描写が下手なのは、あしからず。
カルデア隧道をひた走り、ようやく不思議な現象があるといわれているカルデア鍾乳洞の手前に着いた。
「ようやく、着いたか。中に入ってみるか。」
中に入るとある感覚がゼツを襲って来た。
「(これは!この場所、今までとは違う。まさか、上位属性が働いているのか。だとしたら、あの花があるはずだ。・・・・・奥か。)」
ゼツが上位属性があるのが分かったのは、天魔立神流を持っているため、霊感などが強い。
そうして、奥に進んで行くとなんと、ヌシであるオウサマペングーが上陸しており、そこにはプレロマ草に似た花が数輪咲いていた。
「こいつじゃないのか。やはり、プレロマ草か。だが、少し違うような気がするが。ん、気配が強くなってきた。何か来るぞ!」
五つの首を持った幻獣 大海蛇ナガラサージャが現れた。
「幻獣だと!やはり、あの花が原因か。」
そんなことを考えていたら、幻獣がゼツに向けて突進をしてきた。
その突進を躱し、すれ違う時にカウンターで攻撃をしたが、
「うわー、かすり傷だけかよ。これは相当硬いな。」
幻獣は、五つの首の内四つの首がアーツの詠唱をしていた。それを見たゼツは、駆動解除の攻撃をしようとしたが、間に合わずアーツの連続攻撃を受けてしまった。
「チィ、連続詠唱か。しかも、回復されてるし、厄介だな。」
そんなことを思いつつ、幻獣の五つの首の役割を考えていた。
(五つの首ては、分かりにくいと思いますので、番号をふっていきます。)
「(①は直接攻撃系で、②はアーツの攻撃型、③は回復・補助型、④はアーツの状態異常付与の攻撃型、⑤は能力低下型だな。神からもらった特典のアクセサリーが功を奏したな。)」
ゼツが特典としてつけたアクセサリーは、全状態異常の無効、即死無効、遅延防止、能力低下無効という状態異常を多くもつ敵には必須なアクセサリーを持っていた。
ナガラサージャは考えていた。状態異常や能力低下にならないなら、攻め方を変えようとしていた。
「また、アーツの詠唱か。させるか!」
ゼツが切りかかろうとした時、①が突進をしてきてモロにダメージを喰らい壁に飛ばされてしまった。
ナガラサージャは、③を回復に専念させ、④は引き続き状態異常付与の攻撃型アーツを使い、⑤は自身の強化にするようにし、ゼツにトドメを刺そうとし①がまた突進をしてきた。
「流石に、幻獣か。油断していたな。悪いがここで死ぬ訳にはいかないからな。少し本気を出してやる。」
そういった次の瞬間、ナガラサージャの首が一つ吹き飛んでいた。
ゼツはカウンターで、雷閃を使いその場を離れ.天神功を使い、自身を強化した。
「そろそろ終わりにしようか。一の型改 雷空閃!」
その言葉と同時にナガラサージャは、自身の回復に努めようとしたが、また首が二つ吹き飛んで、ゼツは上から銃弾の連続攻撃で追撃をかけ、
「これで終わりだ!天魔立神流奥義 天魔龍鳴殺!」
その技が発動し、ナガラサージャに当たったとき、巨大な水柱が出来、鍾乳洞全体が揺れる事態になっていた。
水柱がおさまった時には、幻獣の姿は無くなっていた。
「ふぅー、ヤバイ少し本気になり過ぎたな。服もボロボロだし、後で着替えるか。さて、あの花を一輪だけ取って後は燃やしますか。」
そう言って、ARCUSを駆動させ、アーツを発動させた。
「ARCUS駆動、サウザンドノヴァ!」
数輪あった花は、あっという間に燃えてなくなり、鍾乳洞も元の状態に戻っていた。
グワ、グワー
「ん、オウサマペングーか。どうした?」
グッワ、グワー、グワ
「何言っているか分からんが、お礼がしたいか?」
グワー
「なら、いずれ来るでかい男と小さい女の子と少年と少女の四人組が来たら、戦わないようにして欲しいんだが、頼めるか?」
グワー
そう言ってオウサマペングーは、湖の中へと入っていた。
「まあ、多分戦闘にはならないかな。この花は一体なんだ。」
トゥルル、トゥルル
「カバンに入れた携帯か。はい、もしもし。」
『ワシじゃ。神じゃ。今回はご苦労じゃった。』
「ご苦労だと。まさかこの花がねじれの原因になっているものか?」
『そうじゃ。花の名前は七色に輝くことからプリズム草と呼ぶようにした。それとそれ一つじゃないからの。複数あるから、頼んだぞ。』
そんなことを言って一方的に電話を切った神であった。
「あのくそジジィめ。まあいい、とりあえず外に出るか。」
外に出ると見たことある軍服の男性とその部下と思われる複数の人物がこっちに来ていた。
「(まさか、軍が来るとはな。しかも、マクシミリアン・シードとはな。どうするべきかな。)」
「君、鍾乳洞に何の用だ?しかも、服がボロボロじゃないか。」
「まあ、色々ありまして。エア=レッテン関所まで一緒に来てもらえませんか?そこでお話しますので。」
シードは少し考え、
「いいだろう。そこで話を聞こう。ここに数人待機し、誰も入らないようにしておくこと。」
イエッサー
ルーアン方面にカルデア隧道を歩き、エア=レッテン関所に着いた。
「とりあえず、先に着替えさしてくれないかな?後人を呼びますので。」
「分かった、ここで待ってよう。」
ー数分後ー
「シード久しぶりだな。元気そうで何よりだ。」
「カシウスさん!どうしてこちらへ?」
「虫の知らせみたいなものでな。あの子供に関して、問いただすことはしない方がいいだろう。いずれ、あいつから話してくれるはずだ。」
「しかし、・・・・分かりました。カシウスさんの言う通りにします。」
「済まんな。ゼツ、そろそろ出てきたらどうだ?」
「ばれてましたか。カシウスさん説得ありがとうございます。俺だと、納得してくれないと思いますので助かりました。」
「気にするな。いずれは、話してくれるんだろうな?」
「ええ、勿論。その時が来たら話しますから。待ってて下さい。」
「それならいい。これからどうするんだ?」
「エルモに行って、温泉に二、三日入ってから、グランセルに向かいます。その後は、世界各地を回って行こうと思ってます。それとカシウスさんには、これを渡しておきます。」
カバンなら携帯をカシウスに手渡した。
「これは一体なんだ?」
「これは、通話が出来る機械です。緑のボタンで話すことが出来、赤のボタンで通話を切ることができます。それはカシウスさん専用なので、他の人は使えませんが、通話中に他の人が話せることは出来ます。それに、俺にしか繋がらないので、用がある時は、それで連絡して下さい。」
「そうか、ありがとな。」
「いえいえ、気にしないでください。それじゃあ俺は行きますので。」
そう言って、ゼツはカシウスとシードに見送られながら、ツァイスに向かっていった。
今回は長めになってます。
幻獣ナガラサージャは、オリジナルです。
これからもちょくちょくオリジナルの幻獣がでてきます。
ペングーの鳴き声は、適当です。
感想・アドバイスありましたら、よろしくお願いします。