよくなってるんだ」
「そんな、こと……」
「お前は今感じているのだ。痛みと屈辱を……そして、それを塗り潰すほどの快楽を! 無理矢理組み伏せられ、まともに男に触らせたこともなかったであろう胸ををめちゃくちゃにされ、マンコにチンコを突き入れられ、女として体が男に媚びを売り始めたのだ」
否定したい。いますぐそんなわけないと叫びたい。しかし、イリナがどれだけ心から否定したくても痛みが引いてきた体は――
「オレはすげぇ気持ちいいけどね! 盛りマンのくせにキツマンとか最高だわ! ほらほらイリナちゃ~~ん、オレ様のチンポがズポズポマンコに出入りしてるのが分かる~?」
「あぐっ、うぐぅぅ……! あ、ああぁぁ……!」
フリードは腰を前後に振りながらピストン運動を始める。処女を失ったばかりで膣内が傷つき、血が出ているにも関わらずお構いなしだ。イリナはただ頭を振り乱し、涙を流しながら悲痛と認めたくない快楽に悶えることしかできない。
「おうおう、あまりの気持ちよさで涙出まくりですか~? そんなに嬉しがってもらえるともっと激しくしたくなっちゃうじゃねーかよ!」
フリードは更に激しく腰を振り始める。イリナの膣内を自分の形に拡張させながら、亀頭で子宮口を叩き潰すようにピストン運動を繰り返す。その激しい動きにイリナはただ翻弄された。
(痛い……痛いはずなのに……!)
コカビエルが言った通りだった。イリナは確かに感じているのだ。その証拠に秘所から新たな愛液が溢れ出してきているのだから。だが、それを素直に認めるわけにはいかないと、イリナは歯を食いしばりながら快楽を否定しようとする。
「あぐっ! ああぁ……! うぎぃぃ……! く、ぅん……♡」
しかし、どれだけ否定しようとしても口からは徐々に喘ぎ声が漏れてしまっていた。一度感じ始めてしまった体はもう止められない。
「お? お? なんか声が変わってきたぞ~?」
「あ……あぁ……」
イリナが快楽を感じ始めたのに感づいたのか、抽挿に緩急をつけ始める。イリナが特に感じやすい箇所を重点的に攻め、その反応を見て更に動きを変えていく。
「いやだ……ぁ♡ こんなぁ……」
イリナがどれだけ嫌がろうとも体は快楽に反応してしまっていた。快楽という手段を持って上下関係を叩き込む“オス”に“メス”の自分は屈服してしまっている。格上だと認識し始めているオスの寵愛を受け止めようと、膣内が肉棒を締め上げる。
「うおぉぉ……すっげぇ締め付け! マンコがオレのチンポを離したくねーって吸い付いてきますぜ~!」
フリードは歓喜の声を上げる。膣内は愛液で潤いに満たされており、ピストンを繰り返す度に結合部から愛液が飛び散っていた。
「あぁ! ああん♡ いやぁぁん♡」
絶え間なく押し寄せる快楽の波にイリナももう声を抑えることができない。もはや自分が感じていることを認めてしまっている。
「……おい、そろそろ時間だ。これ以上は待てんぞ。いつまで腰を振っている?」
「そろそろっすから大目にみて――あ、やべっ、出る」
――ドビュッ! ビュルルルッ! ビュルルルッ!!
「あつっ、……いやぁああああああああああああああ!!」
イリナの膣内に大量の精液が吐き出された。子宮口に亀頭を押し付けながらの大量射精にイリナは体を仰け反らせながら絶頂する。
(で、てる……中に……出されてる……)
そのままぐったりと脱力したイリナの秘所から、処女血でコーティングされたフリードの肉棒が引き抜かれる。一拍置いて血と愛液と混じりピンク色となった精液が膣内から流れ出てきた。
「ゴッチー♪ 最近忙しくて実質オナ禁状態だったからめっちゃ濃いの出たわ~」
「では、宣戦布告の準備をしよう。布でも何でもいいから適当に水も掛けて貴様の出したもの残らず拭き取れ」
「え~? このままでもよくな~い?」
「誰がサーゼクスの妹の元まで運ぶと思っている。このまま運んでもいいが……万一貴様の出したものがオレの服に付いたら、その瞬間に殺すぞ?」
「あいあい、わっかりました~! 旦那の一張羅を汚すわけにはいかないちんからね~♪」
「はぁ……はぁ……」
フリードとコカビエルが近くで何を話しているのか、今のイリナには聞く余裕がなかった。胸をさらけ出し、股から敵の精液を垂れ流し、荒く息をすることしかできない。
(私……汚されちゃった……神よ、どうかお許しください)
日が本格的に落ち始めて暗くなってきた教会の中、窓から照らされた汚れの目立つマリア像は何かを語ることもなく、ただ無言でイリナを見下ろしているだけだった。
少女は、自分の信じる神がもうこの世界からいなくなっている事実にまだ気付いていない。
今回1番苦労したこと?
フリードのセリフ回しっすね。
原作やアニメ見てる人なら分かりますけど言動がふざけすぎてるというか、頭がイカれているとしか思えないセリフが多くて、それっぽくするのが難しいんです。たぶん本物のフリードなら今話の倍はボキャブラリーが多いはず。完全再現できるのは原作者だけでしょう。
原作ではイリナ、体中血まみれの傷だらけで禄に言葉も発せないぐらい酷い有様だったそうですが、アニメだと胸元を中心に服が所々破れているだけで体綺麗なままなんですよね。服でダメージ量を表わす手法は昔からありましたけど……どんな攻撃喰らったらおっぱい丸出しになるほど服破けてるのに、肌にほとんど傷がないなんてことにできるんだか?
まぁ、そのシーンから今話を思いついたので結果的に良いのですが。
もう1つ苦労したのはあのぴっちりスーツの戦闘服をAIイラストで表わすところかな。微妙にデザインが違うんですけどサンプルが少ないせいかどうにもならないので妥協点決めました。