※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

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エロシーンです。
あ! BL警報、カオス警報、人外警報……ええと、色々です!(汗)


エロなんだかクロチャンなんだか 2

「はい、キミはいつものようにローター挿れて待つ。おっけー?」

 

 わざと明るく言って順は克人を見た。克人はだがまだ戸惑ったような顔をしている。その視線が紫に注がれている事に気付いた順は苦笑して肩を竦めた。

 

「ああ、カノジョ? ええっとね、何ていうか」

 

 上手い言い回しを探りつつ順は言葉を濁した。すると先に克人が喋りだす。

 

「沙耶さんの気配がします。順様、この人はどなたなんですか?」

 

 じっと紫を見つめる克人の頬は薄く色づいている。真面目に紫を見ているつもりでも克人の身体の方が先に反応しているのだ。

 

「もう、壊れちゃっててね。ダメなんだよ」

 

 小さく笑って言ってから順は注射器を取り上げた。アンプルの中身を手際よく注射器に吸い上げる。克人はしばし迷うように視線を彷徨わせてから、やがて服を脱ぎ始めた。失礼します、と呟いて克人がアタッシュケースの中の小さなローターを取り上げる。全裸になった克人はベッドの隅に手を付いてローターを握った手を身体の後ろに回した。丸いピンクのローターを肛門にあてがって眉を寄せる。それを見た順は苦笑して克人の腕を捕まえて引っ張った。慌てた声を上げた克人の身体をベッドに片手で押し付ける。右手に注射器を握ったまま、順は左手の指で克人の肛門を弄った。甘えるような声を上げた克人がベッドに上体を持たせかける。

 

「んな、いきなり挿れるなんて無茶だってば。先にいれたげるね」

 

 順はそう告げて右手の注射器をベッドに乗せた。布製のケースを開けて中から白いチューブを取り上げる。透明なジェル状のものを指に取り、順はそれを克人の肛門に塗りつけた。指にたっぷり取ったそれを何度も克人の腸内に塗りつける。薬が効いてきて我慢出来なくなったのだろう。甘い声でねだった克人に苦笑して、順はローターを克人の腸内に挿入した。リモコンを操作して微振動にセットする。克人はうっとりした面持ちをしてベッドに這い上がった。

 

「んじゃ、こっちいってみよっか」

 

 置いていた注射器を取り上げて順はベッドに足をかけた。紫の両の膝を手で持ち上げ、折り曲げた足を左右に開く。露になった紫の陰部を見た順は僅かに目を細めた。よほど乱暴にされたのだろう。紫の陰部には乾いた血がこびりついている。優一郎が紫の中から珠を取り出した後、回復を待たずに犯されたのだから当然かも知れない。順はそこまで考えて苦笑した。

 

「オレのが酷いか」

 

 そんな紫の陰部に順は注射器を向けた。丸みを帯びた注射器の口を慎重に膣口に入れる。順が軽くピストンを押した瞬間、紫が目を見張る。跳ねるように身体をひきつらせた紫が声にならない声で叫ぶ。順は無言で右手でピストンを押し切った。注射器の中の白い液体を全て膣内に注入したところで順は克人の背をとん、と押した。潤んだ目をして自慰をしていた克人がのろのろと紫に近づく。ひくひくと痙攣している紫の股間に擦り寄った克人は、まるで誘蛾灯に惹かれる虫のように思えた。順は息を荒らげて紫を犯し始めた克人をぼんやりと見つめた。

 

 そうしているうちにやがて紫が反応をし始める。紫は自分から足を大きく開いて腰をくねらせ始めた。克人が夢中で腰を動かすのに合わせて紫が腰をくねらせる。互いに誰と交わっているのかもう判っていないのだろう。

 

「保って一時間だろうな」

 

 ふと、聞こえてきた声に順はああ、と笑って振り返った。いつの間にか咥え煙草で順の背後に黒妖牙が現れていた。見知った顔を見たことで何となくほっとしたものを感じつつ、順は黒妖牙のポケットから煙草を一本、失敬した。

 

「克人は若いけどね。紫ちゃんはそれ以上に底無しだろうから」

 

 いつの間にか二人の体勢は入れ替わっている。紫は克人を組み敷いて淫らに腰を振り始めていた。克人も夢中になっているのだろう。荒い息を吐いて腰を突き上げている。

 

「……付き合って、くれるよね?」

 

 順は煙草の煙を細く吐き出して呟くように訊ねた。黒妖牙がふん、と鼻で笑って肩を竦める。

 

「貴様の酔狂に他の誰が付き合える? 出来ればオレも辞退したいが、そうもいかんだろう」

 

 短くなった煙草を床に捨てて黒妖牙が小さく笑う。あれえ、と笑って順は指を三本立ててみせた。

 

「3Pだよ!? オトコなら涙流して悦ぶべき状況だと思わない!?」

 

 わざとおどけた順を呆れたように黒妖牙が睨む。順はそんな黒妖牙にまあまあ、と笑って注射器を取り上げた。何だそれは、という黒妖牙の問いを無視して順はアンプルの中身を注射器に吸い込んだ。淫らに揺れる紫の肩を強くつかみ、動きを制してから肛門に注射器を差し込む。中身を一気に腸内に押し込んでから順は紫から手を離した。快楽の激しい声を上げて紫が身体を揺すりはじめる。

 

「……まさか」

「そ。真也クンの」

 

 へらへらと笑って言ってから順は紫の前に回って顔を見つめた。だらしなく緩んだ口から涎を垂らしながら紫は享楽に耽っている。組み敷かれた克人も似たようなものだ。あーあ、と笑って順は黒妖牙の傍に戻った。

 

 透が作り出した特殊な溶液には真也の気配が使われている。既に亡き者の精液を採集することは出来なかったが、かつて真也が絵美佳に憑いていた時の気配はしっかりと残っていたのだ。真也の意識が吐き出した気配と催淫剤、それらを混ぜた溶液が先ほどのアンプルに込められていたのだ。

 

「相変わらずえぐいな、お前」

 

 嫌そうに顔を歪めて黒妖牙がぽつりと呟く。あれ、と笑って順は長く伸びた灰を床に落とした。汚れて端の擦り切れたタイルの上に灰が落ちて砕ける。その様を目で見送ってから順は顔を上げた。




久しぶりにクロチャンが登場です。
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