………ハァー。あっ、いきなりため息から入ってすみません。俺、弥郷 弥勒(ヤゴウ ミロク)と申します。えっと、今俺はIS学園とか言うところの校門の前から1km離れたところにいます。
あっ、ISと言うのはですね、インフィニット・ストラトスと言って、なんかよく分からない機械です。しかもこのIS、欠点がありまして女性にしか動かせないみたいなんです。理由ですか?さぁ?サッパリ分かりません。
と言うか何で俺がこのIS学園(から離れたところ)にいるかと言うと、動いちゃったんです………ISが。
全ての原因は織斑一夏です。俺は悪くありません、一夏が高校受験の途中にISを動かしたのが悪い!
一夏がISを動かしてしまった所為で他の男達も動かせるのではないか、と話になり、男共を集めIS適性検査をやらされ、なんか俺が動かしてしまい、ヤダ!この子も出来るじゃない!となり、よしっ、IS学園に行け。みたいな感じです。
……ヤダなぁ〜、帰りたいなぁ〜。俺を合わせて"三人"も男性IS操縦者がいるんだって。一夏は小さい頃からの知り合いだから知ってるけど、もう一人は知らないんだよね。
てか、三人もいるんだから一人ぐらい行かなくてもいいと思うんだけど。行きたくないよー、嫌な予感がビンビンするよー。俺の嫌な予感はたまに当たると評判なんだぜ。
つーか、さっきからIS学園から離れたところの喫茶店で飲み物飲んでるんだけど、時間が分からん。携帯忘れたからね!腕時計?アレは社会人になってから親が買ってくれるものです。ここも時計ないし。
店員に聞くしかないか。
「あの、すみません」
「はい?」
「…………」
「……?」
「……アイスコーヒーを一つ」
「はい、かしこまりました」
………そういや、俺コミュ症だったわ。
取り敢えず、家に帰って来ました。
「ただいま」
「なんだい、弥勒?学校はどうした?」
今、喋ったのは俺の母さん。
「ちょっと、携帯忘れたの思い出したから戻って来た」
「そうかい。実はさっき、千冬ちゃんから電話きてたよ。今日から寮住まいになるから荷物取りに後で来るって」
ふーん。おっ、携帯あった。時間を確認っと、やべっ、遅刻じゃん。……ん?ちょっと待った。
「えっ、寮住まい?自宅からじゃなくて?」
「そうなんだって。何でも、アンタ達は危ない存在だから寮で暮らした方が安全だから寮住まいになるんだとさ」
「んで、今から誰が来んの?」
「千冬ちゃんだって言ってるでしょ」
千冬さん。本名、織斑千冬。備考、織斑一夏の姉。モンド・グロッソの優勝者。通称、ブリュンヒルデ。そして、俺の"初めて"を奪った鬼神。所謂、ラスボス。それが千冬さん。
「あ、あれ?千冬さんってIS学園にいるの?」
「何言ってるの?前に言ったでしょ、学園の教師になったって」
「oh」
…逃げよう。Bダッシュ連打で逃げよう。会いたくない。
「母さん、俺もう行くから!いってきます!」
「行ってらっしゃい。車に気をつけるんだよ!」
小学生じゃないんだから大丈夫だって。
そして俺は玄関を出て
千冬さんにあってしまった。俺、終了のお知らせ。簡単に言うとオワタw
いや、笑えねーよ。