※この作品はR-18です。

狩りの終焉 一部   作:伊駒辰葉

92 / 193
エロシーンの続きです。
今回はかなり長丁場、ですかね。
機械を書きたかったので……。


違いを頑張って探している最中です 3

 機体内の熱を外部に排出するための特殊な機関はどうやら天輝にも設えられているらしい。へえ、と薄笑いを浮かべて多輝は椅子に腰掛けている祐を見た。祐はじっとベッドの二人を見つめているだけだ。その表情からは感情らしいものは読み取れない。

 

「ごめんなさい。気になる?」

 

 ごく小さな声で祐が言う。多輝はいいや、と首を振りつつも手の動きは止めていなかった。こちらの会話は全く聞こえていないのだろう。天輝が切羽詰った声を上げて腰をひくつかせる。

 

「見られてることで余計に感じてるみたいだしな。別にいいんじゃねえの?」

 

 そう答えて多輝は一気に手の動きを加速した。悲鳴にも似た声を上げて天輝が全身を硬直させる。反り返った天輝の身体を左腕に支えて多輝は右手の指でざらつきのある皮膚を強く押した。

 

「あっ! あああっ! うふぅん!」

 

 叫ぶようにして鳴いた天輝の股間から透明な飛沫が散る。普段はさして使われることのない人工の尿道口から冷却水を噴いたのだ。一度、堰を切ったからだろう。断続的に透明な冷却水を噴きながら天輝が天井を仰ぐ。多輝は温かい冷却水で濡れた手を静かに膣口から抜いた。飛沫と愛液に濡れた手を舐める。

 

「やっ!」

 

 脱力しかけていた天輝が泣きそうな声で言って多輝の濡れた手を押さえる。震える手で口元から自分の手を引き剥がされて多輝は苦笑した。

 

「べっつに汚くねえだろ。元はただの蒸留水だぞ?」

 

 冷却機能がちゃんと働いてるって証拠じゃん。そう続けて多輝はシーツの濡れ具合を手で確かめた。天輝が噴射した冷却水の量は正確に200ccだ。結構濡れるもんだな、と呟いた多輝の手を天輝が慌てたようにシーツから離そうとする。

 

「だからやだってば!」

 

 真っ赤になって言いながら天輝が多輝の手をつかんで持ち上げる。はいはい、と苦笑して多輝は今度は天輝の腰を両手でつかんだ。膝を少し上げて天輝の身体を前に倒す。何事かと目を見張って振り返った天輝を無視して多輝は無造作に指を手を動かした。多輝の足に寄りかかった格好になった天輝の尻を撫でる。

 

「こっちは……どーかな?」

 

 そう言いながら多輝は指先で天輝の肛門をつついた。その瞬間、天輝が悲鳴を上げて身を捩る。

 

「何するの!」

「あ、わりい。そうか。こっちでやる機能はないのか」

 

 ふむふむ、と頷いて多輝は天輝の尻の肉をつかみ、少しだけ持ち上げた。天輝がバランスを崩して慌てた声を上げた隙に右手に勃起したペニスをつかむ。きっちりと位置を合わせてから多輝は唐突に天輝の尻をつかんでいた左手を離した。

 

 膨れきった亀頭が緩んだ膣口に食い込む。

 

「くあぁ! ああんっ!」

 

 いきなり挿入されるとは思っていなかったのだろう。天輝が激しい声を上げて多輝の足にすがりつく。多輝はそのまま天輝の腰を強くつかんで自分の方に引っ張り寄せた。ざらついた膣口を過ぎた亀頭部分が一気に膣の深いところに到達する。

 

「へー……。結構、おれ好みの形してんじゃん」

 

 思わず感心の声を漏らしながら多輝は天輝の腕を取って引っ張った。仰け反った天輝の膣の形が変わり、ペニスのあちこちを柔らかく擦る。

 

「んっ、あっ! いいっ!」

 

 亀頭が多少硬さのあるものに擦れた瞬間、天輝が甘い声で言って腰をひくつかせる。どうやら構造的には自分が女の時とあまり変わりないらしい。そのことを理解して多輝はおもむろに手を伸ばした。背を反らして熱い息を吐く天輝の股間に触れる。多輝はしっかりとペニスを咥え込んだ陰唇を指先で捏ね始めた。

 

「ばっちり根元まで入ってるし……燃料注入口は同じ位置についてるらしいな」

 

 ヒューマノイドはほぼ例外なく膣から燃料を注入する。人工膣内部の、人で言えば子宮口に当たる位置に燃料を注入するための口があるのだ。人工皮膚と筋肉に覆われたその口は、内部に燃料注入用のスティックが入った際にだけ自動で開くようになっている。それ故に普段は周囲より若干硬さのある皮膚で覆われているのだ。

 

 だが基本的に龍神である多輝はその注入口を使うことは殆どない。何故なら女の際の多輝の性行為の相手は優一郎だからだ。交わる相手が互いに龍神の場合は精を介して力をやり取りすることが可能なのだ。それ故にヒューマノイドの中では例外的に多輝は燃料を必要としない。

 

「ここが注入口だろ? そんで、ここが」

 

 腰を突き上げて確かめるように亀頭で何度か膣内のその部分を叩いてから、多輝はおもむろに両手で天輝の腕をつかんだ。少し身体を後ろに傾けて天輝の腕を強く引く。天輝が背を大きく反らしたところで多輝は強く腰を突き上げた。

 

 膣の奥には女性器ユニットに直に専用スティックを接続するための接続口が設えられている。膣の最奥部にペニスをねじ込みながら多輝は小さく笑った。天輝が甲高い声を上げて全身を硬直させている。よほど焦れきっていたのか、奥にペニスを咥え込んだだけで達してしまったのだ。




なかなか苦戦している跡が(作者が
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。