新米冒険者が、悲惨な人生を送ってきたダークエルフの奴隷少女を買った話。 作:仮面紳士
「ん、ちゅ、レロッ」
「……! ……!」
ライラは濃厚なキスをダンに贈る。
もっと気に入ってもらえるように、間違ってもずっと傍にいてくれるという言葉を撤回されないように、いつもより念入りにご奉仕する。
そうなれば当然、唇を離した時にはもう、ダンは息も絶え絶えだった。
「ハァ……ハァ……!」
そんなダンの息が少し整うのを待ってから、ライラはいつも通りズボンに手をかけて……。
「ま、待って、ライラ!」
ダンに止められた。
もしや、何か不興を買うことをしてしまったのかと、頭が真っ白になりかける。
しかし、それは杞憂だった。
「きょ、今日は、俺からしてもいいかな?」
ライラを幸せにすることを改めて誓ったダン。
その初めの一歩、になるかどうかはわからないが、自分からライラを気持ち良くさせたいと思ったのだ。
いつもの一方的にライラがご奉仕してくれる形よりはまだ健全……と言えないこともなくもないだろう。
本当ならエッチ以外のことで幸せを感じてほしいし、そっちも全力で頑張るつもりだが、それはそれとして色んな意味でエッチがやめられないのだから仕方ない。
無理にやめたら前みたいにライラが不安定になりそうだし、ダンの方だってご馳走を我慢し続けられる自信が無い。
なら、せめてエッチの形を恋人っぽくすることから。
それがキスで湯だった脳ミソで出したダンの結論だった。
バカバカしいと言うことなかれ。
彼は大真面目だ。
「わかりました。どうぞ、お召し上がりください」
「ッ!」
ライラは全裸でベッドに寝転がり、足を大きく開いてダンを誘った。
M字開脚。
大事なところが全部見えていて、年頃の男の子には劇物すぎる。
「し、失礼します!」
思わずライラのように敬語になってしまいながら、ダンは彼女の上に覆いかぶさる。
そして、まずは彼女の小ぶりな胸に手を伸ばした。
小さくても大きな夢の詰まった膨らみを優しく揉みほぐす。
魅惑的な桜色の頂も、親指と人差し指でクリクリと摘んだ。
これで合っているのかわからない。
ダンの下半身に効果抜群なのは間違いないが。
(ライラは……)
「んっ……」
ライラの顔色を伺ってみれば、少しだけ気持ち良さそうにしていた。
これは正解ということでいいのだろうか?
いや、あくまでも気持ち良さそうにしているのは少しだけだ。
点数をつけるとしたら、50点を超えることはあるまい。
(なら、もっと!)
「あ……」
ダンは覚悟を決めて、ライラの桜色の頂に吸いついた。
唇でついばみ、舌で舐める。
大分遠慮が見られる、ぎこちない舌使い。
それがライラに与えた感覚は……。
(くすぐったい)
残念ながら、快感とは別のものだった。
けれど、必死に頑張るダンの様子を、こんなに真剣に自分を求めてくれる姿を見ていると、なんだか胸がポカポカする。
「こ、こっちも触るよ?」
「はい。どうぞ」
ダンの手がライラの下半身に伸びる。
なんだかんだその気にはなっているのか、しっとりと濡れている入口に指を入れて、乱暴にならないように慎重に動かす。
刺激が足りない。
やっぱり、気持ち良いというよりは、くすぐったいという感じだ。
むしろ、何もされていないダンの方が、ライラの下半身から聞こえてくるクチュクチュという音で、肉棒がはち切れんばかりの興奮を覚えていた。
「ど、どう?」
「はい。気持ち良いです」
ライラが主人の言葉を否定することは無い。
しかし、まあ、気持ち良いというのも嘘ではない。
性的にというより、マッサージ的な気持ち良さだが。
それに、足りない刺激を補って余りあるほどに、胸が温かい。
「ハァ……ハァ……!」
そして、やはり責められているライラよりも、責めているダンの方が先に我慢の限界を迎えた。
「ラ、ライラ、もう入れていい……?」
「はい。どうぞ、お召し上がりください」
彼女は、とても穏やかな目をしていた。
劣情を感じる顔ではなく、微笑ましいものを見る目だ。
それを見て、ダンは自分が大した快感を与えられなかったんだろうなと思ってヘコんだが……ライラが『くぱぁ』と濡れた入口を自分の指で開いて招いているのを見て、もう辛抱ならなかった。
今はまだ、エッチにおいてお姉さんの風格を漂わせるライラに甘えておこう。
彼女をちゃんと気持ち良くするのはこれからの課題。
情けないが、今は一刻も早く彼女の中に入りたい。
「い、行くよ……!」
「あっ……」
ダンの肉棒がライラの入口にあてがわれ、殆ど抵抗も無しにぬるんと入る。
いつも通り、ダンはこれだけで凄まじい快楽を感じ、肉棒は歓喜の
一方、ライラもダンが入ってくる感覚は好きだった。
言語化できるほどの情緒はまだ育っていないが、間違いなく幸せを感じていた。
「動くよ……!」
「はい」
ライラに思いっきり抱きつきながら、ゆっくりと腰を前後に動かす。
自分で動くとなると、こうしないとすぐにイッてしまいそうだ。
ヌルヌルの膣肉をかき分けて、亀頭が子宮口に到達。
チュッと下の口にキスをして、またゆっくりと戻る。
一突きごとに、ライラの中がダンの我慢汁でコーティングされていく。
どちらに取っても堪らない感覚だ。
「ご、ご主人様……その、お願いがあります」
「! な、なんだい!?」
初めて、ライラがお願いなんてことを口にした。
本来なら、あまりにも痛くて辛くて堪らないロリコンクソ貴族に慈悲を乞うために覚えさせられた懇願の言葉。
けれど、今はゆっくりされるのがもどかしくて、もっとダンが欲しくて。
その感情の強さが、真逆のベクトルで、ロリコンクソ貴族に対してやめてくれと叫んでいた時に匹敵したからこそ、おねだりのような言葉が出た。
「ま、前みたいに、激しくしてほしいです。ご主人様に、滅茶苦茶にされたい、です」
「!!」
主人に要求なんてことをしてしまったことにライラは緊張し。
ダンはむっちゃ魅惑的なおねだりに興奮しまくって、入れたままの肉棒が更に大きくなるのを感じた。
(え? 何それ? 可愛すぎだろ!?)
心臓がバクバクする。
あまりの愛おしさに爆発してしまいそうだ。
そんな状態のダンの返事など、一つに決まっていた。
「ま、任せてッッ!!」
「あっ……!」
ダンは思いっきり腰を突き出した。
前と同じようには、ライラがいつも擦りつけてくる場所をこっちからえぐる。
やはり、これで正解なのか、ライラは明らかに艶のある声を出した。
指を使った前戯は要練習でも、本番ならライラ自身が度々正解を教えてくれたので、それなりのことができる。
好きな女の子を感じさせられていることが、男として凄い嬉しかった。
「フッ……! フッ……!」
「あっ……! あっ……!」
ダンの肉棒が、ライラの中を激しく擦る。
しがみついてキスを求めるような顔をしていたライラに応じた。
舌が絡み合い、肉棒と膣肉が絡み合い、途方もない快感が二人を襲う。
先に限界を迎えたのは、元から余裕の無かったダンだった。
「イク……!」
「!」
ドクドクと、いつも以上の量の精液がライラの中に注ぎ込まれる。
寝ていたという二日の間に溜まっていたのだろう。
けれど、
「ふん!!」
「あぅ……!」
今のダンは、その程度では止まらなかった。
おねだりなんてものを見せつけられた少年は、なんと出しながら腰を動かした。
もっと彼女を味わいたい、気持ち良くさせたいという思いが、賢者タイムすら振り切ったのだ。
精液でより一層滑りの良くなった膣を、衰え知らずの肉棒が蹂躙する。
「ッ〜〜〜!」
今度はライラがイッた。
プシュッと潮を噴き、とても幸せそうな顔をする。
だが、ダンだけでなく彼女の方もまた、一回イッた程度では満足しなかった。
「ご主人様ぁ……!」
「ライラ……!」
二人は絡み合ったまま行為を続けていく。
結合部は既にドロドロのグチャグチャ。
生物の本能、子作りという目的なら、もう充分だ。
そもそも、ダークエルフでは子は成せない。
それでも、二人は本能を超えて求め合った。愛し合った。
体力の限界を迎えるまで、ずっと。