※この作品はR-18です。

雑多なおもちゃ箱   作:KuramiTu

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 R-18もの初投稿。あんまりに眠れず手持無沙汰で作ったものなので設定が雑です。


最弱無敗の神装機竜
クルルシファー・エインフォルク


 アティスマータ新王国の僻地にある、古びた城。その地下深くにある、古びた牢屋。

 クルルシファー・エインフォルクは裸に剝かれ、身体の自由を奪われて床に転がされている。

 そして彼女の前には──クルルシファーを調教した男が立っていた。

「さて、何度でも聴こう。ルクス・アーカディアの居場所を吐け。それだけで、お前は自由の身だ」

「そんな……言う、わけ──ないわ」

「全く、強情な女だ。ならば──また続きをするしかあるまい」

 男は再びルクスの居所をクルルシファーから聞き出すために拷問を始めようとする。

 連日のように続く、女性──人としても尊厳を奪うような拷問。

 それでもなお、クルルシファーは屈しなかった。いや、むしろより一層の強い意志が彼女の瞳に残っていたのだ。

 そういって、男が取り出したのは、ピンク色の液体が入った一つの注射器だった。それを見て、反射的にクルルシファーは身を強張らせる。

「これを打たれればどうなるかは、お前が一番知っているだろう?まだ口を割れば打たないでやるが……どうする?」

「っ……!!」

 その言葉に、クルルシファーは息を呑んだ。

 この数日間の拷問によって、もはや限界などとうに超えていた。

 だが──それでもなお、ルクスを思う気持ちだけが彼女を支えていたのだ。

 だが、その想いも。今のクルルシファーには口にするのも憚られるような残酷な現実を突きつけることで、完全に打ち砕くつもりだろう。

「ルクス・アーカディアの居場所を吐けば……すぐにでもこれを打つのはやめてやる」

「っ──!!」

 クルルシファーの瞳が、大きく揺れる。

「まあ、吐かないのならば、打たねばなるまいな」

 容赦なく突き立てられる針。注入される液体。数日の拷問で疲弊した体がまるで嘘のように、英気を取り戻す。本来は、戦場で疲弊した兵士の疲労を取り除くための薬だった。

 その副作用がなければ、だが。

「うあっ……!?やぁっ……!ああああああっ!」

 クルルシファーは全身を激しく痙攣させ絶頂を繰り返す。その薬の正体は、強力な媚薬であった。

「う……ふぅ……んうぅっ」

 胸の先端が痛いほどに勃起し、秘所からは愛液が流れ出している。全身が熱く火照り、疼きを抑えられない。

 そんなクルルシファーの姿を見て、男たちは満足げに頷きながら言葉を続けた。

「さあ言え。ルクス・アーカディアの居場所を吐けば楽にしてやるぞ?」

「いやよ──絶対に言わないわ」

「そうか──ならば仕方がないな」

 男はそう言い、ある道具を取り出す。それは、透明で細い管にいくつかのローターが付いたバイブだった。それをクルルシファーの股間へと近づけていく。

「っ──!?やっ、やめて!お願いだから……っ!」

 その道具を見たクルルシファーは表情を凍りつかせる。

 それがどのような用途で使われるのかを理解してしまったからだ。必死に首を振りながら、拒絶の意思を示す。しかし、男はそれを意にも介さず、クルルシファーの膣の中へとねじ込んだ。

「ひぎっ!?ああぁっ!いやああっ!」

 媚薬によって過敏になった感覚器に、強烈な刺激が与えられる。

 ただでさえ限界のクルルシファーに、それはあまりに過ぎた快楽だった。

 しかし──次の瞬間。男がスイッチを入れたことでその快楽は暴力的なまでのものへと変わる。

「ひああああああぁっ!?」

 激しく振動するバイブが膣壁を抉るように、何度も擦り上げる。

 それと同時にクリトリスも同時に責められ、クルルシファーは一気に上り詰めた。

「ひっ!?ひっ──ああぁぁぁっ!」

 全身を激しく震わせながら、潮を噴き上げる。今までで一番深い絶頂だ。

 だが──それで終わりではなかった。絶頂を迎えたばかりの敏感な秘所を責め続けられ、クルルシファーは半狂乱になって叫び続けた。

「ひいっ!だめぇっ!今イったばっかりだからぁっ!やあぁっ!やめっ……!死んじゃう……っ!」

「吐け。ルクス・アーカディアの居場所を」

「いやっ!イくっ!またイっちゃう……っ!!」

 休む間もなく絶頂を重ね、連続するオーガズムの波にクルルシファーは絶叫を上げた。しかし、男はそれを無視してバイブを動かし続ける。

 それから──何度絶頂を迎えただろうか。

 クルルシファーの瞳から光が消えかけるまで、それは続けられた。

 

 

 

「ぁ……ぅ……」

 時間にしておよそ五時間ほど、休む間もなく責め続けられた後。

「飲め」

 男は、クルルシファーの口を開かせ、水を飲ませる。

 もはや抵抗する力など残っていないクルルシファーはされるがままにその水を飲みこんだ。

「あ……ぐっ!?」

 その直後だった。突如として全身の感度が数倍に跳ね上がり、背筋が弓なりに反らされる。

 その水にも希釈されてはいるが、媚薬が入っていた。

 絶頂に次ぐ絶頂で限界まで追い込まれていた身体は、牢屋を通る僅かな隙間風ですら、あまりに強すぎる刺激だった。

「いやっ……ああっ!また来る……っ!いやああぁ──!!」

 そのまま連続で絶頂を迎えたかと思うと──今度はまるで収まる気配もなく、身体が小刻みに痙攣し続ける。

「あ……あ……?」

 やがて、身体の感覚が少しずつ戻り始めた。

 だが──一度絶頂のスイッチが入った身体は、もう完全に取り返しがつかなくなっていた。

「ああぁっ!いやっ!いやぁっ!」

 一度達した後も、断続的に絶頂を重ねるような状態が続く。

 もう自分がどうなっているのかも認識できず、クルルシファーはひたすら悲鳴を上げ続けた。

「やっ、やああぁぁ──っ!」

 そうしてしばらくの間絶叫し続けた後──ようやく快楽の波が引いていき、身体の痙攣が止まる。

「はぁ──はぁ……」

 大きく息を乱して、涙で顔をくしゃくしゃにするクルルシファーに、男は告げる。

「さあ言え。ルクス・アーカディアの居場所を」

 だが──もはやクルルシファーはそれに言葉を返すことすらできなかった。

「はかないというならば、仕方ない。趣向を変えてみよう」

 そういうと、男はクルルシファーの首に、ある首輪をつける。もし、ルクスを知る者が見れば、それが似たものだと気づくことが出来ただろう。

 しかし、今のクルルシファーにそんなことを考える余裕などなかった。

「う……あっ……」

「そろそろ薬の効果も切れた頃だろう?では、また再開といこう」

 男はそう言って、再びバイブを秘所に差し込んだ。そしてそれを再び動かし始めた。

「ひっ……!やだっ!もういやぁ……っ!」

 薬の効果が切れ、敏感になった身体は先ほどよりも激しい快楽を感じ取ってしまう。

 膣内を掻きまわされる度に、頭の中が真っ白に染まる。断続的に身体が痙攣を繰り返し、秘所から潮を噴き上げる。

 もう意識など保っていられないような状態にもかかわらず──それでもなお快楽は終わらない。それどころか一度絶頂を迎えたことで更に感度が増していた。

「いやっ!またイくっ!イクッ!ああぁぁ──っっ」

だが。絶頂というとびきりに狂おしく、子宮を締め付けるほどの感覚が寸前で止められたのだ。

「うあっ!あ、あっ、なんで……っ」

 寸止めされ、切なげな表情でクルルシファーは男を見上げる。

 もういっそ殺して欲しい。そう思った瞬間だった。

「ルクス・アーカディアの居場所を吐けば楽にしてやると言ったが──吐くならまだ待ってやる」

「────」

 男はそう言いながら再びバイブを動かすと、ゆっくりとした速度でピストンを開始する。

そ してそのまま数十秒ほど愛撫した後、先ほどと同じようにバイブの速度を上げて、寸止めをする。

「や……あっ、イかせて……っ!お願いっ!」

「では吐け。ルクス・アーカディアの居場所はどこだ?」

 そして、また先程と同じ責め苦が始まる。

 もはや言葉を話す気力も失せているクルルシファーだったが──その繰り返しが三○回ほど繰り返された時だった。

「まあいい。私も忙しい。しばらく空けるぞ」

 そういって。

 男は地下牢を後にする。残ったのは、主を失ったまま動き続けるバイブと。

「イかせて──お願い……」

 バイブによって絶頂の寸前まで追い詰められ、まるでクルルシファーの心の中をモニターしているかのように、絶頂寸前のもっとも求めている瞬間に、お預けが繰り返されるのだ。

「あ、あ、あぁ……」

 既に頭の中は快楽一色に染まりきっていた。薬が切れて感度が下がったとはいえ、まだ身体は敏感だ。すぐにでも絶頂を迎えたい欲求で頭がどうにかなってしまいそうだ。

(たすけ……て……っ)

 そんな思考すらも塗りつぶすほどの快楽に溺れながら──クルルシファーは意識を失った。

 そして次に目を覚ますと──クルルシファーの秘所のバイブは止まっていた。

「ルクス……く……ん……」

 牢屋にはクルルシファーしかいない。男は、どこかへ行ってしまったようだ。

「助か──っ!?」

 一瞬、ほっとしかけた瞬間──身体が異様な熱を持つことに気づいた。

(な、に……?身体が熱い)

 そして遅れて気づく──あの薬の効果で快楽が収まっているだけだったのだと。

(だめ……!もう何も考えられない……!!)

 考えるだけで絶頂しそうになる身体を抱きしめるようにして必死に堪えるが──その感覚は収まらない。

「ひあっ!?あっ、いやっ、やああっ!!」

 それどころか、むしろ敏感になった身体が薬によって昂ぶらされていき──絶頂寸前で、やはり止まってしまう。

(いや……だ……っ!また……っ)

「あ、ああぁぁっ!」

(どうして……!?どうして……っ!)

 薬の効果で感度が高まった状態で、絶頂寸前まで責められて──イかせてもらえない。

 クルルシファーの秘所はお預けをくらった状態となったまま、その状況からイくことも、降りることも出来ない。

「やぁっ!どうしてぇ……!?」

 そんな時間が延々と続き──再びあの快楽の嵐へと落ちていく。

(もうだめぇっ……イクッ……イっちゃうっ!)

「あっ──ひっ!?い、いやあぁっ!?」

 そして絶頂の直前で、すぐに訪れるお預け状態に身体が痙攣を繰り返す。

(なんでっ!どうしてくれないの!?)

 もう何回繰り返されたかわからないくらいの寸止め地獄に──ついにクルルシファーの精神は限界に達した。

(もう嫌ぁっ!無理よぉっ!はやく……!はやくイカせてぇっ!)

「やだぁっ!イかせてくださいぃっ!」

 ついには屈して、懇願する。

 しかし──男はまだ帰ってくる気配はない。

(そんな……っ!このままじゃ狂っちゃう……っ!?)

 もう身体が限界だと訴えかけるように痙攣し続けているというのに、それでもなお寸止めが繰り返される。そして──再び絶頂寸前まで追い詰められたところで止まり、再びクルルシファーはお預けを食らってしまう。

(はやく……早く帰って来て……っ!)

 それから数刻後──ようやく男が戻ってきた。

「ふむ。限界か」

 牢の中。ひたすら狂ったようにオナニーをし続けるクルルシファーを見下ろしながら言った。

「あ……ぁ……」

 そして。ようやく男が戻ってきたことを知り、クルルシファーは安堵したように息を吐く。

「さあ言え。ルクス・アーカディアの居場所を」

 だが──度重なる寸止め地獄によって極限まで昂ぶらされた身体は、まだ鎮まっていない。

 おそらくイかせてくれと懇願するだけで、絶頂してしまうだろう。

 そんな状態でまともに言葉を紡ぐことも出来ないまま──絶頂寸前で焦らされ続けた身体はもう限界だった。

(言う……っ!なんでも言うからぁっ!)

「おねが……いっ!イかせてぇっ!」

 もうプライドなどなかった。この責め苦から解放されるのなら、どんな屈辱にも耐えてみせる。

 だから──一刻も早くイかせて欲しい。

 そんな切なげな懇願に対し、男は笑みを浮かべると。

「くく……、いいぞ。イかせてやる」

「ああ──っ」

 ようやくこの責め苦から解放される。そして、絶頂という瞬間を待ち望むかのように身体を反らせた瞬間──奥から、一人の男が現れる。

「久しぶりだな。見ない間に、随分と落ちぶれたものだな。我が愛しき妻────いや。元、と言った方がいいかね?」

「あなた……は──」

 突然現れたその男に対し、クルルシファーは動揺を隠せない。

 見覚えのある姿。見覚えのありすぎる顔だった。

「バルゼリッド・クロイツァー...!?」

 その名を呼ぶと、男は嗜虐的な笑みを浮かべた。

「ほう、覚えていてくれたのか?昔あれだけ可愛がってやったのに名前すら憶えていないと思っていたが」

「…………」

 そんな軽口に答えることなく──クルルシファーはバルゼリッドを睨む。

(なぜ、彼がここに……?)

「仕込みの方は済んだか」

「万全に」

「そうか。ならば、下がっていい」

 そういうと、男は牢から出て行き、クルルシファーとバルゼリッドだけとなった。

「さて。言ってしまえばね。私はルクス・アーカディアの居場所などどうでもいいのだよ」

「.......え?」

 思わず、聞き返した。

「考えてみたまえ。私が欲しかったのは、君という『鍵』だ。あの小僧の命ではないのだよ」

 憎たらしくはあるがね、と付け足して、バルゼリッドは苦笑する。

「そんな、ことって──」

 だが──同時に納得もできた。

「つまりこういうことだ」

 クルルシファーが唇を嚙んで思案していると、バルゼリッドが話し始める。

「君のことを調べたのさ。色々と調べさせてもらったよ。君があの小僧に対して想いを寄せているのは知っていたからね」

「……っ!」

 羞恥で顔が熱くなるのを感じた。

「まあ、そんなことはどうでもいい」

 クルルシファーの顎を掴み、バルゼリッドは舌を押し込む。

「!?────っ」

 頭に甘美な電流が走る。拒もうとした舌をからめとられ、そのまま翻弄される。

「んっ、んあっ……」

「くく……、随分と敏感だな。よほどあの男に調教されたと見える」

 クルルシファーの秘所がぐちゅりと音を立てる。さっきとは比べ物にならないほどの快楽が襲ってくる。

(もう、だめぇ……!)

「お前が何をされたかは、全てあの男に聞いている。あの男の調教は、全てこのときのためのものなのだからな」

 その感覚で限界を悟った瞬間──男はクルルシファーの身体を離す。

「……え?」

「あの媚薬にはね。私たち一族が普段植物園で育てている、ある花の成分を使っている。装飾やそのまま使う分には、害はないのだがね。この通り──」

 そう言って、再びクルルシファーの秘所に触れる。反り返るクルルシファーの体を笑いながら、バルゼリッドは言う。

「成分をきちんと活かせばこの通り。生娘すら狂わせる魔薬になる、というわけだ」

「う……あ……」

「さあ、問おうか。我が妻────いや我が玩具になれ。さもないと──永遠と寸止め地獄だ」

 バルゼリッドはそういって、指を動かす。

「っ!?ひぁっ!?」

 もう何度目かわからない寸止めをされ、クルルシファーの身体は絶頂寸前の状態へと昂ぶらされる。

(いやっ!もうイキたい……っ)

媚薬で昂ぶらされた身体はもう限界だった。もう何も考えられずに、懇願する。

「な、るわ……っ」

「ん?」

すると──バルゼリッドは首を傾げる。それを気にも留めず。クルルシファーは告げた。

「なりますっ!あなたの……玩具に!」

もうプライドなど捨てていた。イケるならば、それでいいと覚悟を決める。そして──その答えに満足げに笑うとバルゼリッドはいきりたつ肉棒をクルルシファーの秘所へと押し付け、挿入を始めた。

(あ……ルクス……く……ん)

「ひっ!あっ、やぁっ!いいっ!」

 あれから何度も寸止めされ──いよいよ身体が限界を迎える寸前に絶頂を許されては焦らされる。そんな苦痛の時間がしばらく続き──ついにクルルシファーは屈服した。

「いいだろう。その首輪。外してやる。そのままでは、イキたくてもイケないだろうからな」

 そう言って、首輪に手をかける。

(ああ、やっとイケる......)

 真っ白に染まっていく意識の中、思わず安堵を覚えた。

「とはいえ、これだけ溜め込んだ快楽だ。外した瞬間、どうなるかは楽しみではあるがね」

「え...ちょっと待っ──」

 カチリ、という音と共に、クルルシファーを戒めていた首輪はあっさりと取れた。その瞬間、今まで感じたことのないほどの衝撃がクルルシファーの身体を何度も反響し、何十回もの絶頂が体と精神を揺さぶった。

「っ!?あっ、あああ──ッ!!」

全てがどうでもよくなるほどの快楽の中──クルルシファーの意識は遠のいていった。

 

 

「ふむ。気をやったか。情けない」

 バルゼリッドは肉棒を未だに何度も絶頂で震えるクルルシファーの秘所から抜き取り、見下ろす。

「主人の許可なく気をやった罰は、後で与えるとしよう」

 そう言って、男は外した首輪を再びクルルシファーの首に付けなおし、地下牢から出る。

「さて、やることは多い。だが、この『鍵』さえあれば、まだ手はある」

 肩を震わせながら、バルゼリッドはその城から消えていった。

 

 

 数か月後。

 王都のにある屋敷。

 そこには、一人の雌がいた。

「どうした?今日はまだ五十回もイっていないじゃないか。クルルシファー」

 笑いながら、バルゼリッドは、テーブルの上で狂ったように自慰をするクルルシファーに話しかける。

「くっ...あ、ああっ!もう無理ぃ!お願いだから、もうイカせてぇ!」

 そこには、既にかつての面影がないほどに乱れた、クルルシファー・エインフォルクの姿があった。

 地下牢以来、バルゼリッドはお仕置きと称し、クルルシファーは絶頂を首輪で封じていた。今や、

彼の妻でなく玩具という身分である彼女には、彼に反論する術はない。

 つまるところ。

 どれだけクルルシファーが懇願しようが泣こうが、バルゼリッドが聞き入れる道理はないのだ。

「さて。私は君と違って仕事があるのでこれで失礼する。レーベル、その玩具の処理は頼んだぞ」

「仰せのままに」

 そう言って、バルゼリッドは席を外す。

「待って、お願い!お願いだから、もう……っ」

「クルルシファー様。では、処理を始めます。我慢なさってください」

 そう言って、クルルシファーの専属従者、レーベルはクルルシファーの秘所にタオルを押し付ける。

 絶え間なく流れる愛液を拭き取り、首輪にリードを繋げる。淡々とした作業だったが、それだけで、クルルシファーは五回もの寸止めを味わった。

「ひっ……が……まんするからっ!何でもするからっ!」

 そんな悲痛な声を聴きながら──レーベルは作業を続ける。

「クルルシファー様。この後のスケジュールをお伝えします。まず、十時から三十分ほど入浴。その後、バルゼリッド様が帰られる十八時までメンテナンスルームでの休憩。お食事はバルゼリッド様と同じ時間に召し上がっていただきます」

「──ッ!?嫌っ!入浴だけはもう嫌ぁ!」

 狂ったように叫びだすクルルシファー。当然と言えば当然だ。身を清めるという名で浸かる湯舟には、地下牢の時に使われた媚薬が張られているのだから。

 その後に乾いたタオルで拭かれるだけで、失神を起こすほどの快楽が押し寄せてくる。

「嫌よ!そんなの嫌ッ!」

 半狂乱になって叫ぶクルルシファーを、リードを引っ張ることで連れていく。

 レーベルは、ひたすらに事務的に作業をこなす。

 そして、数分も経てば、彼女用にセットされた浴室に着いた。

 手足を湯船に固定し、無理矢理に風呂に沈めた。

 効果は、二分もしない内に現れた。

「ぐあ、ああああああぁぁ!」

 昂る体。湯船の底に擦れた尻で絶頂しかけ、そこでまた絶頂を禁じられ、身体を少し捩るだけでまた絶頂しかけ、それをまた首輪が封じていく。

 地下牢であの男が行ったのと同じ、全身の性感帯を撫で回すことで絶頂直前まで昂ぶらし、絶頂を首輪で封じていく作業。

 だが、これだけでは終わらない。むしろ、これからがクルルシファーが恐れた行為だった。

 レーベルはある道具を持ってくる。

「クルルシファー様、お力を抜いてください」

 事務的かつ端的に告げて、プラグをクルルシファーの肛門───アナルに入れた。

「う、あぁ!!」

 本来感じることのない快感に身をよじるクルルシファーを気遣うことなく、レーベルはそれを注入し始める。

 冷たい感触。どろりとしたものがクルルシファーの体へ次々と注入されていく。

 所謂、媚薬ゼリーと呼ばれるものだった。腸内でいずれ固まり、大便をするときと同等の感覚を与えるものだった。

 暖かい。冷たい。気持ちいい。暖かい。気持ちいい。冷たい。気持ちいい。気持ちいい。

 異物を挿入された不快感も、腹の中にソレを入れられる拒否感も、全てが気持ちいい────!

「やめっ!やめてぇ!こんなのおかしくなっちゃうぅ!」

 クルルシファーの絶叫を聴きながら、レーベルは風呂から出る。

 そして、三十分が経った頃──。

「────...ぁ、」

 浴室から、枯れた嬌声が上がるのが聞こえた。

 脱水症で死なれては困る。レーベルは水を無理やり嚥下させる。

 そして白目を剥き、気絶したクルルシファーの尻穴に、バルゼリッドのモノと二回り小さいサイズのそれをねじり込んだ。

「くッああ──!!」

 大きな声で喘ぐクルルシファーを抱えて、レーベルは地下のメンテナンス室に歩いていく。

 元々は装甲機竜の整備工場として帝国軍が使っていたものだが、今はクルルシファーを調教兼解析用の空間となっていた。

 その部屋の中央に存在する椅子に、再びクルルシファーを拘束する。椅子の座席には二つの張り型が置かれ、陰部と肛門のそれぞれに差し込む。

「うっ、ぐぅっ……んあ……ッ!」

 バルゼリッドの調教で感度の高まったクルルシファーが、その二つの責めで喘ぐ。

「こちらも、お付けします」

 そう言って、レーベルは乳首と陰核に、それぞれ吸引機を取り付けた。

「うあっ!あっ!あーッ!」

 乳首と陰核の吸引器は、クルルシファーの絶頂を封じる首輪と直結していた。ひたすらに寸止めされる地獄のような時間が、これからクルルシファーを襲うのだった。

「イか……せてぇ……」

 ついに壊れたように懇願するが──レーベルは動じない。

「では、始めます」

 それだけ告げて、計器を弄る。当然首輪はそのままにして──だ。

 ウォォォン、と音を立てる演算機。クルルシファーの状態が事細かに解析されていく。それと同時に、吸引機も作動。ただでさえ敏感となった性感帯を容赦なく攻め立てる。

「ひあぁっ!あああ……ッ!」

 クルルシファーが悲鳴を上げる。身体中が身を焼き尽くさんばかりの快感を訴える。

 小便一つで絶頂し、身動ぎ一つで絶頂し、腹部を圧迫する栓が擦れて絶頂する。

 もし首輪がなければ、ショック死しかねない快感をその一歩手前で押し止め続けられ、気が狂いそうになる。

 レーベルはそんなクルルシファーに目を向けることなく、計器に記された記録で、有益なものを纏めていく。時折、声が聞こえなくなれば水を飲ませる。それ以外は全て機械がやってくれる。

「うぁっ!ひぁぁッ!──ッ!んああぁぁぁ……ッ!!」

 全自動の快楽責めが、六時間以上続いた。クルルシファーの身体は既に火照りきり、秘所からは愛液が流れすぎて床に水たまりが出来ていた。

「ううぁ……ぁぁ……」

 帰って来たバルゼリッドは、もはや呻き声しか上げなくなったクルルシファーには目もくれずにレーベルが記録した資料に目を通した。

「取れた記録はこれだけか?」

「はい」

「そうか。ならば、もうこの女は用済みだな」

 そう言うと、バルゼリッドはクルルシファーを抱え上げて、

「オークションに出す準備をしておけ。幾ら壊れていようと、エインフォルク伯爵家令嬢だ。買い手はつく」

 そう言って、バルゼリッドはクルルシファーを客間へ連れていった。

 

 

「────、此処、は...?」

「来客用の寝室だよ。クルルシファー」

 バルゼリッドの声が聞こえ、クルルシファーは飛び起きる。

 バルゼリッドがニヤリと笑って立っていた。

「ほう、私を見ただけでそんなに濡らすとは、随分と淫乱な娘になったな」

「ッ!誰の──」

 せいで、と言いかけたとき、バルゼリッドが肩に触れる。それだけで、クルルシファーは軽い絶頂を覚えた。

「否定はしない。だが、まさか首輪の感覚遮断を最大まで上げて尚、そんなに敏感になるとは思わなくてね」

「何……を、したの……」

「さあ?お前がただの変態なんじゃないか?」

 そう言って、バルゼリッドはクルルシファーの首輪から延びた鎖を引っ張る。それだけで絶頂しかけるクルルシファーに構わず、続ける。

「オークションまで暇だからな。少し遊んでやろう」

 そう言うと、バルゼリッドは近くの机からワイングラスを手に取り、それを自らの口につけると──クルルシファーに無理やり飲ませたのだった。

「オーク、ション?」

「ああ。既に、データは取り終えたからね。何より、君に飽きた。おめでとう。クルルシファー・エインフォルク。君は漸く、私から解放されることになる」

 もっとも、次は変態たちの玩具に成り下がるだけだがね、と笑う。

「とはいえ、この日のために調教を続けてきたのだ。最後に抱いてやろうと思ってね。だが、その前に」

 そう言って、おもむろにクルルシファーの腰────厳密に言えば、尻に手を当てる。そこには、プラグが刺さっていた。

「こういった趣向は、試したことがなかったからな」

「ッ!?止めなさ────」

「させないよ」

 慌てて手をどかそうとするクルルシファーより、バルゼリッドが感覚遮断のレベルを下げる方が早かった。

 体中に走る快感。風にさらされる乳首。座っていたシーツの擦れる感覚。腹部に溜まった異物感。便意と尿意。それら全てが”快感”としてクルルシファーの体を駆け巡った。

「ひあああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ビクンッと体を震わせて、声の限り叫んだ。

「ふっ、本当に淫乱だな。これしきで喘ぐとは」

「やめっ──ひっ!あーっ!」

 もはや言葉になっていない悲鳴を上げながら、クルルシファーは絶頂しかけた。

 バルゼリッドがクルルシファーのアナルからプラグを一瞬だけ抜き、また無理矢理ねじ込む。それだけでまた何度も達しかけ、バルゼリッドが尿道に差し込んだ栓を引き抜くと再び絶叫しながら失禁した。

「さて、そろそろ抱くとするか」

 そう言って、バルゼリッドは自らを取り出す。そして、自らの剛直を膣に遠慮なく突き刺した。

「────ッ!!────、!」

 声にならない悲鳴を挙げた。

 全てが気持ちいい。膣も肛門も胸も脇も足も何もかもが快感を訴える。

 脳はパニック状態だった。

「ハハハッそんなにコレが気持ちいいか!クルルシファー!」

 笑いながら、繰り返されるストローク。相手を心地よくさせる気など全くない、身勝手な動きだが、その一つ一つの動きで絶頂しかける。快楽で意識が飛びかけたところに、また新しい快楽を叩きこまれて覚醒を繰り返す。地獄だった。

「そんなに締めるなっ!──出る!」

 バルゼリッドが咆哮と共に、射精した。子宮に叩き込まれる精液の感覚に、また絶頂しかける。もはや息も絶え絶えだったクルルシファーは、しかし更なる責め苦を味わうことになるのだった。

「ふむ。そう言えば」

 言いながら、バルゼリッドは首輪に触れる。

「最後の夜だ。最後に妻として扱ってやる。────イキたいか?」

 一瞬。クルルシファーは、その言葉の意味が理解できなかった。

 あれだけ懇願しても、泣いても叫んでも意も返さなかった男が、最後に何といった?

 コクリ、と。

 思わず、首を縦に振った。

「いいのか?この首輪をつけてからの快楽が全て襲ってくるぞ。それこそ、並みの人間ならば耐えかねて死ぬかもしれん。それでも、イキたいか?」

 再度、バルゼリッドは問いかける。

 だが、クルルシファーの中では答えはもう決まっていた。

「────して、」

「ん?」

「……して、ください。イカせて……」

 小さな声で懇願する。すると、バルゼリッドは──首輪を外した。

「……ッ!!」

 瞬間。脳が焼ききれそうな程の快感の洪水が押し寄せてきた。膣は大量の愛液を流し始め、乳首はびくりと持ち上がる。尻差し込まれ異物は勢いよく引き抜かれ、今まで感覚を遮断されていた分が一気に押し寄せてた。

「うああっ!ああ……っ、んああぁぁッ!!」

 身体中を駆け巡る絶頂の奔流。ビクンッビクンッと腰を跳ね上げ、汗と愛液を飛び散らせてクルルシファーは果て続けた。

「ふっ、ハッハハハハハハ───!!」

 バルゼリッドが笑い出す。それを聴く余裕もなく、クルルシファーは絶頂し続ける。噴水のように吹き出す黄金の液体。尻からは透明なゼリーが垂れ流され、口からは叫びと唾液が流され続けた。

 結局。

 それが収まるまで、実に十分以上の時間がかかった。

「素晴らしい演奏だったよ。クルルシファー。それでは、さようなら」

 そう言って。

 今度こそ、バルゼリッドは部屋を後にする。

 ガクンと、クルルシファーの体が倒れる。

 首輪の感覚遮断は、もうない。

 もう、気絶しても構わない。いや、むしろ気絶したい。そう願っても──出来なかった。絶頂の余韻が残り過ぎていて、あまりもの快感に意識を失うことが出来なかったのだ。

(これじゃあ……あの時の……人形じゃない……)

 快楽に溺れる肉の塊だ。とっくの昔に壊れていたかと思っていたが──存外ギリギリで保っていたらしい。

 とはいえ、身体はもう動かない。

 それでも。

 最期に、せめて愛しい彼のことを思い出そうとクルルシファーは思った。だが、

(......あれ?)

 おかしい。

 思い出せない。

 声も、顔も、名前も。いたはず、という感覚はあるのに、その出会いも何も思い出せない────!!

「なん……で……」

 急速に、眠気が襲ってきた。いや、違う。遂に体力も限界らしい──そう思った時、最後に脳裏を過ったのは、奇しくも、自分をこんな目に合わせた男の姿だった。

 そして、クルルシファーの意識は闇に落ちた。

 一糸纏わぬ姿で眠る少女はもう目覚めない。

 もう何も思い出せないし、何も感じないだろう──そして少女は、旧帝国派を支持するシンパに愛玩物として売られた。

 

 




 製作時間は五時間ほど。深夜テンションってすごいね()
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