無詠唱で勃起できるハルは、勃起の条件に愛が必要とペテンをしてしまった。
以降の彼は、勃起している=ラブコールと捉えられてしまうのであった…………!!!!!!
それはそれとしてマツリカとのHシーンです
「どうなっても、知らないんだから」
低い呻きが漏れる。
彼女には逆らっても無駄だ。
力では決して敵わない。彼女達は、そもそもの
掴まれた手首が凄まじい勢いで引かれた。
嵐の苛烈さだ。俺は足をもたつかせながら、ソファに倒れこんだ。
「あぶ」
身体がソファのクッションに沈み込むよりも先に、マツリカの肉体に視界を包まれていた。
両膝で、太ももを挟まれる。完全に捕食する姿勢だな。
手を頭に回され、首の位置まで固定された。
張り詰めた怒張に、マツリカは股を密着させて輪郭を確かめていた。
先端を濡らす汁が漏れ、彼女の股に擦り付けられる。
つややかな唇をとがらせ、おずおずと訊ねてくる。
「まだ……ここ、だせるよね」
「連戦してきたけど、たぶん」
「…………」
ぴたり、と動きが止まった。
「さっきも、アリスとしてきたばかりだけど──」
「──やめて、ほかの
「うぶ!?」
強引に、口のなかへ指がねじ込まれてえずいてしまう。
爪の堅さと、細い指のしなやかさ。
指の間接部を唇にひっかけながら、彼女はじーっと顔を覗き込んでくる。
飴色の瞳。砂糖菓子の芳香をまとった柔肌。
暗い眼光。
彼女の目は、俺を見失っていた。
「あたしは、きっとみんなと比べて、勝てるところなんてないし」
「……ふぁい」
「喋らないで、指むずむずするから」
どうしろってんだよ。
指を抜けばいいのに、彼女は口のなかに挿れたまま、ひとりで喋り続ける。
「あたし、だめだよね。自信がなくって、頑張ってメイクして誤魔化しても、ぜんぜんだ」
「ひかう」
「アリスさんみたいなかっこよさも、レティさんのかしこさもない……あたし、だめだめだし」
「……ひや」
そんなことはない。
指をしゃぶりながら、睨み付けて否定した。
彼女の胸に触れ、指を沈みこませる。
柔らかな乳房は、触れるだけで形を変える。しっとりとした感触。しこりのある乳首を指先で撫でると、マツリカは身を小さく震わせた。
「ひあっ……も、なに」
「はふひは」
この乳をぶら下げておいて、なにを卑屈になることがあるんだ。男をなめないでいただきたいものだ。内面なんか殆ど乳圧で霞んでしまうものだ。
指先をちぃうちぃうと吸い取る。
愛撫さながらの感覚で、ネイルも丹念に舐った。
濡れていく手を見つめ、マツリカは唇を引き結んだ。
閉じた唇から、荒い息が漏れている。
密着した体から、彼女の動揺が伝わってくる。
彼女の鬱屈が、興奮の熱に塗り替えられた。
「ね、も、ゆるして……」
緩急をつけ、胸をまるくなぞった。
柔らかく、手触りのいい胸。
指の間からこぼれそうな重量感だ。
乳首を指で挟むと、恍惚に肩を震わせた。
「あ……」
口を開けると、マツリカは力なく指を離す。
腰を動かすと、肉襞の火照りが伝わってくる。
とろんとした視線が合い、白いしなやかな腕が首に回された。
「キス、キスして」
俺に身を委ねようとする、女の顔。
頬に流れてる涙の筋。指先で掬い、目を細めた。
キスの合図だと勘違いしたのか、マツリカは薄目で顔を近づけてくる。
それを遮るように、彼女の唇に指を添えた。
なんか、おもしろくない。
俺はめちゃくちゃに犯してもらえると期待してたのに。
「…………ハルくん?」
艶めかしい目の輝きのなかで、わずかな戸惑いを感じ取った。
マツリカは、明らかに
いまにも暴発してしまいそうな芯を抑える。
不安とどん底の表情の彼女を犯して、満足できるか?
彼女の頭を抱き寄せ、耳元で囁く。
「俺に誰かのことを考えないよう強制するのに、マツリカは、ほかの誰かと自分を比較するんだ?」
「だって、しょうがないよ」
「俺はこんなにもマツリカが好きなのに、それを蔑ろにするの?」
「あたし、そんなつもりじゃ」
「俺をマツリカの好きにしていいように、マツリカだって、俺のものなんだろ。俺の前にいるときくらい、俺のことだけを考えててくれよ」
「考えてる! ハルくんのことで、頭がいっぱいだよ!」
「うそだ。さっきまで襲う気満々な面だったくせに、アリス達の話を持ち出した途端に怯えてる」
「だって、それは……」
「マツリカがしないなら……いまから、アリスのもとに行ってくるよ」
ぶちり、と。
誇張ではなく、本当にそんな音を聞いた。
ソファに身体が沈む。
弾かれたように肩を押さえつけられ、鈍痛がにじんだ。
ぎゅ、と。
身体がくっついた。
……いや、くっつくなんてものじゃない。拘束されたのだ。
未成熟ながら厚い柔らかさを持つ肌が、熱を帯びて俺を溶かしてしまいそうだった。
馬乗りの体勢で、身じろぎも許されなかった。
「……マツリカ?」
「逃がさない、絶対……!」
首筋をくすぐる低い声。
女の顔が持ち上がる。
俺は感嘆を漏らす。
さっき垣間見た、獣の顔。
俺をなぶって、自分の慰め者にすることしか頭にないような、インモラルな表情。
「男のくせに、生意気」
そう、これだ。
美しく飾った彼女の、剥き出しになった本性。
蜂蜜が神経にまで浸潤してきたかのような痺れで、俺は動けなくなる。
乱暴に指を絡め取られた。
「ちょっと包んであげるだけで、動けないよね。わかるよね。もうあたしのものだよ」
爛々と、輝く眼光。
飴菓子の瞳。甘く、淫蕩に溶けた眼差し。
涙と色彩で赤らんだ眦。
優しい彼女の嗜虐的な顔は、背筋をぞくぞくと震わす官能を持っていた。
柔らかい毛先が、肩口で揺れる。
「ほら、舌出して」
有無を言わせない口調。
黙って口を開ける。舌がねじ込まれた。
流し込まれてくる唾液に何度もえずく。
糸を引いて離れる唇。
そのまま、マツリカは自分の口腔でくちゅくちゅと水音を立てて、俺の舌先に唾液を垂らした。
「あーん……」
ほのかな生クリームの味。
マツリカの唾液が、口のなかで沸騰して、頭に上ってくるような錯覚。血液の酩酊が、くらりと頭蓋に流れ込んでくる。
体液を嚥下する喉に、マツリカは釘付けとなっていた。見せつけるようにゆっくりと、唾液を受け取る。
発情した雌の表情。その対象が、俺である事実。
すべてを飲み下し、からかうように笑う。
「マツリカってキス魔だよね」
「……ちょっとは嫌がってよ」
嫌なもんか。
拗ねて尖った唇に接吻する。
それを皮切りにして、激しく唇を求めてくる。
柔らかい唇は、水気でふやけていた。
火のついた表情。熱と汗。
マツリカらしからぬ冷たい声が、漏れ出る。
「あたしに甘えるなんて、駄目だよ」
「なに、どうしたの」
「あなたに、どんなひどいことだってしちゃえるんだよ」
彼女の腰が上がり、鈴口が股に触れた。
しどとに溢れた体液が、はしたない音を立てる。
腰を浮かしたまま、彼女は自ら亀頭でクリトリスを圧迫させた。
「マツリカ──」
汗ばんだ顔。
湛えた笑み。
なだらかに沿ったくびれのある腰。
むっちりと張り詰めた太ももの間。
肉の花が見えた。垂れてきた粘性のある蜜が、屹立した先端を濡らす。
喉が鳴る。滑稽なほど、唾をのむ音が響いた。
「ハルくんが悪いんだから」
秘裂が割れる。
腰が下ろされ、狭い入り口が少しずつ、受け入れていく。熱さに呑み込まれていく。
「あ、ぁああ……っ!」
マツリカの悲鳴に、呻く。
奥へ。肉洞は、灼熱をもって俺のすべてを受け入れた。
脳髄を焦がす強い快感で、口端に泡が浮かぶ。
1つになった。
繋がった箇所から、体温、鼓動、呼吸、すべてが伝わってくる。
肉をわななかせ、貫かれた快感に打ち震えていた。
「ぁ、はは……あたし、ハルくんと、つながった……」
恋慕の滲んだ涙。
乱れた桃髪の間には、ぞっとするほど美しい女があった。
「いたい……気持ちいい、けど、ハルくんは、どう?」
「気持ちいいよ……マツリカの体温が、心地よくて」
「そうなんだ……そっか……」
下腹部に指を這わせ、彼女は自らを貫くカタチをなぞる。
マツリカは、結合部から垂れてきた処女膜の流血をもてあそぶ。
切れ切れの吐息。
胸の膨らみが、激しく上下する。肌に浮かぶ脂汗が、朝陽を白く反射する。
引きつる快感で呻いた。
マツリカの広がった肉襞が狭まってくる。気が遠くなる。後ろ手に掴んだソファの布地が、爪に食い込んだ。
「もっと、ハルくんとひとつになりたいよ」
マツリカが唇を降らせてくる。
舌が侵入してくる。
上と下とでつながる。
興奮が高まり、自分の口が性器となってしまったみたいだった。歯列を舌先が触れるたび、快感が突き抜ける。
「ぇ、れぁ、は、れ」
焼き直しだった。口を、頬を、首筋を、鎖骨を。彼女は、マーキングするようにひとつずつ、丁寧に口づけを落とした。
隙間なく竿を締め付けてくる快感が、彼女の身じろぎで相乗的に下腹部を浮かせるほどの痺れを生む。
「あたしの、だよ」
ほとんど、息ができなかった。
糸をひく唾液。
首に回る白い手。
脂の浮かび始めた桃髪。
白くもやがかかる視界で、彼女はうっすらと微笑んでいた。
「ぜんぶ、あたしの……っ!」
上体に負荷がかかる。マツリカが腰を上げた。
肉襞は潤いとともに、
気が飛びそうだ。腰がそのまま抜けてしまいそうな強い拘束。
ずるり。その、一往復だけで、マツリカは、完全に快楽の味を覚えてしまった。
「変に、なっちゃう、こんなっ……!」
蠱惑に唇を歪ませ、マツリカは尻を落とす。
俺の胸板に手を置き、一心不乱に腰を振る。
みっちりと絡みつく膣の肉は、圧迫と快感を丹念に伝えてくる。
湿気を孕んだ太ももが、肉の跳ねる音を鳴らす。
乳房が波打ち、視界を占領する。
「マツリカ、激しいっ……」
女の顔を見上げる。
酷薄で、ひとりよがりな感情に振り回されている。
すでに、俺を愛玩の対象としか見ていなかった。
「いぃっ……これ、すごくっ……」
俺を肉襞でとらえ、突き上げるような刺激で腰が反る。
自分がより快感を得られる角度を探しているのか、マツリカは仰け反る。
浮き出た仙骨に汗が伝う。
鞠のように乳房が歪み、汗を散らす。
「ぜんぶ、あたしの! ハルくん、ハルくん!」
執着が顔に貼り付いている。
心身共に、俺のことを縛って離さない。
泥に包まれる感覚。もう抜け出せないと知りながら、俺は彼女を求めるのを止められなかった。
ごりごりと、亀頭が膣の腹側を削る。
ソファに身体を預けながら、俺は夢中で腰を浮かせていた。
接合部では、いちご菓子に似た桜色の花弁が、俺の竿に巻き付いている。
「う”ぅっ……! ここ、裏側に、凄くきちゃうよ……!」
勢いだけのストロークが、緩慢に同じ箇所を往復する動作に変わる。
膣の浅いところだけを刺激する動きだ。
竿の先端が、マツリカの腹を内側から圧迫していた。
「んぁ……くぅぁ……」
嬌声の勢いが弱まる。
愛液が快感と共に溢れてきた。
卒倒しそうだ。甘い刺激だけを与えられて、脳髄がチカチカと信号を灯す。
「もっと、っ……突き上げて、ハルくんっ……!」
「……っ」
「あぁっ……! そ、のまま……!」
絶え絶えの声で訴えられ、縋るように俺も従った。
汗ばんだ髪を掻き上げ、悩ましげな表情で欲望に顔を紅くさせた。
愛液に潤された水音。
膝を折る力を強め、マツリカは上体を弓なりにする。
肉棒が引っ張られ、歪な体勢で往復される。
腰骨の感触が伝わるほど、強く曲がる。
肉がめくり返ってしまいそうな吸い付きだ。
執拗に膣の裏を擦りつけ、マツリカはだらしなく口から唾液を垂らす。
「くる、あ、ぁ、あ……!」
突き出た蕾から、潮が噴き出る。
太ももの付け根で、細かい痙攣。
少量の体液は、俺の腹でぱたた、と音を奏でた。
弛緩する身体。
彼女の絶頂と共に、竿が抜ける。甘イキの段階にしか到達できず、先端からは
へたりと、腰をソファの狭い座面に落とした。
小さく笑い、彼女は俺の胸に顔を埋めてくる。
「気持ちいい……ハルくん、ハルくん……」
下唇をかみ、しどけなく髪を下ろす。
前髪の奥、恍惚を映した表情。
光の亡い瞳──いや、俺だけを見つめる鏡面の眼。
マツリカの視線で、汗が浮くのを感じた。
「あたしの、あたしだけの……」
彼女のネイルが、執拗に俺の腹部についている蚯蚓脹れをなぞった。
鋭い痛みに熱が混じる。俺の呻き声を聞き、マツリカは嗜虐的に笑みを深めた。
アリスのつけたキズを上書きしようとする行為。
「すき、だいすき、愛してる」
息を弾ませ、口を押し付けてくる。
渇いた喉を彼女の唾液が潤す。
鼻腔を少女の香りが抜けていく。
キスをせがまれる度、俺は自分の怒張が快感に震えるのを自覚した。
不完全燃焼な欲望が、更なる快感を求めて血流を速める。
「もうあたしなしなんて、ダメなんだから……!」
「え、まだ、イッたばかりじゃ……!?」
膝立ちとなり、肉棒に跨る。
その根本に指を添え、ひくひくと痙攣する秘裂へ導く。
「まだ、ここに愛をもらえてないもん……!」
濡れた睫を震わせる。
蜜と、ガウパー液の絡んだ小さな芽。亀頭で、硬くそそり立ったその感触を確かめる。
絶頂に達した少女の膣は、俺の芯を根本まで呑み込んでしまった。
「ぁああ……! さっきより、奥、まで……!」
亀頭を上から押し付ける感覚があった。
マツリカの秘奥。包みこんでくる膣壁。
俺を迎え入れるためだけに、肉襞がうごめく。
熱と蜜で絡めとられたペニスが、強い快感を脊髄に訴えてきた。
「マツリ、カ……やば、い、これ……!」
「あはっ……気持ちいい? あたしのなか、そんなにいいんだ?」
柔らかい肉に呻く。
高い声音は、落ち着きのあるトーンだった。
女の声。あどけなさの消えた表情。
大きな瞳が、俺の痴態を観察する。
「気持ちいいと、でちゃうんだよね? あたし、ハルくんが交わるところずっと、ずっと見てたから、わかるんだよ。ほかの
「……あぁっ」
腰が艶めかしく円をなぞる。
髪を撫で上げる仕草で、豊かな乳房が強調される。
冷たい脂汗が、彼女の腋を飾っていた。
竿が膣に引かれて回る。
精を搾り取ろうと締め付ける肉襞。
ゆっくりと持ち上がる腰。
俺の体液を啜ろうと、絡みついてくる。
「顔、見せて! なぶられて、なんていやらしいの!」
「あぁ……!」
言葉も発せなかった。
快感が、あらゆる角度で俺を襲う。
腰を打ち付けると、体液が飛沫となって散る。
秘奥では、熱い炎のようなものが蟠っており、俺の絶頂を受け容れるために釜戸を開いている。
熱に浮かされ、夢中で彼女の乳房をもみ上げた。
「もうあたしなしなんて、だめなんだから!」
荒ぶサクラを彷彿とさせる姿態だった。
桃髪が、軽やかに跳ねる。汗ばむ滑らかな肌に貼り付いている。
少女の激情を湛え、瞬きの間に、俺を悦ばせるために姿を変えていく。
「きて、ぇ……! ハルくぅん……!」
うわずった喘ぎ声が、体の上で響く。
頭をがくがくと振るマツリカ。
締め付けが強まる膣。
限界に達する。明滅する視界、獣のような叫びが、自分の口からあふれた。
マツリカは、俺の指に指を絡ませ、打たれたように体を屈ませた。
「あぁっ──あぁんんっ──!!」
何度か、彼女は潮を噴いた。
精液が、どくどくと脈打ちながら彼女の秘奥へ注がれる。
白濁が肉洞を満たし、溢れてきた。
粘性のある体液と透明な蜜が混ざる。
「……マツリカ」
抱き合いながら、耳元で呼びかける。
引き抜こうと、薄い腰に手を沿わせると、強い力で手首を掴まれた。
「駄目……このままがいい」
絶頂の余韻を感じさせる声。
気だるそうに、彼女は耳元に熱い息吹を吹きかけてくる。
「もうちょっとだけ……もうちょっと、このままが、いいの」
「そっか……」
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
「こわいよ、なにに謝ってるの」
「あたし、ハルくんに、こんな……優しくできなくって……」
「誘ったのは俺だよ」
苦笑する。一通り行為を愉しんで、冷静になったらしい。
桜色の髪を撫でた。すすりなく哀切が、聞いてられなかった。
挿入したままの姿勢で、抱きしめる。
肌と肌。触れあう全部が、体液で濡れていた。
「いま、気持ちいいよ。一心同体って感じだ」
「……すき、だいすきなの」
「俺も大好きだ。世話焼きで、自分のできることを精一杯がんばるマツリカが」
「あたし、ハルくんのはじめてになりたかったのに……」
「覚えてないかな。俺がはじめて勃起したのって、マツリカが相手なんだよ」
息を呑むマツリカ。
さすがに気色悪い告白だったか?
髪を撫でる手を止め、顔をつき合わせる。
「なんで、あたしにそんな目を向けられるの。こんな、ひどいことしたのにもう嫌われたって、しょうがないのに」
「まあ確かに、もうマツリカなしじゃ生きられないくらいにはひどかったかもね」
きゅん、と。
つながった膣が一気に収縮した。
甘勃ちの竿が締め付けられ、熱を帯びた。
芯に血流が巡り、固さが戻る。
「えへ、へへ……もー……もー!」
髪色より顔を真っ赤にしたマツリカが、涙の気配を吹き飛ばす。
大きな瞳を開き、だらしなく頬が緩んでいる。
愛らしい顔立ちだ。俺も相好を崩した。
「もういっかい、しよ?」
唇を尖らせ、キスをせがんできた。
歯茎の動きと、舌の軌跡。
溶け合った鼓動の音。
焼けるほどの熱さと心地よさが、芯を中心に巡った。
自分の膣内でカタチを変える感覚に、マツリカが柳眉を歪める。
快感に呻きながら、彼女の顔を発作のように微笑を覆った。
「あたしも愛してるよ、ハルくん」
「あたし、ごはん準備しなきゃ……」
「んぇーい」
「ちゅー」
艶やかな唇が押しつけられた。
羽根が生えたみたいに、マツリカは軽やかに身を起こした。
スリットの間から、白濁とした液体が溢れていた。
それを指で奥へと押し込み、彼女は流し台へと向かった。
……なんだか、彼女が自分の女になったのだと、妙な達成感が胸で満ちる。眼福だ。
「…………よかったなぁ」
何度かの行為を終え、重たい体を引きずって水差しを求めた。
目眩と頭痛。
軽い脱水症状だ。
腰がガクガクと動かない。
脱精症状だ。造語である。
「水、水……と」
冷蔵庫を開ける。
大量の食材が、切り刻まれたまま保管されていた。
合成肉にはそれぞれ『アリス』『レティ』『ハルくん』などと、ラベリングがされており……
首だけで振り返る。
マツリカは、笑顔でそこにいた。
「あ、昨夜ちょっと、その……ストレス発散で切りすぎちゃって」
「…………」
包丁を片手に、てへ、と舌を出す彼女。
…………こわい。
心に決めた。マツリカには逆らわないようにしよう……
感想・評価・お気に入り・ここすき、励みになってエロみになってます!!!!(還元)
次話の候補とプレイ内容
-
カナデ(射精管理、放尿、膣内放尿)
-
エマ(見せ槍、パイズリ、逆NTR)
-
本編(ハニートラップでプリズンブレイク)