途中で変なのが出てきますが、大したものではないのでスルーしても問題ないかと……。
「ええ。ですから抱いてもらいにきました」
そう言って優一郎が毛布をめくる。それにつられて隠れていた水輝の下半身が露になる。水輝はため息を吐きながら自分の股間を見下ろした。身体は正直とはよく言ったものだ。優一郎の気配を感じた瞬間から股間のペニスは勃起しきっているのだ。
「僕は水輝さんのことが好きです。ですけど」
そこまで言って優一郎が言葉を濁す。ああ、と呟いて水輝は頭をかいた。
「まあ、おれのことは気にするな。お前、多輝のがいいんだろ?」
背中を壁から引き剥がして優一郎の傍に胡座をかいて水輝は苦笑した。それで優一郎が苦しんでいることも判っている。だから無理強いする気はない。そう水輝は続けた。
「いえ、想いのかたちが違うんです。比べられるものでは無いと気付きました。ただ、彼女たちのようには水輝さんを想うことはできません」
言われて水輝はふと意識を飛ばした。熱心に交わる渚と祐の気配を読んでからなるほど、と呟く。純粋な想いは力になる。漂ってきている力を感じながら水輝は苦笑した。
「順のやつに妙なことされたらしいからな。変なこと口走るかもだが気にするなよ」
そう言い置いて水輝は腰を上げた。横たわる優一郎の額に軽く口づける。小さく頷いた優一郎の唇に水輝は静かに口づけた。唇を開かせて舌を優一郎の口に滑り込ませる。そうしながら水輝は手早く優一郎の着ているものを解き始めた。短いシャツをめくり上げてブラジャーのホックを外す。口づけをしばし交わしてから水輝は苦笑した。
「くそー。気持ちいいなあ。ちょっと自制心に自信が」
ぼやくように言って水輝は頭を下げた。剥き出しになった優一郎の乳房を優しく手に包む。張りのある柔らかな乳房を両手に揉みながら水輝は優一郎に跨った。ちらりと自分の股間に目を落とす。そこで水輝はあーあ、と呟いた。透明な先走りが溢れて糸を引いて垂れているのだ。
「いきなり激しく抱いて構いませんよ。というか、それが必要な状況だと思います」
「だからそれがやばいって……くそ」
こみ上げてきた衝動に顔を歪めて水輝は低く呻いた。訳が判らなくなるような激しい欲求が器の奥からこみ上げてくる。熱を帯びたそれを堪えながら水輝は背を丸めて歯を食いしばった。
「さあ、来てください」
にっこりと笑って優一郎が両腕を広げてみせる。水輝は舌打ちをして優一郎に圧し掛かった。
「どうなっても知らねえからな!」
吐き捨てるように言って水輝は欲求のままに優一郎の乳首にしゃぶりついた。手に乳房を乱暴なくらいに握って乳首を舐めまわす。左右の乳首を交互に吸い上げてから水輝は身体をずらした。短いスカートをめくって大胆に優一郎の腿を左右に開かせる。ショーツがなく剥き出しになっていた優一郎の陰部に水輝は口をつけた。クリトリスを唇と舌で弄りながら両手の指で膣口を左右に押し開く。
「んくっ」
微かに眉を寄せた優一郎が痛いのか小さく悲鳴を上げる。だが優一郎は文句を言わなかった。水輝は夢中でクリトリスを吸って舌を伸ばした。指で開いた膣口に舌を潜り込ませる。まだ殆ど濡れていない膣内を水輝は貪るように舐め始めた。優一郎の腰の下に膝を入れる。そのまま立てた水輝の片膝に押されて優一郎の腰が浮く。
「あっ、水輝さん……」
うっとりとした面持ちで優一郎が呟く。水輝は不意に顔を上げて焦点の合わない目で優一郎を見た。舌で舐め解した膣内に右手の中指を挿入する。膣壁を指でなぞられて反応する優一郎を見ながら水輝は低い声で言った。
「お前にはおれの名前が見えるだろ?」
本質を示す名は魂に付された標だ。龍神の魂の座である器は知る標によって導かれ、力を基に構成される。ぼんやりとそのことを考えながら水輝は中指を根元まで優一郎の膣内に埋めた。吐息を漏らして優一郎が小さく頷く。水輝は指を入れた優一郎の膣口付近を舐めにかかった。漏れてきた愛液を啜りながらまんべんなく舌を這わせる。薄い塩味の愛液を存分に啜ってから水輝は指を優一郎の膣内で動かした。力を放出しながら膣内を乱暴にかき回す。
「呼べ。おれをあれから解放しろ」
焦点の合わない目をしたまま水輝は呪詛のようにそう繰り返した。優一郎の胎の中で暴れている二つの存在に力をかけ、痛みを快楽に組み変えていく。
「くっ、うううんっ! あはあんっ!」
大きく背を反らした優一郎が激しい声を上げる。それに構わず水輝は優一郎の膣内を強く擦りたてた。嫌がるように頭を振って優一郎が腰をひくつかせる。つま先で宙をかいた優一郎が全身を強張らせ、絶頂に到達する寸前に水輝は勢いよく指を膣から抜いた。指に絡まった愛液を丁寧に舐め取りながら優一郎を組み敷く。
「あなたは……。ちが、あはあんっ!」
弱々しい声で言葉を紡ぎかけた優一郎が腰を震わせる。水輝の力に触発された二つの珠に子宮内をかき回されているのだ。水輝は薄い笑みを浮かべて優一郎の下腹を撫でた。待ちきれなくて涎のように先走りを垂らすペニスを優一郎の陰唇に近づける。
「呼べ」
うわ言のような声で呟きながら水輝はペニスを手で扱き始めた。快楽に悶える優一郎の耳朶を噛み、耳を舐めて首筋に吸い付く。そうしながら水輝は左手で優一郎のクリトリスをつまんだ。小さく赤く熟れたクリトリスを指の間で捏ねながらペニスを扱き続ける。
「み……」
掠れた優一郎の声に水輝はぴくりと眉を上げた。ためらうように口を閉ざした優一郎の首筋に歯を立てる。甘く噛み付いた水輝は右手の動きを速めて衝動のままに射精した。迸った熱い精液が優一郎の陰部にかかる。水輝は荒い息を吐きながらペニスに残る精液を扱き出した。大量に陰部に精液をかけられた優一郎が悲鳴じみた声をあげて仰け反る。
大したものではないというか……。