※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

186 / 193
エロシーンありです!
BL警報! ついでに人外警報です!


醒めない夢の始まり 2

 優一郎は身を屈めて水輝の耳朶を優しく噛んだ。小さな喘ぎを漏らした水輝が薄く目をあける。だがまだはっきりとは目覚めていないのだろう。うっとりとした面持ちをしたまま目を閉じてしまう。優一郎は水輝の耳を唇と舌でなぞりながら腰にあてがっていた手を水輝の身体の前に回した。いつの間にか水輝のペニスはそそり立っている。その先端に慣れない感触を覚えて優一郎は顔を上げた。水輝の股間を覗きこんだ優一郎は口許に薄い笑みを浮かべた。膨れた亀頭部分の先端、尿道口から細い管が顔を覗かせているのだ。

 

「そうだ、そうか! そうすればいいんだ」

 

 水輝のペニスを握ったまま、優一郎は哄笑した。声に驚いたのか、水輝が瞼を擦りながら片目を開ける。どうしたのか、と問われて優一郎は喉の奥で嗤いながら水輝の亀頭部分を指で強く押さえた。細長い管の先端を押さえ込まれた水輝が苦しそうに顔を歪めて息を潜める。

 

「水輝さん、僕と一緒に居るのはいやですか?」

 

 親指の腹で卵管の先端を捏ねながら優一郎は訊ねた。苦しそうな息を吐きながら水輝が首を横に振る。よほど気持ちいいのだろう。水輝はペニスの先端から透明なものを滲ませている。

 

「でも、僕の前から立ち去ろうとしたでしょ? あれは、なぜ?」

 

 嗤いを浮かべながら優一郎は水輝に顔を寄せた。だが水輝に身を寄せつつも優一郎は手の動きは止めなかった。親指だけを亀頭部分に乗せて他の指で男茎を上下に擦る。水輝は顔を歪めつつも答えた。

 

「夢を見せる相手とは、一度きりの邂逅だから」

 

 だから二度、同じ相手に夢を見せることはない。掠れた水輝の声に優一郎は小さく笑った。

 

「問題ありません。僕はまだ夢から覚めていませんから」

 

 深い笑みを浮かべつつ、優一郎は水輝のペニスの先に顔を覗かせていた卵管の先端を指の間に挟んだ。指の間で捏ねていると次第に卵管が伸びてくる。水輝の呼吸が次第に荒くなり、息に甘い声が混ざり始める。優一郎は片方の手で卵管を引き、もう片方の手で水輝のペニスを扱き始めた。

 

「あっ、ま、待てって! そんな、に、されたら」

 

 熱い吐息をつきながら水輝が震える手を優一郎の手に重ねる。優一郎は嗤いを浮かべながら右手を後ろに引いた。指の間に挟んだ卵管が徐々に伸びていく。

 

「沙耶。僕の中にこれを挿れるんだ」

 

 嗤いながら命令した優一郎はそこで卵管から手を離した。力なく頷いた水輝が手を伸ばして優一郎の腕を引く。長く伸びた卵管は宙を蠢いて優一郎の背後に回った。白衣の裾から服の間に潜り込む。その間に水輝が手で優一郎のベルトやズボンを緩めていく。

 

「力、抜け」

 

 優一郎は言われるままに身体の力を抜いた。緩んだ服の間に潜った卵管の先端が優一郎の尻を撫でて肛門に辿り着く。熱いものが触れたと思った直後、優一郎は腹部に言いようのない圧迫感を覚えて思わず台に伏せた。

 

「こら。力を抜けっつったろ」

 

 吐息混じりに言われて優一郎は慌てて四肢から力を抜いた。すると途端に身体が浮く。何事かと焦った優一郎を水輝が両手でつかんで台に引っ張り上げたのだ。台に横たえられた優一郎の股間に水輝が顔を寄せる。

 

「あっ」

 

 緩んだ服を下げた水輝が優一郎のペニスを口に含む。それと同時に優一郎の肛門に先端だけが入っていた卵管が蠢く。昂奮にごく僅かに緩んだ肛門にじりじりと卵管が進んでいく。前と後ろに同時に快楽を与えられた優一郎は恍惚の表情で仰け反った。

 

「いいっ! ああっ! んっ! いいっ!」

 

 あられもない声を上げて優一郎は水輝の頭を両手に強くつかんだ。あっという間に衝動が膨らんで水輝の喉に射精してしまう。水輝は喉を鳴らして精液を飲み込んでから顔を上げた。白く汚れた水輝の唇の端から糸のようなものが伸びている。赤い糸は水輝の唇から優一郎のペニスの先端に繋がっていた。

 

「飛ぶような快楽が欲しいんだろ?」

 

 にやりと口許を歪めて水輝が優一郎のペニスを握り締める。

 

「いや、それだけじゃ、ない。沙耶! 僕のなかに、力を放つんだ。全力で」

 

 嗤いを浮かべて言ってから優一郎は水輝の頭を押さえた。慌てた声を上げた水輝の口の中にペニスをねじ込みながら、優一郎は片方の手を自分の尻に回した。肛門に入り込んでいる卵管をつかんで強引に腸内に進めていく。

 

 熱いものが腸内に飛び込んでくる。それと同時に優一郎は激しい快楽に晒された。仰け反って身体を震わせる優一郎のペニスが大量の精液を吐き出す。

 

「まだ足らない! もっともっと力を! 沙耶! 僕の中に出すんだ!」

 

 優一郎がそう叫んだ瞬間、けたたましい警報が部屋に鳴り響いた。驚愕にびくんと震えた優一郎は慌てて身体を起こした。脱力した水輝が台に沈む。

 

「さて、これで充分だな。沙耶、続きは夢の中でしよう」

 

 くすりと嗤って優一郎は水輝を抱きかかえた。水輝から取り込んだ力を一気に展開させ、結界を作る。優一郎の導き出した力は細い絹糸のような形を取り、二人を取り巻いて繭を形作った。虹色の繭の中で優一郎はしっかりと水輝を抱きしめ、嗤いを浮かべてその場から転移した。




人と同じ形だと出来ないエロなので、人外警報を出しました。
ていうか、それだとずっと出さないといけないんですけども……。
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