新米冒険者が、悲惨な人生を送ってきたダークエルフの奴隷少女を買った話。 作:仮面紳士
ダンジョンの一つに立ち入り禁止が言い渡されてから数日。
町中が来るスタンピードに備え、戦いの雰囲気がヘルメスを包み込んでいく。
そして、戦いに向けて心を静めるために、男は女を抱くというのは有名な話だ。
この宿の一室でも、そんな理由に背中を押されて、一組の男女がまぐわっていた。
「ん、ちゅ」
「うっ……!」
ベッドの上に座ったダンの股の間にライラが入り、彼の肉棒にご奉仕している。
亀頭に、竿に、玉に、優しくキスを送り、丁寧に気持ち良くしていく。
ほっそりとした指でゆっくりと肉棒をしごき、温かい口内で玉袋を包む。
ライラの口の中で二つの玉をコロコロと転がされるのは、得も言われぬ気持ち良さと心地良さがあった。
大好きな女の子に、男の一番大事な部分を委ねている。食べられている。
「ラ、ライラ……! ライラのも、ちょうだい……!」
「ふふ。はい。ご主人様」
ライラは微笑みながら命令に応えて、体を回転。
ダンの顔の前に、自分の秘所を差し出した。
シックスナインの体勢だ。
トロリと蜜を垂らす肉壺、ヒクヒクと動く可愛いお尻の穴。
それを見て、ダンはゴクリと喉を鳴らす。
(な、何度見ても、めっちゃエロい!)
未だに続く下半身へのご奉仕の快楽に身を震わせつつ、ダンは両手でライラの肉壺を『くぱぁ』と開き、昔から変わらないその光景のエロさに、肉棒を更に硬くした。
いや、昔よりもお尻の肉つきが良くなった分、パワーアップしている。
これを見て、しゃぶりつかなければ男じゃない。
「い、いただきます!」
「あんっ」
くぱぁと開いた膣にキスをする。
愛液の蜜をすすり、舌をライラの中へ。
味覚で存分に彼女を味わい、ライラの好きなところを舐めていく。
ライラは気持ち良さそうに腰を震わせた。
そのまま、二人はお互いの下半身を無我夢中で舐め続けた。
「ライラ……! イ、イク……!」
「わ、私も、来ます……!」
そして、二人揃って我慢の限界に達した。
ダンの肉棒から白濁液があふれ、ライラの秘所から潮が吹き出す。
二人は少しの間脱力し、次いでわかっているとばかりに動き出した。
「ご、ご主人様」
ライラはベッドの上でうつ伏せになってお尻を上げ、今度は自分の指で入り口をくぱぁと割り開いた。
唾液と愛液で濡れ、ヒクヒクと肉が蠢く魅惑的な穴でダンを誘惑する。
そんな光景を見せつけられ、出したばかりだというのに、あっという間にダンの肉棒は硬くなっていく。
「ライラ……!」
「あっ……」
我慢なんてできるはずもするはずもなく、ダンは肉棒の先端をライラの入り口にあてがった。
「行くよ!」
「はい……んっ!」
そして、勢い良く腰を前へ。
既にヌルヌルになった棒と穴は、一切の抵抗なくお互いを受け入れた。
肉棒は一気に奥の奥へ。
亀頭と子宮口が再会を果たし、すぐに離れては、また出会う。
室内にパンッパンッと卑猥な水音が響いた。
「うっ……! くっ……!」
「あんっ! あんっ!」
寝バックの体位。
ダンは逃さないとばかりにライラの腰を掴み、肉棒を叩きつける。
膣内を蹂躙される感覚に、ライラは凄まじい快感を覚えた。
(ああ、違う……!)
違う違う。
やっぱり、ロリコンクソ貴族の乱暴なだけの責めとは全く違う。
貪られているのではなく、強く求められている。
ダンのは、ライラの気持ち良いところを責めてくれる。
愛情があるか無いかで、こんなに違う。
「可愛い……! 可愛いよ、ライラ!」
「みゃ!?」
ダンが包むように背中から覆いかぶさってきて、両手が胸とクリトリスに伸びた。
胸を揉まれ、肉豆をコリコリとされ、快感が一気に上がっていく。
ダンもまた、手から伝わってくる感触と、ライラの可愛い反応に追い詰められる。
「だ、出すよ!」
「来てぇ! ご主人様ぁ!」
最後はもう一度腰を強く掴み、肉棒を奥の奥までめり込ませながら果てた。
一滴残らず子宮の中にダンの精液が注がれる。
凄まじい多幸感と共に、ライラもまたイッた。
「可愛い……。本当に可愛いよ、ライラ」
「んっ」
ライラのうなじに、背中に、ダンは何度もキスをした。
キスマークをつけた。
彼女は俺のものだという証をつけた。
ライラは幸せそうに、ダンの行為を受け入れるのだった。
◆◆◆
「ふぅ……」
エッチの後。
同じベッドに裸で身を投げ出しながら、ダンは幸せそうに息をついた。
ライラは緩んだ顔でダンに抱きつきながら、すぅすぅと寝息を立てている。
「安心してる……」
寝ているライラの頭を撫でると、緩んだ顔が更にへにゃっとなった。
一年前、彼女を買った当初からは考えられない変化。
ライラがここまで緩んだ顔を見せるのは初めてだ。
それはダンに心を開いてくれたことだけでなく、この国の雰囲気も関係しているのだろう。
(この国、本当に誰もライラを変な目で見ないもんなぁ……)
シュバリエ以外のエルフも、思っていたよりは遥かに温厚だった。
素顔を晒して歩けば珍しいものを見る目は向けられるが、それだけだ。
蔑みの目を向けることも、石を投げてくることも無い。
シュバリエ曰く、人種の坩堝であるこの国を生活拠点に定めた者達は、普通のエルフとは大分感性が違っているらしい。
あくまでも住んでいるエルフだけであって、近隣にあるエルフの国などから用があって訪れた者とかはそうじゃないと注意を受けたが、逆に言えばそれにさえ注意しておけばいい。
この国でなら、本当に幸せになれるかもしれない。
(ライラは治療院とかで働いて、俺は門番とかに就職して、二人でイチャイチャしながら安定した生活を送る……)
夢にまで見た暮らしだ。
だが、この国でなら決して夢では終わらない。
叶えられる可能性は充分にある。
(そんな未来を守るためにも、スタンピード戦は頑張ろう)
Sランク冒険者がいるのだから大丈夫だとは思うが、万が一があったら、この天国のような国がどうにかなってしまう。
それは絶対に嫌だ。
ようやく掴みかけた幸せのチャンス。
逃してなるものか。
この国で、必ずライラと共に幸せになってやる。
(……できれば子供とかも欲しいな。ダークエルフは子供を作れないって聞いたけど、治療法とか無いかな)
ダンは更なる幸せの未来を思い描いた。
自分の種でポッコリとお腹を膨らませるライラ。
生まれてきた子を抱っこするライラ。
見てみたい。滅茶苦茶見てみたい。
好きな女を孕ませるというのは男の夢だ。
(まあ、無理でもライラがいれば充分に幸せだけど)
彼女が憂いなく笑ってくれるのなら、それで充分。
生活に余裕ができたら、ライラの心が落ち着いたら。
今度こそプロポーズをしよう。
隷属魔法ではなく、愛の絆で結ばれたい。
主人と奴隷ではなく、もっと特別な関係になりたい。
あと一歩のところまできた夢の成就を願いながら、ダンは眠るライラを優しく抱きしめて、自分も眠りに落ちた。