—————それから二年の月日が流れた。ナナはすっかり村に馴染んで過ごしていたが、彼女にはある変化があった。
「ナナー!」
少年が元気よく厩舎に入ってくる。この二年間で身長は伸びたようだが、まだ10を超えたあたりなので元気一杯である。少年はナナに思い切り抱き着いた。
もはや遠慮が無い甘えようだ。これは日常となった行為なのだが、ナナにとってはここ最近気が気でないものだった。
ナナは至近距離から彼の匂いが鼻孔をくすぐるのを感じた。少年は遊んでいたのか、汗の匂いがする。
その匂いを嗅ぐと、自分の体の奥が疼くような熱をナナは感じた。少年の首筋に垂れる汗を見て、舐めたい衝動に駆られるのを何とか抑える。
「おーい! ちょっと来てくれー!」
「分かったー! それじゃあね、ナナ」
父親に呼ばれて厩舎を出る少年。バタリと扉が閉まると、ナナはふう、と息を吐いた。尻尾を軽く動かすと、股が湿っているのが分かった。
—————私も物好きね……
この二年間、ナナは少年に寄り添い、一緒に過ごす中で、彼女は少年を深く愛するようになってしまったのだ。
さっきも彼の匂いに反応して体は疼き、陰部は濡れ、彼を欲して情欲の炎は燃える。
あんな幼い少年に発情するとは……と、自分の体に呆れてしまう。だが、『彼が欲しい』という思いは、消えるどころか増していくばかりだ。
だが、その思いが実る事はないだろうとナナ自身、そう思っていた。
そもそもこの思いが通じるとは思えない。……まあ、古龍は気に入った人間に自らの血を与える事でその身を龍へ近づけさせる血の契約があるが、幼い少年の身では堪えられないだろう。
——————どうしたものかしらね……
自らに燻り続ける熱を持て余しているナナは、行き場のない感情を吐き出すかのように再び息を吐いた。
それから数日経ったある夜の日、父親は仕事でいなかったので、少年はナナの厩舎にいた。少年はナナの体を撫でていたが、やがて意を決したように口を開く。
「ねえ、ナナ……ちょっと良いかな」
ナナの顔を真っ直ぐ見ながら、少年は言葉を続ける。
「僕、大きくなったら、父さんみたいにライダーになって、世界中を冒険したいんだ。だから……その時は、ナナ、僕の相棒になって欲しいんだ」
少年は自身の思いを言い切る。ナナはその思いをじっと聞いていた。
「駄目……かな」
さっきまでの勢いが弱まってシュンとなる少年。そんな少年の様子が可笑しくなって笑ってしまいそうになる。
彼女の答えなどとうに決まっていた。
ナナはそっと彼の顔に近づき、額にコツ、と軽く当たる。
それを了承の意だと分かると、少年はぱあっと顔を輝かせた。
「本当!? 嬉しい!」
そうやってしばらくはしゃいでいる少年にナナは微笑ましく思っていた。……しかし、急にはしゃぐのを止めたかと思ったら、さっきよりも真剣な顔つきになる。
「あのさ、ナナ。僕……ナナの事、お母さんみたいだなって思ってた」
……何を言い出すのだろうと、ナナは怪訝そうな表情になる。
「でも……違った。僕、ナナが好きだ」
少年の告白に、ナナは驚愕で目を見開いてしまう。
「ナナと一緒にいると、何かドキドキして、ずっと一緒にいたいって……そう思ったんだ」
幼いながらも真剣な告白。ナナは今まで感じた事の無い衝撃に揺さぶられたような気がした。少年はそっとナナの顔に手を添える。
「僕、ナナとちゅーしたい……嫌ならよけても良いから」
そう言うと、少年はゆっくりと顔を近づける。ナナは……よけなかった。
ちゅ、と少し硬く暖かい感触を唇に感じた。少年はしばらく口づけをした後、唇を離す。
「えへへ……ちゅーしちゃった」
この時、恥ずかしそうに笑う少年を見て、ナナの中の理性の鎖が引き千切れた。
想いが同じだった事。そして、自身を求めてくれた事。それは、今まで抑え込んでくれていた理性を吹き飛ばすには十分だった。
理性が消えれば、後に残っているのは……燃え盛る雌の本能だけだ。
「……ナナ?」
今、少年の目の前にいるのは、雄を喰らいたくて仕方が無い、発情しきった獣である。そして、そんな獣の前にいるのは愛する雄であり、そんな獲物を前に我慢などできるはずがない。
今の今まで押さえつけていた情欲を解き放つように、ナナは少年へ襲い掛かった。
「んんんっ!?」
ナナは少年を押し倒すと、少年の口を貪る。彼の唇に自身の口を押し付けると、舌を伸ばして少年の口内へ無理矢理ねじ込み、口内で暴れ回った。
じゅる…ぢゅ…れろ…ちゅる…ぢゅぷ…
少年の舌に炎妃龍の舌が絡みつき、火傷しそうな熱を舌に感じた。ざらりとした舌が口の中のいたるところを舐め回し、ねっとりとした唾液が口の中で溢れていく。
流れ込んだ唾液をゴク、と嚥下すれば、ドロリとした熱が喉を通って胃へと流れていくのを感じた。
「んっ! んんっ! んーっ!」
ナナの分厚い舌で口の中が一杯になり、少年は上手く喋れない。というか、頭の中は軽くパニック状態だった。
想いが通じたと思ったら、突如ナナに押さえつけられてこうして貪られている。
唾液と舌が混ざり合って粘着質な音がいやに耳に残る。
じゅる…くちゅ…れろぉ…ぬちゅ…
口の中の隅々まで舐め回され、少年の舌をナナの舌が巻き付いていて味わわれる。それは先程のキスではなく、一方的な捕食。
少年は只々、彼女から流し込まれる熱と味を享受するだけだった。
やがてナナは少年から口を離す。ヌル…と舌が少年の口内から引き抜かれ、ダラ~…と垂れた涎が開けっぱなしだった少年の口の中に入った。
「はっ…はっ…」
少年は何とか口で息をして酸素を取り込む。口の周りはナナの唾液でべたべただ。
そんな少年を余所にナナは次の行動に移る。爪を器用に使い、少年のズボンをずり下ろす。下着ごと下ろされ、少年の逸物が外気に晒された。
彼の逸物は彼女の荒々しいディープキスによって完全に勃起している。
そしてナナは、そのまま勃起している少年の逸物に膣口にあてがい、腰を下ろして少年の逸物を己の淫らな肉洞で飲み込んだ。
ぬぷぷぷっ……
「あっ…あああああああっ!?」
根元まで飲み込まれた少年が感じたのは、想像を絶する熱さだった。炎妃龍の膣内はまるで火山に沸き立つマグマのようで、逸物が溶けるのではと錯覚するほどだった。
「あつ、熱いぃ! ちんちん溶けちゃうよぉ!」
灼熱地獄のような竜膣に少年は悲鳴じみた声を上げる。しかしその熱は決して苦痛ではなく、むしろ快楽となって少年の身を焼き焦がし、射精を伴わない絶頂を繰り返す。
「あっ! うっ…あああっ!」
更に、蕩けた膣肉が蠢いて逸物に絡みついてぎゅうぎゅうと万力のごとく締め上げる。少年の敏感な逸物が灼熱の愛液に包まれ、トロトロに熟れた媚肉のヒダにしゃぶり尽くされる。
ぎゅちっ…ぎゅちゅぅ…
少年の逸物が炎妃龍の肉壺に容赦なく蹂躙される。ざらついた肉に撫で回され、肉壁が蠕動して逸物を捕食する。肉と肉がぶつかり合い、肉壁からはトロトロと愛液が滲みでてきて少年の下半身を濡らしていく。
「グォウ……♡」
——————気持ち良い……♡
ナナは、初めての交尾に打ち震えていた。今まで使われる事の無かった肉壺は、愛する雄を咥え込み、粘膜が擦れ合う快感に幸福で満たされ、時々口からは甘い声が漏れてしまう。
ああ、愛する者との交尾はこんなにも気持ち良いのか、とナナは考える。一度点火した炎がその勢いを増していくように、その身を激しく少年に打ち付ける。
ぬぢゅっ! ぬぢゅっ! ぬぢゅっ! ぬぢゅっ!
ナナが体を上下する度に、愛液が弾けていやらしい音が響く。先端まで抜かれればヒダが絡みついて逃がさないように吸い付き、根元まで一気に飲み込まれれば肉壁が一気に収縮して強烈な圧搾が加えられる。
「あ、ああ、凄いぃ……」
少年は休む間もなく流し込まれる強烈な快楽に、その身を悶えさせる事しかできなかった。
幼い少年が経験するには余りにも苛烈な炎妃龍の膣内。
本来ならば炎王龍を相手にするのだが、今は少年にその猛威を存分に振るっている。
雄に飢えた竜膣が、逸物を焼き尽くさんばかりの熱と愛液を纏った膣肉に食らい尽くされる。ぎゅぅっと締めたかと思えば、蕩けた媚肉がじゅるじゅると甘く舐め回す。
ずぢゅっ! ずぢゅっ! ずぢゅっ! ずぢゅっ!
「はっ…ああっ…」
少年は藻掻きながら、ナナの体を掴む。彼女の体からは優しい匂いと発情した雌の匂いが鼻をくすぐった。
その匂いとぬるついた肉洞に刺激され、少年は逸物の奥から何かがせり上がってくるような感覚を感じた。
「何…!? おしっこ、でちゃう…!」
少年が尿意と勘違いした感覚は、紛れもなく射精の気配であり、強烈な交尾によって少年の体は幾度の絶頂を経て射精をする準備を整えていた。ナナも、逸物が大きく硬くなるのを膣内で感じ取り、自らに流し込まれるであろう子種を求めて肉壺は牙を剥く。
竜膣は逸物を根元まで咥え込んで離さず、肉壁はうねって逸物全体を揉み込んで動かせないようにきつく締め付ける。
ぎゅぅぅぅっ……
「あっ…ああっ…もう、でちゃう…!」
炎妃龍の猛烈な攻めに、少年は身を委ねることしかできない。そして、とうとうその瞬間が訪れた。
びゅるるるるっ! びゅーっ! びゅるっ!
「あああっ! でてるぅ! ああああっ!」
「グゥ…ルァァ…♡」
少年の体で作られた初めての精子が、尿道を通って脈を打ちながらナナの膣内に放たれていく。
少年は初めての射精である精通と膣内射精という二重の快感に、頭の中が真っ白に塗りつぶされる。生まれて初めて味わった未知の衝撃が全身に走って、何も考えられずに逸物は射精し続ける。
ナナも、絶頂しながら己の膣内に吐き出される熱い奔流を感じていた。
竜膣は一滴残らず精を飲み干そうと逸物に肉壁を密着させて蠢き、ぐにゅぐにゅとマッサージするような動きで吐精を促し、きゅんっと締め付けて精液を吸い上げていく。
ぴゅっ…ぴゅる…
「あっ…ああっ…」
精液を一滴残らず全て飲み干され、ゆっくり逸物が引き抜かれる際に膣肉が逸物に絡みついてくる気持ち良さに、少年はビクビクと体を小刻みに震わせることしかできなかった。
ぬぽ、と音を立てて逸物が抜かれ、子種がゴポ…と零れる。
少年の逸物は愛液まみれとなっており、射精した後なのか硬かった逸物は小さく萎えていた。
そんな逸物にナナは顔を近づけると、口を開けて逸物を咥え込んだ。
れろ…にちゅ、じゅる…
「ひいっ!? そ、そこは汚いって……ああっ!」
いきなり逸物が暖かいものに包まれたかと思ったら、ざらついた舌に逸物を舐め回され、少年は困惑したがさっきとは違った快感にされるがままだ。
射精したばかりで敏感な逸物に舌が絡みついて刺激され、柔らかく、時折ざらりとした感触と唾液のぬめりが鋭敏に感じ取れてしまう。
「はっ…んん…ああ…」
少年から小さな声が漏れる。その声がナナの耳に届き、その反応が余りにも愛らしくて、口内の逸物を舐めしゃぶってしまう。
れろぉ…ぢゅぅ…れるっ…
ナナは逸物を強く吸い上げ、子種をせがんで全体を舌で舐め回す。萎えていた少年の逸物は、ナナのフェラによって再び硬くなっていく。
「あうっ…あ…また、きちゃう……」
逸物を刺激されて少年はさっきの感覚がもう一度襲ってくるのを感じた。さっき、尿意だと勘違いしたそれは、強烈な快感を伴ってせり上がってくる。
(これ、おしっこじゃない……?)
そう思った直後、ナナが吸引するように吸い上げて、耐え切れずに二度目の射精をしてしまった。
びゅーっ! びゅるるるるっ!
「あっ…あああ……」
「……♡」
口内に勢いよく噴出する精液をナナは啜っていく。立て続けの射精に、少年は最早体の力が入らなくなっていた。
ナナは逸物を口から離し、ペロペロと精の残滓を舐めとる。赤い舌に白い粘液がついているのを見て、あれはオシッコじゃないのか、と改めて少年は確信した。
一体あの白いのは何なのか、何で出たのか、そんな疑問が少年の頭に過る。だがそれは次に浮かんだ思いにかき消される。
(凄く気持ち良かった……)
疑問すら吹き飛ばす程の快感。今まで味わった事のない幸福。全てが満ち足りたような感覚に、少年は支配されていた。そして、こうも思った。
(もっとしたいな……)
あの快楽をもう一度味わいたい。もう一度、彼女と繋がりたい。そんな本能から沸き立つ性の欲求が、少年の体を突き動かし、小さくなっていた逸物はその固さを取り戻した。
少年は小さな炎妃龍の顔を優しく撫で、懇願する。
「ねえ、ナナ。僕、もう一回してみたい……良い、かな?」
自らを真っ直ぐ見つめる少年の瞳。その瞳からは、燃えるような感情が渦巻いているのをナナは感じていた。
己を求める雄からの懇願に、ナナは炎に身を焼かれたような歓喜の感情が溢れだす。
彼女に宿る激しい情欲の炎は更に燃え上がり、蜜壺は子種を求めて疼きだす。
少年からの懇願を断る理由など彼女には存在しない。ナナは仰向けになり、その身を無防備に投げ出し、切なげにひくひくと蠢いている陰部を曝け出した。
初めて見る艶やかな桃色の陰部に、少年はゴクリと生唾を飲み込む。
—————早く、きて……
彼女から、そんな言葉が聞こえたような気がした。少年はナナに近づき、膣口に逸物をあてがう。先端をちゅうと吸い付かれて腰が引けそうになるが、何とか踏ん張って腰を押し付け、逸物を再び炎王龍の膣内へと沈めていった。
ずぬぬぬっ……
「ううっ…」
今度は自らの意志で肉壺へと突き入れていく。肉壺は歓迎するかのように煮えたぎる灼熱の肉壁が抱きしめるように密着し、柔肉が逸物をなぞり上げてざらりとした感触にぶるりと身を震わせてしまう。
ぎちゅっ…ぎゅぅ…
「はっ…はあっ…」
気を抜けば即座に射精してしまいそうな極上の名器に何とか耐える。
自分だけでなく、彼女にも気持ち良くなって欲しい。そう思って、必死で腰を振って竜膣を突いて奉仕をする。
ぱちゅっ! ぱちゅっ! ぱちゅっ!
「ナナ…好き…大好き…」
抽送運動をしながら、うわ言のように愛を囁く。その声はか細くとも確固たる意志を持ってナナに届く。
————私もよ……好き…大好き…愛してる……♡
炎妃龍は燃え盛る思いを連ねる。けれども、その思いは伝わらない。
ああ、何てもどかしい。こんなにも気持ちは同じだというのに、それを伝える事ができない。
だからこそ、彼女は言葉の代わりに膣をうねらせ、ありったけの思いを込めて彼を愛し尽くす。
ぎゅぅっ…にゅちゅ、きゅぅ…
子種を催促するように蜜壺は激しくうねり、みちみちと締め上げて圧搾し、熱く蕩けたヒダが吸い付いて逸物を蹂躙し、淫らな熱が逸物を焼いていく。
小さくとも古龍種である炎妃龍の竜膣の怒涛の攻めに、少年は限界寸前だ。それでも、彼は意地を見せるように己の雄を彼女の柔らかな肉洞に突き立てた。
びゅるるるるっ! びゅーっ! びゅぐぐっ!
「~~~~~~~~ッ♡」
我慢していたものを一気に解き放ち、少年はナナの膣内に射精する。少年は頭がちかちかと光が明滅しているような感覚に襲われる。
彼はぐりぐりと腰を押し付けて少しでも子種を奥へ注ぎ込もうとする。まるでそれは、雄が雌を孕ませようとするようだった。
精液が子宮へと注がれるのを感じながら、ナナは逸物が抜けないようにぎちぎちに締め上げる。それは少しでも少年の精子を逃がさないようにする為であり、肉壁は伸縮を繰り返して精液を促進し、放たれる精子を搾り取っていく。少年は逸物が抜くことが出来ず、身動きが取れずにナナの体に抱き着く。
「はっ……はっ……」
射精が終わり、肉壺の絞めつけが緩くなると、少年は再び腰を振り始める。
既に三度の射精を経て体力は限界の筈だが、それでも彼女を求めて熱く煮え滾った肉穴を突いていく。
ナナはそんな少年の奉仕を受け入れ、逸物が膣肉を擦り上げる甘い刺激に酔いしれた。
「んっ…ふぅ…くぁ…」
びくっ…びくんっ……
あれから、何度も彼はナナの膣内で絶頂し、精を放った。
とうに精子は射精し尽くされ、もう一滴も出ない。逸物はナナの肉壺の中で空打ちしながらビクビクと震わせている。
「んぅ……ナナ……」
少年はナナの体の上に突っ伏し、力尽きたのか彼女と繋がったまま寝息を立て始めた。
「すぅ…すぅ…」
無理もない。初めての交尾で炎妃龍を相手にしたのだ。しかも何回も膣内に射精しているので、かなりの体力を消耗してしたのだろう。だがその表情は満足げで、安らかに眠っている。
少年の体温を感じながら、ナナは下腹部に意識を向ける。子宮には種付けされた少年の子種が注がれ、膣内には自分とは違う熱を感じる。
体の奥底が彼一色に染められ、身も心も少年のものになったような感じがする。だが決して悪くはなく、むしろとても心地が良い。
——————ああ、そうか……
ナナはかつて炎王龍から言われた事を思い出す。自分が欲しかったもの、欠けていたもの。それが彼という存在だった。彼と一つになり、繋がりあったあの時、まるで溶け合ったような感覚だった。
今なら分かる……これが、自分の探していた『幸せ』なのだと。
————————私、幸せよ。だから……これからも見守っててね
ナナは、天から見守っているであろう、あの優しき炎王龍に向かって心の中で呟く。そして、眠っている愛おしい少年にも呟いた。
—————これからもよろしくね、アナタ…♡
炎妃龍は、寝息を立てている小さな番を優しく撫でて、翼で彼を包み、自らも目を瞑って深い眠りに入った。
———————少年は夢を見ていた。
大好きな龍の背に乗って、世界中を冒険する夢を。
色んな場所を巡り、景色を見て、彼女と感動を分かち合う。
そんな夢が現実になるかどうかは———————まだ先の話。