街を出発し馬車に揺られること2日。私とベケスちゃんは順調に目的の村へ向かっていた
(うーん、街を出る前にオナニーしてきたけど⋯やっぱり少しムラムラするなぁ)
「ゴブリンかぁ⋯」
孤児院にいた頃、冒険譚の本で主人公がゴブリンを倒す話を読んだ時、個人的に気になった私は魔物図鑑を手に取りゴブリンについて調べた事がある。
ゴブリンは人間の子供くらいの大きさの亜人型の魔物のことで、大きく伸びた鼻に醜悪な顔、体は緑色で独特の嫌な臭いを放ち、知能は低いが群れで行動する厄介な生き物だと書かれていた。
そして繁殖力がどうとか書いてあったけど⋯その時意味が分からなかったこともあり流し読みでもしたのかはっきりとは思い出せなかった。何て書いてあったっけ⋯
(でもわざわざ書かれてるってことは、やっぱり大きいのかな⋯ちっちゃい私とか簡単に奥に届いちゃうんだろうなぁ⋯出す量もとんでもなかったりして♡沢山のゴブリンに囲まれて休む暇なく代わる代わる♡──いやいや、だから危険だって!それにベケスちゃんだっているんだから)
ちらりとベケスちゃんを見ると、彼女は揺れる馬車の中でいつも抱えている本を読んでいた。よく酔わないで済むなぁと思いつつ、ふと疑問を口にした
「ねぇベケスちゃん。もし私がこの依頼断ってたらどうしてたの?」
「んー?その時はギルドに断ることにしてたわよ。そもそもこの依頼、パーティにわたしとリョシーセの2人を含むことが駆け出し組の参加条件だったし」
「え、そうなの?ベケスちゃんはともかく私も⋯?」
私の暮らす街はいくつかある街の中でも一番の広さを誇る、大聖堂を中心とした街だ。クヴィチ司祭長と街の警護を務める騎士団の意向で戦争や魔物の襲撃で住む場所を失った人を街に住まわせ、親を失った子供を孤児院に迎え入れてたりして街を治めている
ベケスちゃんは、そんな数ある孤児院の1つに両親を事故で亡くしてしまったという理由で預けられた私と同じ孤児だった。事故の原因も不明、ベケスちゃん自身も亡くなった両親の事は覚えておらず、自身の名前とプレゼントとして渡された杖と魔術の本が形見であり覚えていた物だったそうだ。
そして彼女は与えられた物の通り、魔術の扱いに長けていた。まだ子供ゆえ魔力の少なさは否めないものの、覚えた魔法とその扱いに関しては大人顔負けレベルらしい。そんなベケスちゃんに私は今呆れ顔を向けられていた
「⋯あんた、それ本気で言ってる?冒険者になって以来、休まず毎日依頼を受けて多い時なんか1日で5つも終わらせることもあったリョシーセが選ばれないわけないでしょ!知ってる?駆け出しの中じゃ依頼達成数ダントツでリョシーセ、あんたが1番よ。受付の人、このまま行くと駆け出し冒険者依頼達成数の年間平均値が大きく変わるとすら言っていたわ」
「いやぁ、それはだってあまりにも依頼受けるの楽しすぎて」
「⋯その様子だと食う寝る以外ずっと冒険者として働いてそうね」
(寝る前にオナニーとおじさんのおちんぽ漁ってた事もありますなんて言ったら怒られるだけじゃ済まなさそう⋯⋯)
「ところでリョシーセ、そろそろ私の名前覚えてくれたのかしら?」
「⋯⋯⋯⋯⋯いやぁいい天気だね。街からこんなに離れるのって初めてだよ」
言い忘れていたがベケスちゃんは時々自分の名前を覚えたか私にテストをしてくる。私がこれに合格した事は一度だってなかったため、馬車の外の景色を眺めて誤魔化す
「友達の名前くらいいい加減覚えなさいよ、もう。いい?よく聞きなさい!私の名はベケス・ナ・ユ──」
「あ、クチノカ村が見えてきたよベケスちゃん」
「聞きなさいよ!そして覚えなさいよー!」
◇◆◇◆
「──村の人が言うにはここの洞窟にいるらしいわ」
あの後何事も無く目的地の洞窟に着いた。入口を確認した後、少し離れた場所で洞窟に入る準備を整える
「洞窟の入り口ってあそこ1つだけなんだよね?」
「ええそうよ─── “探知魔法”⋯⋯うん、情報通り奥に3匹いるわ。座ってるから怪我でも癒してるのかも。洞窟もそんなに広くないみたい」
ベケスちゃんが短い詠唱とともに杖を洞窟に向け目を閉じる。少しして目を開くと中を見て得られた情報を私に伝える
「ほえー、相変わらず凄いねベケスちゃん」
「ふふん!褒めても何も出ないわよ。それにこれくらいどうって事ないわ。私もパパやママみたいに立派な魔法使いになるんだからこれくらい出来て当然よ!」
「ベケスちゃんのお父さんとお母さん、魔法使いだったの?」
「知らないわ、でもこんな立派な杖と本を残してくれたんですもの!きっとそうに決まってるわ。だから私は2人に恥じないような魔法使いになるの」
両親の形見である杖と本を大切に抱えながら嬉しそうに語るベケスちゃん。彼女にとってこの杖と本はお父さんとお母さんが自分の事を愛してくれていた証なんだ
「⋯うん、そうだね。ベケスちゃんならきっとなれるよ」
「だからこんな依頼とっとと済ませて名を上げるわよ!行きましょ」
準備を終え洞窟に入った私達は、まず最初に目を暗闇に慣らした。ベケスちゃんの暗視魔法も使っても良かったけれど、いざと言う時の為に魔力を温存できる所では温存しておきたかった。それと入口にベケスちゃんが“感知魔法”の線を引いた。これでもし誰かが出入りしてもベケスちゃんに伝わるらしい。少ししてお互いに目が慣れたことを確認をした後、洞窟の奥へと足を進める
「⋯⋯っ!いたよ」
「1、2、3⋯情報通り全員いるわね」
洞窟の1番奥⋯少し広い空間になってる場所にゴブリン達が火を囲んで座っていた。天井には穴が開いていて、射し込んでくる陽の光によって小部屋はほんのり明るかった。小部屋の中のゴブリンをよく観察する。3匹とも身体のどこかしらに布を巻いている。間違いなく逃げたゴブリン達だ
「リョシーセ、作戦開始よ。まず最初にあんたが気配を消して近付いて、1匹仕留めなさい」
「その後、気を引いてる間に残りをベケスちゃんが倒すんだよね。それじゃ───」
私は気配を消して1人で小部屋に入る。ギリギリまで近づくと、短剣を抜き背中を見せている1匹に一気に駆け寄った
「ギッ───?」
(よし、まずは1匹──やれる!)
「ギィ!?」
「グギャギャ!?」
後ろから心臓を一突きされたゴブリンは何が起きたのか分からず地面に倒れ伏し、二度と起き上がらなかった。仲間の1人が目の前でやられたゴブリン達は、突然の出来事に慌てて混乱している
(後は私が気を引くだけ───)
「きゃあっ!?ちょっと!」
「!?──ベケスちゃん!」
ベケスちゃんの悲鳴に振り返ると、フードを被ったゴブリンが彼女の上半身にしがみついていた
(4匹目!?何で?外から?でもベケスちゃんは何も言わなかったし──ゴブリンシーフ⋯!)
群れをなすゴブリンの中から時々、個性の強い亜種個体が出現する事がある。力が強かったり魔法が使えたり⋯ゴブリンシーフはそんな亜種の1つで私と同じように気配を消すことができ、動かなければ探知魔法にも引っ掛からない、奇襲や隠密行動に長けている個体だった。洞窟の壁などで気配を消し獲物が通り過ぎるのを待ち、逃げられない奥まで進んだところで後ろから襲いかかる──図鑑で見た内容を今更になって思い出す
(まずいまずいまずい⋯!ベケスちゃんが危ないっ!)
私は自分の失態と目の前の状況の対処に焦りながらもすぐに短剣を持ち直し、ベケスちゃんに抱きついているゴブリンシーフに向かって走り出した
「グギャギャッ!」
「きゃあああっ!!」
「この──離せっ!」
「ッ!?ギャア!」
ゴブリンシーフの腕を斬りつけると組み付いた手を離し悲鳴を上げて地面をのたうち回った。その間にベケスちゃんが洞窟の通路の方に身を引く
(引き離せた⋯けど状況はあんまり良くない⋯⋯!)
洞窟の出口に一番近いベケスちゃんと私の間にゴブリンシーフ、そして私の後ろには立て直したゴブリンが2匹走り寄ってきていた
(魔法には詠唱が必要⋯そもそも私がいるせいでベケスちゃんは撃てない。それなら──)
「ベケスちゃん逃げて!情報よりゴブリンの数が多い⋯⋯逃げて、ギルドに伝えて!」
「待ってリョシーセ!あんたも一緒に──!」
「ごめん、明るい所に出たせいで目がまだ暗闇に慣れてないの。一緒に逃げると足手まといになる⋯大丈夫!私も隙を見て逃げるから。それにゴブリンがこれだけとも限らない、早く逃げて!」
「───っ!⋯ごめんなさい。すぐに助けを呼んでくるわ!」
ベケスちゃんが来た道を引き返し暗闇に消えて行った。これでいい⋯⋯あとは自分が少しでも長く時間を稼ぐだけだ。ゴブリン3匹に囲まれてはいるものの、1匹仕留められたことを警戒してるのか近づいて来ない
(⋯よし、目も暗闇に慣れてきた。私も隙を見て脱出を───え?)
慣れてしまったせいで見えてしまった──ゴブリン達の股でブラブラと揺れる大きなおちんぽを──しっかり目に焼き付けてしまった
(でっっっっっか♡♡♡♡♡♡♡♡)
半ば発情状態だった私は一度意識してしまうと目が離せなくなっていた。挿入されてしまった場合を想像して、嫌でも身体が震え手足が動かなくなる。
「ハァーーーッ♡ハァーーーッ♡」
(駄目だ⋯♡ムラムラがここにきて強く⋯!それにさっきから鼻を突くこの変な臭い⋯まさか)
私は鼻をスンスンと鳴らす。臭いはゴブリンからだった。彼らの股間から漂う淫らな雄の臭い。理性がそれを嗅ぐなと叫ぶも、女の本能がそれを拒む
「ギィ?」「ゲギャ!ギャギギッ」「ゲゲゲゲ」
(やばっ⋯もしかして、バレた?)
股間を凝視してる事に気が付いた1匹のゴブリンがこっちに向かってきた。それを皮切りに残りの2匹も私を取り囲むように動き、その股間を勃起させたまま近づく
「フー♡フー♡⋯⋯いや⋯⋯♡」
(まずい⋯⋯♡立っていられない⋯⋯♡♡♡)
手に持った短剣を落としその場に座り込む。その瞬間ゴブリンシーフの洗って無い強烈な臭いを放つおちんぽを私の顔にべしゃっ♡と押し付けてきた
(──あ♡久々のくっさいおちんぽぉ゛お゛っ!!?♡♡♡)
ブシッ♡ブシャアアアアア♡♡♡へこっ♡へこっ♡
私は押し付けられたおちんぽに鼻をクンカクンカと動かし、その強烈な臭いを肺いっぱいに吸い込むとそれだけで甘イキしながら腰が跳ね、パンツがびちょ濡れになってしまう。そんな様子を見たゴブリン達が下卑た笑みを浮かべるのを、私は視界の端に捉えた。ゴブリンシーフがおちんぽを顔から離し、私を担ぎ上げる。場所を移し、本格的に始める気だった
(まず⋯い♡逃げ、ないとぉ♡お、おおおかひゃれるっ♡♡♡やだっ♡♡やだぁっ♡♡)
私のそんな想いとは裏腹に、身体が動く事は無かった────これから起きる事を想像しおまんこから大量の愛液を滴らせながら奥の小部屋へと連れて行かれた。