エロシーンです。
水輝が血を吐く思いをしていても、理想と現実のギャップに苦しんでいても、それでも離れられない。いきり立ったペニスが膣内に入ってくる感覚に眉を軽く寄せ、紫は深い息を吐いた。紫の考えを否定するかのように水輝が激しく腰を動かす。膣内をいきなり強く擦られた紫は目を見張って仰け反った。
「んはっ! あっ……ああんぅ!」
強すぎる快感に意識が飛びそうになる。膣奥を亀頭部分で乱暴に叩かれて紫は悲鳴を上げた。突かれて身体が上にずれそうになった紫の腕を水輝がしっかりとつかむ。力ずくで腕を引き寄せられ、荒々しい動きで犯されるうちに紫の理性は溶けていった。頭に浮かんだ疑問も何もかもがどうでもよくなる。それが水輝が意図的に力を使った結果だということも紫には判らなかった。
腰を捕まれてまるで物のように揺すられながら絶頂に至る。だがそれでも水輝は動きを止めなかった。絶頂に達して脈動する紫の膣内をペニスで乱暴に擦りたてる。
「んぅっ! くふっ……ああぅんっ!」
紫の目から意志の光が消える。されるがままに嬌声を上げて淫猥にくねる紫の腰を水輝が無造作につかむ。ぐい、と力任せに引っ張られると同時に紫の膣奥の狭まりに水輝のペニスの先端がねじ込まれる。声にならない声を上げた紫は次に襲ってきた激しい快感に目を見開いて全身を震わせた。
「お前、こっちもいけるんだろ?」
横倒しにされた紫は肛門に指を乱暴にねじ込まれて背を仰け反らせた。溢れた愛液を絡めた指を何度も紫の腸内に出し入れしながら水輝が腰を動かし始める。膣と腸内を同時になぶられて紫は狂ったように頭を振った。
「んふっ! くはっ! あふっ……あふぁぁああんっ!」
激しい声を上げながら紫はがむしゃらに手に触れたものをつかんだ。シーツを力任せに握った紫の身体を水輝が一気に引っくり返す。うつ伏せにされて腰を捕まれた紫は、数回ほど膣と腸内に抽迭されただけであっけなく絶頂に達してしまった。その瞬間、水輝が勢いよくペニスを膣から抜き、続けざまに紫の肛門に一気にペニスを挿入する。狭い腸内を硬くそそり立ったペニスに乱暴にこじ開けられ、紫は口から涎を垂らしながら腰をひくつかせた。立て続けに達してしまったのだ。
「お前は余計なことは考えなくていいんだよ。ほら、気持ちいいだろ?」
低い声で言いながら水輝が紫の腰を片手につかむ。膣にしていたのと同じ、乱暴な勢いで抽迭されて紫は反射的に身を捩ろうとした。だがすぐに身体から力が抜ける。水輝が片手で紫のクリトリスを強くつまんだのだ。
「あっ! わたし、わたしは……ああんっ! くふぅううん!」
わたしは彼じゃない。一瞬だけ紫の脳裏にそんな言葉が浮かぶ。その瞬間、水輝がぴたりと動きを止めた。だがまたすぐに抽迭を再開する。水輝は紫の肛門をペニスで犯しながら、同時に膣内を指で抽迭し始めた。腰を持ち上げられて背を反らす格好になった紫に圧し掛かり、抜き差しを繰り返す。
「……そんなこと、知ってる」
耳元にそう囁かれて紫は目を見張った。だが何事かを考える前に膣内と腸内を激しく揺すられ、全身が痙攣したように震える。紫は獣のように欲望のままに腰を動かし始めた。深く犯されることだけしか考えられなくなる。
「ああんっ! だったら、なぜ? あっ、んはぁあ!」
紫は意識して喋ってはいなかった。それ故に本心から言葉が出ていることにも気付かない。夢中で腰を振りながら紫はクリトリスに手を伸ばした。もっと深い快楽を、という欲望が力になって指先から漏れる。
「好きだからってのが信じられないか?」
紫を両腕に抱え上げながら水輝が言う。水輝の腰に乗せられたことでより深くペニスが腸内に食い込んでくる。激しい声を上げて紫は足を大きく開いた。邪魔になっていたスカートを水輝が引き千切る。腸内をペニスに、膣を水輝の指に犯されながら紫は懸命に腰を横に回した。
「あふっ! ああっ! 信じたい、信じたいけど……んふっ! あああんっ!」
クリトリスを乱暴に捏ねているうちに次第に指先の感覚が鋭くなる。水輝に激しく突き上げられながら紫は無意識にクリトリスを左右の指先で挟んで引っ張り始めていた。小さくぷっくりと膨れていたクリトリスが紫の力を受けて次第に大きくなっていく。それと同時にクリトリスに押し上げられていた包皮が広く薄く伸びる。
「ん? ああ、手伝ってやるよ」
ふと、水輝が紫の股間を覗き込んで笑う。その直後、紫の腸内に熱いものが飛び込んできた。注ぎ込まれた水輝の精が瞬く間に力となって紫の器に吸収される。それと同時に紫の指の間でクリトリスは一気に肥大した。
「あふっ! くあっ! あああんっ!」
肥大したクリトリスが薄い包皮をまとってゆっくりと伸びる。やがてクリトリスの先端にはペニスの亀頭部分と同じように小さな割れ目が生まれた。力を受けて変じた紫のクリトリスは男性の生殖器そのものの形になった。割れた先端から透明な雫を漏らしながらそれが徐々に伸びる。
「凄いな。そんなにいいのか」
紫の股間を覗きこんでいた水輝が笑って言う。紫は夢中で頷きながら股間に生えたペニスを手で扱き始めた。
「んっ、んぅ! やっ、んんやぁああん!」
下から腸内を強く突き上げられ、膣内を指でかき回され、自分の手でペニスを扱く。同時に深い快楽をいっぱいに味わいながら紫はだらしなく緩んだ口から涎を垂らしてよがった。
最後の名残か。そんな水輝の言葉が遠い。紫は夢中で自分の股間に生えたペニスを扱いた。そのうちに腹の底から熱いものがこみ上げてくる。
「やあっ! わたし、ちがっ! こんなのっ、あっ! あああんぅ! やあっああんっ!」
言いようのない欲求に喘ぎながら紫は手淫を続けた。それまで単調さを保っていた水輝の動きが一気に激しくなる。その直後、水輝は紫の膣に突っ込んでいた指を抜き、その手で紫のペニスの根元を強く握った。
「まだ、出すな!」
鋭い声で言われて紫はびくりと身体を震わせた。紫は切羽詰ったものがこみ上げてきているのに熱が外に出てくれないもどかしさに激しく首を振った。
「んっ! くぅっ! うううんっ!」
嫌がって身を捩る紫の肛門から水輝が一気にペニスを抜く。いきなり支えを失った紫はそのままベッドに倒れこんだ。仰向けに倒れた紫の股間に水輝が顔を近づける。まだペニスに絡まっていた紫の手を乱暴に払い、水輝が頭を沈める。それと同時に根元の締め付けを解放され、紫は背を反らして声を上げた。水輝の唇がペニスを包み、根元までを優しく咥え込む。舌と唇で愛撫された紫は嫌がって頭を振った。
「やっ、ちがっ! んっ! ああんっ! んああうっ!」
腹の底の熱が一気に噴き出す。紫は悲鳴を上げながら射精した。水輝の喉に何度も熱いものが放出される。紫は強い嫌悪感に泣きじゃくった。水輝にされているというのに、まるで何か別物に身体を操られているような気がする。
射精するたびに紫の股間に生えていたペニスは小さくなり、やがて元のクリトリスの形に戻った。熱心に紫の股間に吸い付いていた水輝がのろのろと顔を上げる。紫は涙に濡れた顔を手で覆っていた。
「違う……わたしじゃない」
しゃくりあげながら言って紫は顔を覆っていた手を退けた。ベッドに力なく座った水輝はうなだれている。
「悪い。ちょっと頭、冷やしてくる」
紫の方をちらりとも見ずそう言うと、水輝はベッドを滑り降りた。待って、と掠れた声で呼んだ紫の声を無視して水輝がバスルームに消える。一人、ベッドに取り残された紫は切なさに顔を歪め、声を殺して泣いた。
紫も気の毒に……。とも思います(泣)