※この作品はR-18です。

終末世界であべこべ   作:ピザ暇膝

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「あぁ──あぁああ──!」

 

 ぶち、と。

 肉襞を掻き分ける途中で阻まれた膜は、あっけなく破れていた。

 嬌声とも悲鳴ともつかない、高い声。

 割れ目から滲んだ破瓜の血が、真紅の筋となって太ももをなぞる。

 自分の芯よりも熱く濡れた膣の内部は、痙攣に合わせて搾り取るよう締め付けてくる。

 柔肉が蠢いて、奥へと導こうとする。

 挿入しただけで果てそうだ。

 快感で脳が引き攣り、今にも吐き出したいフラストレーションを堪えようとマットレスを強く握った。

 股間が密着し、アリスは俺の腰に跨ったまま、電流に打たれたように痙攣していた。

 下腹部をなで、妖しくうねる。

 

「若、奥まで、入りました……」

「痛くない……?」

「すぐに、消えました」

 

 睫が震えてる。眦に堪えた涙が、頬を伝う。

 わずかに残っていた少女の幼さは失せ、色気に満ちた微笑を浮かべていた。

 はだけた制服と下着から覗く乳房。脂汗で髪が張り付き、艶かしく膨らんでいる。

 

「ほら、根本までぴったり、呑み込んでますよ」

 

 スカートの端を上品につまみあげて、接合部を見せつけてくる。

 目まいでくらくらと頭が揺れる。

 愛液と血が混ざり、黒色のパンツはぐちょぐちょに萎れていた 。

 

「アリス、その仕草エロすぎ……」

「ハル様こそ、その様に身悶えされては……もっと、いじめたくなってしまいます」

 

 俺の胸に掌をつき、アリスが腰を浮かせる。

 内側の襞(ひだ)が鈴口に絡み、ゆっくりと引き抜かれていく。

 摩擦で刺激され、強い快感が走る。

 脊髄に甘い痺れが襲う。奥歯をきしらせ、天井を仰いだ。

 

「アリスの中、狭くて熱い、気持ちいい」

「私も、もう、辛抱なりません」

 

 発情しきった獣の荒い息。

 一息に腰を下ろす。

 きつく締め上げられた膣内は、その往復だけで腰が抜けてしまいそうだ。

 彼女は唇を窄ませ、悩ましげに眉を寄せた。

 

「あぁ──ん、ふ」

 

 途切れ途切れの小さい喘ぎ。

 下品に愛液が跳ねる。

 柔らかな肉が、俺の股間とぶつかるたびに波打つ。

 

 ぱちゅん。ぱちゅん。

 

 水音が薄暗い室内に響く。

 彼女の体重を受け止める分、マットレスに沈む込む。

 

「はぁ、ぁ、あ」

 

 充実した女の顔。

 俺を見下ろし、微笑みを深める。

 

「私のような下女に体を許して、本当に、あなたというお方は」

「アリス、ペース、早いよ……!」

「だーめ。若の体を、私で染めるのです」

 

 ギャップのある口調。

 粛々と主人を立てる従者の態度を崩し、自分の快楽を求めて相手を貪る。

 白黒と明滅する意識の中で、彼女の興奮が耳に届く。

 

「舌、出してください」

 

 朦朧としながら、口を開く。

 薄い唇を押し当てられ、乱暴に唾液を流し込まれた。

 腰のストロークは衰えず、彼女の固くなった乳首が胸の辺りで擦れ続けている。

 

「んちゅ、あ、あぁ、は、ぁ、若ぁ」

「アリス、アリス……!」

「ぁぁ…………」

 

 夢中に彼女の腰に手を伸ばすと、柔らかい感触が手中におさまった。

 アリスの動きに合わせて腰を突き上げる。

 衝撃で、手のひらの中で尻が震えた。

 

「ぁんあぁ、ぁあ──!」

 

 途端に、膣が収縮する。

 スカートの内側かぶしゅぶしゅと潮が噴き、密着した腹を濡らす。

 顔のそばで、アリスが息を詰めた。

 彼女の細い舌先から、濃密な液が垂れてくる。

 

「ぃ、ぁあ、こんな、なんで」

「ひとりでイっちゃった?」

「若、お待ちを、うごかないで」

「まだ、俺はイってないんだってば……」

 

 彼女の尻を持ち上げながら、腰を引く。

 粘ついた体液が肉棒を濡らし、微かな隙間から光を反射していた。

 美しい唇から淫らな嬌声が溢れる。

 激しく反応する彼女を見ていると、自分の中で下卑な達成感が膨れるのを感じた。

 前世じゃ拝めもしない美少女が、普段は冷徹な彼女が、俺の上で余裕なく乱れている。

 暗い欲望が、唇を嗜虐的に歪ませた。

 

「あ、ぁ、ああ、だめだめ、だめ」

「またイってるの、気持ちいいんだ?」

「知らない、こんな、ひぐ、うぅぅ」

 

 完全に総身から力が抜けてしまったのか、彼女の体が沈んでくる。

 心地のいい重みと柔らかさ。

 ベッドのスプリングが軋む。

 股間をつなげたまま、上下を入れ替えた。

 

「わか……?」

 

 怯えた表情のなか、期待に満ちた目で見上げてくる。

 振り乱れた黒髪が顔にしだれ、清楚に包んだ制服姿はシワだらけで、露わになった膨らみは白い妖しさで俺を誘惑する。

 スカートを捲ると、黒い下着をずらして挿入された花弁が、取り繕えないほど濡れて光っていた。

 

「さっきまでの余裕ある態度、どうしちゃったの」

「あなたが、乱暴に動くからです……」

「すぐ感じちゃう変態なアリスがわるいよ」

「いや、そんな、言わないで」

 

 羞恥で頬を染め、フリフリと小首を振って身悶えた。

 ……ひょっとして、この貞操観念が逆転した世界での『女性の敏感体質』は早漏と同義なのかな。

 なんて思い至ると、必死にその事実から逃れようとするアリスが途端に愛らしく映った。

 

「俺よりも先にイっちゃって、恥ずかしいね」

「あ、ぁ、あ」

「普段はあんなに強いのに、ここは弱いんだ」

「いや、恥ずかしい、若の前で、こんな醜態……!」

 

 背筋が、快感以外の感覚で震えていた。

 細い指に手を絡ませ、ゆっくりと腰を引く。

 

「ああぁ、まってください、もう、イクの我慢できない……」

「俺だって、限界が近いんだ」

 

 達しそうな絶頂を堪え、もっと交わりたい欲求に従う。

 濡れそぼった花弁を割って、杭を打つ。

 音を立てて性器同士が擦れ合い、往復するだけで意識の間に快感が飛んでいく。

 彼女の複雑な反応で、通るたびに内側は形を変える。

 襞が蠢いて、凹凸を道に作って精を搾り取ろうとする。

 

「はぅ、く、ん、あ、ぁ」

 

 アリスが喉を逸らし、口端に涎を垂らす。

 きつく瞼を閉じると、チカチカと星が光った。

 

「ハル様、あぁ、あ」

 

 可愛らしい反応。俺が突くたびに嬌声を上げる唇に、指を入れて歯茎をなぞる。

 当惑を浮かべる表情がいじらしい。

 歓びが胸を満たしていく。

 快感は、2人で共有するから気持ちいい。

 

「どこが気持ちいい?」

「奥、まで、また、来てる、ああぁ」

 

 鈴口が一際窪んだ道にあたると、奥で吸盤のように吸い付いてこようとする。

 愛液が泡立つ。汗粒が弾ける。

 淫らな音と匂いで満ちたベッド。

 絶え絶えの息を漏らし、アリスが背中を反らす。

 俺ももう、とっくに達する直前だった。

 絶頂に縛り付けられそうな腰を打ちつけ、底にまで押し込んだ。

 

「もう、でる……!」

「出して、私の膣内(なか)に、あなたの──」

 

 彼女の中でほとばしる白濁。

 体外に快感が吐き出され、幾度か射精が続く。

 

「ぁぁあああ──! は、あああ、ん、奥、あつ、い」

 

 密着した膣内で、どろりと体温が交わる。

 アリスは腰をくねらせ、なおも擦り付けてくる。

 注ぐほど、その嬌声は長引いた。

 

「ハル様……ハル様、あ、ぁ…………!!」

「ぁ、く」

 

 力が抜けて、彼女の上に覆い被さった。

 そのままずるりと抜き出す。

 濃厚な白濁が鈴口から溢れ、最後まで花弁の中に注がれていた。

 

「ハル様……」

 

 彼女の横に寝転び、頭を抱き寄せてキスをする。

 快感の奥で、アリスと結ばれた感覚が胸を満たす。

 髪を撫で、彼女の顔を胸の前まで運ぶ。

 

「……あ」

「こんな想いも、アリスが生きていてくれたから味わえた。もう離れないって約束してくれ」

「……はい、はい。もちろんです、あなたのそばに」

 

 その最後の一言を絞り出して、彼女は体力の限界に達したのか、胸をくすぐる息が柔らかな吐息に変わった。

 ……とんでもなく気持ちよかった。

 まだ射精感の余韻が股の間に残っている。

 濡れて気持ち悪いシーツの上で微睡む。

 静かになった室内。

 不意に気づく。

 寝息に混じって、扉の外から密やかな声がする。

 小さな喘ぎ。というよりも、押し殺した悲鳴めいたもの。

 それから、水を弾く音。

 

「……あぁ……んあぁ」

 

 誰かがいる。

 そこで、何(・)か(・)を(・)し(・)て(・)い(・)る(・)。

 

「…………」

 

 扉の外で行われている情事に思い至ると、数秒前まで自分の裡に満ちていた感慨が失せ、背徳的な欲望に誘われた。

 乱れたズボンを整え、廊下に向けてよろめきながら歩く。

 扉を隔てたすぐそこで、彼女は自分を慰めている。

 

「ハル……ハル、やだ、ハル……! わたしの、わたしの、宝物なの、に…………!!」

 

 声の主が呼びかけてきてる。

 その行為に夢中になっているのか、扉の前まで迫る俺の気配に察せない。

 

「何してるの、レティ」

 

 扉を開けながら、白髪の少女を見下ろした。

 上目遣いは、彼女らしからぬ情欲で光っていた。

 アルビノで沈着した、血液と同じ色の瞳。

 爛々と輝いた眼差しは涙で濡らされて、渇望で飢えていた。

 

「ハル……違うの、これは」

「いつもリアリストの君が、こんな非合理な行いに走っちゃうなんてね」

「わ、わたしは、ハルの様子が、ただ心配で」

「だから、そばで見守ろうとしてたのに、こんなことしちゃったの」

「いや、ちがう、わたしは他の娘(こ)と違って、そんな目であなたを見ない──」

 

 縋りつく少女の弱気な表情に、嗜虐心が煽られる。

 透き通る美しさの白髪を脂と汗で乱し、蜜の香りを漂わせたレティ。

 甘い体臭は、幼いながらも女を匂わせてくる。 

 

「レティは俺のことをどう見てるの」

「それ、は──わたしたちを、自分の身を捧げて真っ当な道に救い上げてくれた──」

 

 後ろめたさが喉に絡んだのか、声が詰まった。

 

「わたしたちのせいで、犠牲になった、男の子」

「かわいそうなのに、レティも捌け口にしちゃったの」

 

 自分で自分に呆れる。

 ついさっきまで情事を楽しんでいたのに、今は目の前の少女をいたぶることにどうしようもないほど興奮している。

 突き放された表情で、必死になって首を振る。

 

「違う、本当は、こんなつもりなかった……!」

「我慢できなかった?」

「……あ」

 

 冷たい沈黙と共に、大粒の涙をこぼした。

 

「自分は違う、特別だ──だから、自分だけを見て欲しい?」

「いえ、いえ、そんな、浅はかな」

「まだ言い逃れしようとするの」

「う、ぅうう、ぅうう」

 

 苦しげに肩を震わせた。

 少女を虐める背徳が、レティへの愛情と重なる。

 膝をおり、彼女との目線を揃える。

 

「証明して」

「ぅ、ぐ……なに……?」

「俺の様子を観察してただけで、決して欲情してないって」

 

 レティのボロボロになった矜持を刺激する。

 華奢な肩を抱き寄せ、薄紅色の唇を無理やり奪った。

 

「──!?」

 

 目を剥き、彼女は脊髄をなぶられるかの如き快感で全身を硬直させた。

 接吻は数瞬だけ。

 だってのに、レティはみっともなく潮を噴いて恍惚と舌を伸ばしていた。

 

「ほら、部屋に入って。特等席で眺めていいよ」

 

 腰が抜けてふらついた足。

 無抵抗のレティの腕を引き、ベッドに押し倒す。

 愛液と精液の匂いを吸ってシワだらけになったシーツ。

 穏やかな寝息を立てるアリス。油断しきった股の間から、泡を立てて白濁が溢れていた。

 

「あり、す……」

 

 猫のように大きな瞳を見開き、レティは指先をためらいながら伸ばすと、その精液を掬い取った。

 粘着質な体液。

 指に絡みつく濃密。

 ベッドの上で、レティが太ももをもじもじと擦り合わせた。

 

「本当に、欲情してないのかな」

「うん……わたしは、あなたを穢さない」

 

 いつも自信に溢れて誰よりも達観した視点を持つ彼女が、子猫のように小さく見えた。

 

「レティの意思を尊重するよ」

 

 だから──

 アリスの腹に手を回し、抱き起こす。

 そのまま、レティの顔を跨がせた。

 膝をつき、アリスの顔は枕に埋まった。

 意思なく動かされた人形は、その花弁から愛液と精液の混ざった蜜を納めきれず、ぼたぼたとレティの顔に垂らす。

 端正な顔が白濁で汚れていく様子を見つめ、アリスの割れ目に鈴口を当てた。

 

「ふぅー……あ、ぁ…………あぁあ──」

「このままアリスの膣内(なか)に射精する」

「え──」

 

 目をさらに見張り、俺の怒張を食い入るように見つめた。

 さっき射精したばかりだけど、もう血流が集まっている。

 

「いや、いや、いや──!」

「意固地なレティは、ずっと見てるだけね」

「こんな、破廉恥な──あなたは、わたしの、理想なのに──」

「手を出したら、ダメだよ」

 

 そのみみっちい幻想を、粉々にしてやる。




人物紹介

・ハル
 改造手術でつよつよチンコになってる。
・アリス
 よわよわマンコだってわからされた。
・レティ
 強火オタクちゃん。自分が製作するメカを興味津々で聞いてくるハルと接して即堕ちした。理解者面するけど、憧れは理解と最も程遠い感情だよ状態。尊厳陵辱されて変な性癖に目覚めかけてる。
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