—————厳しくも雄大な自然が地表を覆う『ヒスイ地方』。
そこには多種多様なポケモン達と、懸命に生きる人間達がいる。
人間達が集まってできた村の一つ、『コトブキ村』にはヒスイ地方のポケモンや自然を調査し、開拓を行う『ギンガ団』という組織があり、彼らは日々様々な任務に勤しんでいる。
そんな彼らが住まう住居、その中の一部屋から奇妙な音が響いていた。
ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、と一定のリズムで何かがぶつかるような音と、ぬちゅぬちゅと粘っこい水音が混ざり合ったものだった。
ともすれば外に漏れ出るかもしれないが、外は雨が降りしきっており、騒がない限り音が漏れる事は無いだろう。
いや、そもそも雨が降っていなくとも、外まで聞こえる事は無い。
何せ、その部屋の空間は結界が張られており、内外問わず一切の音を遮断するのだから。
そんな大仰な結界が張られている部屋の中、一人の少年とあるポケモンが激しく交わっていた。
「く、うっ……!」
『んっ…♡ ふふ、良いですよ……』
僅かに甘美の声を漏らすのはポケモンの方。対する少年は齎される快楽に屈しそうになりながらも何とか歯を食いしばって腰を振り続ける。
神々しき白い体躯にリングのような金の装飾。
そのポケモンの名は『アルセウス』—————万物を創造した神である。
『シンオウさま』と呼ばれ、崇められている存在であるアルセウス。
かの存在は時空の歪みによる災厄を沈めるために、未来から一人の少年をこの地に呼び寄せた。
野生のポケモンやヌシとの戦いに、神と呼ばれるディアルガとパルキアとの相対。
そして、歪みの元凶たるギラティナと、ギラティナと共謀した男————ウォロとの決戦。
幾多の激闘を経てアルセウスの元に辿り着いた少年。アルセウスはその褒美としてヒスイの英雄たる彼の奥底に秘めていた欲求————ポケモンとの交合を、自らの欲求も叶える形として彼とまぐわった。
その快楽、神との交わりに少年は溺れてしまい、その後も幾度となく体を重ね続けている。
ぐぷ、ぱちゅんっ…
「ぅあ」
ぎゅぅ、とアルセウスの肉壺が収縮して逸物を締め込み、隙間を埋めるように愛液を纏った柔らかなヒダが逸物を愛撫する。
度重なる交尾を経て、すっかり少年の弱点を知り尽くしたアルセウスの蜜壺は、容赦なく少年の肉棒を蹂躙した。
「っ、ぐうぅ……」
体の奥底から何かがせり上がる感覚。もうそろそろ耐えていたものが決壊しそうな予兆に堪らず呻き声が漏れ、抽送の動きが止まる。
根元までアルセウスの膣内に挿入したまま波が引くのを耐えようと思っていたが、それを嘲笑うかのように突如として膣内が激しく蠢いた。
万を超える触手のようなヒダが一斉に肉棒に絡みつき、じゅるじゅると音が聞こえてきそうなほどにしゃぶり尽くされる。
雷に打たれたような衝撃が全身に走る。瞬間、己の意思とは無関係に腰が勝手に引けそうになったが、肉壺が万力の如くぎちりと締め上げ、肉棒の自由が奪われてしまった。
『フフッ……』
アルセウスの笑みが聞こえる。逃がす気など毛頭無いのだろう。蕩けた肉洞で根元まで咥え込まれたまま、硬くなった肉棒がアルセウスに『捕食』される。
ぐ、ぢっ…にぢゅ…
「がっ…!」
蠕動運動のみによる膣内の愛撫。灼熱を帯びた膣肉に隅々まで揉みこまれ、亀頭が灼けつきそうな程の淫靡な熱に炙られる。
無防備な肉棒をじっくり扱かれ、尚且つこちらは何もできない。
断続的に与えられる強烈な快楽に少年はアルセウスの体にしがみつく事しかできない。
『感じますよ。貴方の逸物がわたしの膣内で大きくなっていくのを……』
「っ、はぁっ…う、ん」
最早まともに応答するのも難しい。
これまで何度も体を重ねてきたが、その度にアルセウスの蜜壺は少年の肉棒の悦ばせ方を理解し、適応し、快楽は高まっていく。
愛液に塗れたヒダに散々しゃぶり尽くされ、少年の肉棒はパンパンに張り詰めてしまっている。
決壊直前のソレは、ほんの少し刺激を与えれば爆発してしまいかねない不発弾のようだ。
「アルセウス、俺もう……!」
『ええ。ビクビク震えて、今にも爆ぜてしまいそう……』
少年の言葉に、アルセウスの膣内の締まりが緩み、彼にこう告げた。
『どうぞ。わたしの奥底で思う存分果ててください』
少年がゴクリと生唾を飲む。
途中で暴発しないように、ゆっくり、慎重に肉棒を膣内から引き抜いていく。
亀頭付近まで抜いた後、少年は激しく脈打つ鼓動を沈めようと深呼吸をする。
そして、力を込めて一気に突き入れると、先端をアルセウスの最奥————子宮口が迎え入れた。
ごりゅ、と硬い感触がした直後、ぢゅうぅぅっと思い切り吸い付いてきた。
更に蜜壺がぎゅっと締めつけ、全方位からヒダが愛撫してくる。
それは散々耐えてきた少年にとってとどめに等しいものだった。
「射精るっ……!」
びゅるるるっ! びゅくっ!
少年はアルセウスの膣奥で果てた。
散々焦らされた少年の肉棒は今まで貯めていた分を吐き出すように勢いよく射精し、子種をアルセウスの子宮へとぶちまける。
『ん、くっ……♡ んん……♡』
流し込まれる熱い奔流。内側でビクンと大きく脈を打つ肉棒にアルセウスは満足そうに艶やかな声を漏らす。
「う、ぐ……! はぁっ……!」
精子を放つ度、アルセウスの蜜壺が収縮し、触手のようなヒダがうねって優しく揉み解す。
その吐精を促すマッサージは射精の快感と相まって腰が抜けてしまうほどの刺激となり、強制的に精子が奥底から搾り上げられる。
トク、トクン、と最後の一滴まで搾り上げられた後、にゅるにゅるとヒダが射精直後の肉棒を丹念に舐め回す。鋭敏になっている感覚はその刺激を何倍にも増幅して少年の肉体に伝え、体が勝手に跳ねてしまう。
「うああ…はぁ……はぁ……」
力が入らない。
アルセウスに抱きついたまま、少年は荒い呼吸を繰り返す。
汗で滲んだ肌がアルセウスの体に吸い付き、とても心地良い肌触りだった。
「あ……ごめん、アルセウス。汗かいてるのに……」
『いえ、構いませんよ。好きなだけゆっくりしてください』
少年は慌てて謝罪したが、アルセウスはさして気にする様子は無い。
彼がその身をアルセウスに預けながら、荒かった呼吸を落ち着かせると、ゆっくりと肉棒を蜜壺から引き抜いた。
栓を失ったアルセウスの膣内からはこぷ、と白濁とした粘液が零れる。
それを見ると、あのアルセウスに膣内射精したのだという現実が途端に頭の中を支配する。
何度見てもこの現実に慣れるのは難しいなと、少年は引いていく熱と共に冷えていく思考でそんな事を考えていた。
『此度も沢山わたしの膣内に射精しましたね。さすがはヒスイの英雄です』
「……あはは。今日は休みとはいえ、午前中からこんな事してて良いのかな」
『今は雨も降っていますし、こうして睦み合うのも良いでしょう』
アルセウスは閉じた窓へ視線を向ける。恐らく窓の向こうは今も曇天の空から雨が降っているのだろう。
その視線を少年へ向けると、こんな事を言った。
『……時に思うのですが、わたしとの交合は如何ですか?』
「へ? 如何って……」
アルセウスの言葉に少年は素っ頓狂な声を出した。
少年はアルセウスとの経験しかないが、それでもアルセウスの膣内は極上だと確信している。
何せ、アルセウスの膣内は先程の触手のようなヒダが纏わりつくようなものから弾力のあるイボイボが刺激するもの、ざらりとした数の子のようなものなど、あらゆる女性器に変化するのだ。
『いつも同じような形式で、貴方も飽きが来るのではないか、と思いまして』
「そんな事無いよ。凄く気持ち良いし……」
『ふふ、ありがとうございます。ですが、偶には変化も合った方が良いと思いまして』
そこで言葉を区切ると、アルセウスの瞳が僅かに輝く。すると、それに呼応するように部屋にあった3つのボールがふわりと浮かんだ。
『少し、趣向を変えてみましょうか』
モンスターボールから光が溢れ、中に収められていたポケモンが姿を現した。
「な……!?」
慌てて下着を履いた少年は現れたポケモンを見て、思わず驚愕の声を上げる。
『ぬ…? これはどういう……』
『何かオレの体、小さくなってねえか?』
『………』
時間を司るポケモン—————『ディアルガ』。
空間を司るポケモン—————『パルキア』。
そして、世界の裏側に追放されたポケモン—————『ギラティナ』。
アルセウスが生み出した3体の神が、少年の目の前で訝しそうにしていた。
何せ、本来であれば少年を容易く越してしまう程の巨体なのだが、今のディアルガ達は少年よりも多少大きいぐらいの体格だったのだから。
不思議そうにしている彼らにアルセウスが語る。
『あなたたち。今回は用があって呼びました』
『用……?』
ギラティナが険を帯びた表情でアルセウスを睨む。
ディアルガとパルキアとは少し異なる様子を見せるギラティナに少年はある男の言葉を思い出す。
その男————ウォロ曰く、ギラティナはアルセウスによって世界の裏側に追放されたと。
その憎しみに手を貸す形でウォロはギラティナと共謀した。
少年に敗北を喫した後、ギラティナは彼の手持ちとなってヒスイ地方を守る立場となったが、やはりそうそうその溝が埋まることは無いのだろう。
そんなギラティナの様子をさして気にする事もなく、アルセウスはさらりと告げた。
『あなたたち————今から彼と交尾なさい』
『『『「………は?」』』』
その時、三体と一人の呆気にとられた声が綺麗に重なったのだった。
「……え? ちょ、はぁっ!? いきなり何言ってるのアルセウス!?」
いち早く正気に戻った少年……いや、まだ大分パニック状態ではあったが、それでもアルセウスを追求する。
『ですから先ほど言った通り、あの子達に奉仕をしてもらおうと思いまして』
『お、おいちょっと待ってくれよ、母様! 何でオレ達が!?』
少年に続き、パルキアが慌てた様子でアルセウスに疑問を呈する。
しかしその瞬間、その場の空気がズン、と一気に重くなった。
『…おや、もしや忘れた訳ではないでしょうね。あなた達がこの地にどれほどの迷惑をかけたのかを』
『『『……ッ』』』
アルセウスから放たれる凄絶なプレッシャー。神と呼ばれる存在である彼らでさえ、その圧に成す術もなくただその場で固まってしまう。
「………っ」
彼ら同様、少年も間近でその存在に圧倒されてしまう。
アルセウス—————やはり、他のポケモンとは一線を画す存在なのだと、魂で理解してしまう。
数分の後、アルセウスが圧を解く。部屋の中を満たしていた緊張感が和らぎ、ディアルガ達は微かに安心した表情を見せていた。
『……この地を守護する立場でありながらあなた達は暴走し、次元の歪みを生じさせ、混乱を招いた。分かっていますね?』
『……はい。重々承知しております』
ディアルガが沈痛な面持ちでアルセウスの言葉に同意する。
『ここにいる彼はあなた達を沈め、このヒスイの地を救った……そして、あなた達も彼を認め、力を貸している』
アルセウスの言葉に同意するように、ディアルガ達は静かに首肯した。
……改めて神と呼ばれる彼らに自分が認められているという事実に照れくさくなってしまう。
『そこで、今回はヒスイの英雄たる彼を体で労って貰おうと考えたのです』
『話飛んでない?』
導き出された結論にギラティナが突っ込んだ。
ギラティナのジトっとした視線など意にも介さず、逆にアルセウスは視線を鋭くしてギラティナ————いや、他の神達を見やった。
『……わたしに隠し事などできると思いましたか? 知っていますよ。あなた達がわたし達の交尾に興味を抱いているのを』
アルセウスの言葉に、三体の体がピシリと固まった。
その様子は、アルセウスが言った言葉が本当だと暗に示しているようなものだった。
『あなた達も感じているのではないのですか? 己の内で燻る甘い熱を。今も体の奥底で疼く衝動を……』
『……ッ』
アルセウスの前脚がつつ、とディアルガの体をなぞり、ディアルガは微かに息を漏らす。
『さあ、あなた達で彼を満足させてあげなさい』
その言葉とともに、不可視の力が少年の衣服を脱がした。
三体の目の前で顕わとなる少年の肉棒。その雄槍は少年の内心の期待を現すかのように大きく、硬く怒張していた。
『ぬぅ……これは……』
『う……どうすりゃ良いんだ……』
ディアルガとパルキアが狼狽えて次の行動に移せずにいる中、一番最初に動いたのはギラティナだった。
『アルセウスの言う通りにするのは癪だけど……興味があるのは本当だからね』
ギラティナは少年の目の前まで顔を近付けると、舌を出して少年の口元をペロリと舐めた。
『ほら。口開けて、舌出して……』
言われた通りに少年が口を開けると、ギラティナがその大きな舌を少年の口内に捻じ込ませた。
「んむぅ……っ!」
ぐちゅ、にちゅる、ちゅく…
大きくて柔らかいギラティナの舌が少年の口の中で暴れ回る。
たっぷりの唾液を纏ってねっとりとしている舌肉が歯茎や歯列をなぞり、舌を絡めとる。
少年の舌はギラティナに比べて小さいため、ギラティナの舌にすっぽりと包まれてしまった。
「んんんっ……! んんっ!」
『フフフッ……♡ 可愛い……♡』
にちゅぐちゅと舌と唾液が混ざり合う音が頭の中で反響する。
少しざらついた舌を押し付けられ、粘度が高くてどろっとした唾液が喉の奥まで流し込まれていく。
嚥下すると、ゴクンと思った以上に大きな音を立てて胃へと滑り落ちていった。
『お、おいおい……』
『………』
とうとう始まった少年とギラティナのディープキスにパルキアは困惑し、ディアルガは何も言えずにいる。
(クソ、何だよこれ……!)
パルキアは内心で悪態をついてしまう。それはこの状況だけではない……本能の奥底で燻り、暴れようとする情動にもだ。
それはディアルガも同様だったようで、荒い呼吸をしながら、少年とギラティナの絡みから目を離すことができない。
気付けば、彼らは少年の目の前まで接近していた。
『これが……人間の雄の……』
ディアルガが肉棒に顔を近付け、ゴクリと息を吞む。
今まで興味を向けることも、その必要も無かった存在。反り立つモノからは彼の『雄』の匂いと、先程まで交わっていたアルセウスの愛液の匂いが混ざり合った淫らな匂いが鼻孔を刺激した。
(……何だこれは……体が、疼く……!)
雄と雌を象徴するいやらしい匂いが複雑に混じり合った淫臭を嗅いだ事で、二体は自らの体を蝕む疼きがより激しくなるのを感じた。
己の性別など、今まで気にした事は無かったというのに。
内側から掻き毟りたくなるような衝動。目の前にある『ソレ』が欲しくて堪らない。
息が荒くなる。口内の唾液が溢れて零れそうになる。
……体の奥が、熱くて、くるしい。
とうとうその衝動に抗えなくなったディアルガとパルキアは舌を伸ばして、人間の雄の象徴を舐めた。
『っふ、く……♡』
鼻を突く異臭。舌に感じる微かな塩味と、それに混ざった苦みや甘さ。
複雑に交じり合った、生々しい行為の残滓を味わう。
最早自制など効きはしない。二体は少年の雄肉を夢中でしゃぶり始めた。
くちゅっ、ぢゅるっ…ちゅぷ…にち……
ぴちゃ…ちゅぱっ…れろぉ……くちっ…
上と下、二つの箇所で怪しげな水音が奏でられる。
神と呼ばれる存在が、年若い少年の口と肉棒を攻め立てていた。
「っんん……! んぐ……!」
少年は下半身から感じる強烈な快感に悶えていた。
今、自分の舌と絡み合っているのと同じ大きな二つの舌が敏感な箇所へ愛撫を繰り返す。
ざらりとした肉の表面と、生暖かくてぬるりとした唾液の滑り具合。
アルセウスとしていた時には無かった刺激に、少年は完全に翻弄されてしまっていた。
口からは苦悶にも近い…されど、苦痛とは正反対の感情からくる声が漏れ出る。
だが、口の中はギラティナの舌に塞がれていた為、その声は言葉にすらならなかった。
「ル、ンッ……ちゅ、れぇ…」
パルキアは肉棒を舐めながら、目の前のディアルガを見やった。
常に凛とした表情をしていて、堅物な印象だったあのディアルガが……涎を垂らし、だらしない表情で一心不乱に人間なんかの男性器を舐め回している。
随分と酷い顔をしている。いつもの自分だったら、きっと笑い飛ばして馬鹿にしていただろう。けれど、今はそんな事をしようとは思わなかった。
………きっと、自分も同じ顔をしているだろうから。
「ギュ、グ……ぢゅる、ちゅ…」
ぢゅっぽぢゅっぽとディアルガは亀頭を口に咥えこみ、パルキアは陰嚢へとちろちろと舌を伸ばす。
互いの唾液が混ざって変な味がする。まるで、肉棒を介して自分達がぐちゃぐちゃに混ざり合っているような、そんな不思議な陶酔感を感じた。
ディアルガとパルキア。彼らもすっかり妖しい熱に浮かされているようだった。
「っ、ふぅっ…! んん…!」
湿った口内の温度、陰嚢をくすぐる舌先の感触に悶えていると、そこへすかさず喉奥に肉塊が突っ込まれる。
『ちょっと、こっちを無視しないでよぉ』
そんなギラティナの不満げな声と共に、ギラティナの舌が暴れ回った。
(これ…ヤバい……!)
口の中や肉棒に唾液をたっぷり塗りたくられ、舐め回されて。
限界はもう、目の前だった。
『おっ…何かさっきより大きくなってきたな?』
『なるほど、そろそろ射精するんだな……?』
ディアルガとパルキアが少年が射精する予兆を感じ取ると、示し合わせたかのように両側から肉棒を根元からゆっくりとれぇ~…と舐め上げた。
瞬間、電撃のような衝撃が体を駆け巡り、肉棒から精液が噴き出したのだった。
びゅーっ! びゅるるっ! びゅくっ!
『うぉっ…!』
『んっ…!』
精液が勢いよく放たれ、白い奔流がディアルガとパルキアの顔を汚した。
独特の匂いが鼻を差す。口元に付いたそれを舐めとると、精子の味がいやに口の中に残った。
『これが精子……』
『何か変な味だなぁ……』
そんな事を言いながらも彼らは肉棒や顔に付いた精子を丁寧に舐めて奇麗にしていく。
粘ついていて変な味だ。はっきり言って美味しくはない。
けれど、それを飲み込んだ時、体の火照りがより激しくなり、体の奥が疼いたのを感じた。
『んへへ…♡』
ギラティナも満足したのか、少年とのディープキスを終える。
ぬちゃ……と粘着質な音を立てて少年の口内を好き勝手に蹂躙していたギラティナの舌が引き抜かれ、舌先から垂れ流れる唾液が一本の太い糸となって少年の口へと落とされた。
『うわぁ…上も下もベトベトだね。ディアルガもパルキアも……顔が凄くだらしなくなってるよ?』
『…それはお前もだろうが。ギラティナ……』
揶揄うような口調のギラティナにパルキアがそう返す。
互いが互いの顔を見る。荒い呼吸をする口の端からは涎が垂れており、ディアルガとパルキアの顔にはまだ所々精液が少し残っている。
と、ディアルガが少年にずいと体を寄せた。
『……む、少し小さくなっているな』
「う……ゴメン」
強烈な疲労感が体に圧し掛かっているのを感じながら、少年はディアルガの言葉に申し訳なさそうに返した。
この前にアルセウスと数度の行為を行っている。幾ら元気溢れる思春期の少年といえど、アルセウスの力なしでは精々2~3回が限度であった。
『問題ない。こうすれば良い』
ディアルガがそう言うと、ディアルガの体が淡く輝いた。
その光が少年の肉体を包んだと思ったら————何と、少年の肉棒が再び元気を取り戻したのだ。
「これは…!?」
『お前の肉体の時間を巻き戻した。これでまだできるだろう? さあ……』
そこでディアルガが言葉を区切ると、体を反転させてお尻の部分を少年へと向けた。
『……私とまぐわってくれ』
尻尾を上げて顕わとなった陰部はぐっしょりと濡れそぼっており、その割れ目からは透明な蜜がとろとろと重力に従って滴り落ちていた。
「……っ」
切なげに懇願するディアルガの声。そしてアルセウスとは違う『雌』の形とその匂いに、少年の肉棒は更に固くなった。
『あっ、ずりぃぞディアルガ!』
『そうだよー。ボクもしたいのに……』
『私が元気にしたのだから良いだろう。それに……母様以外で彼の体力を持続させられるのは私だけだぞ?』
先んじたディアルガにパルキアとギラティナは不満を言うが、ディアルガの言葉に二体は『むぅ』と口を噤んでそれ以上の文句を言えなかった。
少年はふらりとディアルガに一歩近づこうとしたが、寸前で止まってしまった。
(これ……本当に良いのか……?)
彼の脳裏に浮かぶのは二人の人物。
コンゴウ団とシンジュ団————それぞれディアルガとパルキアを信奉する派閥、彼らを率いる長だ。
アルセウスの時は余りに現実離れしすぎていたのと、アルセウスという存在のスケールをまだ正しく認識できていなかった。
だが、ディアルガ達は違う。
このヒスイに来てから、コンゴウ団とシンジュ団の皆と協力して異変を調査する中で、彼らがどれほど『シンオウさま』——————ディアルガとパルキアを崇め、大切にしているかを良く知っている。
———————そんな彼らが信奉する神を、自分が快楽に任せて穢しても良いのか?
現実が一気に思考を正気に戻す。冷たい理性が歯止めをかけ、つい躊躇してしまったのだ。
『————迷いが見えますね』
そんな少年の迷いを見透かすかのように、アルセウスが少年に声をかける。
「それは……その」
『遠慮などしなくても良いのです。快楽に身を任せ、どこまでも堕ちていく……あの子達も、それを望んでいます』
アルセウスの声が抵抗なく、するすると耳に入っていく。頭の中を覆っていた迷いにピシリと亀裂が入った気がした。
『さあ、英雄よ。思う存分、わたしの子らを堪能してください』
それは、二度と引き返せない快楽の底なし沼への誘い。
ぐらりと揺れる少年の迷いを突くように、焦れたディアルガが少年の方へ視線を向けた。
『頼む……体が疼いて、気が狂いそうだ……!』
熱が籠ったディアルガの声と、微かに潤む深紅の瞳。陰裂からはとめどなく愛液が零れて床に染みを作っており、ヒクヒクと肛門が収縮している所まで見える。
濃くなる雌の匂い。頭がクラクラして、正常な思考を奪い去る。
ガラガラと、頭のどこかで理性が瓦解する音がした。後に残っているのは、只の本能だけ。
——————もう、どうにでもなれ。
ディアルガの体に触れると、指で割れ目を広げた。
藍色の体の内側。誰も触れた事の無い綺麗な桃色の粘膜がくちゅりと花開いた。
そして、自ら晒したその陰部に、思いきりむしゃぶりついた。
『あっ…!? グ、ォッ♡』
初めて性器に触れられ、未知の衝撃がディアルガの体を貫く。
初めて聞いたディアルガの甲高い声も耳に入らない。ひたすら桃色の粘膜と、そこから湧き出る蜜を貪った。
じゅるっ、じゅるる…じゅる…ぢゅぅ…
わざとらしく音を立てて愛液を啜る。啜っても啜ってもどんどん奥から滲んできて、まるで湧き水のようだ。けれどその液体はトロリとした粘性があって、僅かに甘酸っぱい味がした。
『はっあ…舐められて…す、吸われているっ…♡ く、ぅ……♡』
ディアルガが未知の衝撃を快楽として受け入れ、ピクンと時折体を痙攣させる。
ちゅる、ぴちゃ、ぢゅるるっ…と、一頻りディアルガの陰部と淫蜜を味わった少年は口を離した。
口元が愛液に塗れているのも気にせずに、怒張した分身を入口にあてがった。
『っ……』
微かにディアルガが息を呑む。
早くその肉を味わいたいのか、ちゅっぷちゅっぷと開閉を繰り返して先端に吸い付き、奥へと引きずり込もうとした。
バクバクと、激しく心臓が脈を打っているのが分かる。
腰を突き出せば、もう後はひたすら快楽を貪りあうだけの時間が始まる。
この空間は、人間と神達による肉欲の限りが尽くされる場となるだろう。
最早、理性が介在する余地など—————どこにも存在しなかった。
———————ずぶ…
「グ、オッ…♡」
人間の肉棒が、神の秘奥へと入り込んだ。
臨戦態勢となっている雄槍が今まで一分の隙も無く閉じられていた肉の洞窟を、ゆっくりとこじ開け、奥へと潜り込んでいく。
「ぐぅっ…すごくキツイっ…!」
「ギュゥッ…! グァ、アアァッ♡」
みち、みち、みち…と肉が擦れ合い、鈍い音が鳴る。
思念すら発する余裕も無く、時の神は口から嬌声の如き唸り声を発する。
初めての交合を迎えた肉洞は内へと潜り込もうとする不遜な侵入者を絞め潰すように圧力が加わる。
しかし、相反してその内部は既に天然の潤滑油で溢れており、淫靡な洞窟は自ら雄を引きずり込んでいく。
ぐぶっ…ぎゅぷっ…ぐっぷ…
「ディアルガ…!」
『っふ、おぉ…これ、が……交尾か……アアッ♡』
弾力性の強いむっちりとした肉に包まれ、咀嚼されながら挿入を続ける。
強烈な抵抗感がありながら、グイグイと奥に引き込まれるような感触。
その凄まじい圧迫感とぐつぐつと煮えたぎる油のような愛液を纏った肉の弾力に、少年は歯を食いしばりながら奥へ奥へと突き進む。
そして————遂に肉棒の全てをディアルガの膣内に収める事に成功した。
全体がギチギチに締め付けられる。本当に潰れてぺしゃんこになるのではと思うくらいだ。
それに、ディアルガの呼吸や心音が肉壁を通して伝わってきて、本当に今、自分はディアルガと繋がっているのだと実感できた。
だが、これで終わりではない。むしろこれからが本番である。
「…ディアルガ……動く、よ…!」
『あ、ああ…ぐ、ぉ…♡』
腰に力を入れて少しだけ引き抜こうとすると、ディアルガの蜜壺が牙を剥いた。
初めて雄を咥え込んだが故に加減ができないのか、肉棒を離すまいと膣肉が吸い付いてきた。
みっちりと密着するため、ずりゅりゅ…と、必然的にスローペースになってしまう。
「ディ、ディアルガ。締め付けが強いって…!」
『そうは、言ってもっ……加減、ガァッ♡』
にゅぢぢぃ…と物凄い膣肉の摩擦による快感に少年とディアルガは悶絶する。
特にディアルガは経験した事の無い刺激に何度か軽く達してしまっている。
このままでは互いに良くない————そう思った少年はどうにかしようとディアルガの膣内を肉棒で探るように動かした。
すると、ある部分———膣内の上部分を先端がグリっと抉ると、ディアルガの反応が極端に変わった。
「ギュアッ!?」
ビクッとディアルガの体が跳ね、キュッと肉洞が狭まる。
それは今までとは違い、ただ圧迫するだけでなく、膣肉が波打って肉棒を愛撫するものだった。
—————ここだ。
少年はディアルガの体にしがみつくと、さっきの箇所へと肉棒を突き入れた。
ぐぶ、じゅぶっ、ぐぷっ、ぢゅぷっ…
膣内の動きが変化し、徐々に腰を動かすペースが速くなっていく。
「グギュッ♡ グォォッ♡ ガァッ♡ アッ♡」
(なん、だ。これは…♡ つかれる度に、体の奥が、しびれ、てぇっ♡)
肉厚な壁が何度も波打ち、ぐぷぐぷとリズミカルに締め付けては緩んでを繰り返す。
元々少年はアルセウスと行為をしていた。そのアルセウスは四足歩行。
故に————この中では一番アルセウスの体型と似通っているディアルガの弱点を突くのは少年にとっては比較的容易だったのだ。
『うぉ…ディアルガのやつ、さっきよりヤベー顔してんな…』
『いいな—…ボクも早くシたいなぁ…』
そんなギラティナとパルキアの呟きも、今の彼らの耳には入らない。
結合部からはぼたぼたと愛液が零れ、互いの肉体がぶつかると攪拌されて白く泡立つ。
すっかりほぐれた神の肉穴は雄の咥え方が上手になった。雄が奥を突いて快感を齎し、その返礼として肉壁で愛撫する。
そうして肉体を貪りあう快楽を享受するようになった頃、ディアルガは膣内で少年の分身が更に固く、大きくなるのをはっきりと感じた。
(ああ…射精しようとしている…人間が、私に、種付けしようとしている……♡)
ディアルガの肉体は、既に少年の精子を受け入れる準備をしていた。
腰を振り、下の口から涎を垂らし、肉を密着させて、少年の体に溜め込んである子種を催促している。
膣内が小刻みに波打ち、肉壁がきゅうと肉棒を締め上げて一番奥へと招き入れようとする。
「うっぐ…! ディアルガ……!」
少年がディアルガにしがみつく力が強くなる。抽送のペースも更に速くなり、達するのはもう目前だ。
来る。
あの白濁が中に注がれる。
ああ。速く、早く、はやく。ハヤク——————
「ディアルガ…! 俺、射精る……!」
『良いぞ…私の中で果てるがいい……!』
神からの赦しを得て、少年は再び全てをディアルガの内に納めた。
そして——————
びゅるるるっ! びゅくっ! びゅーっ!
「ぐぅっ…!」
「ギュウゥゥッ……♡ グアッ♡ ギュアァァッ♡」
両者は同時に絶頂に達した。
不遜にも、神を孕ませようと人間の肉棒から子種が吐き出される。
それは一番奥……子宮へと流し込まれ、その内部を精液で満たした。
(射精、されている……人間の遺伝子が私の中に注がれていくのが分かる……)
ドクッ、ドクッ、と心臓のように跳ねる肉棒に合わせて肉壁が収縮し、限界まで精子を搾り取ろうとうねらせる。
『あ、ああ、あ……気持ち、良い……♡』
抗えない。
種を存続させ、次代へ繋げるための生命活動。
時の神は今、それを身をもって体感したのだった。
力が入らなくなったのか、ディアルガはその場でべしゃりと倒れ込む。
少年もまた、繋がったまま膝を突いた。
膣内が痙攣して、最後の一滴まで離さず飲み干していく。
そして、精を吐き出す脈動が終わった時、ようやく竿をディアルガの肉穴から引き抜いたのだった。
ごぷりと穴から精液が零れ、ディアルガの藍色の体へと垂れる。
少年は創造神だけでなく、その子であるディアルガも犯したのだ。
『これが、交尾…♡ ふ、ふふ……人間よ、とても心地良かったぞ…♡』
「あ、ありがとう……」
あれだけ激しく絶頂したというのに、もう既に回復しているようだった。
……やはり伝説、それも神と呼ばれる存在は根本から違う。こちらはまだ息も整っていないというのに。
だが、そんな暇は無い。
『—————へへ、じゃあ次はオレの番だな』
待ちきれないのか、獰猛な笑みを浮かべて嗤うもう一体の神—————パルキア。
『そうだよー、まだボクもいるんだから……♡』
パルキアに続くのは、三体目の神—————ギラティナ。
『さあ、続けようぜ英雄サマ。オレ達の奉仕はまだ始まったばかりだからな……♡』
—————————神々との宴は、正にこれから本番を迎えるのである。