最初に一目見た感想はどこか怖そうという感覚だった。
フリーターである僕はバイト先にいつもの様に出勤すると店長から「今日から新しい人入るよ」と言われ、へー、確かに最近2人ほど辞めたし補充も必要かと思いながら準備をする為に休憩室へ向かう。
鍵が掛かっていなかったしまぁ先に来た人が準備でもしているんだろうと「お疲れ様です」と言いながら中へ入ると、初めて見る女の子が椅子の上で胡座を組みながら髪の毛を結んでいた。
金色に染まった髪に前髪の一部が黒い両耳たぶにはピアスが付けられており軟骨の部分にも2本空いている。よく見れば口の下部分ラブレットにもピアスが付けられていた。
今まで碌に女の子と関わったことのなかった僕にとってちょっとドキッとする様な感覚だったのを覚えている。
「あ、初めまして」
「初めまして。新しく入った更科です」
「大塚です。よろしくお願いします」
僕はロッカーに荷物を仕舞い込み私服の上にエプロンを付けてささっと休憩室から退散する。
それが僕と彼女との最初の会合だった。
その日のバイトはいつも通り順調に終わり更科さんもゆっくりとだが仕事を覚えれているようだった。
そこから暫くはお互いただのバイト仲間、仕事中に暇になった際に偶に話す程度だった。
最初は何を話したか……確か前は何をしていたかとかそんな感じだった気がする。その後趣味の話をしたりとかして最初に感じた怖いとかの感情は無くなりただの可愛い女の子の認識になっていた。
そろそろ夏本番といった時期になってきた。あいも変わらず僕と更科さんは偶に世間話をする関係性。
また暇な時間になり2人で世間話をしている途中で気になったことを話した。
「それ暑くないの?長袖だけど」
一応店内はエアコンが効いていて人によっては肌寒いかな?と感じる程度だったので更科さんもそうかな?と思い聞いたところ。
「暑いよふつうに。偶に腕まくりしてるでしょ?じゃあ脱げよって話だけど客の前でこれ出すわけにはいかないからしょうがなく着てるんだよね」
といい見せられたのは左腕につけられたリストカットの痕。
薄くなった痕から比較的新しいものもある。
「気持ち悪いでしょ?」
「いや?このくらい普通じゃない?」
僕はやった事ないけどつい怒った時とか悲しくなった時、感情がブワッとなった瞬間に自傷に走ってしまうという程度の認識。
「普通…………か」
そこでお客さんが来て話が途切れた。その後はその事を話していた事も忘れてまた別の話を始めた。
そこから次に会うのは1週間ほど先になった。
理由はコロナに罹ったせい。ワクチンを打っていなかったせいか熱が40.0°を超え2日ほど生死を彷徨い死にそうな目に会いながらもなんとか生き延びたがその代償として支払ったのは嗅覚の消失と味覚の変化、頭にモヤの様なものが掛かり以前まで出来ていたマルチタスクが出来なくなり1つの物事しか出来なくなっていた。
そんな地獄の1週間が過ぎ最初に感じたのはご飯が美味しくない。という事だった。まずは味がおかしい。料理を鼻に近づけて匂いを嗅いでみても何の匂いもしない。
疑問に思った僕だったがコロナに罹った人は嗅覚障害や味覚障害になりやすいという情報を一応は知っていたのであまり慌てずに、いずれ治るとたかを括ってあまり美味しくないご飯を平らげた。
フリーターである僕はバイトをしないと給料が貰えないわけで、まだ身体は怠いが鞭を打って出勤する。
お客さんが店内にまばらになりゆっくり出来る様になってきた頃、男友達である飯田が話しかけてきた。
「コロナ大丈夫だったか?」
「あー、全然大丈夫じゃなかったよ。体感インフルより辛かった。喉も痛くなったしね。今もほら」
とエプロンのポケットから龍角散の袋タイプのやつを出して見せる。
「そりゃ辛いな。でこの前の水曜に名古屋行く話だったがコロナで無理になっちまったしまた別の日にするがどの日空いてる?」
「基本暇だしバイトない日だったらいつでもいいよ」
「あいよ。んー。じゃあこの日空いてるからここで行くか」
「了解」
バイトが終わり次の日の夜、飯田からLINEで更科も来る事になったと伝えられた。多分今日のバイトで飯田が誘ったんだろう。
名古屋へ遊びに行く当日、僕が電車乗るのが苦手という理由で車を出して2人を迎えに行く。飯田は半袖にぶかっとしたズボンを履いていて首にはお洒落なネックレスが光っている、いつもの感じだ。更科さんは普段のパーカーの様なだらっとした服装とは違い、黒のワンピースを着て髪を下ろしていた。
名古屋で一通り遊んだ後、地元に戻り焼肉の食べ放題へ行った。
そこで2人は酒を飲み出した。飯田は俺酒弱いんだが……とぶつくさ言っていたが更科さんに私の酒が飲めねぇのか?とアルハラをされてぶっ潰れた。
食べ放題の時間も終わりそろそろ解散の流れかと思ったが更科さん的にはまだ遊び足りないらしくカラオケに行きたいとの事だったが飯田が完全に死んでいた為、一旦家まで送り届けて更科と2人でカラオケに行く。
「更科さん何歌うの?」
「んー。自分歌うのやだから歌って?それ聴きながら酒飲んでる」
とじゃあ何故カラオケに来たのかと疑問に浮かぶが僕に酒を注文させて届いた酒を飲みながら僕の歌を聴いていく更科さん。
「流石に酔っ払ったー。横になろーっと」
対面に座っていた更科さんがいきなり横になり目を瞑る。が流石に寝づらかったのか枕をご所望していきなり席を立ち僕の横に座る。
「枕ほしー。ってあるじゃーん」
パタンと僕の方に倒れてきて更科さんの頭が僕の太股に乗る。
そこで僕の脳みそはフリーズした。殆ど女の子と話してこなかった僕がこんな恋愛小説みたいな事……
しかもめっちゃいい匂いする。
「うはー。丁度いい。暫くこれでいさせて」
更科さんはそういい僕の太腿の上で目を瞑った。そこからは結局歌う気にはなれず更科さんと話をして、愚痴を聞きながらゆっくりと頭を撫でた。
時間も気がつけば日付が変わり3時程になっていた。
「流石に帰ろっか」
「うん」
「親とか心配してない?」
「大丈夫。放任されてるから」
会計を済ませて更科さんを車の助手席へと運び込む。
車を制限速度で走らせる。右手はハンドルに置き左手をを更科さんの右手に合わせる。
赤信号で止まり更科さんの顔を見るとどうした?という顔をしていたが僕が何も言わずに指を絡ませて恋人繋ぎの様な形にすると更科さんも握り返してくれた。
「私彼氏いるんだよね。あんまり仲良くないけど」
それは知っていたし、今の更科さんはあまり覚えてないと思うが愚痴でも彼氏の悪口を結構言っていたし別れたいとも言っていた。
「手繋ぐくらいならいい。でもセックスとかはヤダ」
「うん」
手を繋いだまま深夜の殆ど車のいない道を走り更科さんの家へ送り届ける。
「じゃあ、また」
「うん。じゃあね」
僕は手を振って彼女が家に入るのを見届けた後車を出した。
更科さんの家から僕の家までの帰り道、僕は左手で感じた更科さんの熱を思い出しながら確信する。僕は更科さんに恋をしている。
それからはバイト先の間に更科さんの家があるということでついでに送り迎えもしLINEも交換したお陰でよく話し合う関係になった。今日のバイトだるかったとか日常的な会話が続く。
『今度長崎行くんだよね。お土産何が欲しい?」
『長崎でしょ?カステラがいいかなー』
『あいー』
『旅行?』
『彼氏が長崎に住んでて会いに行くの。飛行機代とかは彼氏が出してくれるからいいけど。怠いし今回で別れてくる』
更科さんが長崎に行く日になり電車を間違えて飛行機に間に合わなくなったりと色々あったりしたが別の飛行機を取り直して長崎へ向かい彼氏と会ったその日に別れたらしい。
その報告をLINEで聞いた僕は最低かも知れないけど嬉しかった。
更科さんが長崎から戻ってきて僕と飯田と更科さんの3人が同じシフトになった日、この日も最後の方は暇で3人で世間話をしている途中、急にユニバ行きたくね?という話題になり3人でユニバに行くことが決定した。行く日は10月31日と11月1日のハロウィンの日だ。
そして急遽遊びに行くことも決定。今回も名古屋に遊びに行きご飯も名古屋で食べ、飯田を家に送り届けて、車内で2人きりになる。
「あの……」
「ん?どした?」
「…………大好きです。付き合ってください」
「いつから?」
「この前の酔っ払った時からかな。更科さんがとても可愛くて」
「やめときなーこんな不細工。障害者だし躁うつでADHDで統失な女」
車を一旦コンビニの駐車場に停めて更科さんと向き合う。
「更科さんが自分をどれだけ不細工だと言っても僕的には可愛くて魅力的なんです。更科さんが気になって整形したがってるその鼻だって」
「じゃあ自分が鼻を整形したら嫌いになるの?」
「いや?別にそんな事はないですよ」
「そっか。でも今は誰とも付き合う気はないよ」
「そうですか」
再び車を動かして彼女の家へと向かう。彼女の家に近づくにつれてまだ一緒に居たいという気持ちが強くなるが時間はもう既に深夜の1時を過ぎた頃。
ダメ元である質問をしてみる。
「ホテル……行きませんか?」
「結局やりたいって事?」
更科さんの顔をチラリと見るとジトっとした目で僕を見ている。
「やりたくない事はないですけどもっと一緒に居たいんです」
「まぁ……いいよ」
「ほんとですか?!じゃあ行きますね!」
僕は近くにあるホテルに車を飛ばして中に入る。初めてのホテルで勝手がわからなかったが更科さんに誘導され無事部屋に入ることが出来た。
荷物を机の上に乗せてドサっとベッドに寝転がる。
明るい部屋を暗くして2人でベッドで横になり手を繋ぐ。1時間半ほどだろうか話している。
「どこまでならしてもいいんですか?」
「どこまでだろうね?」
僕は取り敢えず更科さんに抱きついてみた。
すると更科さんも僕の背中に手を回してくれる。
そのままキスをしようとすると「それはヤダ」と言われそのまま抱きつく。
「ちょっと待ってね」
暫く抱き合っていたが更科さんがもそもぞしだしてなに事かと思ったが服の下から出てきたのは黒色のブラジャー
僕の視線は更科さんの胸に固定された。
「なに?見たいの?」
「見たいです」
「別にいいよ。減るもんでもないし」
そう言うと服を捲っておっぱいを見せてくれた。結構大きく更科さん曰くEカップあるそうだったが僕が更に気になったのはその頂点にある乳首。
たまに動画で見る事はあるがそれと比べても大きい。
「触っていい?」
そう問いかけるとゆっくりと顔を縦に振り僕は恐る恐る乳首に手を伸ばす。
最初は親指と人差し指で乳首を摘んでみる
「もっと強くてもいいよ」
そう言われたので強く摘むと普段の声とは違うちょっと高い声が更科さんの口から溢れる。
そのまま両手で両乳首を摘むが同じ刺激だけじゃつまらないと思い乳首の先を爪でカリカリと弄ってみるとさらにいい声が上がる。
これをしたら怒られるかと思ったがそれでもいい!と思い切って乳首を口に含む。歯で軽く噛んだりしてみるが特に何か言われる様子は無い。
ならと上顎と舌を使い乳首を潰す様に吸うと先ほどまでの溢れる様な声とは違う喘ぎ声の様なものが聞こえてきた。
あまりの声にびっくりして顔を見る。
「今の……今のもっかいやって」
そう言われたので僕は片方の乳首を取り敢えず指で弄りながらもう片方の乳首を先程と同じ感じで吸い上げる。あまり慣れすぎない様にある程度吸ったらもう一つの乳首を吸う。
僕のこの行為で更科さんが気持ち良くなっているのが嬉しくてもっとやってしまうが途中で「もう……や」と言ってきたので一旦やめる。
「……勃起してるの?」
「好きな子の乳首吸ったら勃起くらいするよ」
「見せて」
「……はい」
ベッドの上でズボンとパンツを脱ぎ勃起したチンコを更科さんの前に曝け出す。
「大きくない?ふっとい」
「そう?こんなもんじゃないの?」
修学旅行で見る機会は別にあったがそんな場で勃起してる奴がいるわけもなく自分以外の勃起ちんぽなんてAVの竿役でしか見た事ない。
「元カレのやつこのくらいだった」
指で長さを表しているが明らかに10センチもない様な長さ。
「触っていい?」
「いいよ」
僕はベッドに寝転がり僕のチンコを興味津々で触る更科さんを見る。
「面白い?」
「うん。自分に無いものだし面白い」
「入れてみる?」
「うん」
そう言ってパンツを脱いでまんこを見せてくる。
「毛の処理してないわ。ごめん」
「エッチだし尚良し」
備え付けのコンドームの袋に手を伸ばして袋を開けようとするが更科さんが「別に生でいいよ」と言い更に勃起する。
「本当にいいの?入れるよ?」
「うん。ゆっくりね」
まんこにちんこを当てがいゆっくりと入れようとするがずるっと一気に入ってしまう。
「痛ったぁ!ゆっくりって言ったじゃん!」
「ご、ごめん!こんな一気に入るとは思わなくて」
「痛いの治るまで動かないでね」
「うん」
そのまま15分ほど入れっぱなしでだいぶ膣内もほぐれてきた頃更科さんから動いていいと言われてゆっくりと動く。
「大丈夫?」
「うん。痛かったら言う」
腰を動かしていくと再び更科さんの声が変わる。
「ほんと可愛すぎ!」
先はキスヤダと言われたが腰を動かしながらキスをすると更科さんもキスを返してくれる。
暫く気持ちよさそうな所を狙って動いていると身体を震わせて更科さんは絶頂した。