沢城声のロリに人格粉砕されてぇなぁ
「んぐっ、え"ぅ、ぁがッ、あぁっ、ァっ……」
どのくらい、こうしてるのかな。
全部あいまいで、よくわからない。
「ふぅっ、ンッ、あっ、あぅ…………」
ぐちぐち、ぬちゃぬちゃ。きらいな音がする。
いたいのと、きもちいいの。今はきもちいいのの番。
いたいのはイヤだ。だけど、きもちいい方がもっとイヤだ。
いたくないのに、なんでだろ。りゆうが、あったはずだけど、もうおぼえてない。
「やっほールフレちゃん!ご機嫌いかが?
はは、らしい反応になってきたじゃん。どしたの?もう限界?」
たまにここにきてくれる、おねえさんの声。
おみずとか、ごはんとかくれる、やさしい人。
……今日は、だれかといっしょみたいだ。
「うぁ、んッ……ぁ"ぅ……」
「今日の症状は脱水くらいかな?怪我も塞がってる。よかったね。傷跡、カワイイよ?」
おねえさんがいる時は、いたいのもきもちいいのもないから、うれしい。
ずっといっしょにいてほしいな。口がさけても、言っちゃだめだけど。……なんでだっけ。
「…………やっぱ言い返してこないかぁ。ここまで来たらもう十分かな?
回復させ続けたとはいえ1ヵ月だもん、よく持った方じゃない?」
「……?どし、たの?」
「ううん、なんでもないよ?
―――ね、今の貴女の姿……、クロムが見たらどう思うかしらね。」
くろむ――――――――――。
「くろむ、よろこんで、くれるかな」
わたしの、だいじなこと。
「どうして?」
「ど、して?えと、えっと……、くろむ、の、ため……だから?」
全ては、くろむのために。
「へぇ?クロムの為なんだ?」
「うん。うん……くろむの、ため……だから、わたし、がんばってるの」
いやだけど、がんばってるのは、くろむのため。
…………でも、くろむって、だれ、だっけ。
「そっか、クロムの為に頑張ってるんだ!こんなになるまで偉いね!
じゃあ、そんな偉い子には約束通り『ご褒美』をあげる!」
「ごほうび?」
「そ!『クロム』からのご褒美、だぞ!」
おねえさんが、いっぽさがる。もう行っちゃうのかな。やだな。
ふと、目の前がくらくなる。
おねえさんといっしょにきた、だれかが、わたしの上におおいかぶさって……
ずぶ、と、おなかに何かをいれられた。
「あッ!、ギィッ!?!」
さっきまでのと、ぜんぜんちがう。冷たくて、かたくて、おっきい何かにおなかのおくがおされて苦しい。
「あれだけ解されててもやっぱ痛いんだ?ま、子宮も膣も新しく作り直してるし。実質処女だからね。
流石にデカすぎだよね~!アタシも最初はそうだったからわかるよ!」
冷たくていたくて、あたまのなかがぐしゃぐしゃになって、からだがかってにはねる。
「ふ、ぅッ!あ、ヒッ……!?くる、し……これ、やだ…ッ!」
「えー?ご褒美なのにイヤなの?」
「やだ……やだ!ごほうびやだあ!やめて、やめてよう!」
青くて、黒いひと。……知らない『だれか』。
ごん、ごんっておなかをおされて、声がかってに出るから、いきがじょうずにできない。
「うん、『コレ』に反応しないってことは本当に壊れたっぽいね。これにて工事完了です……ってか。
ネクロ、可哀想だし早く終わらせてあげて?」
きゅうにうごきが早くなる。すごく、いたい。
「ぅう"っ!?やだよ、オ"っ!やめてっ!いた、いたい!これやだ、ぁんっ!くろむっ!いたい!たすけてぇ!!やだあ!!!」
「正気だったら引く程悦んだろうに……睡眠って大事なんだなぁ」
わたしの上にいるひとに、やめてっておねがいしたけど、やめてくれなくて。
おしてもたたいても、びくともしないし、ずっとこわいかお……。
どうにもできなくて、なくことしかできなくて。はやくおわってくれないかな。
「やだ、やだ!だずげっ、うっ、ひぐっ、うええ……」
ないてるうちに、おなかがらくになった。いたいの、おわった?
「あ"……ぅ…………」
あたまがぐらぐらして、からだはびくびくふるえて、だけど……しあわせ。なんで?
「お疲れ、ネクロ。コレでルキナ産まれたらメチャクチャ面白いけどどうかな?
デキてなかったら……パッパあたりにでもお願いするか」
このしあわせはだいじにしなくちゃいけないきがして、よくわからないままおなかをかかえてまるくなる。
「頭で理解できなくても、身体は理解してるのかな?
……まあ、せっかくネクロ貸してあげたのに流れるのは面白くないか。
サーリャにも十分見せつけられたみたいだし、ここに用事は無くなったね。
ほら、行くよ?」
わたしに、てがさしのべられる。―――もう、ここにいなくていいの?
「此処は痛くて寒くて嫌でしょ?もう頑張る必要なんてないんだよ、お姉ちゃんと一緒に行こ?」
がんばらなくて、いいの?
「これからはお姉ちゃんがルフレの事守ってあげるからさ」
でも、わたし、ぐちゃぐちゃのどろどろだよ。
「そんなの気にしないって!ほら、アタシの手を取って?」
でも、でも……、それは、ダメだったような……?
「もーっ!いつまでウジウジしてるのよ!!
今言ったでしょ、『気にしない』って!」
どうしていいのかわからなくて、ふらふらしてた手を掴まれる。
「ね、ルフレ。お姉ちゃんが此処から出してあげる。助けてあげる。
貴女をこんな所に捨てた『誰かさん』なんて忘れて、アタシと一緒に行きましょ?」
ぐい、と引っ張られる手。
足が言うこと聞かなくて、自力じゃ立てなくて。『お姉様』の方に倒れ込む。
「おっと、自分じゃ立てないか。気が付かなくてごめんね?」
ぎゅっと、抱きしめられた。
触れる手が、身体が暖かくて、痛くないのに涙がこぼれる。
「ふふ、大丈夫大丈夫。お姉ちゃんがルフレを幸せにしてあげるから。
だから、安心して眠りなさい?」
耳元で囁かれる優しい声に安心して、なにか大切なものと引き換えに、私は意識を手放した。
以上、クリスマススペシャルでした。