※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

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エロシーンに突入しました。
一応、多輝の視点で続きます。

機械の描写を頑張りたかった……。


同じ煙草の味がする

「メンテの頻度を増やしたほうがいい? かなり酷使してるんでしょう?」

 

 気遣うように言いながら祐が鞄から検査用のスティックを取り出す。

 

「んー……どうなんだろ」

 

 曖昧に笑って天輝が指示された通りに膝を立て、足を左右に開く。露にされた陰部に多輝は何とはなく注目した。さっき浴室で洗っている時にも感じたが、やはり天輝の陰部の磨耗度合いは酷い。

 

「ほぼ常時稼動状態なのね。マスターが傍に居ない以上、仕方ない事なんだけど。天輝ちゃんは宿体を戻す気は無いの? 必用ならあたしも多輝も手伝うわ」

 

 スティックを静かに膣内に挿入し、携帯端末で機体状態を読んでいた祐がためらいがちに言う。多輝はそんな祐の後姿と横たわる天輝とを見た。天輝が苦笑して首を横に振る。

 

「いいの、これで」

 

 それだけ言って天輝が目を閉じる。微かに見えた思惟に多輝は目を細めた。長く伸びた灰を灰皿に落としこみながらそっとため息を吐く。天輝はマスターを今は亡き火藍という名の龍神に設定したままなのだ。

 

 しばらく天輝をじっと見つめていた祐がそう、と呟いてスティックを膣内から抜く。

 

「それじゃあ乳首と女性器ユニットを全交換するわ。少し時間かかるけどいいかしら?」

 

 言いながら祐が鞄を探る。それまで黙っていた多輝は祐の背中に声を投げた。

 

「どうせ壊れるから、後で交換しろ」

 

 灰皿に半分ほどになった煙草をねじ込んでテーブルに置いてから多輝はベッドに歩み寄った。驚いたように振り返った祐が多輝を睨む。

 

「天輝ちゃん、こいつがこう言ってるけどどうする?」

 

 何故か憎々しそうに多輝を睨んでから祐はそう言った。するとけろりとした顔で天輝が頷く。

 

「そうね。その方が二度手間にならなくていいかもね。ほら、多輝。カモーン」

 

 ふざけて言いながら天輝が多輝に手招きする。多輝はけっ、と喉の奥で言ってガウンの紐をといた。天輝の足元に座っていた祐に顎をしゃくる。やけに攻撃的な顔で多輝を睨んではいたが、祐は特に文句を言うでもなく鞄に器具を詰めてベッドを降りた。その代わりにベッドに上りつつ多輝は着ていたガウンを脱いで床に放り捨てた。

 

 祐が椅子を抱えてベッドの傍に据える。それを見届けてから多輝は腕を伸ばして天輝を抱え上げた。

 

「うわ、ほっせえ」

 

 軽々と両手に抱え上げて膝の上に降ろす。天輝がはしゃいだ声に上げて多輝の腿を跨いで後ろ向きに座る。胸に抱きかかえたところで多輝は天輝の肩越しに胸元を覗き込んだ。

 

 機体のストレス値は既に限界に達しているからだろう。天輝の乳首は見た目にもはっきりと尖っている。多輝は包み込むように二つの柔らかな乳房に手を乗せた。ぴくりと反応した天輝が苦笑しながら肩越しに多輝を見る。

 

「リクエストしたんだから……ちゃんと楽しくしてよね」

「はいはい。注文の多いお姫様だな」

 

 そうぼやきで返して多輝は片手を滑らせて天輝の首筋を撫でた。右手に頭を支えて唇を寄せる。ごく自然に唇を合わせてから、多輝は天輝の頭を左手に支え直した。上体を捻った天輝が小さく呻き、ぴくりと身を震わせる。触るだけの口づけから薄く柔らかい唇を割り開いて舌を伸ばす。多輝は出来るだけ優しく天輝の口の中を舌で探った。

 

 深く口づけながら多輝は空いた右手で天輝の乳房を揉み始めた。膝を徐々に開いて腿に乗った天輝の足を両側に開いていく。

 

「んっ、そんなに、開かないで」

 

 口づけの合間に天輝が囁くように言う。多輝はまだ濡れた天輝の髪を撫でながら小さく笑った。

 

「なに言ってんだよ。開かなきゃ触れねえだろ」

 

 傍に座った祐には天輝の股間の様は丸見えだからだろう。天輝がもう、と拗ねたように言って唇を尖らせる。ついばむように多輝の唇を吸ってから天輝は微かに笑った。腕を伸ばして多輝の首筋に抱きつきながら囁く。

 

「火藍と……おんなじ味がする」

 

 聞こえるか聞こえないかの小さな囁きに多輝は苦笑した。天輝は煙草が苦手らしいのに吸ってもいいと言われた理由が判った気がする。唾液の音を立てて舌を絡めながら、多輝は右手で天輝の乳房を軽く握った。尖った乳首を指の間に挟んで捏ねる。

 

「あ、ん! そこっ!」

 

 唇を合わせたままで天輝が鼻にかかった声で言う。多輝は顔を上げて唇を舐めてから天輝の胸元を覗き込んだ。硬くしこった乳首を指の間で擦りながら乳房全体をつかむ。

 

「中のばねが完全にいっちまってるな。引っ込まなくなってる」

 

 天輝や多輝の機体は高級素材で作られているため、外から触ったところで内部機関を構成している機械部品の感触は判らない。多輝は人差し指を立てて指の先で何度も天輝の乳首を押した。だがそうしても乳首の形は全く変わらない。硬くしこったままの乳首が白い乳房に食い込むだけだ。

 

「ちょっ、ちょっとぉ。あんまり、力、入れないでっ」

 

 途切れがちの天輝の不服に多輝はわりい、と答えて指先を乳首から離した。ついつい面白くて何度も乳首を乳房に押し込んでいたのだ。多輝はちらりと祐に目をやってから天輝の耳元に唇を寄せた。濡れた髪を頬でずらして天輝の耳朶を甘噛みする。小さな悲鳴を上げてびくりと揺れた天輝の身体を後ろからしっかり抱え直し、多輝は今度は両手で左右の乳房を弄り始めた。

 

「ほら。リクエストは楽しく、だろ? どこがいいか言えよ」

 

 天輝の耳元にそう囁いて多輝はじりじりと膝を持ち上げた。多輝の足に跨った天輝の腿がずれて自然と大きく開く。斜め後ろに傾けた天輝の柔らかい尻が密着すると同時に生ぬるいものが下腹にかかる。それを感じ取って多輝は口許を歪めた。天輝の陰部から愛液が垂れているのだ。




生ものと機械がどう違うのかを書けばどうにかなるか、と思ったのですが、なかなか難しいというか!
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