※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

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BL警報発令!
エロシーンありです!


オレンジ色の酒のあとで 3

「どっ、どうしたんですか!?」

 

 慌てた声を上げながら克人が寝室に飛び込んでくる。順は早いねえ、と克人に笑みかけた。よほど急いで来たのか克人はガウンを羽織っているだけだ。濡れた髪からは雫が滴り落ちている。

 

「ほーら、全部入った」

 

 ピストンを押し切ったところで順は注射器を水輝から離した。もう叫んではいないが、水輝は苦しそうに顔を歪めている。順はにやにやと笑いながら水輝を見てからアタッシュケースの中身を探った。

 

「あの……順様?」

 

 ドアのところで立ち止まっていた克人が不安そうに声を投げてくる。順はああ、と笑って克人に言った。

 

「キミはもうちょっとちゃんと拭いておいで。そうしたら食べさせてあげるから」

 

 克人が慌てたように頷いて踵を返す。克人が部屋を出て行くのを見届けてから順はケースから新しいアンプルを取り上げた。もう水輝は抵抗する気力もないようだ。押さえられていなくても順を避けようとはしない。

 

「オレは彼らほど優しくないからねえ。カプセルで小分けになんて面倒なことはしないよ」

 

 アンプルの中身を注射器に吸い上げながら順はのんびりと言った。苦しそうに顔を歪めたまま、水輝がばかやろうと呟く。

 

「あれえ? まだ思考生きてるんだ?」

 

 タフだねえ、と続けて順は空になったアンプルをケースに戻した。不透明な薄紫の液体の満ちた注射器を脇に置いて手早く水輝のジーンズと下着を剥ぎ取る。ついでに靴下も脱がせてまとめて服をベッドの下に放ってから順は注射器を取り上げた。

 

「てめ……後で、覚えて、ろよ」

 

 苦しい息をつきながら水輝がそう吐き捨てる。あはは、と笑って順は片手で水輝の身体を横に向けた。無駄な肉のないほっそりとした水輝の尻を撫でながら順は薄い笑みを浮かべた。そうしている間に慌ただしい足音を立てて克人が部屋に戻ってくる。順がベッドを目で示して座るように指示すると、克人は大人しくベッドの縁に腰掛けた。よほど待ちきれなかったのかバスタオルを被ったままだ。

 

「うわあ。綺麗な色ですね」

 

 凄いや、と感嘆の声を上げて克人が水輝を見やる。先ほど注射器で器の中に液体を食らった衝撃からか、水輝の髪の色は鮮やかな青に染まり変わっているのだ。そうだねえ、とのんびり応えて順は水輝の尻の間に指を這わせた。その瞬間、水輝が息を飲む。

 

「や、めろってば!」

 

 必死の面持ちで言った水輝に駄目、と笑みかけて順は左手の指を動かした。順が指先で肛門を探ると水輝が苦しそうな呻きを漏らす。それに構わず順は指で揉みこむように水輝の肛門を弄った。そうしているうちに水輝の呼吸が早くなってくる。

 

「あ。ヤバい。このまま入れたら先に出ちゃいそうだなあ」

 

 横たわる水輝の股間を覗きこんでから順は手を戻した。右手に握っていた注射器を克人に渡してケースを探る。確かあった筈、と呟きながら順はアタッシュケースの中に納まっていた小物入れを取り上げた。化粧道具などを納めるための小物入れなのだが、こまごまとした道具を納めておくのに丁度いいのだ。

 

 黒いビニール素材で出来た小物入れから順は蛍光ピンクの道具を取り出した。順の手元を見ていた克人が不思議そうに首を捻る。

 

「これはねえ。すーぐに出しちゃわないように嵌めるんだよん」

 

 そう言いながら順は水輝の身体を片手で引っくり返した。克人から見えるように反対に向けた水輝が閉じていた目を薄く開ける。その水輝の股間を目の当たりにした克人が軽い驚きの声を上げた。

 

「凄い……濡れてますね」

 

 そう呟いた克人の目は輝いている。もうちょっと待ってね、と言い置いてから順は手にしていたリングを水輝の勃起しきったペニスに嵌め込んだ。微かに呻いた水輝が嫌がるように力なく首を振る。

 

 まだ性が完全に分かれていなかった頃、今と同じように水輝はこの薬に溺れたことがある。龍神を操るために開発されたこの薬剤にはとあるものが使われているのだ。作り出した優一郎自身は何故これが龍神に効くのか、当時は本当の理由を知らなかったのかも知れない。

 

 順は改めて水輝の肛門に指先で触れた。相当、昂奮しているのだろう。大して愛撫もしていないのに水輝の肛門はひくついている。消化器官として腸を使用しない龍神にとって、この部位は排泄器官ではなく純粋に性交のための器官になる。そのために人とは異なり、昂奮すると内部から潤滑剤として女性の膣とほぼ同じ成分の愛液が分泌されるのだ。ひくついた肛門から漏れてきた透明な愛液を指先で周囲に塗りこみながら順は薄笑いを浮かべた。

 

 克人から受け取った注射器を水輝の肛門に差し込む。元々、浣腸用のこの注射器のシリンダは口の部分が丸く、他のものより若干長く出来ている。その口部分をしっかりと肛門に押し込んでから順はゆっくりとピストンを押した。頼りない声を漏らして水輝がシーツをつかみ寄せる。

 

「こっちはこれでよし、と。で、次は」

 

 中身のなくなった注射器をケースに戻してから順は今度は白いチューブを取り上げた。表面にマジックで日付だけの入ったそのチューブの蓋を開く。何ですか、と興味深げに覗きこんだ克人に順はにっこりと笑いかけた。

 

「はい、次はキミ。水輝ちゃんの隣に横になってね」

 

 そう順が言うと克人が恥ずかしそうに赤くなりつつも頷く。ガウンとバスタオルをソファに乗せた克人がいそいそとベッドに戻ってくる。ころんと水輝の隣に横たわった克人は、順が命令するまでもなくうつ伏せになって膝を立てた。消え入りそうな声でお願いします、と克人が言う。

 

「んじゃ、いいものあげるからね」

 

 白いチューブを押して中身を指に絞り出す。透明なジェル状のものを取った指で順は克人の肛門を弄り始めた。水輝の様にそそられていたのか、肛門はすぐに緩くなってくる。順はオイル代わりにジェル状のものを克人の腸内に塗りこめた。だがこちらは水輝に与えたものよりずっと効きが早い。のんびりしていたらすぐにでも克人は射精してしまうだろう。順は急いでケースの中から小さなローターを取り上げた。指で開いた肛門にゆっくりとローターを押し込む。コードのついたローターを指で腸内に押し込んでから順は顔を上げた。

 

 アタッシュケースの蓋を閉めて床に下ろしてから、順はベルトを緩めてズボンの前を開いた。手っ取り早く下着からペニスをはみ出させて水輝を両腕に抱え上げる。ぐったりとした水輝を後ろ向きに抱え、順は克人に起きるように言った。

 

「あっちに座って。こっち向いて足を開いて」

 

 克人に指示をしながら順は片腕に水輝を抱え直して右手を二人の身体の間に入れた。

 

「後でまた足してあげるけど、まずは入れさせてもらうね」

 

 水輝の耳元に囁きながら順は自分のペニスを握った右手を動かした。軽く水輝を腕で持ち上げて位置を調整する。濡れた肛門に先端をきっちりあてがってから順は左腕だけで抱えた水輝を強く引き寄せた。




4月のラストがこれとかww
あ、狙ってません! 念のため。
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