王立古生物書士隊—————通称『書士隊』。
彼らはモンスターの生態を観察、考察、研究している公的機関であり、その調査対象は大人しい草食獣から強大な古龍まで非常に幅広い。
彼らの研究結果は古龍観測所に報告され、ギルドを通してハンターへと情報が渡される。まだまだ謎が多いモンスターを調査するのが、彼らの仕事なのである。
「ふぁ……」
窓から朝日が差し込み、ベッドから起きて欠伸をする男。彼もまた、書士隊であった。彼はてきぱきと着替えを済ませたあと、玄関を出て、自宅の隣にある小屋へ向かう。小屋にいる『アイツ』の様子を見る為だ。
小屋に着いてアイツを見ると、まだ寝ている。が、気配を感じたのか、目を開けてこちらを見た。
「……おはよう」
返事は返らない。それはそうだ。だってそれは人間ではなく—————モンスターだからだ。
事の発端は数年ほど前。
彼はモンスターの調査をしに火山地帯へと出向いていた。ここら一帯では昔金がとれていたらしいが、今は採掘をしていないらしい。熱いのでクーラードリンクを複数本携帯し、モンスターの調査を行う。
そして切りのいいところまで終わり、さて帰るかと思った所、何かに気が付いた。それは、何かが地面から不自然にでているものだった。気になってそれを掘り起こしてみると、それは、ある形をしていた。
「これは……卵?」
その正体はかなり大きな卵だった。地面に埋もれていたので殻が薄汚れている。ここら周囲にモンスターがいた形跡はない。一体いつからあったのだろうか。
とりあえず持ち帰って報告することにした。まあ、一人では重くて運べないので、ネコタクを呼ぶ羽目になり、出費がかさんでしまったが。
報告の結果、とりあえず様子見、とうことになった。この卵はかなり古いようで、孵るか分からないようだ。ひとまず、男の自宅で引き取ることになった。
ちなみにネコタクの費用は経費で落ちなかった。残念。
卵を自宅に運んだあと、とりあえず孵るかどうかは分からないが色々やって見ることにした。
布団を被せて温かくしたりした。そして、経過を報告書にまとめる。
思ったよりも長期的になりそうだ、と思った。卵にいつ何が起こるか分からないため、以前よりもフィールドワークを行う回数は減った。
そんな日常が続いて半年、遂にその瞬間が訪れた。
男が報告書をまとめていると、机に置いていたペンダントがぼんやりと青白く光った。
男はペンダントを手に取る。そのペンダントは普通のペンダントとは違い、『絆石』と呼ばれるものが埋め込まれていた。
絆石とは、『ライダー』と呼ばれる、モンスターと絆を結んで共に暮らす、ハンターとは異なる者達がモンスターと心を通わせるために使うものだ。この絆石はとある伝手でもらったものであり、何故急に光ったのか疑問に思っていると、卵に異変が起こった。ピキ、とヒビが入ったのだ。
急いで男は卵の傍に近づく。パキ、ピキ、とヒビは更に大きくなり、やがて殻を破って、モンスターが顔を出す。
その姿は黒い体、ヤギのような角、その角は黄金と青い光沢が見える。こちらをちらりと見て、小さく鳴いた。
男はモンスターの情報が記載された書物を読む、そして、このモンスターの正体を推測する。
『爛輝龍 マム・タロト』
それが、卵から孵った竜の正体だった。
「マジか……まさか古龍とはな……」
男は頭を抱える。これは余りにも予想外だ。全くと言って前例が無い。どう対処すればよいのか分からないからだ。しかし、マム・タロトはこちらにすり寄っては甘えてくる。
そこで思い出す。先程の絆石、あれはマム・タロトが孵化する前に光った。まさかあれは、マム・タロトと共鳴したというのだろうか。
……いや、考えても仕方がない。まずは、これをどう報告しようかと、男は頭を回すのだった。
……結論を言えば、引き続き経過観察をするようになった。
何せ、貴重な古龍、それも幼体だ。何か情報を得られるかもしれない、ということで男はマム・タロトの世話をすることになったのである。ちなみに世話に必要な物資や費用は経費から落ちるようになった。男はガッツポーズをした。こうして、男とマム・タロトの共同生活が始まったのである。
————時間は現在に戻る。
この生活にも慣れ、マム・タロトはすっかり男に懐いていた。さすがは巨体を誇る古龍だけあって、たった一年足らずでかなり大きくなった。通常のマム・タロトは黄金を纏っているが、このマム・タロトは近くに金属が無いため、そのままの姿だ。
彼女————マム・タロトは雌であるためそう呼ぶが、彼女専用の宿舎も作ってはもらったが、彼女は良く男の家に入ってはベッドでくつろぐことも多い。一回重みでベッドが壊れた時は大分パニックになり、落ち着かせるのに苦労をした。それで特注品を作ることになったが。
ある日、男はマム・タロトの体を洗っていた。彼女の体はお風呂で洗うには手狭すぎるので、外で洗うことにしている。石鹸で泡立たせて、ブラシでごしごしと洗う。
「こんな感じで良いのか?」
「———♪」
気持良さそうに鳴くマム・タロトを見て、男は身体を洗い続ける。あらかた洗い終わると、用意してあったお湯で泡を洗い流した。
するとマム・タロトは男にじゃれつくように身体を擦り付ける。当然、まだ濡れているので、男もびしょ濡れになってしまう。
「うわ、オイ、やめ……って、うおっ!」
マム・タロトに体重をかけられ、バランスを崩して転倒する。マム・タロトは、何かゴソゴソとしていた。
少し注意した方が良いかと思った瞬間、急に下半身が涼しくなった。慌てて見ると、マム・タロトが男のズボンや下着を脱がしたのだ。
「なっ!?」
マム・タロトの眼前には男の逸物がある。マム・タロトはそれを見て、少し匂いを嗅いだ後、おもむろに逸物を舐めた。
れろぉ…
「うっ!?」
いきなりの刺激に身を震わせる男。その反応が面白かったのか、マム・タロトは逸物を口の中に咥え、舐めしゃぶった。
じゅる…ちゅぱ…れろ…ちゅる…
「うっ…くっ…」
熱い唾液とともに竜の舌がねっとりと逸物に纏わりついて舐め回す。肉厚な舌が裏筋をなぞり、ゾワリとした感覚がする。じゅるじゅると淫らな音を立てて逸物を吸い上げる快楽に、男の逸物はムクムクと大きくなっていった。
くちゅ…れろ…ちゅる…れろぉ…
何でこんなに上手いんだと疑問に思うほどの舌技に、男はその身を委ねることしかできなかった。敏感な亀頭に熱い舌が這い回り、根本まで舌が絡みついてねちっこく舐め回す。
そんなマム・タロトの口淫に、最近処理できていなかった男の逸物が耐えられる訳など無かった。
びゅーっ! びゅるるっ! びゅっ!
「うぐっ……!」
「……!」
マム・タロトの口内で逸物は精の奔流を放つ。一瞬彼女は驚いていたようだが、すぐに男の子種を啜った。
「うっ…あっ…」
射精が終わっても丹念に逸物は舐められ、その刺激に男は呻き声を漏らす。やがて逸物を口から離し、口の端についていた精液をペロリと舐める。その蠱惑的な仕草にドキリとする。
「———♡」
少し高い声で鳴き、マム・タロトは己のスリットに男の逸物を擦り付ける。スリットからはマグマのような愛液が溢れ出ており、その熱に逸物はいきり立つ。
(これはまさか、マム・タロトは完全に発情して————)
彼女は発情し、身近な異性———つまり自分を番と認識しているのか、と推測する。だが、今更そんな事を考えた所で、もうどうしようもできない。
ずぷぷぷっ……
「ああああっ!?」
男の逸物がマム・タロトの蜜壺に飲み込まれた瞬間、男の思考は吹き飛んだ。
男はそういった経験自体は、前に同僚に連れていかれた店である。だがこれは、そんなのとは比にならないほどに凄まじいものだった。
マム・タロトは熱を操る。その力で金属を溶かしたり冷やしたりして自らに纏っていくのだ。
そんなマム・タロトの肉壺はまるで溶鉱炉のようにどろどろに溶かされるのではないかという程の熱を持った肉壁が逸物に纏わりついて万力のようにぎゅうぎゅうと締め付ける。しかも分厚い肉のヒダがにゅるにゅると絡みついてぎゅうっと何重にも締め上げる。
ぎゅちっ…ぐじゅっ……
「うあっ……」
ぐつぐつと煮えたぎる幼い竜膣に逸物は囚われ、その凄まじい熱と締め付けと快楽を男に叩きつける。マグマのような媚肉は蠢いて逸物を包み込み、きゅうきゅうと収縮し、肉ヒダは隙間なく埋め尽くして執拗にしゃぶり尽くす。
ずちゅっ…ずちゅっ…
「———♡」
マム・タロトが軽く動くだけで竜膣は激しくうねりをあげて逸物を締め上げる。まだ幼体の肉壺だというのにこれほどの名器なのだ。己の頭は逸物から伝わる淫らな熱と凶悪な膣圧にやられそうになる。
ビクビクと逸物が震え、己の限界を悟る。同時に肉壁が細かく痙攣し、マム・タロトも達しようとしていた。
男は雄としてのなけなしのプライドなのか、マム・タロトが腰を下ろしたと同時に、自身の腰を突き上げて彼女と深く繋がる。
「—————ッ♡」
奥を抉る逸物の刺激にマム・タロトは叫び、絶頂する。
そして、竜膣は容赦なく牙をむき、肉ヒダは何重にも絡みついて吸い付き、竜の膣肉は逸物をギチギチと絞め殺さんばかりの力で逸物を搾り上げ、男もその刺激に耐え切れずに果てた。
びゅうーっ! びゅるるっ! びゅるるるるっ!
「っぐうう……!」
「……♡」
男の逸物はドクドクと子種を吐き出し、幼き地母神の竜膣へ注がれていく。己を満たす異種の子種にマム・タロトは小さく絶頂し、蜜壺は歓喜するようにきゅうきゅうと収縮し、肉ヒダは舐め回して精液を一滴残らず飲み干していく。
「ああ……」
まるで金属が溶かされるかのような快楽に頭が上手く回らない。マム・タロトは男の顔に自分の顔を擦り付け、頬をペロリと舐める。
これからどうなるのか分からないが、とりあえずこんなのは報告書にまとめられないなあ、なんて事を考えていたのだった。