※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

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エロシーンの続きです。
このエピソードで十章は終わりです。
BL警報とか色々警報です!


エロなんだかクロチャンなんだか 3

「好きだったんだけどなあ。オレ」

 

 ぼんやりと紫を見つめて順は何となくそう呟いた。黒妖牙が横目に順を見つめて馬鹿が、と呟く。

 

「あれ? 本気にした?」

 

 おどけて言った順を黒妖牙が呆れたように見る。冗談だよ、と笑ってから順はベッドで揺れる二人に目を移した。意外と克人の限界は早かったらしい。一際激しい叫びを上げたと同時に克人がぐったりと脱力する。はいはい、と言って順は煙草を床に捨てた。まだ暴れている紫を黒妖牙が羽交い絞めにして克人から引き剥がす。その間に順は克人に手を伸ばした。入りっぱなしになっているローターを抜いたところで身体を検分する。どうやら単純に意識を失っているだけのようだ。そのことを確認してから順は克人を屋敷の部屋に転移させた。ベッドの中に直に送り込んだから、体力が回復すれば気付くだろう。

 

「いやあん、3P!?」

 

 にこにこと笑いながら振り返った順を黒妖牙がぎらりと睨む。どうやら早くしろ、という意味らしい。へえへえ、と気の抜けた返事をしてから順は手早く着ているものを脱いだ。

 

「あ、そうだ」

 

 呟いて順はアタッシュケースに手を伸ばした。ベッドに上がりながら中を探る。一本のアンプルと注射器を取り上げた順を見ていた黒妖牙が真っ青になる。

 

「待て!」

「ヤだなあ。クロちゃん、心配性」

 

 あはは、といつものように笑って順は注射器にアンプルの中身を吸い上げた。中身が全部注射器に入ったのを確認してから空になったアンプルをアタッシュケースに放り込む。暴れる紫を羽交い絞めにしているため、身動きが取れないのだろう。黒妖牙が鋭い声を放つ。

 

「止めろ! 馬鹿!」

「へーきへーき」

 

 気軽に笑い、順は膝立ちになって注射器を握った手を自分の後ろに回した。肛門に注射器の口を突き立てて一気に中身を腸内に注ぎ込む。冷ややかなものの入り込む独特の感覚に順は軽く身震いした。空になった注射器を放り捨て、順はベッドに座って両腕を広げた。おいでおいで、と笑う順を黒妖牙が戸惑いの目で見つめる。黒妖牙は諦めたようにため息をついて押さえていた紫から手を離した。待ち構えていたように紫が順の腕に飛び込んでくる。

 

「はーい、ヤバくなる前にいれちゃおうね」

 

 萎えたペニスを強引に勃起させて順は素早く紫の膣内に挿入した。言いようのない心地のよさに思わず我を忘れそうになる。激しく腰を振り始めた紫の胸に順は顔を埋めた。

 

 まるで走馬灯のように懐かしい記憶が脳裏を行過ぎる。

 

「馬鹿が。後始末するオレの身にもなれ」

 

 機嫌悪く言った黒妖牙が着ているものを脱ぎ捨てる。ベッドに乗ったところで黒妖牙は紫の腰を背後から腕に抱え込んだ。紫の肛門から腸内に黒妖牙のペニスが潜り込んだところで順は弾かれたように顔を上げた。強い刺激に否応なく射精してしまう。

 

「くぁっ! うふぅうっ!」

 

 目を見張って身体を硬直させた順に紫が抱きつく。押されるままにベッドに倒れた順の上で紫が腰をくねらせる。薬の作用で意識が朦朧とする中、順は震える腕を伸ばして紫の手を捕らえた。引き寄せた紫の唇を唇で塞ぐ。

 

「おら、まだまだいけるだろ?」

 

 そう言って黒妖牙が紫の乳房をつかんで抱え込む。順は離れた紫をぼんやりと見つめた。気持ちいいと感じているのに心のどこかが妙に痛む。紫の膣に擦られる感触に順は顔を歪めた。

 

「あはっ! あはんっ! あはっ! あはははははぁんっ!」

 

 黒妖牙に突かれながら紫が激しい声を上げる。同時に紫にペニスを擦られて順は言いようのない快楽を覚えて射精した。吐き出された大量の精液が一瞬で紫の子宮内に飲み込まれてしまう。

 

 快楽に耽ってから三時間。それだけの間に紫は大量の精を注がれて失神した。疲れ果てた顔で黒妖牙がベッドにへたり込む。漸く意識を取り戻した順はのろのろと起きて汚れた顔を腕で拭った。身体中に切り傷や擦り傷が残っている。

 

「あー、疲れた。さすがに当分は無理だな」

 

 掠れた声で言った黒妖牙に順は力なく笑ってみせた。どうやら紫を犯しながら自分で自分を傷つけていたらしい。身体に残った傷跡を確かめてから順は身軽にベッドを降りた。

 

 ベッドに横になった紫の腹は妊婦のように膨らんでいる。順はそのことを確認してからアタッシュケースを片付けた。悪いね、と黒妖牙に詫びて手早く服を身につける。

 

「酷い顔だぞ。どっかで洗っていけ」

「あ、うん」

 

 黒妖牙の忠告に素直に頷いて順は地下室を出た。屋敷の一階に戻ったところで手近な洗面所に入る。鏡を覗いたところで順は苦笑してため息をついた。目の周りがかなり腫れている。そのことを確かめてから順は慌ただしく顔を洗った。熱い湯と水で交互に顔を洗うと幾分かは腫れがひく。そうしてから順は急いで屋敷の玄関に回った。

 

 大きな扉を開く。朝焼けを背後に玄関には奈月と桜が立っていた。いらっしゃい、と笑って順は二人に顎をしゃくった。

 

※長いので二部に分けました。

続きはこちらです。

https://syosetu.org/novel/348368/




紫がアレな感じですが……本望ですかね?w
続きの二部はこちらです。

狩りの終焉 二部
https://syosetu.org/novel/348368/
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