※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

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BL警報です!
エロシーンがあります。


順が相手だとやっぱりこーなる 1

 誰かと一緒に風呂に入るのは初めてだった。身体を洗ってあげるから、という順の言葉を最初は全力で拒否していた克人も、やがて根負けしてありがたく洗ってもらうことにした。

 

 一緒に過ごせることがとても嬉しくてつい忘れてしまいそうになるが、順は克人の主人なのだ。身体を流してもらって湯を溜めたバスタブに浸かっている間、克人はぼんやりとした目で順を見つめていた。順は鼻歌を歌いながら身体を洗っている。

 

「そんじゃ、そのままベッドに直行してくれる?」

 

 一緒にバスルームを出たところでそう言われ、克人は特に何も考えずに頷いた。バスタオルを被ったままでのろのろと寝室に向かう。克人がベッドに這い上がったところでバスローブを着た順が寝室に現れる。ほらほら、と急かされて克人は頭から被っていたバスタオルを取った。

 

「あのう」

 

 ベッドにぺたんと座って克人は順にためらいがちに声をかけた。順はなにやら楽しそうに歌っている。目線で何事かと問われて克人は言葉を継いだ。

 

「ボク、なにかするんですか?」

 

 ふと順が歌うのをやめる。まだ濡れていた克人の髪を取り上げたバスタオルで拭きながら順は笑った。

 

「主にするのはオレかなあ。克人は言う通りにしててくれればそれでいいよん」

「はあ」

 

 そう返事したものの、克人には順の言う意味がよく判らなかった。克人の考えていることを見抜いたのか、いいからいいからと順が笑う。やがて順は克人の頭からバスタオルを取り上げた。順と目が合ったところで克人は思わず顔を背けた。駄目だ、と自分に心の中で言い聞かせる。だがこみ上げてくる欲求は強くなる一方で納まってくれない。

 

 ハンターの主食は龍神の持つ龍宝珠だ。が、清陵高校に通うことになった克人がハンター本来の性質を剥き出しにすることは出来ない。あそこには複数の龍神が通っているのだ。

 

 そんな克人のために順が渡してくれたのが例の薬だ。あのカプセルにはハンターの飢餓感を抑える薬がこめられている。克人は戸惑い気味に順を横目に見た。

 

「あの、順様。ボク、あの薬を飲んでもいいですか?」

 

 こうして傍にいるとよりはっきり判る。順の体内にはたくさんの宝珠がある。それを感じればどうしたってハンターとしての本能が動いてしまう。克人は泣きそうな思いで順にそう訊ねた。だが順は無情に首を横に振る。

 

「ダメー。ってことはやっぱ、薬がそろそろ切れてきた?」

 

 楽しそうに笑いながら順が顔を寄せる。克人は反射的に顔を背けて順から離れようとした。だが逃げようとした克人の肩をいち早く順がつかむ。

 

「オレを食べたい?」

 

 にっこりと笑って順が首を傾げる。克人は困惑して目を逸らした。絶対に駄目なのに欲求が堪えられなくなりそうだった。順を見ているだけで口の中に生唾がわいてくるのだ。

 

 ごめんなさい、と詫びて克人は順の手を両手で解こうとした。だがどうしても順は離してくれない。困り果てて克人は思わず順の方を見た。そこで目を見張る。順はいつの間にか空いた右手の上に深いブルーの輝きを握っていた。

 

「これなーんだ?」

 

 悪戯っぽく笑って順がそれを克人の目の前にかざす。克人は思わず順の差し出したそれに手を伸ばした。だが指先が触れる直前に順がさりげなく克人の手を避ける。あ、と思わず声を漏らした克人に順が笑う。

 

「イイコにしてたらいーものあげるからさ。ほら、ベッドに横になって」

 

 そう言われて克人は食べたいという気持ちを堪えてベッドに横たわった。こうですか、と訊ねると順が頷く。舐めるように見つめられた克人の顔がほんの少し赤くなる。食欲を感じているのは確かだが、主である順の傍にいることが嬉しいのも確かなのだ。そんな順に見つめられると恥ずかしいような照れくさいような感覚がある。

 

「オレ、あんま喋れなくなるから先に言っとくね。びっくりするかも知れないけど、出来るだけ抵抗しないように。そしたらいい気持ちになれるからさ」

 

 言われた意味はよく判らなかったが克人は順にはい、と頷いてみせた。よしよしと笑って順が克人の頭を撫でる。くすぐったさに片目を細めた克人は次に順のしたことに目を見張った。順が右手に握っていた青い輝きにいきなり噛み付いたのだ。まるで柔らかなトマトでも齧るように平然と順はそれにかぶりついている。

 

 宝珠なのに。克人は驚きに目を見張って順を凝視した。順に齧りつかれた青い龍宝珠は少し欠けている。もしかして宝珠に見えるだけで別のものなのだろうか。あまりの光景にそんなことを考えていた克人の身体を順が片手で引っくり返す。うつ伏せにされた克人は自然とベッドに顔を押し付けられた。慌てて頭を上げた克人の腰を順が軽々と腕に抱え上げる。

 

「え!?」

 

 ベッドに伏せて膝を立てる格好になった克人は慌てた声を上げて反射的に動こうとした。欠けた宝珠をベッドに転がした順が唐突に克人の尻に指を這わせたのだ。口の中で宝珠を咀嚼しながら順が指先を動かす。

 

「あ、あの、順様!? なにを」

 

 何が起こっているのか理解出来ず、克人は焦った声を上げた。細い克人の腰を抱いた順が眉を寄せて首を横に振る。抵抗しないように、と先に言われていたことを思い出し、克人は慌てて身体から力を抜いた。ベッドに頭をそっと乗せて順の様子を伺ってみる。

 

 順はしばらく克人の尻に指で触れてから何事かを納得したように頷いた。次いで順がベッドに上がって克人の足元に回りこむ。

 

 不意に順が頭を伏せる。克人は唐突に襲ってきた奇妙な感覚に身震いした。細くさほど膨らみのない尻の肉を両側に分けられ、克人は恥ずかしさに思わず悲鳴を上げて身を捩りそうになった。ベッドに顔を押し付けて声を殺した克人の肛門に順が唇をあてがっているのだ。

 

 性的な知識を克人は全く持っていない訳ではない。ハンターは性交渉で子供を為すことは出来ないが、その欲求もあるし行為もする。コロニーにも夫婦の形で暮らしているハンターはいた。だがまさか順にその意味で触れられるとは克人も思っていなかったのだ。

 

 恥ずかしさを堪えてシーツを握りしめ、克人は出来るだけ身体の力を抜くことにだけ集中した。順が何を思っているのかは判らないが、主人である以上逆らう気はない。それに基本的に克人は順を好いているのだ。

 

 執拗に指で揉まれた克人の肛門が徐々にひらいていく。ひらいている様は克人自身には見えないが、順の触れている場所を中心に熱を持ち始めていることは自覚できた。萎えきっていた克人のペニスがゆっくりと首をもたげてくる。それと同時に食欲とは別の欲求が克人の中にわいてきた。焦れるような何かが下腹部を中心に全身に広がっていく。




まあ、こうなるのですw
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