スライムに転生したから淫乱巨乳魔女と触手プレイでぬるぬるセックスする 作:おせちの片隅
魔法のロッドに腰掛け、ひゅうんひゅんと風を切りながら魔女のお姉さんは空を飛ぶ。
深い樹海を抜け、上空から眺める異世界の景色はなかなかに壮大だ。
下にはどこまでも広がる森林と、うねりながら横断する川の道。進行方向にある山脈も面白い。左半分が中折れハットのように曲線を描き、右半分には底の見えないほど深い渓谷が、イナズマ型の大きな亀裂を入れている。
空を行くお姉さんにつられて色とりどりの小鳥たちが寄ってきた。踊るように羽を翻し、くるくると遊びながら離れていく。飛行機の旅じゃこうはいかない。俺はもうずっとワクワクしていた。
「見えるかしら?ほら、あそこに降りるわよ」
お姉さんの指が山脈の左側を示した。
中折れハットの中央にある小さなカルデラ湖。その水辺にせり出しながら建っている家がある。寄せて集めてくっつけたみたいな、変な形の、赤い屋根の、魔女の家だ!
ぐんぐんとカルデラ湖に近づき、重心を傾けたお姉さんはそのまま大きな円を描いて湖上を一周する。そうしてせり出したテラスまで飛んでいくと──大きな窓が自ら開いて家主を迎えた。うっひょう、魔法っぽい!
ダイナミック!お邪魔します!
「よいしょっと」
すとんっ、と広い部屋に降り立ったお姉さんにつられて、おっぱいもぽよんっと揺れる。俺がシェイクされるのは痛くも痒くもないからいいとして、小瓶の中ってのはいただけない。くっ、せめて直におっぱいであれば。
「今出してあげるわね」
え?なに?母乳?
じゃなくて俺のことか。
名残惜しくもたぷたぷの谷間から引き抜かれた俺イン小瓶の蓋がぽんと開いた。魔力で外に引っ張られた俺は宙を舞い、ぐんぐんぐんと肥大化する。
ぼよよんっ!と床に着地する。
そこにはすっかり大きさを取り戻した、直径四メートルのスライムボディが!
いやデカっ。
俺、デカくなりすぎてね?スライムボディは床から天井までみっちりだ。部屋に招くもんじゃないよ。置かれたソファやカウチやドレッサーにクローゼット、キングサイズのベッドまでもぬろぉんと覆い隠している。確かにお姉さんのエロエロおまんこ汁いっぱい飲んだけどさあ。
「こんなに大きくなったのね……?寝室は改築しておいたのに……だめね、全然広さが足りないわ」
今更だが、これまでに発覚している俺の成長条件は、率直に言ってセックスである。
具体的に「体液吸引」が俺の糧なのだろう。
さらにお姉さんは魔女だ。今や、とても濃密な魔力を感じる。このセクシーお姉さんから分泌される特製おまんこ汁といったらもう、極上の一言に尽きる。めちゃくちゃおいしい。腹も満ちるが心も満ちる。体中に活力がみなぎるのだ。
んあ〜〜、たまらん。もっかい飲みたい。
とはいえセックスするにも手狭なこのビッグボディ。どうすっかな。
閃いた。
お姉さんにかけられた縮小魔法、あの感覚を思い出せ。内側にぎゅんっ!と引っ張られる感覚。あんなかんじで小さく小さく小さく小さく……!
「あらまあ!すごぉーいっ!」
ぱちぱちぱちと拍手くれるお姉さんは目を輝かせている。
見事、直径一メートルまで縮んだ俺は、キングサイズベッドの上でふんすと胸を張った。
どんなもんよ。
「すごいわすごいわ!スライムちゃんっ!」
腕を広げてダイブしてきたお姉さんにぎゅっと抱きしめられる。おっぱいをしっかり包みながら俺はビーズクッションと化した。やっぱこれいいな。もにゅうぅん♡と女体が自分に沈み込む感触はなかなかオツなもんである。
「縮小魔法、いえ凝縮魔法ね?これを一人で?教えてもないのに?補助具も魔導書も詠唱もないのに!すごいわ、あなたってほんとのほんとに天才よ!」
そ、そんな褒める?
いや〜そうなんすよ。天才なんすよ。わかっちゃうか〜〜、照れるな〜〜!
でれでれと溶けそうになりながら、きゃぴきゃぴはしゃぐお姉さんの頬擦りを受け入れる。お姉さんほっぺもやわらかいよね……ちゅーしちゃお。
「あんっ。もう、イタズラっ子さんねっ」
もちゅーーっとほっぺに吸い付いてたら怒られた。
お姉さんは上半身を起こすと、紫の瞳を細めて魅力的に微笑んだ。
「改めて自己紹介をしましょうか。遅くなっちゃったけど、挨拶は大事だものね」
ほんとだよ。
俺、お姉さんのこと何も知らないのに体の味だけは知っちゃってんだけど。どうすんのこれ。
「私はライラ・クリスタル。あなたの恋人になる女よ」
マジで????
秒で責任取ってくれたんだけど。えマジで?
えっえっ、いや嬉しいことこの上ないけど、か、か、彼女!?マジでえ!?
「趣味は魔原石の収集と採掘。特技は姦淫、催眠、洗脳、傀儡化、隷属魔法」
マジで………………??
「魔法薬も作るし、合成獣を作るのも得意ね。本当に欲しいものは結局完成しないままだったけど……他人より得意なのは本当よ。頭をつけたり、腕を足したり、下半身を取り替えたり。上手なのよ?脳の接合。その後ちゃんと動いてるもの」
ひえ……ッ。
思わずぶるりと身を震わせるも、「やだぁ!スライムちゃんにそんなヒドイことしないわよっ!」と再度抱きしめられるのであった。非道の自覚はあるんすね。こわいよ。
「それからそうね、不死ではないけど不老の魔女よ」
ぱちんと得意げなウィンクが飛んでくる。
うおっかわいっ。
「結構長く生きてるんだけど……年上は嫌いかしら」
そっ……その気丈に振る舞ってるけど一抹の不安を隠しきれない困り顔どちゃくそかわいいからやめちくり〜〜!うそやめないで!嫌いなわけないじゃん年上のドエロいお姉さんとかさあ!てか俺、好き宣言したと思うんだけど!
アッッ!?伝わってないのか!?
俺はすぐさま触手を二本伸ばしてお姉さん、ライラの体を抱き締めた。
「きゃっ」
好き好き好き好きライラのことが世界で一番大大大好きッッ!
伝われッッ!この想いッッ!!
「……ふふっ。慰めてくれてるの?優しいのね。……嫌われてないなら、安心したわ」
ンンンンン微妙に伝わってな〜〜い!急募:意思疎通の手段!
俺のスライムボディに顔を埋め、そっと詰めていた息を吐き出したライラがゆっくりと言葉を紡ぐ。
「ずっと……ずっと前から、私、あなたに会いたかったの」
そうだ。
これは俺も聞きたかった。
どうにもライラは、初めから俺を目的としていた節がある。
わざわざ結界の魔法陣を敷いてから、生まれたての俺の前に現れたこと。俺を「理想通り」と呼び、俺の知り得ぬ「称号」を把握していること。このライラの寝室だって「改築しておいた」と発言している。ぬるぬるセックスだってさせてくれた。
まるで全て俺のためみたいに動いているのだ。
「少し長くなるんだけど、聞いてくれる?」
眉を下げて苦笑したライラは、ゆっくりと過去を語り出した。
時は何百年も前に遡る。
ちなみに私、千年ぐらい生きてるのよ、とライラがまた困り顔で笑うので、俺は触手の一本でプラチナブロンドを優しく撫でた。
ライラ・クリスタルがまだ半人前の魔女見習いだった頃のことだ。
ある年の、太陽が猛然と照り付ける、ある暑い日。
ライラは素材を頂戴するべく、人喰いトレントに一人で戦いを挑んだ。それ自体は難しいものじゃなかった。ただ少しだけ手こずって、トレントのふるう鞭状の枝に足を取られた。宙吊りにされ、締め殺さんとする枝が無数に襲いかかる。
抵抗するうちに衣服はビリビリに引き裂かれた。
枝は発展途上の小さなお尻に巻きつき、お股を通り、ライラの膨らみかけおっぱいを締め付け……って、んん?
「とにかく暑かったのよ、その日は。汗でぬるぬるのおっぱいの上を枝が滑って……はぁっ♡ 私のよわよわちくびを掠めて♡ 何本もの枝が、私の体をぬるん♡ぬるん♡って……♡♡」
痴女トークじゃねえか!!!!
返せ、俺のシリアス!
「そのまま激しく締め上げられたの。あんな絶頂、初めてだったわ……♡」
うっとりとしたライラは囁き声で話し続ける。
「汗でびしょびしょのクリトリスをぶちゅちゅちゅちゅ♡って潰されて、それがもう、もうたまらなくって……あ、トレントはすぐ殺したのよ?攻撃パターンの様子見をしてたら性に目覚めただけで。そこからね。魔導ロッドを脚に挟んでクリオナするようになったのは」
うっとりしてんじゃねえよ、とんでもねえ痴女だよ。
「目覚めてからの私は必死だったわ。モンスターって都合良くレイプしてくれないんだもの!」
都合のいいレイプってなに????
「オークやゴブリンは論外よ。あんな不潔なのはイヤッ。トレントにも再チャレンジしたけど、絞めるばっかりで擦ってくれないの。食人植物を改良しようと思って栽培もしたんだけど、それも失敗。でも水棲モンスターにいいのがいてね、クラーケン・キングをテイムしたの。だけどやっぱりダメ。気持ち良くないの!気分の問題かと思って催淫ポーションもたくさん作ったのよ。自分用に。最初はよかったんだけど、結局物足りなくなってクラーケンは素材にしたわ」
そんなこんなと紆余曲折を経て多種多様の試行錯誤を繰り返し、性の探求を七百年ほど続けてきたらしい。どんだけだよ。
「とにかくね、言うこと聞くだけじゃつまんないの。もっと能動的に、かつ情熱的に、ぬるぬるぐちょぐちょねっとりフェティシズムをぶつけてほしかったの!私は!」
魔女ってみんなこうなの……?
てかライラ、魔女で合ってる?淫魔の間違いじゃなくて?
「うーっ、思い出したら腹立ってきたわ。あのサキュバス!」
淫魔おるんかい。ライラは魔女だった(確信)
「なーにが『ぬるぬるえっちしてあげるよ……?♡』よ!ふざけんじゃないわよ!幻覚フェロモンで誤魔化そうなんて千年早いわっ。とっくにキメセクじゃ満足できない体なのよ、こっちはぁっ!人間体なんかお断りよっ!」
いちいち話の情報量が多いんだよな〜〜〜〜!
ぷりぷり怒るライラは広々としたベッドをパタパタパタと足で蹴る。その子供っぽい仕草が可愛いからもうなんでもいいかな〜〜〜!
ふんすと顔を上げたライラが続きを話し出す。
「あまりの落胆に怒りで泣いたわ、あの時は。とにかく荒れて、荒れて荒れて荒れて、見かねた友人が予言をくれたの」
──千の月が廻りを終えた時。
──望外の雫があなたの膝下に産まれ落ちる。
「占いに定評のある友人の言だから、きっとそうなるんだろうって信じたわ。小難しいけど要するに、八十年と少し経ったら、私の願いを叶えてくれる雫が──スライムが、世界に生まれてくるだろうって意味ね」
だから私、律儀にずうっと待ってたのよ、とライラがクスクス笑う。
嫌味のない、無垢な笑顔で。
「八十年よ?八十年!この八十年がどんなに長かったことか!わからないかしらね。ふふ、生まれたばかりだものね」
クスクス肩を揺らすたびプラチナブロンドがふわふわと揺れる。
宝石みたいな紫色の瞳。
見惚れるほどに美しい魔女が、愛おしげに俺を祝福する。
「生まれてきてくれてありがとう。ずっとあなたに会いたかった」
意思の疎通ができたとして、俺は一体、彼女に何を言えただろう。
胸がいっぱいになって、もうないはずの喉の奥がつんと詰まるようだった。
ただただ愛しかった。こんなにも真っ直ぐに俺の存在を望んでくれる、ライラ・クリスタルという女性が。
じわりと心に広がる衝動のままに、上に乗せていたライラごと横に転がり、その胸にぎゅうと抱きついた。愛しくて、甘えたくて仕方なかった。
「あらあら。ふふっ……」
ライラは優しく微笑んで、ずっと俺を抱き締めていてくれた。