エロゲ転生~異世界転生したのに、転生先がエロゲなうえにTSした件~ 作:どくいも
かくして前世の意識と冒険者になるという志を得て数日後。
私の生活はある程度変化していた。
「んん~……!!今日もいい日だね」
まずは早朝に起床。
もっとも、元々この孤児院はある程度起床時間が早めではあるが、それよりももう少し早く起きた。
そうして、冒険者を志す冒険者がすることは当然、朝の戦闘訓練……。
「ふぁ~、おはようございま~す……。
ってあ、なんだぁエレちゃんか、おはよ~」
「うん、デロもおはよう。
とりあえず、いつも通り今日の分の野菜の皮剥きは終わらせておいたよ」
ではなく、ご飯の準備である。
そうだ、ここは孤児院だ。
しかも倫理観と引き換えに、いつも従業員が足りず、経営費もギリギリと噂のそんな孤児院である。
そのため、ある程度の掃除や料理の準備は孤児達で行われているのだ。
当然、この孤児院に所属する孤児の一人である自分もその例に漏れず、なんなら他の体調の悪い娘や院内での活動をある程度融通してもらうためにも、積極的にやっている。
「じゃ、この野菜の皮とかは私の方で処分しておくから。
薪の準備はよろしくね?」
「あいあい。いつもありがとね。
以前も器用やったが、最近はさらに器用になってぇ。
ほれ、おまけの野菜くずや、もっていきぃ」
今回の場合だと今日の料理当番でないのにこんなことをするのは、この野菜くずや余った野菜の皮をもらうためだ。
こんなのでも貴重な素材や栄養源だからね……成長期故致し方なしの努力という奴だ。
そうして、自分の当番の仕事も終わらせ、追加の睡眠時間もきっちり確保する。
その後、朝食をとるといった流れである。
食事内容は、麦粥に野菜が混じっており、量だけはぼちぼちある。
少なくとも経営難な孤児院にしてはかなり立派とも言えるだろう。
(でも、タンパク質が、タンパク質が足りなさすぎる……!!)
一応あの雑多な自己認識でのステータスを確認すると、こんな食事でも最低限タンパク質は取れているらしい。
多分、時々入っている豆とか、魔力のおかげであろう。
それでも冒険者志望という名のレンジャー予備軍としてはひもじいというのが本音だ。
「ごちそうさまでしたっと」
食事をそこそこ早めに終わらせて、今日の分の仕事を確認する。
どうやら、今日は仕事まで少し時間があるようなので自室にいったん戻ることにする。
「え~っと、芋の皮と……ああ、パクチーもどきも十分乾燥してるな。
よし」
自室で吊り下げておいた無数の野菜くずや元雑草の手に取り、すり鉢とすり棒(元廃品)を取り出す。
「そろそろ新しいのが欲しいな。
……でも、あそこら辺は色々と危ないからなぁ」
手に取った乾燥野菜くずと雑草をすり鉢へと放り込み、すり棒でゆっくりと押しつぶしていく。
「……とりあえず今回は、2回分でいいか。
【調合】開始!」
その上で、すでに自分の中で開放しておいた【薬師の神才】の内の【調合】を覚醒。
【魔力】を使って、その乾燥野菜たちを粉末にしていく。
そう、自分はあの日、前世の知識と神様からのおまけに目覚めた後、すでにそれまでの人生でためておいた貢献点をつかい、いくらかの【才】は覚醒済みであったりする。
そのうちの一つがこの【調合】であり、この才はこの世界における調合の基礎が分かると同時に、魔力を使った異世界特有の薬品調合のやり方をその身に叩き込んでくれた。
「……ん」
魔力を使い、乾燥粉末の魔力由来成分を補強し、分解、あるいは集約させていく。
物理的な物質こそ煩雑でも構わないが、魔力による薬の概念はできるだけスマートに、そして純度高めで、それが魔力による調合の基礎であった。
「……よし、これで完成、っと」
そうして、出来上がったのがこれだ。
・【粗末な媚毒…効能・極小 催淫 耐性ランダム低下】×2
ええ、もちろん失敗作ですが何か?
一応、ここで補足しておくと、今回の薬は成功すれば【精力剤】に、やや失敗すれば【媚薬】になるはずではあった。
どうやら、この世界にあるあらゆる雑草や野菜の皮は、処理に失敗すると媚薬の類になってしまうようだ。
だからこそ、雑草類やクズ野菜でつくれる薬は基本、精力剤や媚薬、または媚毒の類ばかり。
これは調合に限らず料理でもそうであり、この孤児院という貧乏な環境であっても野菜の皮を料理に使わないのはその部分に由来しているのだろう。
「もう一回やるには……まあ、もうすぐ仕事だからやめておくか」
さらに言うのなら、魔力を使った調合もMPを消費するため一日に何度も行うのは困難。
魔力は減りすぎるとけだるくなり、減りすぎるとおそらくは気絶してしまうと予想される。
そのため、これ以上の調合はせず、午後の仕事に備えてゆっくりと瞳を閉じるのであった。
かくして、正午、出先でお昼ご飯のパンをもらい、スラム街の中でも治安がそこそこ悪い一角へとやってきた。
正直自分一人なら絶対に行かず、夜は地獄みたいになるが、それでも今日はここが仕事場だ。
「おう!神父様んとこのガキども!
よく来たな!それじゃあいつも通り頼むぜ」
自分達を呼んだ今日のバイトの上司件護衛達が自分たちの人数を確認すると、その手にもつベルをジリジリと鳴らした。
すると、ベルの音が周囲に響き渡り、物陰や路地裏から無数の人影が現れた。
「ああぁ〜……ああああ♡」
「けひっ、けひっひひひひひ♡」
するとそこに現れたのは無数の肉便器に堕ちた女浮浪者達であり、彼女らはそのベルを持っている人物を見るとみな歓喜の声をあげ、舌なめずりをして近づいていった。
「おら!元冒険者の肉便器ども!
チンポが欲しけりゃ、おとなしくしてろ!
綺麗になった奴から、ご褒美くれてやる!
……よ~し、良い犬だ良い犬だ、おう、ガキども、それじゃぁさっさと頼むぞ」
そうして、事前に手渡された石鹸とタオルを手に、畜生へと落ちたその女たちを洗っていく。
そうだ、今自分たちが行っている仕事はいわゆる公衆衛生のための掃除。
すなわち、スラムに潜む肉便器掃除である。
一応ここはスラムではあるが、それでも最低限の生活水準と公衆衛生に、防病のため、このスラムでは各組織や盗賊ギルドが出資して、このような無料性処理所こと肉便器たちの洗浄が定期的に行われているのだ。
「わふーわふ-♡♡」
「えへ、えへへへへへ♪♪」
「ゆびちんぽぉ、ゆびちんぽぉ♥」
そうして自分の目の前には、無数の裸の女性の群れ。
さらに言えば、ある程度防病済みのマークを示す、肉便器マスク装着済み肉便器も複数存在する。
その数は、他の掃除係の孤児担当分よりもさらに多い。
「相変わらず、あの嬢ちゃんはもてるなぁ」
「まぁ、こっちとしてもアイツが一番手際がいいから助かるが、なかなか難儀な体質だな」
「ふふふ、いい奴隷調教師ってのは、肉便器に好かれちまうもんなのさ」
なお、そんな様子に外野の護衛兼肉竿担当が勝手なことを言うが、もちろんこれにはからくりがある。
自分は懐にこっそりと手を突っ込み、指先に自分の作った粉薬を塗り付ける。
「は~い、今日の分の指チンポだぞ~」
「「「~~~~~♥♥」」」
その瞬間、薬のついた自分の指に群がる肉便器たち。
指一本一本に、かわるがわる肉便器が吸い付き、その指についた薬をなめとっていく。
「んひぃぃ~~~~~♪♪」
「おほおおおおぉぉぉぉ♥♥
今日の指チンポすごいのぉぉぉぉぉ♥♥」
そうして、指先についた媚薬や媚毒をなめとった肉便器たちの様子を観察し、その様子を覚えていく。
そうだ、実は自分はこの仕事を通して、作った薬の効果を検証していたりする。
さらに言うのなら、この仕事はいろんな意味で不人気な仕事なおかげで、成功報酬という名のおまけがかなりいいのだ。
肉便器に使った後とは言え、石鹸やらタオル、なんなら香油までもらえるのはかなりおいしい。
え?肉便器たちに勝手に媚毒を使う事への抵抗感って?
だってこいつらクラスの肉便器って基本どいつもこいつも毒耐性持ちの媚薬中毒者ばかりだし。
むしろ喜ばせてやってるだけ、感謝してほしい。
「あへ、あへ、あへへへへ♥♥」
「もっと、もっとぉ♪♪」
「あ!こら、もう指チンポは終わり!
こら!勝手に動くな!……んぴぃ♡」
もっとも最近は、パブロフの犬の様に、指を舐めるだけで勝手に発情するアホや、待てすらできずこっちの足やら指を舐めようとして、勝手に絶頂するアホ便器も無数に存在するため、やり過ぎは厳禁だが。
「すげぇ、あのガキ、足舐めだけで便器共をいかせやがった……!!
あれが、淫王色の覇気……!!」
「……ロリ受け肉便器攻め……うっ!」
「アホなこと言ってないで、さっさと仕事しろ。
お嬢もあんまりえさを与え過ぎんな。
給料減らすぞ」
こうして、私の異世界孤児院生活での仕事時間が過ぎていくのでした。