エロシーンです!
急な呼び出しだと言うことに気を遣ったのか、わざわざ働き手を寄越したことは感心出来る。おかげで水輝や紫、自分の穴を別の者が埋めてくれているだろう。もう奈月も桜も帰宅しているから特に店の方は問題はない。
問題はこれね。渚は腕組みをして問題のそれを見下ろした。ソファに座って自慰を続けるそれを見つめる渚の頬がひくりと引きつる。よほど自慰に没頭しているのか、それは渚が間近に立っていることにも気付いていないようだ。渚はうろんな眼差しで背後に立っていた道代を振り返った。
「それで? これを私にどうしろと?」
抑揚のない声で言った渚に道代が深々と礼をする。
「私には龍神などの力を測るセンサーが内臓されています。計測結果によると祐さまの力はほとんど消滅してしまうほどに弱まっています」
「つまりそれを何とかしろ、ということかしら」
腕組みをしたまま渚はソファに座るそれに目を落とした。紫によく似た姿をしたこれが人や龍神の器ではないことは判る。これはヒューマノイドの機体なのだ。そして中にこめられているのは優一郎によく似た、だが異なる気配だ。
かつて優一郎が言ったことを思い出して渚はため息をついた。どうやらこの中にこめられた気配は祐という名らしい。その名は水輝がつけたものであることを渚は知っていた。
「祐さまは、優一郎さまの別人格であると思われていました。実際にはご覧のとおり違ったわけですが。祐さまは自らが青龍王さまに対する罠だと言い張り消滅するおつもりでこの身体に宿られたようです」
淡々とした道代の説明を聞いて渚はうう、と低く呻いた。以前、自分が滅びを選び取ろうとしていた時と全く同じ状況だ。最悪ね、と心の中で呟いて渚は深々と息をついた。
「判ったわ。とりあえず何とかしてみるから、ちょっと席を外してもらえる?」
感情を殺した声で渚が言うと道代が判りました、と答える。一礼して部屋を去っていった道代を見送るでもなく、渚は黙って祐を見下ろした。
水輝が一度目をかけた相手に弱いのはよく判っている。このまま消えられたら水輝が壊れるのはほぼ間違いないだろう。それでなくても水輝の精神状態は酷く不安定なのだ。
渚は素早く部屋の中の様子を見た。オフィスビルの地下にあるこの施設はヒューマノイドの詰め所になっているらしい。その中でも特にこの部屋は頑丈に作られている。少々、力を使ったところで何の問題もないだろう。渚は息を吐いて祐を抱えた。ソファからベッドに移して手早くスカートをめくる。ぐっしょりと濡れたショーツの中に手を突っ込んで自慰をしていた祐が微かに目を開ける。
「んっ、みずき……さん? えっ、ちがっ、あああんっ!」
頼りない声で喘ぐ祐に渚は舌打ちをした。素早くショーツを祐の足から抜き取る。嫌がって身を捩った祐を渚はぴしゃりと叱りつけた。
「大人しくなさい! 私だって好きでこうしている訳じゃないのよ!」
濡れたショーツをベッドの下に放り投げて渚は自分のスカートの中に手を入れた。自分のショーツをさっさと脱いでベッドにあがる。そんな渚を祐は荒い息を吐きながら睨むように見た。
「あたしを、どうする気? ぶざまな姿を嗤いに来たわけではなさ……んぅ、そうね」
はだけたブラウスの中に手を入れ、乳房を揉みながら祐が言うのを渚は苛々としながら聞いた。ヒューマノイドの機体でいた頃、渚は今の祐と同じようなことを口にしたことがある。四六時中、自慰をしていなければ自身が維持出来ない機体にされた時、渚はそんな自分は生き恥を晒しているのだと優一郎に告げた。そのことを思い出しながら渚は自分のスカートの中に手を入れた。薄い翳りに指を這わせて力をかける。指先から淡い金色の力が放出されると同時に渚の髪と目は美しい金色に染まり変わった。
「勝手に消えてもらっては困るのよ。あなたは」
器にこめられた力を一部だけ導き出す。渚の指先が触れた部分の肌が盛り上がり、まるで植物の芽のように伸びていく。渚は片手で生えてきたその器官を擦り続けた。手の中を擦りながらそれがどんどん大きくなっていく。
「だめよ! あなたには見えているはずよ! あたしが罠だって!」
「誰が決めたのよ、そんなこと。それに張られた罠はあなただけじゃないわ」
苛立ちを混ぜて言ってから渚はスカートの中に入れていた手を唐突に祐の股間に這わせた。祐の手の上に手を重ね、指を絡めて膣口を弄る。するとそれまで必死の面持ちでいた祐が跳ねるように身を反り返らせた。
「あっ、うふぅん!」
「こんなに漏らして……水輝に抱かれるところを思い出しでもしていたの?」
冷ややかに言って渚はぐい、と手に力をこめた。ぐっしょりと濡れた膣内を遠慮なく指で探る。
「んっ、そうよ! 好きな人を想って自慰するのは別に普通でしょう?」
甘い息の合間に祐がはっきりと言う。それを聞いた渚は目を吊り上げた。膣内に挿入した二本の指で膣壁を強く撫でる。その途端に祐は悲鳴のような声を上げて身体をひくつかせた。
「あら。でも私の指も気持ちいいのね。絡み付いてくるわ」
「ああんっ! やっ、だめ、バイブが……だめっ!」
不意に聞き覚えのある低音が響く。真っ赤になった祐を冷ややかに見つめて渚は指で抽迭を開始した。うねる膣壁を指で強く擦り、徐々に手の動きを速くする。
「んっ、優一郎がっヘンタイなのよ! こんな恥ずかしい身体。やっ、あっ、うふぅん!」
激しい声を上げる祐に渚はそうね、と頷いた。今でも思い出すと怒りが込み上げてくる。確かに結果を見ればあらゆる事象は全て必要だったのだろう。だが、だからといって自慰を続けなければならない恥ずかしい機体にこめられた事実が消える訳ではない。
「彼、きっとここの様子も録画しているわよ。あなたの恥ずかしい格好も全部、後で見るつもりなのね」
そう言いながら渚は祐から手を離した。両手で足を開かせてその間に膝で寄る。
「だめっ! やっ! 見ないでっ!」
慌てた声で言って祐が自分の股間を両手で隠す。腿で祐の腿を押し上げた格好で固定してから渚は易々とその手を剥がした。花びらのような作り物の陰部はぐっしょりと濡れそぼって部屋の明かりを鈍く照り返している。綺麗ね、と素直に呟いてから渚は自分のスカートに手を入れた。膝丈のフレアースカートがふわりと広がって祐の股間を覆い隠す。
「あああんっ! この身体に篭った水輝さんの力から、歪みを消す気ね? 正気! 本当に、あたし、生き残ってしまうわよ!」
快楽の喘ぎの合間に祐が悲鳴じみた声で叫ぶ。渚はうるさいわね、と舌打ちをして祐を睨みつけた。
「私もあの時、散々に抵抗したのよ。なのに彼は私に死ぬことを許してくれなかったわ。恨むなら彼を恨みなさい」
冷ややかに言いながら渚は自分の股間に生えたそれを濡れた手で擦った。かたく屹立しているのは意図的に生やしたペニスだ。手で愛撫しながら渚は膝で祐にすり寄った。
これはどっちなんだろう……ww