人妻ライブ配信 -Sex or Money- 作:Scorcher
一応本作全体の仕様を書いておきますと、鉤括弧は現実空間、二重鉤括弧がチャット欄という書き方になっています。たぶん間違えたりはしていないはず。この仕様に至るまで意外と悩んだんですよね。
次回は現実へと戻ります。話も少し現実的になってしまいます。
結婚してから約2年、子供はまだいないこと。毎週決まった日に夫は夜に家を空けていること。既婚者としての自分に関する情報を、私は画面越しの視聴者に話していく。
『こんなおっぱいの嫁を放っておくのかよ』
『旦那が貧乳好きなのかも』
無駄に同情を買うことが出来てしまう私。そして、決して健全ではない大人向けなサイトであるため、夫婦関係については深いところで質問される。
『最近セックスしたのはいつですか?』
「えっと……その、一応……」
セックスに関する話も容赦なく聞かれてしまう。それに対して私は出来るだけ、本当に可能な限り落ち着いた雰囲気を出しつつ答えていく。
「エッチは昨日の夜にしました。いつも泊まり掛けの前には、してほしいって……私の方からそれとなく。」
すぐに自分の顔が熱くなっているのが分かった。マスクで隠れてはいたけど、きっと私の顔は真っ赤になっていると思う。そして、そんな私の恥じらいも視聴者は察したのか、チャット欄には書き込みが殺到する。
『ドエッッッッ』
『人妻最高:¥300』
『自分からしたがるとか淫乱の素質あるよ』
「そ、そんなことありませんっ!私はただ……ちょっと寂しいと思うから、一緒にいられない分を少しでも……あ、コインありがとうございます。」
既に私がいやらしい女であることは、最初の方から見ている視聴者には丸分かりであった。挨拶する前からオナニーを公開していたので、彼らの期待値はどうあっても高くなっていた。
「でも、エッチだけじゃ物足りなくて。刺激の強い……お、オナニーがしたくて、その……こうして配信を始めちゃいました。」
そう言って私は、カメラ前でスカートを捲り上げて純白ショーツを晒す。そして、その下着の中へと手を滑り込ませて、茂みに覆われたオマンコを弄り始める。
『え?もう始めちゃうの?』
『服は脱がないんですか?』
「んんっ……あ、はい。その……裸になるのまだ……恥ずかしいですから……んっ、んんぅっ!んんんっ……あぁぁぁ……!」
裸を見せることについては、単純に自信がなかった。確かに胸は大きいのだけれど、その分お腹に肉がついていたり、お尻も年齢よりは若干弛んでいたりと、堂々と誰かに見せられるような状態ではなかった。
『おっぱい見たかったのに……』
『プレチャで全部脱いだりは?』
プレチャ。サイト内で使われているプレミアムチャットの略称。いわゆる高めの金銭を支払って視聴が出来る有料配信のこと。ほぼ全ての配信者がこのプレチャに視聴者を呼び込むために、ネット上であられない姿を露わにしているようだった。
「んっ、んっ……あぁんっ!ぷ、プレチャは……まだ、しないです。額も決めていませんし、んんぅっ……まだ、見てくれる人も少ないですから……あぁっ!」
下着の中でオマンコを弄りながら、有料の配信はまだしないと私は答える。少なくても今日だけは、私のオナニーを出来るだけの多くの人に見られたい。いつもよりも刺激的なオナニーが出来ることが一番の目的だったから。
『マジ?無料分でオナっちゃうの?』
『サイトの概念壊れちゃ~う!!』
『お金払うから脱いでほしい』
タダでオナニーを見せてくれることに対する感謝、脱いでほしいという希望、その両方の意見でチャット欄が埋まっていく。しかし、画面に映る自分のオナニーをする姿に私は理性を失い始め、コメントに対する返答を忘れてオマンコを弄り回してしまう。
「んんぅぅっ!!!あっ、いやっ……手が止まらな……あぁぁぁっ!!!んっ、んんぅっ……んんんんぅっ!!!ダメッ……気持ちいいっ……!弄るのが止まんない……あっ、あぁぁぁ……んんぅっ!!!あぁぁんっ!!!」
いつもオナニーをする時はバイブを使っていたが、今日は自分の指だけでオマンコを弄っていた。昔は指で弄るだけで気持ちよくなれていたのに、初体験を済ませてセックスを気持ちよさを覚えてからは、バイブを突っ込んだオナニーじゃないと満足することはなくなっていた。でも、いまは……
「あぁぁんっ!!!ゆびっ……指だけでこんな……んんぅっ!!!お、オマンコ……濡れちゃって……んんんぅっ!!!」
凄い濡れ方だった。見られていると思うだけで、オマンコの感じ方は指で膣の入り口を掻き回すだけ、それどころかオマンコのスジを擦るだけで気持ちよくなれてしまう。一人で指を使って掻き回すのはもちろん、既に夫とのセックスよりも
『エロすぎて草』
『もっとよく見せて』
『ちゃんと見せてくれなきゃ』
「んっ、んんんっ……あっ……はい、ちゃんと……いっぱい見せます……んんぅっ!!!」
私は足をM字に曲げた状態のまま、視聴者の求めに応じてカメラを股間に近くへと持ってくる。配信画面には私が自分の下着へ指を入れて、オマンコを激しく掻き回す光景がアップで映ってしまう。
「やだっ……こんなのっ……!んんんぅっ!!!ダメェッ、こんなのさすがに恥ずかしい……あぁんっ!!!見られてないけど……いっぱい見られちゃって……いやぁぁぁっ!!!」
それでも、私が手を止めることはなかった。むしろオマンコを弄る指は激しさを増して、指も中指の一本を挿入だけじゃ物足りなくなり、二本目として薬指も突っ込んでたくさん掻き回していく。
「ダメッ……ダメダメダメっ……!濡れてるの見られて……んんぅっ!!んっ、んっ、んんぅぅっ!!!あぁぁぁんっ!!!!クチュクチュって音が……あぁんっ!!!」
オマンコが濡れているのはもちろん、そこから愛液が垂れて膣内を掻き回す音も拾っていた。私自身がいやらしい声を我慢しようとすると、ショーツ越しからは水気をたっぷり含んだオマンコの音が聞こえてしまうのであった。
『やべ、もうギンギンだわ』
『初配信なのにサービスしすぎじゃない?』
『もうシコっていい?』
「んんんんっ!!!!は、はい……い、いいですよ……んぅぅっ!!!し、シコシコ……オチンチン……いっぱいシコシコしちゃって……いいですから……んんんぅぅぅっ!!!」
こんな下品なこと、夫に対しても言ったことがないのに。というか、結婚している相手に対してオナニーをしろだなんて、そんな無意味なことを言うはずがなかった。
「いっぱいオナっちゃいますから……んぅっ!あぁっ!!わたしと一緒に……いっぱい、オチンチン気持ちよくなってほしいですっ……あぁぁっ!!!オマンコっ、もうダメッ!オマンコ、オマンコもうっ……んんぅぅぅっ!!!」
“オマンコ”と言うだけで、気持ちよさはどんどん大きくなってしまう。一人でオナニーをしている時よりも、そうした下品な言葉が聞かれていることに対して、私の中では恥ずかしさよりも快楽が勝っているのであった。
『イキ顔みせて』
『俺も一緒にちんこシコってるよ』
チャット欄に溢れ返る下品さを極めた称賛の言葉。複数のコメントには金額が表記されていたけど、もうそれに反応する余裕もなかった。私はただ、私をオカズにオナニーをしている視聴者と一緒に絶頂を迎えたいだけであった。
「はいっ……わかり……ました……んんぅっ!!!んっ、んんぅっ!!!んんんんぅっ!!!ダメッ……イくっ……イっちゃうっ!わたし……んぅっ!んんんぅっ!!!」
なんとかカメラをショーツのアップから全身が映るように移動させる。でも、その間ももう一方の手を止めることは出来ず、オマンコはもう絶頂寸前になっていた。
『イきそう?』
『俺もイきそう』
『一緒にイキたい』
視聴者の人たちもみんな、自分でペニスをシコシコして射精をしたがっている。私のオナっている姿を見て、たくさんの人が精子を出そうとしている事実を前に、私の身体は普段じゃあり得ないほどの快感に襲われていた。そして
「んんんぅっ!!!!もうダメッ……イクっ、イクぅっ!!!イっっっ……んんぅっ!!!んんんんんんんんんぅぅぅぅっ!!!!!!!」
声を抑えることは出来ていた。でも、本当に声だけを抑えただけだった。オマンコの中を2本の指で激しく掻き回した果てに、私は多くの人が見ている中でイってしまった。身体がビクビクと震えて、いつもイキかたとは明らかに違うものだと分かってしまう。
「あぁぁぁんっ!!!んっ……はぁっ、はぁっ……んんっ……んんぅっ!!!あっ、あぁぁぁ……わ、わたし、本当に……イ、イっちゃったぁっ……!」
膣口からは大量の愛液が溢れていて、穿いたままだったショーツをぐしょ濡れにしていた。まるでお漏らしをしたような不快さが下半身にはあったものの、私はそれ以上の快楽に溺れているのであった。
『ガチでイってて草生える』
『新人にあるまじきド派手な絶頂スタイル』
『ありがとうございます!ありがとうございます!:¥500』
絶頂の余韻が残ったまま、私は画面のチャット欄に目を向ける。そこには私がイった瞬間を見ていた多くの視聴者が、感謝や称賛のコメントを投稿していた。
「はぁ……はぁ……んんぅっ!ど、どうでしたか?みなさんはちゃんと……んぅぅっ!!!オチンチンから……精子出せましたか?」
『出たよ』
『濃いのがいっぱい出ちゃった』
『タイミング早くて一緒にイケなかった……orz』
若干遅れてチャット欄へと書き込まれる射精報告。その時間差が彼らの状態を表しているようで、いい意味で生々しさを感じてしまう。そして、私のオナニーをした姿で多くのペニスが射精したことに、全身が喜びで満ち溢れていた。
「はぁ、はぁ……だったら、よかったです……んんんっ!!!わたしも、すっごく気持ちよくなっちゃいました……から。」
思いの外、私は冷静でいることが出来た。一度イったことで少しだけ余裕があったのもしれないけど、自らの痴態を晒したことに動揺することなかった。
むしろ、こうして多くの人間に見られながら絶頂をしたことで、またしても私の中で何かが変わったような気がしていた。
「はぁ……はぁ……んんぅっ!やぁんっ……!ダメ……わたしまだ……足りないかも。」
PCモニターに映し出される絶頂した自分の姿。夫にも言わない媚びるような言葉を、冷静さを取り戻しつつあった私は視聴者へと放ってみる。
『マジ?もう一発しておく?』
『プレチャいこうよ、プレチャ』
『おっぱい見せて』
彼らも射精をしているはずなのに、食い付きは尋常じゃなかった。どうして心にもないような台詞を言ってしまったのだろう。私はもう十分に気持ちよくなっていて、そろそろ配信を終わりにしようと思っていたのに。
おそらくそれは、きっと私を見ていてくれた人たちを喜ばせたかったのだと思う。私に最高に気持ちいいオナニーをさせてくれた人たちに、さらなる期待をさせたいという気持ち。そして、配信者としての打算の心が私の中で芽生えているのであった。
「さすがに今日はもう遅いですから……これで終わろうと思います。でも、また来週も同じ時間に……ちゃんと配信しますから。」
やっとの思いでオマンコを弄っていた手をショーツから抜き、私はソファーに座り直してカメラに顔を向ける。
『了解』
『来週も絶対に見に来ます』
『おつかれさま』
次々とチャット欄に流れる労いの言葉。パート先ではもちろん、夫にもあまり言われない言葉に私は喜びと戸惑いを感じる。ただオナニーを見せてあげただけなのに。乳首もオマンコも直接見せてはいないのに。
「はい、ありがとうございます。また見に来てくださいねー……あっ!」
そう言って私は画面越しの視聴者に手を振ろうとする。しかし、その時にショーツが引き抜いたばかりの手が、愛液塗れになっていたことに画面を見て気付く。
「やだっ……私……こんなに手がベトベトなのに……あうぅぅぅっ……!」
『かわいい』
『かわいい』
『えっち』
咄嗟の反応、一挙一動までが見られる配信という行為。最後の最後で私は、改めてここが気の抜けない場所なのだと実感することが出来るのであった。
◇
配信が終わり、画面にはオフライン状態であることが表示される。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
やっと誰にも見られていない空間へと戻ってきた私は、すぐに顔を覆っていたマスクを外し、ソファーへと寝そべり大きく息を吐く。配信中には気付かなかったけれど、やっぱり相当緊張をしていたようだった。
「そりゃ当然よね。人前でオナニーをしちゃったんだから。そう、たくさんの人が見ているのにオナニーを……」
そう自分がしたことを口にしてみると、私は冷静さを越えて恐怖が芽生えてくる。一体自分が何をしていたのかという、顧みれば顧みるほど恐ろしさが増していく。
「わたし……本当に、誰かに……知らない人にオナニーを見せて……イクところまで見せちゃって……!」
思わずウェブカメラに顔を向け、パソコンと繋がっていた配線を慌てて抜き去る。しかし、画面に映っている配信終了のテロップと、身体に広がる絶頂による心地良い疲労感が、自分の行いを明確に示していた。
「ダメ……あんなに気持ちいいこと、じゃなくて!こんな非常識なこと、絶対にやっちゃったらいけないんだから……!」
あまりにも危険なことをしたのだと、少なからず後悔をしている私。ただ、配信の画面に残っているチャット欄の書き込みを見て、心は揺れてしまう。
「来週も配信するって……言っちゃったよね。」
ルールがあるわけでもなかった。それはただ、私が視聴者との間に交わした口約束。別に守る必要もなければ、破ったところで彼らが関心を失うだけであった。でも、そう考えることが出来たとしても。
「うぅぅぅ……また、来週になったら考えよ。」
今すぐに下さなければいけない判断でもなかった。ただ、私はここで絶対に配信をしないと決めることが出来なかった。それくらいカメラ越しでするオナニーは気持ちよくて、私はその快楽と引き替えに何かを失っているだと実感していた。