勇者パーティから追放された美人ギャルタンクは嫌そうな顔を浮かべながら、ぼっち獣使いの俺に使役されたがっている 作:猫星人/Mao-lien
10階層を攻略した次の日、土曜日で学校は休みだが二人は駅の前で待ち合わせをしていた
「暑っ!なんでこんな日に出かけなきゃ行けないのよ……」
「ボロボロになったレイラの盾を新調するのに、折角だから休みに街に出て良いの買いに行こうって言い出したのはそっちの方だろ?」
「そうよっ、暑すぎてちょっと愚痴っただけでしょお……」
「確かにこの暑さは愚痴りたくもなるな……」
出かけるには天気が良すぎるくらいで日差しがジリジリ照り付けている
二度のボス戦を経て、レイラの使う小盾はベコベコにへこんで使い物にならなくなってしまった
学校の『購買』でも武器や装備は買えるのだが、塔の攻略を進められない休みの日を利用して折角なら街で買いに行こうという流れである
その後に10階層攻略を祝う打ち上げを兼ねた夕飯を一緒に食べる予定であった
「あんた、せっかくあたしが私服なんだから気の利いたことくらい言いなさいよ」
電車に乗ると、レイラはサングラスを外して不満げに呟いた
レイラの私服は、ヘソが見える短い『黒のタンクトップ』とその上に『白いジャケット』を肩を出すように着崩して羽織っている
ジャケットとセットの『白いショートパンツ』からはレイラのムチムチとした太ももが惜しみなく曝け出されている
「あー、うん。綺麗というかカッコいいというか……」
「歯切れが悪いわね、0点よそれ」
女性の服を褒めるというようなことをしたことがないショウマのぎこちない言葉にレイラはため息をつく
「それにしても俺ら、よく昨日勝てたな」
「そうね、昨日は本当にダメかと思ったわ……10階層のボス、オークは手下こそ出してこない1体だけのボスだけど、『遠距離攻撃』でどっからでも『状態異常』を付与してくる『咆哮』があたしと相性最悪すぎてね……」
レイラは『状態異常耐性』が著しく弱体化しているため、咆哮を喰らうたびに毎回『怯み状態』になってしまう
そのたびにショウマがレイラを抱えて逃げたり、白雪がターゲットを引くなどしてカバーするなどをしたのだった
「でもこれで残り9日、15階層まで攻略できたら晴れて合宿参加!もう後は頑張るしかないわね……」
「そうだな、そのためにも今日は装備を整えて来週の攻略を万全にしないとだな」
電車から降りると二人は百貨店のような建物に入り、武器や装備が売っている階へと上がる
店の入口の前には『ゲート』があり、二人は『学生証』をかざしてゲートを潜る
当然だが剣などの武器が売っているため、冒険者や冒険者育成学校に所属する学生でないと店に入ることすらできない
「盾は、ここね。うーん、タンク用の盾ならある程度理解してるんだけど、戦士用の小盾は買いに来たことがないからよくわからないわ……」
レイラは近くの店員を呼んで小盾について尋ねている
こうしてやり取りを重ねること10分、レイラは二つの小盾に絞った
「まずこっちが小盾の基準サイズギリギリまでデカくして作った物ね。やっぱ大きい方がタンクの動きをする身としては安心感があるわね〜。ただ難点は盾を装備してる方の腕で剣を構えるのは完全に無理になっちゃうことかな。手が全部隠れちゃうし」
以前まで使ってた小盾の大きさが手首から肘くらいまでの大きさだったのに対し、今レイラが持っているのはそっから更に手まで隠れてしまうくらいの大きさだ
レイラの言う通り、盾を装備した腕の方で剣を持つのは難しいだろう
「もう一方が受け流し特化の小盾ね。15階層のボスの『ミノタウロス』は『両刃の斧』を使ってくるから、まともに盾で受けたら腕ごとスパッと持ってかれる可能性大だから……受け流しがしやすいこっちも有りかなぁ」
こちらは平均サイズの小盾だが、先ほどの盾より表面が滑らかに加工されて、重量も軽い素材で作られているため敵の攻撃を受け流すのにぴったりの盾だ
そのため正面から攻撃を受ける用途で使うことが難しいが、次のボスを見据えるには有効な装備である
「じゃあこっち買います!」
レイラが選んだ買ったのは受け流し特化の盾だった
どうやらレイラは当初、店に来るまでは出来るだけ大きいサイズの盾を買う予定だったが、店員の話を聞いて違う方に決めたようだ
(これ俺ついていく意味あったか?)
ショウマは盾のことなど専門外なため、当然相談に乗ることができず、レイラと店員のやり取りを眺めているだけだった
(なるほど、これが俺がいる意味か)
レイラの買った小盾を手に持つショウマはこれが自分がついていく意味だったのか、と一人納得する
「夕飯までは時間があるし、どっかで休憩でもするか?」
そんなショウマがレイラにカフェにでも行くかと提案すると呆れた顔をされる
「何言ってんのよ、夕飯までは一緒に訓練する約束だったでしょ?」
「そういやそうだったか……」
訓練の内容については具体的に聞いていないショウマだったが、とりあえず二人は店を出た
店から出て数分歩くと、学校に建ってる『賢者の塔』と同じ建物が見えてくる
外観だけでなく二人の目の前に建っているのも正真正銘、賢者の塔なのだがここでは魔物が出てくることはない
近くのダンジョンから魔物を吸い出すという機能を『オフ』にしているからだ
違いは魔物が出てこない、それだけなのでこの賢者の塔では『武器の使用』が可能で、白雪のような『使役された魔物』も出すことが可能である
もっぱら冒険者や学生たちからは武器の『素振り』だったり、『組み手』などの演習の場として用いられており、珍しい例ではあるが死ぬことがないのを利用して真剣有りの『決闘』の場として使われたりもする
「予約していた如月様でございますね。7階の中部屋、二名、確認できました。鍵をお渡しします」
塔の中に入るとホテルの様なフロントがあり、真横にはエレベーターがある
この時点で学校の塔とは全く違うが、設定の方で中の作りを変えているのだろう
「白雪がいるとはいえ中部屋はちょっと広すぎたかしら」
今回借りた部屋の大きさは教室4個分くらいの大きさだ
ただ広いだけでなく荷物を置いたり着替えたりするための小部屋やトイレ、シャワールームなどもある
白雪がヌルッとショウマの影から出てくる
白雪の体長は3mくらいなので、全力で走りまわるにはこのくらいがちょうど良いのかもしれない、というかすでに走り回っている
「んで、訓練って何をするんだ?」
「あんたは囮として駆け回っているわよね?あたしが竹刀で剣技スキルをあんたに向かって打つから避ける訓練をするわよ」
「結構大変そうだな……」
そんなショウマの予想通り、かなりキツイ訓練となった
最初こそオーバーな動きで避けていたショウマだが、レイラは連続でスキルを放ってくる次第に避ける体力が無くなって体に竹刀を打たれる数が増えてきた
「ちょ、ちょっと、こ、これキツすぎる……」
膝をつき、肩で息をするショウマに対し、剣をずっと振っているレイラはそこまで疲れていなそうである
「仕方ないとはいえ、やっぱショウマは避ける動きが大きすぎるわ。これだと体力が持たないから、あたしの振るう剣技スキルの動きを覚えて出来るだけ最小の動きで避ける意識を付けなきゃね」
回避の動作をレイラから指摘されるとショウマは疑問に思ったことをレイラへ聞く
「剣技スキルの動きを覚えるってそんなのアリなのか?」
「うーん、正直ダメね。その動きだけ避けれるようになっても応用が効かないし、先で絶対詰まるわ。でも、11〜14階層に出てくる敵の武器持ちのほとんどが剣を持っていて剣技スキルを使ってくる。今回だけの対策にはなるけど、攻撃手段の持たないショウマが今一番有効な上達手段と言っても過言じゃないと思う」
ただでさえパーティメンバーが少ないため、レイラもなりふり構っていられないのだろう
それが伝わったショウマも立ち上がってやる気を出す
「わかった、もう一度スキルを打ってきてくれ!」
「体力無理そうならすぐに言ってよ?」
ショウマの剣技スキルを回避する特訓が再開した
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「んほおぉぉぉ!!!イク"っ!ホジられ続けてすぐイクっ!!!」
備え付けの小部屋には、脱がされたレイラの白いショートパンツと赤い下着が乱雑に床に置かれている
そして黒いタンクトップ一枚しか着ていないレイラはショウマの膝に座っておまんこを弄られていた
「はへぇぇぇ、イってるときに乳首コリコリっ、それされたらぁぁぁ……」
もう一方のショウマの手はタンクトップの中に入れ込まれて乳首を弄び、レイラの乳首は痛いほど勃起させられ浮き出ている
レイラからの剣技スキルを避ける特訓で体力の尽きたショウマは小部屋で休むことにした
そしてショウマが休憩している間、レイラを絶頂させてれば時間が有効的に使えるとのことで、レイラはショウマの膝の上で喘いでいる
「ば、バカでしょ、あんたっ、発想がキモすぎるっ!」
「でもこれで交互に強くなれるから良いだろ?」
「い、良いわけっ、お"っ!?そこヤベっ!!!」
後ろからショウマに抱きつかれているレイラは何とかその場から逃れて立ちあがろうとするも、弱いところを指で責め立てられて腰をヘコヘコさせながら軽イキしてしまう
「ほおーっ!ダメだこれっ!イクっ!これイクっ!!!」
グリグリっとショウマの指で刺激されたレイラはビクンっと体を跳ねさせて絶頂した
ジョオォォと愛液を勢いよく噴き出しながらレイラは情けない声をあげている
そしてショウマがレイラの股を拭いてショートパンツを履かせてやると、今度はまた剣技スキルの回避訓練を再開する
ショウマの回避訓練とレイラの弱体化解除を交互に繰り返すのを続けると、夕飯を食べる時間になる頃には二人ともお互い体がボロボロになって一人では立ち上がれなくなっていた
「ちょっとちゃんと歩いてってばっ、そ、それと変なとこ掴まないでっ、敏感なんだから今……」
「しょうがないだろ、どっちも立ち上がれないくらい頑張ったんだから」
「立ち上がれなくなるのはあんただけで良かったのよ!」
予約している夕飯の店まで二人は互いの体を支えながらヨタヨタと歩いている
レイラは不本意ではあるが、自分からショウマの体にしっかりと抱きつかないと歩けないのを情けなく思っていた
こうして何とか満身創痍の二人は店にたどり着くと、ようやく10階層突破の打ち上げを開始するのだった