エロゲ転生~異世界転生したのに、転生先がエロゲなうえにTSした件~ 作:どくいも
さて、色々あったものの狩りのやり方を変えてから、三か月。
概ね、ダンジョンアタックは順調に進んでいた。
まずは、金策に関しては問題なかった。
当初、ダンジョンからオークが枯れるというハプニングはあったが、それはオークが枯れるほど狩り効率が良かったからだ。
オークを狩りつくした後は、別の魔物を同様の方法で狩ればいいし、この方法で狩りをすれば、オーク以外もドロップ効率いいのだ。
おかげで、初めの一か月だけでもウハウハに。
その後もコンスタントな収入を手にいれることに成功した。
次に研修の方も、良好だ。
そもそもエメリアは文字通り、才能あふれる転生者だ。
さらに【戦士の神才】と【薬師の神才】には、冒険者業もカバーしているのだ。
戦えば低層の魔物など束になっても勝てず、探索ではいち早く薬の素材となる物を発見できる。
まぁ、罠や地図作成は未熟ではあった物の、それはこの3か月でかなりマシになった。
最近では、退屈を通り越してもはや寝ながらでも探索できそうなほどである。
そして、その傾向は教える側であるナルサたちもそうであった。
つい先日までは、オーク1匹に複数でも手こずり、そのために性交は必須。
もはや狩るために犯されるのか、犯されるために狩りに行くのかわからないくらいであった。
が、今ではオーク程度犯されずとも無理なく倒せ、多少疲れていても問題なし。
なんなら、パーティ単位で挑んでいいならば、低位のダンジョンなど無双すら可能なほどだ。
まぁ、何はともあれここのところの狩りは順風満帆な一行。
しかし、彼女らにも悩みはあった。
一つは、中層のダンジョン探索。
エメリアに啖呵を切ってしまった関係上、研修が終わる前に淫樹の森の中層の探索を行いたい。
低層ではすでに物足りなくなってきているし、余裕のあるうちにステップアップするのはいいことだ。
が、あくまで余裕があるのは課金装備とエメリアのあふれんばかりの才能のおかげである。
今までのセオリーが通用しないことはもちろんのこと、新しい魔物に危険な罠、あるいは自分たちが想像しないものが出るかもしれない。
そんな状態なのに、中層に行くのはどうなんだというのが一つ。
もう一つは生活リズムの変化についてだ。
そうだ、今までは犯し犯され弱体化させ、とどめを刺していた。
が、今では待ち伏せ作戦と課金装備のおかげで、ある意味では弱体化させず、正面から戦っているのだ。
そのおかげで正面戦闘が得意になり、戦闘におけるコンビネーション戦法が可能になったが、魔物に犯される機会は減ってしまった。
いや、別にこれに関しては、別に弱くなったとかそういうのはない。
戦闘力はもちろんの事、魅力に関しても、食事環境が改善したことで肉が付き始めたし、肌のつやもよくなった。
最近では、エメリアに美肌クリームを分けてもらったことで街中でナンパされる機会も多くなった。
だが、しかし、問題があるのだ。
それは戦闘力やダンジョンには関係ないが、個人的に大きな問題だ。
そのせいで日常に支障をきたし、精神的にもイライラするほどだ。
結果として、この事態を引き起こしたエメリア嬢を、個人的に呼び出して、わからせる必要があるかもしれない。
――つまり、何が言いたいかというと、
「くぅぅぅぅうううう♥♥♥」
さて、場所は冒険者の宿『愛対死』の一室。
今そこでは、女盗賊のリンが全力で自慰をしていた。
大股を広げ、両手でマンコをかき回す。
その激しさたるや、汁が漏れるを超え、まき散らすほどだ。
「ぎいいいぃいぃぃいい!!痛いのよ!下手くそ!
もっと優しく!もっと激しく!ああああぁぁぁああああ!!」
そうして、リンは自分の性器を慰めながら、己の性技の下手くそっぷりに文句を言っていた。
一見自分でやっておいて、何を理不尽なと思うかもしれないが、それも仕方ないかもしれない。
なにせ、彼女が今まで相手していたのは、淫魔だ。
例え低位といえど、快楽をもって人を堕落させる生き物だのだ。
それをただの人の性技でなんとかしようなど、無謀が過ぎるというものだ。
「くそぅ、くそぅ、くそ!!」
まぁ、それがわかってもどうすることもできず。
テクで絶頂出来なければ、記憶に頼るのはごく自然な流れと言えよう。
そうして、彼女は思い出す。
スライムの触手を、魔獣の棘チンポを、オークの巨大チンポを。
「………~~~~~っっエメリアあああああ!」
そして、エメリアの姿を、だ。
いや何故と思われるかもしれないが、これは仕方ないことなのだ。
元々はエメリアは想像していなかった。
が、魔物に犯される妄想するたびに、エメリアの強さが邪魔してくるため彼女で妄想したら思った以上に捗ってしまったのだ。
「おっ❤︎おっ❤︎エメリアぁエメリアぁ❤︎」
もちろん、同性同士な上後輩相手にそう言う事をするのは、まずいと言うことぐらいわかっている。
が、一度だけと言い、その次は時々なら、そしてついにはエメリアがメインオカズになってしまったと言うわけだ。
『リン先輩❤︎休憩にしますか?
リン先輩は斥候の仕事で、忙しいですもんね~♪』
『ん?熱がありますか?
ちょっと失礼して……あら、熱っぽい!』
「くそ、くそ!エメリアめぇ、エメリアめぇ!!」
そうなるともう歯止めが利かない。
そもそも淫樹の森のせいでただでさえ発情しているのに、最近のエメリアは美肌クリームの影響かドンドン美しくなっている。
それこそ、胸やお尻の大きさもわずか3か月とは思えないほど成長しているし、肌に関しては言わずもがな。
なんなら、顔も骨格レベルから変わってきた気がするし、匂いなんて頭がおかしくなるレベルだ。
『リン先輩♪私に夜の盗賊行教えてくれますか?
ああ、オークごときに負けてる先輩じゃぁ無理かww』
『くふふ~♥スライムごときによがるなんて♪
女としても、冒険者としても終わってますね♡』
「……くっそぉ!まだ私は若いっての!
世間をなめくさったメスガキめ!わからせてやる、わからせてやるぅ!!」
なお、当然のことながらエメリアはこんなことを言ってなどいない。
しかし、リンの劣等感や屈辱感、何よりも願望と性欲がこのような幻聴を産んでいた。
「……ぶへっ!ぶへへ、ふごおおぉおおお!!」
そして、エメリアの匂いの染みついたハンカチを取り出したら、もう止まらない。
ハンカチを顔面に押し付け、口だけではなく鼻の穴を大きく開ける。
そのうえで、裸になり、片手をまたぐらに、もう片手を胸に押し当てる姿は、女として最低と呼べる姿だ。
情けなくて涙が出そうだ。
『ゴミムシが』
『生きてて恥ずかしくないんですか?』
『……逝け!』
「……おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
――だからこそ、最高に気持ちいいのだ。
エメリアが魔物に向かった罵倒を思い出し、その冷たいごみを見るような視線でフィニッシュする。
【エメリアで抜くと濃いのが出る】
孤児院でまことしやかにささやかれていた言葉は、女のリンには理解できないと思っていたが、それを言葉ではなく魂で理解することができた。
わずかな後悔と共に、圧倒的な充実感と脱力感。
手足から力が抜け、幻覚のエメリアが頭をなでてくれる。
そうして、その勢いのまま第二ラウンドに……
「……え~っと、ちょっといいかな?」
「うひゃあああ!!!」
突入できなかった。
ナルサの声掛けにより現実に戻されたリンは、急いで衣服を整える。
「……リンちゃ~ん、またエメちゃんでしたの?
あんまりこういうので、問題は起こしたくないんだけど」
「えっ!聞かれてたの!?
いや、まぁそうよね、ごめんなさい」
「……まぁ、私もヨウキちゃんも、なんならエメちゃんも気にはしないと思うけど……。
やっぱり、聖水使った方がいいとおもうよ」
なお、ダンジョン由来の性欲の猛りは、聖水である程度緩和できる。
ナルサやヨウキは、それを使って性欲を抑えていた。
「でも、もったいないじゃない。
この仕事はいつまでも続けられる仕事じゃない、貯金は大事」
「う~ん、でもそんなこと言ってる場合じゃない気も……」
「それに最近は、それをやってもあまり効かないからいいかなって……」
「あ……」
もっとも、聖水による鎮静効果はあくまで、【魔】のもの由来のものにしか効果がない。
そのため、純粋な発情や手遅れな人にはあまり効果がなかったりするのだ。
「……リンちゃん、やっぱり、明日の中層探検延期、延期しましょう」
「……」
静かにナルサはリンに語る。
確かにダンジョンの中層の攻略は、実力的にもそろそろであるし、同業者から圧力もある上、エメリアに約束している。
だが、装備抜きにした実力的にはまだまだといえるし、今の不安定なリンでダンジョンの新しい階層に行くのは危うそうだ。
「なにより、今は時期が悪いです。
ダンジョン中層に今まで見なかったモンスターが発見されています。
だから、少なくとも1週間……いえ、新モンスターの正体がつかめるまではダンジョン探索を控えて……」
「……ふぅ、そうやってダンジョンの中層探索を延期したのは何回目だっけ?」
「う!」
リンの咎めるような発言に、思わずぎくりとする
「そもそも、ダンジョンで異常があるのはいつものこと。
ましてやその新モンスターが強いという噂ならまだしも、遠くで見たとか。
存在すら怪しいレベルじゃない」
「う~~、でもぉ」
頭が冷えてきたのか、今度はリンがナルサを叱り始める。
そもそもダンジョンにおいて異変があるには、ある種当然ともいえるのだ。
現に先月は、モンスターの大量発生が、その前は罠増量があったのだ。
ダンジョンの異変があるたびに探索を延期などしていたら、いつまでたっても探索する事はできないだろう。
「それに、私の発情は……まぁ、不甲斐ないけど、いつもの事でしょう。
こんなもん、発散さえしておけば、探索には影響のないレベルにまで抑えることができるわ」
そして、リンの発情に関しても、これはある意味ではいつもの事であった。
リンは見た目でこそ分からないが、獣人の血が濃いため、一度発情したら収まりにくいのだ。
それゆえに、ときどき収まりがつかなくなる時はあるが、それでもそれが探索に影響することはなかったし、そうならない様にコントロールできていた。
「だから、明日こそきちんとエメリアとの中層を探索するのよ!
そうすれば、あの娘もこっちを見る眼も変わるでしょう」
「……リンちゃん、もしかして、エメちゃんにいいところ見せたいから、中層探索したいとか。
言わないですよね?」
「……そんなことないわよ」
返答に詰まる様子を見ていささか不安になるナルサ。
だが、結局はリンの意見のほうが優先されることとなり、明日ダンジョン中層探索する事となりましたとさ。
「エメリアぁ、エメリアぁ♡
おおおおぉぉぉぉぉぉぉ♥♥」
なお、それはそうと、明日の探索は絶対に失敗しないためにも性欲は念入りに発散。
エメリアの匂いのついたハンカチを5枚も消費してしまいましたとさ。