※この作品はR-18です。

「メンタルケアのためです」とマスターのモラルの枷を切除する婦長&それに付き合って(便乗して)NGなしのシチュエーションプレイにノリノリな女性陣たちとの記録   作:大団円◆Y.JNj5aa8I

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前振り、説明回なのでえっちはなしです。


インフォームド・コンセント

 

 「早急なメンタルケアが必要です」

 

 

 部屋に入るなり、開口一番ナイチンゲールが放った宣言に

 

 アナタは困惑と既視感を同時に覚えていた。

 

 凛とした美貌と落ち着いた語り口から、突拍子もない内容を告げられることは

 

 彼女との付き合いが浅からぬ今となっては馴染みのことである。

 

 ではあるが、だからとて戸惑わない理由にはならないのだ。

 

 そんなアナタの態度など知らぬ風に――実際、知ったことではないのだろうが――

 

 ”天使”の異名を持つ”狂戦士”は言葉を続けていく。

 

 

 「過度な精神への負荷、ストレスが肉体に与える影響については」

 

 「現代の知識を持つアナタに殊更説明するまでもないでしょう」 

 

 「その点を踏まえ、自身の状況がいかに問題か理解していますか? 」

 

 

 疑問形ではあるが、口をはさむことはしない。

 

 こと医療に関して彼女が語る時、それを遮るのは明らかに悪手なのだ。

 

 あくまで淡々と、しかしそこに込められる真摯な思いが如何ばかりか。

 

 これまで共にした戦場の中で、骨身に染みて理解している。

 

 

 「レクリエーション、カウンセリング、バイタルチェック」

 

 「各種検査によって確認される数値だけでなく」

 

 「周囲へのインタビューから類推される負荷の具合」

 

 「いかに気丈に振る舞おうと、それらを誤魔化すことはできません」

 

 

 予想通り、答えを待たず言葉が重ねられていく。

 

 質問から説明にシームレスに遷移するのも、またいつも通りの彼女である。

 

 そして、この流れが続くならば、次に来るのは――――――

 

 

 「よって。早急かつ根本的なメンタルケアがアナタには必要なのです」

 

 「治療に同意いただけますね?」

 

 

 ”説得”あるいは”実行の宣言”である。

 

 こうなれば、否も応もない。文字通りの問答無用でことは実行される。

 

 抗うならば実力行使が常であるが、それとて助力がなければ無理も良いところ。

 

 そして、今回に限って言えば、それをあてにはできそうにない。

 

 

 「上役であるMr.ゴルドルフ及びカルデアの主だったメンバーからの了解は得ています」

 

 「なお、積極的な協力の意向があった旨、申し添えておきますので」

 

 「その意味も正しく汲み取ってもらえるとものと信じます」

 

 

 つまり、周りからも処置が必要だと思われる程度には

 

 アナタの疲弊は明らかだったのだろう。

 

 そうまで言われて、それでも大丈夫とはとても反論できない。

 

 

 「……ご理解いただけたようで何よりです」

 

 「では、より具体的な説明に移りましょう」

 

 「と言っても、アナタが理解すべき点は極めてシンプルです」

 

 

 さて、どんな治療方針を聞かされるのか・・・と

 

 緊張しながら覚悟を決めるアナタであったが。

 

 

 「あらゆる倫理的なタブーを無視した上で」

 

 「抑圧してきたあらゆる願望を叶えてきてください」

 

 

 ナイチンゲールの告げる内容を理解するのに、1分ほど時間を必要としてしまった。

 

 

 「どうしました? 怪訝な顔をなさって……」

 

 「分かりづらかったでしょうか」

 

 「では、もう少し平易な言い方をしましょう。つまり・・・」

 

 

 アナタの沈黙を別の意味に受け止め、改めて告げるクリミアの天使であったが。

 

 

 「チンポぶっこく時のオカズにしかできないような」

 

 「くっっっっっそ雑なご都合主義の妄想シチュで」

 

 「お好みの女性英霊を相手にシコ猿となってきなさい、と言ってます」

 

 

 真理を語るような口ぶりで、ひどく下劣な内容で言い直してきた。

 

 

 「意味は分かりましたね?よろしい、それなら結構です」

 

 「意味は分かったが、理由が分からない?結構、説明しましょう」

 

 

 狼狽するアナタを落ち着かせるように。あるいはいつも通りに。

 

 ナイチンゲールは淡々と解説していった。

 

 

 曰く―――――抑圧された精神を開放することでうんたらかんたら

 

 曰く―――――良識が枷となるので一時的にマヒさせるうんたらかんたら

 

 曰く―――――記憶や認識にも干渉し後を引かないストレスフリーなプレイをうんたらかんたら

 

 曰く、曰く、曰く・・・。

 

 

 

 「と、言うことです。ご理解いただけましたか?」

 

 

 長々と続いた説明をそう締めくくったナイチンゲールであったが

 

 アナタの困惑は、むしろ今が最高潮に達していた。

 

 『え?これにみんな同意したの???』と

 

 

 「はい。女性陣も皆が快諾してくれました」

 

 「それだけ治療が必要だと、認識を共にしてくれているのでしょう」

 

 「ですので、後は選ぶだけです」

 

 

 素晴らしい心掛けです、とどこか見当違いな感心をしながら

 

 ナイチンゲールはアナタへと一歩一歩近づいてくる。

 

 

 「何を・・・ではありません。それはこちらで読み取ります」

 

 「アナタが選ぶのは・・・”誰と”あるいは”誰たちと”、という点です」

 

 

 その言葉に触発されるように、脳裏へ複数の影が浮かんでは消えた。

 

 

 それは、毎夜ベッドにもぐりこんでくる少女の姿であったり

 

 ことあるごとに挑発的な言動をしてくる女性の肢体であったり

 

 不埒な目を向けること自体が不遜と言える、高貴なあるいは清廉な美貌であった。

 

 

 思い浮かんだ面影の数々と、先程から語られた内容が結びつき

 

 脳が正しく意味を理解していくにつれ、身体も反応を示していく。

 

 

 

 「・・・・・・勃起しましたね」

 

 「大変結構。正しく状況を理解したのならば、当然の反応です」

 

 「まだ、男性機能に影響が出る状態ではないと確認できたのも喜ばしい」

 

 

 ズボンが大きく盛り上がった股間を目にしながらも

 

 ナイチンゲールの態度は、あくまで冷静で事務的であった。

 

 その対比がまた、アナタの羞恥心と罪悪感を駆り立てる。

 

 

 「そのような遠慮は不要。むしろ、害悪なのです」

 

 「・・・と言って、それで捨て去れるアナタならば」

 

 「こうも抱え込むまでには至らなかったわけですが」

 

 

 俯むき身体を固くしているアナタの姿を見て

 

 嘆くように、呆れるように語り掛けながら

 

 ナイチンゲールは横へ腰かける。

 

 ベッドの上で、男女が二人並ぶその姿は

 

 患者と看護師と言うより、むしろ・・・。

 

 

 「皆が快諾した、と言いましたよね」

 

 

 そっと、ナイチンゲールの手がアナタの膝へ添えられる。

 

 「狂戦士」のクラスを充てられるとは思えない、たおやかな手だ。

 

 それがゆっくりと動き、膝から太ももへと昇っていく。

 

 

 「それには、当然、私も含まれています」

 

 

 太ももからさらに根本――――陰茎と陰嚢付近へ到達し

 

 勃起に触れるか、触れないかの絶妙な位置取りで、繊手をゆらめかせる。

 

 微弱でじれったい刺激に、ついつい期待の念が浮かばずにはいられないアナタへ

 

 更なる楔を打ち込むように、ナイチンゲールは耳元で囁く。

 

 

 「いま、ここで、治療を開始しても良いのですよ♥」

 

 

 打ち込まれた楔が、ぴしりと理性に罅を入れる音を

 

 アナタは聞いた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




気長に思いついたシチュと鯖でやっていこうと思います。
時系列も特に気にしない方向で。
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