【完結済】眠れる師匠のわて様を好きに使っていい日 作:あいいろ ののめ
本編読了済の読者さんに読まれることを想定した上、一部メタフィクション要素を含んだ解説も入るため注意と前書きを置いておきます。
No.1『ロノミア』
1,『人物像』
動かない字で人柄を把握するくらいなら、本物のわて様を見た方が良いのにって言ってくるタイプの自尊心マシマシ行動派なわて様。
2,『容姿』
毛先が桃色の白髪、きめ細かな白い肌、猛禽類のように縦長な黒目が特徴的な夕暮れ色の瞳、つんと尖ったまつ毛。
総じて整った顔立ちは目元や後述する翼から冷たい印象を受けるが、本人の根の気質が素直なのもあってか周囲からは顔立ちほど怖がられることはない。
種族は吸血鬼であり鋭い牙やコウモリに似た翼など吸血鬼の外見的特徴を持つが、翼は同年代でも類を見ないほど巨大であり同族の中でも大変目立つ。
しかし自身のことをわて様や大魔女と呼ぶ彼女にとってはその傲慢さ垣間見えるポジティブシンキングを増長させるだけに留まった。
3,『作中外の設定』
幼くして空気に関する魔術技能に長け飛び級生として噂が拡がるなど、学生の頃から周囲の注目を浴びわて様の才覚を見せつける。
彼女の発する超音波や歌声は空気を揺るがすことで周囲をサーチするエコーロケーションとしても機能するため、彼女が戦闘時に不意を突かれることは殆ど無い。他にも小回りの効く小型の暴風魔術から、大規模な天候操作の術式まで幅広く魔術を得意とする。
最近は弟子から集光技能を学び、吸血鬼の力が強まる満月の夜に近い実力を発揮しやすくなったが、三種以上の魔術を常時行使する必要が増えたため混線のしづらい魔術開発が課題となっている。
4,『秘密』
ロノミアの寝室に飾ってあるバイオリンとよく似た楽器は吸血鬼の発する超音波の周波数に近い音域を奏でられる、ロノミアの家系に代々伝わる一品。
これを演奏することで細やかな空気の振動さえも把握できる感覚が幼少から英才教育として施され、ロノミアは空気の僅かな動きから背後にも目の付いているような反応をする。
が、ロノミア本人はガジュに一番得意な曲を演奏しても聴こえないことを残念に思っている。
因みに幼いガジュを拾った当初の理由は『人狼の体毛を使った新薬開発』だった。具体的には成人した人狼は満月の月光によって狼となり体毛が伸びる特性に注目した増毛剤など。
No.2『ガジュ』
1,『人物像』
幼少期になんらかの要因によって群れからはぐれた人狼であり、後にロノミアに拾われた過去を持つ。
ロノミアに拾われてからもロノミアは診療所の仕事があったため日中は1人で過ごすことが多く、結果的になにかと一人でこなししでかす自立した性格が染み付いた。
文字が読めるようになるにつれ本を読むのも彼の趣味となり次第に自分を拾ってくれたロノミアに大きな恩を感じるようになっていったが、ふとした時に寂しさを覚えるのか甘えたがりな一面を覗かせることがある。
2,『容姿』
背丈はロノミアよりも高く、可愛い顔をしている。(ロノミア、バルカリカ談)
人狼のため灰色のオオカミの耳や尻尾が生えており、毛並みはロノミアの抱き枕を兼用するためふかふか。首輪を着けたくなるタイプ。
3,『作中外の設定』
実は結構強い。具体的にはロノミアから教えられた暴風魔術を特に得意とする他、夜間であれば月光を集光させることで技術として狼化するなどロノミアの天候操作技能も会得し、独自に開発する域まで達している。
それらは基本的にロノミアが調薬する材料集めを手伝う過程で習熟した技術だが、狼の身体での体術技能は独学のためまだまだ発達段階にある。
最近は集光技能の実用化が厳しい新月の夜間の魔術が課題であるが、ロノミア曰く『新月の夜だけなら吸血鬼よりも魔術のポテンシャルは人狼が上』らしい。
4,『秘密』
特に無し。ずっとロノミアと一緒に過ごしているので秘密と言えるほど秘密にしてることが無い。ロノミアに拾われる前の話?…知らん。
No.3『バルカリカ』
1,『人物像』
自称ミステリアスなお姉さん、実際作中での描写は少なめ。ロノミアよりも年上らしい。
商いを生業としているためかフレンドリーな性格で交友関係も広いが特にお気に入りとなる相手は少なく、ロノミアはその数少ない内の一人。
2,『容姿』
不明。…不明なことある?って思うけど、作中での描写として登場するのは吸血鬼であり、赤い瞳をしていることくらい。
長い真っ直ぐな桃髪が特徴で、顔立ちは綺麗と言うよりは可愛いタイプ。商人にしてはかなり身なりがよく、理由は本人いわく『これはそういう偉い人にも商売をする為の服』だから。
3,『作中外の設定』
学生時代に飛び級して同学年となったロノミアを注視し、ライバルとして認識すると共に友人となるが粘着するようにもなった。当時からロノミアとは肩を並べる生粋の実力派魔術師であり、得意な戦略は粘性の高いマグマによる広範囲に渡る殲滅。
得意技能は周辺一帯を焼け野原に変えてしまうような巨大な火山弾を落とす『落日』の魔法と、学生時代にはついぞ使用することが無かった『孤城落日』。
学生時代はよく周囲に比べられることの多かった二人だが、ロノミアはどちらかと言えば様々な魔術知識を網羅する研究者タイプであり、バルカリカは自身の得手を押し付けて相手をすり潰す自身の戦略に特化した魔術が多く、そのためバルカリカ本人は一対一の決闘ではお互いに全力を出すには程遠いと結論付けている。
それはそうと毎度接戦だったのでロノミアと魔術師として技術を競うこと自体は大好き。
最近は商人としてロノミアの作る珍しい薬品を買いに来るが、学生時代から金遣いは豪快だったのでロノミア本人には趣味の一環だと思われている。
4,『秘密』
過去に1度だけロノミアを本気で怒らせた事があり、そのときに見たロノミアの残忍な表情が好きで堪らない。本人にとってはたまったものじゃないが、バルカリカはその表情が彼女の自分だけに見せてくれる本心でもあると喜んだ。
ロノミアに嫌われたい訳じゃないのでそれ以来は我慢しているが、機会があればまた見たいとも考えてる。
あとがきは前回の時点から書こうと思ってたけど、今回が人物設定と割と神様視点な面も含むのでこちらで書くことにしました。
本編、如何でしたでしょうか。しっかりと読んでくれてますか?えっちなのだけ読んでますか?
作者さんとしてはどちらの楽しみ方も良いと思っていますが、今回は本編の大まかな設定についての話となります。
本編の主役…はガジュになるのですが、タイトルにあるように一番作中での動きが多いのはわて様ことロノミアになります。
時系列順としては精神的に参っている彼女がタイトルにあるよう睡眠薬などを駆使して『眠れる』状況にある精神状態から、ガジュとなんやかんやあって気を許したガジュ相手に眠ったフリができる心の余裕を持てるくらい『眠れる』ようになり二人は幸せなキスをして終了する、というのが当初の大まかな本編の設定でした。
作中ではその辺のシリアス設定はやんわーりぼかしつつに留め、ガジュと一緒に暮らして心の傷も癒えつつある普段通りのロノミアの描写がメインになってます。
ロノミアが吸血鬼なのはそういう気品のある性格とか種族イメージの女の子が眠ってる間に好き放題されて穴から精液溢れさせてる方がエロいよねって割と安直な理由です。
ガジュが人狼なのは吸血鬼との王道カップリングだと思うのに探すと以外と無いというかなり個人的な理由。
一応前回で本編は完結しましたが、アンケートまで取ったので一番票の多かったおまけは書きます。それを宣言するためのあとがきでもありました。
長くなったので残りについては次回書こうかな?
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