※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

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一応、エロシーン……でしょうか。
祐が自慰中(機械的に)です。


満足したけど記憶はない 2

「とりあえず、水輝さんの指示を待っている方がいます。その方のところに向かってよろしいでしょうか?」

「それは構わないが……おれの指示?」

 

 一体、何のことだろう。訝る水輝の手を優一郎がにっこりと笑って握る。何事かと声をかけようとした水輝は軽い浮遊感を覚えて目を見張った。視界にあった部屋の光景が一気に消える。その直後、水輝の頭はぐらりと揺れた。あっという間に違う場所に出る。

 

 そこは見知らぬ部屋だった。狭い部屋にはダンボールが積み重なっている。荷物が積まれた奥には大きなベッドが据えてあった。

 

「んっ、くふうっ!」

 

 甘い声を聞いた水輝は慌てて隣に立つ優一郎を見た。ベッドには一人の少女が横たわっている。膝を立てているため、様子ははっきりとは判らないが少女の股間は剥き出しになっているのではないだろうか。

 

「お、おい。一体」

 

 目を丸くした水輝に優一郎が笑みかける。

 

「みずき、さんっ!」

 

 不意に名を呼ばれた水輝は驚いてベッドの少女を見た。優一郎が静かにベッドに歩み寄る。だが水輝はその場から一歩も動けないまま、少女を凝視した。涙に潤んだ目をした少女の面立ちは整っている。紫色の長い髪も、お揃いの瞳の色も澄んでいてとても美しい。だが水輝には何故少女に名を呼ばれたのか理解出来なかった。

 

「これはヒューマノイドという、機械仕掛けの人形です。こちらに来て見てください」

 

 ベッドの傍に立った優一郎がにっこりと笑って振り返る。水輝は慌てて頷いてベッドに近づいた。人形、と呟いてみる。何故かその単語が心に引っかかる。水輝は誘われるままにベッドに横たわった少女を間近に見た。少女は膝を立てた足を軽く左右に開いており、その間に何かが蠢いている。水輝は困惑して少女と優一郎とを見比べた。

 

「んっ、あっ! 水輝さんっ!」

 

 甘い声を上げて少女が身を震わせる。少女の股間で蠢くものは機械で出来ているように見えた。どうやら少女の女性器を刺激しているらしい。剥き出しになった少女の陰部を蛍光色のものが行き来する。

 

「あー……と。もしかしなくてもおれの知り合いなのか?」

 

 先ほどから名前を呼ばれているのだから、少女の方は水輝を知っているのだろう。水輝は少女をしばし見つめてから優一郎にそう訊ねた。

 

「祐。水輝さんが、君は誰なのか訊ねてるよ」

 

 くすくすと笑いながら優一郎が少女の目を覗き込む。どうやら祐という名らしい少女はそれを聞いて目を見張った。水輝はばつの悪さに頭をかいて何となく祐から目を逸らした。可愛いとは思うのだが、残念ながら記憶にはない。

 

「んっ、指示を出してもらって……。あたしは、このままでいいから……ああんっ!」

 

 指示。水輝は軽く眉を寄せてもう一度、祐を見た。機械で出来た腕が細かく動いて祐の陰部を刺激している。水輝はその様を見つめてから優一郎に目をやった。

 

「この人形は水輝さんの命令に絶対服従するように作られています。とりあえずは必要ありませんし、このままの状態を保持するように命令してあげていただけますか?」

 

 にっこりと笑って優一郎が言う。水輝は戸惑いをこめてもう一度祐を見た。

 

「このまま、でいいのか? けど、ずっとってのは辛くないか?」

 

 人が享楽に耽ることもあるのは知っている。だが、さすがにずっと性的な快楽を与え続けられるのは体力的にも無理なのではないか。水輝は淡々とそう優一郎に訊ねた。

 

「これは人ではありません。見て下さい」

 

 そう言いながら優一郎がベッドに設えられた小さな箱の蓋を開く。優一郎がボタンを操作すると、祐を刺激していた機械の腕が動いた。機械仕掛けのアームの先端が細い数本のアームに分かれる。細い機械のアームはあっという間に祐のクリトリスを捻って抜いてしまった。仰天して目を見張った水輝は慌てて優一郎を見た。だが優一郎に言われて再度、祐の股間を覗きこむ。

 

 アームに挟まれたクリトリスには細長い棒がついていた。祐のクリトリスが嵌っていた部分には小さな穴が空いている。血も出ず、その部分だけぽっかりと丸く穴が空いているのだ。水輝はじっと祐の股間を見つめてから屈めていた腰を伸ばした。泣きそうな顔をした祐を静かに見下ろす。

 

「人形には卵は植えられないか」

 

 そう呟いて水輝は頭をかいた。恐らく祐はただの人形ではない。何となくではあるが、そのことは水輝にもよく判った。人形とは言いながら祐にはしっかりと魂がある。その気になれば淫夢を見せることも可能だろう。

 

「とりあえず、一度でもいいから命令していただければ、二度とここに来なくてもかまいませんよ」

 

 くすくすと笑いながら優一郎が言う。水輝はそんな優一郎と祐とを見比べた。

 

「これ、おれのだろう?」

 

 そう言いながら水輝は祐を指差した。優一郎は祐は水輝の命令に絶対に服従するように作られていると言った。それはつまり自分のモノと言う意味なのではないか。水輝は淡々とそう訊ねた。

 

「もちろんです。後で気が向いたら水輝さんの好きにしてかまいませんよ。どんな使い方をしようと水輝さんの自由です」

 

 どうやら優一郎は別のところにも用があるらしい。とりあえずは命令するようにと言われ、水輝は困惑しつつも現状を維持するようにと命令した。祐が殆ど泣きそうな顔で頷く。




水輝的には記憶がないまま話が進んでて、ちょっと面白くない感じ? ですかね。
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