将来的には#4以降も出したいので応援よろしくお願いします
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「はああああ…疲れた…」
休暇を挟んで三日ぶりの執務室。両脇に抱えた大量の土産を机へと下ろして呟いた。
サミュエル・B・ロバーツ…部下であり恋人のサムと一緒に外出した三日間、私達は色んな店で買い物をしていった。日用品、化粧品、衣類、下着、小物、そして大量のお土産。
一日目はまだ片手で持てる量だった。しかし二日目、サムがホテルで過ごそうと言った結果、ホテル内のショップと近辺の土産物屋を一通り回ることになり、山のように荷物が増えていった。
二人で両手に抱えきれないような量の荷物を帰りの船に積み、この基地の埠頭から徒歩でなんとかここまで持ってきた。荷物を下ろした後でも両手は悲鳴を上げたままだ。
「お帰りなさい、提督。休暇はお楽しみ頂けましたか?」
椅子に背中を預けてぐったりしていると、横からコーヒーが差し出された。
「ああ、ありがとうフレッチャー。うん…疲れたけど楽しかったわ。」
彼女は私の部下で艦娘のフレッチャー。金髪で童顔、サムと同じように細身だが…細いのは胴体だけで胸はかなりのもの。
そんな母性の塊の彼女には、私が留守の間の代役を努めてもらっていた。信頼と実績のあるフレッチャーにこそ任せられた役目だ。
「それはよかったです。サムがご迷惑などかけませんでしたか?」
「とんでもない。引率役の私がリードされてばかりだったわ。いい子よ、あの子。」
実際のところ、サムとエッチしてばかりだったことはとてもじゃないが言えない。
「安心しました。ところで、この荷物は…?」
「お土産よ。みんなに分ける奴もあるけど…買いすぎてどれがどれだか忘れちゃったわね。」
「提督のお部屋までお運びしましょうか?」
私の部屋は執務室に併設されているのですぐそこだ。せっかくだし甘えるとしよう。
「あー…そうね。じゃあちょっとお願いしようかな。」
「はい、お安い御用です!」
そうしてフレッチャーは荷物を両手にまとめて数個下げ、執務室を出ようとする。しかし荷物を詰めすぎたのか、持った紙袋の一つが音をたてて破れ、中身がこぼれ落ちた。
「あっ、申し訳ありません、今―」
彼女は反射的にこぼれ落ちたものを拾おうとして振り返った。しかしそれが良くなく、一度破けた紙袋が勢いでビリビリと音をたてて崩壊していく。こぼれ落ちた缶詰が床を転がり、フレッチャーのつま先がそれを踏みつけた。
「あらっ?」
「ちょ、フレ―」
前のめりに落下する彼女へと駆け出した。荷物はいい、体だけでも。
鈍い音が二回鳴った。体同士がぶつかる音と、体が床にぶつかる音。走る痛み。
「ッ! ………痛ったあぁぁ!」
「いたた…て、提督?大丈夫ですか!?」
今の私はフレッチャーに敷かれている。後頭部には硬い感触が、胸には細い指と柔らかいほっぺが食い込む感触。お腹には…やたら柔らかい二つの球体を感じている。
「うん…痛いけど、まあ大丈夫よ。フレッチャーは?」
「あ、は、はい!わたくしは…無事です!」
「ならよかった。」
ふぅ、とため息をついて彼女を見上げる。なぜか彼女は私の上で動かず、顔を赤らめてずっとこちらを見つめていた。
「フレッチャー?どうかしたの?」
「………あっ!い、いえ!大丈夫です!今すぐ退きますね!」
そう言うとフレッチャーはすぐ私から下りて散乱した荷物を拾い始めた。彼女が下りてからようやく彼女の軽さに気がつく。あれだけの物を持っていてなんであんなに軽いんだろう。
私も散らかった荷物を片付ける。缶詰や地元食材を使ったレトルト食品など。離島で食のバリエーションが少ないこの基地にはうってつけの土産物だ。
「ぴっ!?」
黙々と土産を回収していると、後ろから今まで聞いたこともない悲鳴のようなものが上がった。
振り返ると、フレッチャーが回収した何かを見つめて震えている。
「ん?何を持って…」
彼女が持っているものに手を伸ばした瞬間、それが何なのか理解してフリーズしてしまった。
「て、ててて、提督、こ、こ、これは…」
震える両手で保持するそれはピンク色で、U字の物体だった。一昨日買ったばかりの物だが、手触りも肌触りも、そして気持ちよさもしっかりと覚えている。
「それは…」
昨日の夜を思い出す。
『ねえ提督、これどうする?』
『うーん…私が持っておくから、私の分の荷物に入れておいて。』
ああ、そう言えばサムに任せたんだっけ。何をしているんだ私は。
「こ、こ、これ…」
普段は白く美しいフレッチャーの顔が、真っ赤に染まって歪んでいる。明らかにその物体が何であるか知っている顔つきだ。
「それは…………………ま、マッサージ機よ。最新型の。」
長い沈黙の後、あまりにもバカバカしい嘘をついてしまった。
「そ、そうですよね!こんな形のdildo、提督がお持ちのはずありませんよね!こんなの持っていたらサムとそういう関係っていう事になってしまいますし!」
真っ赤な顔でそう捲し立てるフレッチャー。完全に正常な思考ではない。彼女がまだ冷静に振る舞えていたのなら、私もなんとかこの場を『なかったこと』に出来たかもしれない。
しかし、彼女は全て言ってしまった。眼の前のブツから得られる答えを全て口に出してしまった。サムとの行為を思い出し、かあっと顔が熱くなる。
「………え、て、提督?その顔、もしかして本当に、え?え…?」
両手で顔を覆う。その反応は自白も同じだった。
「で、ではサムとはその時から…?」
「ええ、そうよ。」
応接スペースのソファで二人向かい合い、コーヒーを啜りながら答えた。
サムとそういう関係になったこと、肉体関係だけではなく本当に将来一緒になる考えであること、休暇中に酔った勢いで双頭ディルドを買ってしまい実際に使ったこと。渦中のブツは机の上に鎮座している。
「…わかっていると思うけど、私とサムの関係は秘密でお願いね。公私混同と言われたら反論の余地もないから、本当は私から何か言える立場なんかじゃないんだけど…それでもお願い!私はともかく、サムの迷惑になることはしたくないの。」
そう言って頭を下げる。冷や汗が額を伝って机へと流れ落ちた。
「そんな、提督…!そんな事をされなくても、わたくしは他言しませんよ。その…とても…とても驚きはしましたが。」
頭を上げてフレッチャーを見る。彼女もまた、なんだか申し訳無さそうな顔でこちらを見ている。予想通りではあったものの、実際そうなってくれていたことに安堵する。
「しかし…あのサムが…あの子が…こんなエッチなもので…」
彼女は相変わらず顔を赤くしたまま、ブツブツと呟きながら机の上のものを見つめている。
「一応、買ったのは私だから。サムじゃないわよ。まあ…使おうって言い出したのは…サムだけど…。」
フォローをしようと口を開いたが、結局フォローにならなかった気がする。
気まずい沈黙の中、机の上のブツに手を伸ばした。回収しようとU字の片方を握ると、唐突にフレッチャーがもう片方を握ってくる。
「……フレッチャー?」
「て、提督……これ……き、きき、気持ちよかった…でしょうか…?」
「え?」
その手でペニスを模した玩具を握りつつ、真っ赤な顔で目を逸らして聞いてくる。視線は私の方を向いていないが、それでもはっきりと分かるほどに動揺し、目が泳いでいる。
どう答えればいいのだろうか。そう言えば以前、フレッチャーが電動マッサージ機を持っているとサムから聞いた。興味があるんだろうか。
「ええ…まあ…気持ち…よかった…けど…。」
声を上ずらせながら答える。この問答が何を意味しているのかまるでわからない。フレッチャーはガチガチに緊張しているが私も同じだ。
「………わ。」
「わ?」
「………………わ、わたくしも、気持ちよく…させて頂けませんか?」
んんんんん?聞き間違いだろうか。声が小さかったし、顔はこちらも向いていないし、聞き間違いかもしれない。
「今、なんて言ったの?」
「わ、わたくしも…これで…せ、せっく……………性、行為を…して…みたいです。」
聞き直した事を後悔した。声が鮮明になるどころか意味まで鮮明になっている。
「……まずは落ち着きましょうか。コーヒー、おかわり淹れるわ。座ってて。」
「は、はい!」
おかわりのコーヒーを入れている間、フレッチャーの目は私を追わずずっと下を向いていた。テーブルの上にコーヒーを差し出しても一目こちらに視線を寄越しただけで、太ももの上で組んだ両手をじっと見つめて体を揺らしている。
「それで…何でしたいの?」
「こ、これを使って、です…。」
私はWhyで聞いたのだが、答えはHowで返ってきた。
「うーん…どうして私とそういう事をしたいのか、ということなんだけど。」
「えっ!?いや、その、わたくしは…ですね…。」
普段のフレッチャーとは明らかに様子が異なる。まあ、この子がそういう方面に疎い…いや玩具は持っているようなので違うか…とにかく他人とそういった話をすることに免疫が無いのは知っているけど。
「………フレッチャーはその…レズビアンなの?」
「わたくし、ですか…?いえ…意識したことはあまりないのですが…?」
「じゃあどうして私と?」
「……わたくし、他の方とそういった関係になるのは初めてで。もし、初めてを捧げる方が居たらと思うと…知っている殿方ではなく提督の顔が浮かんできて。」
一番身近にいて信頼のおける相手となれば、確かにそれは少ないだろう。特にこういった姉妹や同僚相手に向けがたい感情であれば尚更だ。まあ姉妹でそういう関係になるのも珍しくないとは聞くけど。
「サムもそんな事を言っていたわね。でも見た目からして幼いサムはともかく、フレッチャーみたいに大人の色香を纏っていたら男の方から寄ってきたりしないの?」
「わたくしが、ですか?とんでもない!向こう…本国ではいつも子供扱いをされていました。ジョンストンも含めて、そういった目で見られることはありませんでしたよ。」
そう語るフレッチャーを今一度観察してみる。最初に目につく金髪は丸っこく愛らしい頭から伸びており、顔も比較的丸めで幼さを感じる。首は細く、胸は…その体つきに比べるとかなり大きい。でも手足はすらっと細く伸びて、正直サムよりちょっとマシな程度の肉付きのように見える。
背丈は…駆逐艦として見れば標準的だろうか。でも成人男性からすれば十二分に低いし、こうやってソファに座る姿を見ると実際の身長以上に小さく見えてしまう。大人の色香と言ったが、それを構成しているのは豊満なバストと彼女自身の所作や言葉遣い、佇まいを含めてのことだ。
「こっち…日本に来てからそういう話は無かったの?この基地に来る前は別の鎮守府だったんでしょ?」
「少し期待は…していたんです。日本人の女性は幼く見えるとよく聞いていたので、本国ほどわたくしの姿に抵抗は無いはずだと。ただこちらではなんとなく避けられているというか、あまり目を合わせてくれないというか…。」
「それは…うん。」
その胸のせいじゃないか、と言おうとして口を閉じた。ただでさえ肌の露出が多い職場なのに、そんなものを見せつけられていたら却って目に毒だろう。今はセクハラに厳しい時代だし、何かあればアメリカとの国際問題にも発展しかねない。
腫物に触るような扱いになるのは可哀そうだけれど、こればかりはどうしようもない。フレッチャーがそういう悩みを打ち明けられるような性格であれば問題にはならなかっただろうけど、今のやり取りを見る限り彼女にそこまでの度胸はないようだし。
「それで…わたくし、自信を無くしていたんです。フレッチャー級の長女として頑張ったつもりでしたが、やはりわたくしも子供のように、幼い庇護される対象だと認識されているのかと…。」
しかし話が脱線し始めている気がする。そう思い始めた矢先、顔を伏せていたフレッチャーがこちらを向いた。
「でも、提督はわたくしを一人の女性として扱ってくれました。」
「えっ?………そんな事…あった?」
「はい!こちらの基地に着任して暫くの間、右も左もわからないわたくしに色々教えてくださいました。市販のブラジャーが小さくて困っていた時とか、化粧品を切らしてしまって提督に予備を頂いた時とか。」
「あー…確かにあったけど。」
「その時、わたくしの事を大人扱いしてくださったじゃありませんか。大人なんだからもうちょっと落ち着いたデザインの下着がいいとか、女性ならもっとお肌に気を使いなさいとか。そうそう、わたくしの体が羨ましいとか、自分の体では及ばないとか、褒めても頂きました。」
「あ~~~~~~~。」
自分の所業を少しずつ思い出す。確かに、フレッチャーがこの基地に着任した直後のあたりだと慣れない立地に苦労していた。何せ基地の周りには海しかなく、女性であれば必要なあれこれを揃えるのが難しい場所だったからだ。
それで色々彼女の手助けをした。それは当然の責務だったし、別に後悔はない。むしろ、その時に吐いていた言葉が問題だ。その時の私はまだサムとそういう関係になく(というかサムの着任前で)自分の体に一切の自信を持っておらず、艦娘達の体に嫉妬すらしていた。
そんな状況下で吐かれたのは、自分を卑下しつつ彼女達を肯定する言葉だ。それに加えて、30過ぎていい話が一つもない私のようになるんじゃないぞ、と老婆心を効かせ、自分の代わりに立派な大人の女性になってくれと願いを込めてあれこれ世話をしたのだった。
これは完全に私のエゴだ。自分に自信が無いからと、自分の代わりにフレッチャーの魅力を磨かせて心の穴を埋めようとした結果。しかしフレッチャーからすればそれは単純に『自分にある大人の魅力を認めてくれ、さらに相談にまで乗ってくれている』という風に映っていた。
「んんんんんんんんんん……………!」
顔が赤くなるのを感じる。過去の自分のコンプレックスが、フレッチャーの善良な心によって何倍にもなって返ってきた。自分が恥ずかしくて堪らない。
「提督?どうされましたか?」
「ん…いや…こっちの話。気にしないでいいわ。」
「そう…ですか。と、とにかく…わたくしは…提督の事をお慕いしています。それこそ性別は関係なく、です。」
結局のところ、フレッチャーもまた私を想う理由はサムとあまり変わらないのかもしれない。サムとそういう関係になったのは事故が切っ掛けだが、そうでなければフレッチャーの方が先に来ていたかも。
「ふぅ…。」
考えをまとめて一息つくと、目の前にU字型のディルドがあった。ああ、そういえばこれも事故か。
「ありがとうフレッチャー。多分…今のって告白でいいのよね?」
「そ、そう捉えて頂いて…結構…です。」
フレッチャーは再び赤く染まった顔を伏せる。
「……………。」
答えはまだ言えない。もっと考えないといけない。まず私はサムと恋人以上の関係にあるわけで、例え同性だからと言って不倫になるような事はあまりしたくない。でも断るにしたって断り方もあるはず。私にそれが上手くできるかはわからないけど。
不倫、不倫…サムはどう思うだろうか。最近は結構奔放になりつつあるあの子の性格とフレッチャーへの態度を考えると、私とフレッチャーが肉体関係になったからといって文句を言うようには見えない。
倫理的な問題を考えると、そもそもからして私とサムの関係の時点でアウトなようにも思える。年齢差と立場。それはサムもフレッチャーも同じ条件のはずだ。平等に扱うのならフレッチャーの想いにも答えるべきだ。
色々考える内、鼻水を啜る音が聞こえてくる。
「フレッチャー?」
彼女の頬には涙が走り、片手でそれを拭っていた。初めて見る表情だった。
「も、申し訳ありません…!へ、変な事言ってしまいましたよね。提督にはサムがいるのに、わたくしったら…!」
私は彼女の想いを侮っていた。いずれにしろ断るつもりでいた。そうすれば、彼女はまた顔を赤くして部屋から去り、次の日にはいつものように仕事の出来るフレッチャー級一番艦として振る舞っているものだと思っていた。
「提督が…そこまで深く悩まれるとは思わず、軽率な発言をしてしまいました。今日の事は忘れて頂いて結構です。わたくしも忘れます。では……。」
涙の跡が残る顔で微笑み、いつもの彼女に戻る。一礼してぎこちない歩みでドアまで歩く彼女の後ろ姿を見て思わず声が出てしまう。
「フレッチャー!」
言ってしまった。もう後戻りはできない。ここから彼女の想いを断っても余計に傷つけるだけだ。
フレッチャーはまだこちらを振り返ってはいない。私の答えを待っている。もしそれが自分にとって辛い答えだった時のために、涙を見せないようにしている。震える小さな肩がそう物語っていた。
「私は…先約がいるから、一緒にはなれないかもしれないけど。」
彼女には申し訳ないが、そこだけは譲れない。
「もし、私と体を重ね合わせて、フレッチャーが満足してくれるのなら、私は…いいわ。」
私はかなり最低な事を言っている。くっつく気はない癖に、体だけの関係で満足してくれと一方的に願っている。それでも、彼女が妥協してくれるなら、涙を見せないでくれるなら、私が最低になっても構わない。
「…………。」
答えを出したが、フレッチャーは振り返らない。もし泣いていたら、と思うと心が苦しくなる。後ろ姿に目を合わせるのが辛くなって視線を落とした瞬間、金色の髪が宙を舞う。
部屋に舞ったキラキラと光る髪がそのまま私に吸い付いてきた。背中に細い腕が回され、胸の間には金色の何かが挟まっている。
「一度だけ、お願い…します。」
彼女は顔を私の胸に埋めたまま語りかけた。泣いているのか笑っているのか、それとも赤面しているのかはわからないが、とにかく彼女の顔は熱かった。
「あなたはもう立派な大人の女性よ。あんなに威力の高い女の涙、初めて見たわ。」
小さな金色の頭を撫で囁く。はい、とだけ聞こえた気がした。
「ここが提督のお部屋…。」
あの後すぐに私はフレッチャーを部屋に連れ込んだ。サムがどう思うかわからないので、出来る事なら秘密にしておきたい。ここならどうにか出来るはずだ。
後ろ手で鍵を閉め、ど真ん中でぼうっと立つフレッチャーに声をかける。
「えーと…先にシャワーでも浴びる?」
彼女との距離感が中々掴めない。普段はそんな事も無いのだけれど。
「え?はい、あ、いえ、そうではなく…。わ、わたくしは…。」
「大丈夫、落ち着いて。私は逃げないから。」
私よりも頭一つ二つ背の低い、可愛らしい少女の頭を撫でる。ストレートの金髪は液体のようにしっとりと水分を含んでいて、その下にあるほっぺも柔らかく艶がある。
そのほっぺを指でぷにぷにと突いていると、フレッチャーの手がそこに重ねられる。
「出来れば、このままわたくしと…繋がって…くださいませんか?シャワーを浴びている間に…我に返ってしまいそうで。」
自分が冷静でないことに自覚はあるようだ。でもそれは私も同じ。小さな恋心を暴走させた彼女に私の心はときめき始めていた。
覚悟を決めて私を見上げるフレッチャーの唇に小さくキスをすると、彼女はキスを返してきた。私の肩に手をやって、背伸びをしつつ唇へ食らいついてくる。
小さな口からやってきた可愛らしい舌に自分の舌を絡ませて唾液を交換する。甘い。
顔にかかる鼻息も可愛らしい。もっと欲しい。もっと彼女を知りたい。そんな思いは私の背中を除々に曲げ、彼女へと顔を沈めていく。
「んむっ!はぁ…はぁ…も、申し訳有りません。息が苦しくて…。」
ディープキスを止め、引き下がったフレッチャー。ただでさえ大きいバストが荒くなった息で余計に大きく揺れている。
「そろそろしましょうか。体でも。」
私が上着を脱ぎ始めると、彼女も同じ様に脱ぎだした。
フレッチャー級の制服は構造的には通常のセーラー服と変わりない。胴の方から腕を出し、首の方へと脱いでいく形だけど、その凶器になりそうな豊満なバストが邪魔をしている。
黒いブラジャーの中でパンパンに詰まったおっぱいが上着に引っ張られて歪み、潰れ、彼女がなんとか力を込めてようやく上着が脱げる。それと同時にたゆんと揺れて歪んだおっぱいが、元のキレイな形に戻った。
「…提督?どうかされましたか?」
「いえ、なんでもないわ。」
眼の前の光景に圧倒されて手が止まっていた。流石にフレッチャーも見られていることに気がついたらしく、顔を赤らめて背中を向きスカートを脱ぎ始める。
ホックを解くとフワリとスカートが落下し、細い足に張り付いたソックスをゆっくり下ろす。彼女が屈むとそれに合わせておっぱいも下を向いた。柔らかく垂れるおっぱいはかなり重そうだ。
脱いだ衣服を綺麗に畳み、後ろ手でブラのホックに手をかけたのを見て声をかけた。
「待ってフレッチャー。まだそれは脱がなくていいわ。」
「え?は、はい…?」
「ベッドに座ってて。私もすぐ行くから。」
ベッドに可愛らしくちょこんと座るフレッチャー。残りの服を脱いでいるとどうしても彼女の視線が突き刺さってくる。見られていると思うとやはりその気になってしまう。
シャツもスラックスも脱いで、二人共残すのは黒い下着のみ。フレッチャーが着ているのは以前私がオススメしたものだった。
ベッドに同じように腰掛ける。これから交わる相手が隣に居るというのに、彼女は恥ずかしさからか黙ってしまった。沈黙を破るようにこっそりと囁いた。
「ねえフレッチャー。私のこと…見てて。」
背中に回した手でブラのホックを外す。支えを失ったブラジャーがはらりと落ち、鈍重な駄肉が勢いよく垂れ下がる。フレッチャーはその光景を見て、呼吸を荒くした。
ベッドに腰掛けたまま足を高く掲げ、今度はショーツを脱いでいく。わざとらしく、見せつけるように。足にひっかかった薄布をぽいと足で放り投げると、獲物を追う犬のように彼女の目線もそちらに飛んだ。
「フレッチャー。次はあなたの番よ。」
「え…あ!はい!」
彼女はちょこんと可愛らしく座ったまま、背中に手を回してブラのホックを外した。重力がぷるんと可愛らしくも凶悪なおっぱいを下に垂らすが、ハリのある球体は少し垂れ下がるだけで、黒いブラはしっとりした肌に吸い付き離れない。
肩にかかったブラジャーを指で摘んでようやく外れた。彼女の年頃にしてはほんの少し大きい、でも全体から見れば順当な大きさの乳首が顔を出した。体質なのか、やや薄いピンク色。
滑らかな曲面は熱を帯びて、蒸気を発するかのように甘い香りが一面に広がった。ベビーパウダーでも使っているのだろうか。そう言えば以前使うよう勧めた気がする。
「て、提督?少し目が…怖いのですが…?」
「あー、ごめんなさい。ちょっと…見とれちゃって。触っていい?」
「……はい。」
フレッチャーは両手を行儀よくお腹の辺りで組んで、ぐっと胸を反らせて私へ差し出した。瞑った目を恐る恐る開き、こちらをちらりと覗き見る。
そんな可愛らしさに似つかわしくない、大きく実った胸へと手を伸ばす。下から支えると結構な重さだ。
「んっ………♡」
小さい体が震えた。きっとこんな場所を触られるのは初めてだろう。
……いや、サムなら触ってるかもしれない。直はさすがにないだろうけれど。ふっと笑みが溢れた。
下から持ち上げて揉む。柔らかくて湿っている。この感触は…やはり汗を吸ったベビーパウダーのようだ。私の乾燥した手のひらにもよく吸い付き、自由自在にその形を変えた。
「ふぁ……はぁ………♡」
指を動かす度にハイトーンの嬌声が流れてくる。心地よい音色はまるで楽器のよう。でも、羞恥と快感で頭の垂れ耳のように編んだ金髪を揺らす姿は子犬のようでもある。
ふと子犬に悪戯をしてみたくなって、おっぱいを支えながらもう片方の手で乳首を指で潰してみる。大質量の球体にすぐに先端が沈み、薄いピンクの乳首が埋まっていく。
「あっ!て、提督、そのような…ひゃあっ♡」
沈んだままの指先を動かしてつま先でカリカリと掻いていく。柔らかかった乳首が硬度を増して大きくなり、熱も帯びてきた。指を離すと、充血して濃いピンクになったものが顔を出す。桜色に輝いて勃起する乳首はとてもエロチックで、やはりここは大人なのだと実感させられる。
「うぅ…わたくしのnipple、おかしくなってしまいました…。」
「もう片方もそうしてあげる。」
おかしくなっていない方の乳首へおもむろに吸い付いた。甘い香りが口いっぱいに広がるが、汗の塩気も感じる。
「あぁっ♡わ、わたくし、まだmilkは出ません…!」
「あら、じゃあ出るまで吸っていようかしら。」
「そんな…はぅっ♡あっ…はぁっ…♡」
舌で乳首を舐め取るとすぐに反応を見せた。背筋をぶるりと震わせたのも伝わってくる。舌で舐めながら、下の歯で優しく乳首を持ち上げると盛り上がった乳輪が引っかかり、彼女に快感を与える。
「んっ……歯は…まだ…怖いです…。」
『まだ』という言葉が頭の中に響く。これからもずっとそういう関係でいたいという事なのか、今日一夜だけでそこまで進みたいのか。どちらにせよ、彼女の私に対する信頼が現れる言葉だ。ゾクゾクしてくる。
「んちゅっ……ふぅ♪」
最後にひと舐めして味わうと、むせ返る甘い匂いを放つおっぱいから顔を離した。フレッチャーの両乳首は充血し盛り上がり、ピンク色の小さな丘が出来ている。
小さな体に実った2つの熟れた果実。持ち主が荒く息をする度に上下し、呼吸だけで小さく揺れていた。
「そろそろ…脱いでもよろしいでしょうか…?」
内股で座ったまま、下半身を揺らして尋ねるフレッチャー。本当に子犬のようで愛らしい。普段の姿とはまるで別人のように思えるけれど、これも彼女の一面なのだろう。
「ええ。いいわ。」
微笑んで隣に座ると彼女はすぐにショーツを脱ぎだした。両足を曲げて体育座りのような格好で、腰に手をかけて黒い布を剥がしていく。細い足を通るそれは少女がつけるものにしてはやや面積が狭く、大人の色香を纏うものだった。
薄い布切れを畳んだ衣服に重ねようとして…フレッチャーは恥ずかしそうにその横に置いた。濡れていたのかもしれない。
一糸まとわぬ姿になった彼女だが、やはりお行儀よく座るのみで大事な部分は見せてくれない。
「この後は…ど、どうすれば良いのでしょうか…?」
おずおずと上目遣いで聞いてくる。ああ、サムとは別ベクトルで可愛らしい。
「そうね…とりあえず、足を開いて?」
「……はい。」
フレッチャーは顔を真赤にして答え、ゆっくりと足を開いていく。太ももには十分な肉がついているが、やはり線の細さは否めない。
彼女が開いた股の間、頬と同じようにほんのり赤みを帯びた割れ目はぴったりと閉じており、その周囲には一本の毛も見当たらない。
「フレッチャーって剃ってるの?」
「まだ……生えていません……。」
頬の赤みが更に深くなっていた。彼女の場合、秘部を観察されることよりもまだ陰毛が生えない事の方が恥ずかしいようだ。
私は手をゆっくりと這わせて、下から彼女の股へとアプローチをかけた。驚かないように、そっと指を割れ目へとつける。
「ひゃうっ♡」
可愛らしい鳴き声が上がった。しかし、フレッチャーの見せたあられもない姿に反し、割れ目はそこまで濡れていない。ほんの少し指先を挿れて大陰唇に這わせたが、愛液で満たされてはいるものの挿入には少し難がありそうだ。
「フレッチャー、何か挿れたことはある?」
「わ、わたくしは…男性経験はなくて…。」
「ディルドとかは?」
きゅっと下半身が反応した。心なしか、大陰唇の閉じる力が強くなったような気がする。
「………そ、そちらも経験はありません。ちょっと…怖くて…。」
「普段、えーと…マスターベーションは何を使ってるの?」
「へっ!?い、いえ、わたくしは…何も…!」
「サムから聞いたけど、電動マッサージ機持ってるのよね?それ使ってるの?」
「…………!わ、わわ、わたくしは!そ、そのような使い方はしません!」
ああ、うん。もうそこには触れないでいてあげよう。
「指は?」
「一度、挿れてみたのですが…あまり気持ちよく…なかったと…いうか…」
後半になるにつれ声は小さくなっていった。
フレッチャーの体格でも、あのサイズのディルドは入るとは思う。サムにも入ったのだし。でも慣れていないのにいきなり挿入だと痛みの方が強いかもしれないし、何より一夜きりの関係なら最大限尽くしてあげたい。
私は座るフレッチャーを後ろから抱きしめると、改めて股へと手を伸ばす。
「ま、待ってください、提督!」
「なぁに?」
「その…後ろからは…怖いです。」
彼女は先ほどからずっと震えている。恥ずかしさもあるだろうが、やはり他人に体を預ける事の恐怖の方がまだ強いようだ。
「わかった。これでどう?」
体勢を変え、お姫様抱っこの形で座ったまま彼女を抱きかかえた。仰向けになっておっぱいが横に垂れ、私のお腹に可愛らしく寄り添う。
「はい…大丈夫…です…♡」
フレッチャーは左右に向いたおっぱいの隙間で、祈るように両手を組んだ。視線は私を見上げ、情欲だとか尊敬だとかの入り交じる熱い視線をこちらに向けている。
サムも十分女の子らしいが、からっとした性格のあの子とは違い、フレッチャー…この子はどこか湿っぽい性格のように思える。勿論いい意味で。
少女の体を纏いながらもその心は女として育っている。胸が育っているのもそのせいかも。そう思うと笑みが溢れた。
私のそんな下卑た考えも知らず、フレッチャーは笑みを返した。ちょっと無理をしているような笑みだけれど、リラックスしている。緊張はほぐれたようだ。
「あっ……提督……♡」
左腕で彼女の上半身を支えつつ、右手を割れ目へと伸ばす。中指をピンク色の溝に添わせると、蜜を含んだ割れ目がゆっくりと指を飲み込んでいく。
小さなヒダと、てっぺんにある少し硬くなったお豆さんを感じながら、ゆっくりと上下に擦る。
「ぁ………♡」
中指を曲げて少しずつ彼女を開いていく。一気に突き入れないように気をつけて、中の粘膜をマッサージしつつ、私の指紋をべっとりと粘膜中に付けていった。
「気持ち…いいです…わたくし…あぁっ♡」
腕の中で金髪の子犬が可愛らしく鳴いている。ああ、可愛いなあもう。私だって女のはずなのに、どこかでこの子をめちゃくちゃにしたいという欲望が滾ってくる。
温かく小さい体が眼の前でくねりながら私の体に肌を擦り付けてきて、なんだかムラムラし始めてきた。でもこの子の愛撫が先だし…と思っていると妙案が浮かぶ。
「ねえ…フレッチャー。」
「はい…?」
「私のおっぱい、吸っていいわよ。」
「い……いただき…まひゅ…んっ♡」
フレッチャーは遠慮がちながらも私のおっぱいに吸い付いた。それこそ赤子のように拙い口先を使って奉仕をしようと舌を動かす。
「んっ…んふ…♡んぅ…?」
上半身を少し屈ませ、おっぱいで彼女の頭を押しのける。そうして屈んだ私の眼の前に見えたのは、フレッチャーの勃起した乳首。可愛らしくピンク色に咲いている。
ちょっと無理のある体勢だと思ったけれど、私の駄肉と彼女のおっぱいは縦横無尽に潰れて、お互いの眼前に乳首が曝け出されていた。彼女がそうしたように、私もまた眼の前の花に吸い付く。
「んぅっ♡ふうっ♡」
フレッチャーは驚いて体を曲げたけれど、もう逃げ場はどこにもない。左腕で彼女を抱きしめながら口で乳首を吸い、右手でどんどん彼女を開拓していく。
露がどんどん溢れ出て、私の指を汚していく。手のひらにべっとりとそれを纏わせると、人差し指と薬指で大陰唇を押し開いて、露出されたお豆さんへ手のひらを擦り付けた。
「ふぅーっ♡んちゅっ♡ふぅっ♡」
声は聞こえないが、フレッチャーは夢中で私の乳首にしゃぶりついていた。彼女が出来る精一杯のお返し。私の下半身も濡れていくのを感じる。
「んじゅっ…じゅるっ…ずずずっ…」
彼女の口は吸うばかりだったので、私は逆に唾液をたっぷり垂らした上で乳首を啜る。ベビーパウダーの甘美な香りが鼻へ突き抜け、思わず鼻を垂らしそうになった。
「んちゅ…♡じゅっ…♡ふぅ…♡」
私の乳首を吸うフレッチャーもまた、自分への愛撫を学んで同じように唾液を交えた愛撫をし始めた。いい子だ。
右手に絡みつく粘膜は真っ赤に燃えてトロトロに解れている。中指を折り曲げて挿入すると、乳首へむしゃぶりつくフレッチャーの鼻息が荒くなった。
「挿れるわね、フレッチャー。」
固く閉じられた彼女の女性器へゆっくり指先を沈めていく。肉の底なし沼が私の指を呑み込んで離さず、もっと、もっとと言わんばかりにフレッチャーは腰を手に押し付けてくる。
頃合いと思って右手を激しく動かした。指で割れ目を開きながら中指で内から、手のひらで外からクリトリスを攻め上げると、耐えきれなかったのか彼女の口が駄肉から離れた。
「あああっ…♡わ、わたくし…こんなの…あっ♡初めてで…ああっ♡」
下半身の水音も大きくなっていった。ぴちゃぴちゃと可愛らしい音だったが、フレッチャーの小さな喘ぎ声が水音を淫らなものに変えていく。
「ああ…可愛いわフレッチャー。本気になっちゃいそうかも。」
実際、本気にしてしまいそうだ。私の膝の上で喘ぐ彼女を見るとこの手を離したくない。
フレッチャーの割れ目がきゅっと私の指を締め付けたのを感じて、中指を出来るだけ深く突き上げた。指の先でふわふわに蕩ける膣壁を撫でながら、手のひらで大陰唇のヒダと豆を繰り返し擦ると、すぐに水飛沫があがる。
「あっ…!はああああああああああっっっ♡♡♡」
ピンと伸ばした両太ももが右手を挟み込み、さらに上から彼女の両手が重ねられる。小さく添えられたその手は力なく右手にまとわりつき、女性器と同じように震えた。
飛び出した潮は私の右手とフレッチャーの両手を汚していき、それでも足りなかったようで指の隙間から愛液と共にこぼれ出た。その間ずっと指は締め付けられたまま、逆に彼女の口は開きっぱなし。
「はぁぁぁぁ…♡はっ♡はぁ………♡」
呆然と天井を見上げる彼女の眼の前で、愛液に濡れた右手を舐めてみる。二つの碧眼は私の姿真っ直ぐに捉えたまま、その頬を絶頂の瞬間よりも赤く染めていった。
「て、提督、わ、わたくし…まだ…♡」
「足りない?」
「足りない……です……♡」
「私も…足りないの。ねえフレッチャー、本当にいいの?私が相手で。」
答えのわかりきった問いを投げかけると、彼女はすぐに答えた。
「はい…わたくしを…抱いて…ください…♡」
絶頂の余韻の中、弱々しく響く懇願の声。ああ、本当に可愛らしい。
私はフレッチャーをそのまま寝かせると、彼女の上に膝立ちで覆いかぶさった。彼女のものとは違う、成熟した女性器を見せびらかしながら双頭ディルドを握る。
「提督…♡」
熱い視線が下から突き刺さり、肌が震えた。少女の甘い香りと汗の匂いが立ち上って、サウナにでもいるみたい。
ディルドの細い方…フレッチャーに挿入すべき小さいおちんちんを握って、反対側の大きいディルドを自分に当てる。弄ってもいないのに既にたっぷりと濡れている。
「見ててね、私の…エッチな所。」
「は、はい…!」
割れ目に押し当て、クリトリス毎粘膜を擦り上げる。ずる、ずる、と大きくて冷たいモノが私の熱を奪っていく。でも体の奥から燃え上がる熱は止まらず、すぐにディルドは人肌と同じくらいの温度になった。
湿り気も十分な事を確認して、先端を膣口に当てる。
「ぐっ…ううううううっ♡」
前戯もせず一気にぶち抜いた。多少の痛みはあったけれど快感が全て打ち消している。漏れ出た蜜は下にいるフレッチャーへとこぼれ落ち、細いお腹にかかって肌を汚していく。
「それ、痛くはないのですか…?」
「あら…心配してくれるの?このおちんちん、あなたにも入るのよ…?ほら、見て…。」
両手を離してもディルドは落ちることがなかった。シリコンのおちんちんの向こうには眼の前の光景に驚くフレッチャーがいて、その構図は私の欲望をさらに刺激する。
ふと思いついて腰を下げると、柔らかい双丘にディルドが埋まった。少し小さめのディルドなら全て埋まりそうなぐらいにフレッチャーのおっぱいは大きい。
「んっ…少し…硬いんですね。」
「そうね。でも大丈夫よ。フレッチャーの体、とっても柔らかいもの。」
横に垂れたおっぱいを手で掬い上げる。とても…とても柔らかくて、暖かくて、すべすべしていて、きっと一日中揉んでも飽きない。
「ホントはもう少しじっくりやりたいんだけど…ごめんなさい。私ももう我慢できないの。」
「…はい。フレッチャーの…わたくしの心は…いえ、心だけではありません。わたくしの心も体も、あなたのものです。提督。」
顔を真っ赤にしながら愛を囁いてくるフレッチャー。情熱と情欲に浮かされて、普段は絶対にしないであろう姿を、私の前でだけ見せている。とても危なっかしくて、それでいて蠱惑的。少女の危うさと女の妖艶さを纏った存在がそこにいた。
「痛かったら我慢しないでいいわ。すぐ止める。」
腰を引いてディルドの先端をフレッチャーの女性器へと当てると、そのまま彼女に倒れ込んで、正常位の形で密着する。
私の駄肉と、フレッチャーのおっぱいが潰れて一緒になった。分厚い脂肪の塊を通して鼓動と体温が流れ込んでくる。汗でぬめった肌がお互いの乳首を擦り上げて、ただ呼吸しているだけでも気持ちいい。
「あの…怖いので抱きついてしまってもいいでしょうか…?」
「ええ、いいわ。」
「失礼します…。」
そう言って恐る恐る私の背中へと手を回した。ここまで来て失礼もないだろうに。
「じゃあ…やるわ。体の力を抜いて、リラックスして。」
「はい…。んっ!ぁ……はぁ……♡」
駄肉で見えなくなった下半身に腕を伸ばしてディルドをリードする。どちらのものかわからなくなった愛液に塗れたそれを、指でかき分けたフレッチャーの割れ目へと沈ませていく。
「あっ♡入って…来てます…あああぁ…♡」
残念なことに、彼女の中を直接感じることはできない。でも突き刺さったディルドを通して、彼女の震えが、快感が流れ込んでくる。その抵抗も締め付けも、鏡で写し取ったかのように自分の体へとフィードバックされていた。
「提督…わたくしっ…んんっ♡」
「痛くない?」
「はいっ…♡気持ち…いいです…♡」
「じゃあ…動くわね。」
フレッチャーの細く柔らかい太ももを肌で感じながら腰を引く。密着したお腹も胸も、温かい汗に塗れていただ肌を重ねているだけでも気持ちいい。
ディルドが抜けていくと、彼女の締め付けも緩くなっていくのがわかった。刺さったディルドにかかる刺激が薄まり、物足りなくなってくる。
今度はゆっくりと腰を前に出す。腰を落としてさらに密着しながら。ベッドと自分の体でフレッチャーを挟んで搾り取るように。
「あっ!やぁっ…♡」
フレッチャーは私の背中に回していた両手を引っ込めて自分の口に回した。そのままずっと両手で声を抑え小さく喘いでいる。
胸の中で震える彼女も可愛らしいけれど、やっぱり私は…普段のこの子とは違う姿が見たい。私だけに、見せて欲しい。
「きゃっ…て、提督…?」
口を押さえる両手を剥がし、ベッドに押さえつけた。
「ダメよフレッチャー。あなたは私のもの…なんでしょう?喘ぎ声、聞かせて?」
「だ、だめです…!わたくし、おかしくなってしまいそうで…!あぁっ♡」
奥まで深くつながったまま体を揺らした。肌が震え、またジワリと汗が吹き出すのがわかる。
「いいの。私、おかしくなったあなたも好きみたい。あなたの下半身なんて、もうお漏らしでもしちゃったのかと思うくらい濡れてるわよ?」
「てい、とく…♡」
優しく押さえた両手に、フレッチャーの指が優しく絡む。
「ちょっと動くわね。このあたり…かしら?」
「ひゃああっ♡ な、何をしたんですかっ?」
「そう。あなたのお豆さん、このあたりね。」
「ああああっ♡ それ、どうやって…ひぃっ♡」
「そっちの国では剃るみたいだけれど、アンダーヘアーにはこういう使い方もあるのよ。」
私はフレッチャーに腰を押し付けながら上下左右に揺らしていく。クリトリスの周りに生えた密林は同じように彼女のクリトリスへと絡み、愛液と汗でまとわりついてお互いの一番敏感な部分を責め立てた。
「こういうの、好き?」
「はいっ!すきですっ!もっと…してください♡」
「…わかった。好きよ。私の…可愛いフレッチャー。」
彼女の手を握り返して体を揺らし始める。ディルドを出し入れするんじゃなくて、重なり合った肌を擦り合わせるセックス。全身が性感帯になったみたい。
「あっ♡はああぁっ♡火傷…しそうですっ♡」
フレッチャーの体は欲の炎で燃え上がっていた。放たれる熱は私の肉布団でさらに増幅されて、二人の頭を焦がし続ける。喘ぎ声と共に甘い熱風が立ち込めて、私は代わりにぽかんと空いた口から涎と汗を垂らした。
「提督っ♡気持ちいいですっ♡わたしっ…nippleも…vaginaも…熱くてっ…痒くて…♡でも…気持ちいい…♡」
体が擦れる度に四つのおっぱいが形を変えて乱れ合う。固くなった乳首はお互いの柔肌に揉まれてお互いに愛撫しあった。時折乳首同士が擦れ合うと、電流のように快感が駆け抜ける。
指にかかる力は次第に強くなり、白く細い足が私の体に絡みついてねだるように肌を擦り合わせてきた。
もう私はフレッチャーから逃げられない。フレッチャーも私から逃げられない。びしょびしょになったベッドの上で、文字通り二人で体を重ねて、絡み合う。
「提督っ♡き、Kissして…♡くださいっ…♡Please…Please…♡」
ベッドに組み伏せられたまま、必死に顔を上げてくる。でもフレッチャーのおっぱいも、私のおっぱいも大きすぎて彼女一人の頑張りでは全く届かない。小さな舌がチロチロと空気を舐めていた。
はっ、はっ、と熱い吐息と揺れる金髪。本当に子犬みたいだ。
「んふっ…♡もうちょっとよ、フレッチャー。そう、頑張って…」
「んぅっ♡はっ♡はっ♡あーっ♡はぁーっ♡」
喋る余裕もないのか、それとも必死なだけか。眼の前の少女は小さな口を開けて吐息を私に吐きかける。こちらも舌を出して、宙に舞うピンク色の粘膜を絡め取った。
「んぷっ♡んんんんんんんっ♡」
そのまま押し倒す。下の口だけではなく、上の口までもが洪水のようだった。溢れ出る甘美な蜜は飲み干すことが出来ず、肌色の器から零れ落ちる。
「んじゅっ♡じゅるっ♡フレッ…♡チャー…♡」
「はいっ♡てい…んっ…てい…♡とく…♡」
溺れながら呼び合うと、彼女の体がびくりと震えた。
「ぷはっ!あっ♡やだっ♡わ、わたくし、イッてしま…♡」
「イきなさい、どんなあなたでも受け入れてあげる。」
そうして鼻先にキスをすると、熱いものが私の下半身を穿つ。本当に熱くて、火傷しそうなぐらいの熱湯がクリトリスへと直接ぶつけられ、思わずフレッチャーを抱きしめる。
「イッ…イキますっ♡あああああああああああああああああああっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「私…もっ♡んんんっ♡♡♡♡」
駄肉越しに伝わるフレッチャーの鼓動は爆発しそうなくらいに激しく動いていたけれど、それは私も同じだった。お互いの心臓の動きも、下半身に奔る快感と熱さ、それも全部ひっくるめて一つになってベッドの上で二人悶える。
煮立った頭の中で何かがぷつんと途切れ、また腰を動かし始めた。
「っ!!??て、提督!?わ、わたくしまだイって…♡」
「なら…もっとイきましょう♡」
今度は腰を大きく引き、抜いたディルドを再び押し込む。快感の余韻で薄れた感覚でも、はっきりとわかるように。汗と愛液が肉のぶつかり合いで弾け、ミストとなって部屋を包む。
「ああああっ♡わたくしっ♡こんなっ♡恥ずかしいっ♡音っ♡」
「恥ずかしがることじゃないわ。これが大人のエッチ。あなたの求めていた物よ。」
「ちっ…♡違いますっ♡わたくしはっ…♡大人のエッチじゃなくて…♡あなたと…エッチしたくて…♡」
恥ずかしさから逸らしていた二つの眼がこちらを向く。碧の宝石の中には私が浮かんでいた。
涙を浮かべ、息を荒くしながらも彼女はただ私を見つめていた。愛の言葉を吐くでもなく、ただ全てを委ねて信頼をこちらに向けている。
「ふふっ…♡そんな顔…♡誰でも落とせちゃいそうっ…♡」
ああ、ダメだ。サムに悪い気はずっとしていたけれど、この真っ直ぐ貫くような、羨望と尊敬と愛情が込められた視線に敵うはずがない。今日この時だけは、フレッチャーと繋がっていたい。
「ちょっと…変な顔しちゃうかもだけれど…幻滅…しないでね…♡」
「わ、わたくしも…変な顔してしまうかもしれません…♡」
「じゃあ…見せて。」
腰を大きく引いて、力強く叩きつける。寝転んだ小さな体はずるりと前に動いた。細かい快感は麻痺して得られず、お互いの膣の奥底を突くような荒い腰つき。
ただ意味のない喘ぎ声と、水音だけが部屋を反響している。フレッチャーが今どんな顔をしているかもわからない。私の瞳は彼女の瞳に吸い寄せられ、それ以外に気を払う余裕なんてない。
「あっ♡はっ♡ああっ♡あっ♡はああぁ♡あーっ♡あーっ♡」
ずるずると汗と愛液を垂れ流しベッドを這いずる。金髪の頭が壁にこつんと当たると、彼女は両手で私の肩を掴み、自分の体を起こした。
私は対面座位のまま壁へと押し付ける。逃げ場のないフレッチャーの体はディルドをキツく締め付けていて、腰を振る度にもぎ取られそうになる。絶頂の余韻はすっかり消え去り、ディルドの凹凸が再び感じられるようになってきた。
「ねえ、フレッチャー。」
「あっ♡なっ♡なんっ♡れしょぉ…♡」
「私のこれ、噛んで…♡」
絡み合うおっぱいから駄肉をなんとか持ち上げ、充血した先端を垂らす。二人の汗に塗れたそれは妖しく光っていたが、彼女は言われた通りそれに齧り付いた。
「ッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
感じたのは最初に痛み、そして快感。フレッチャーが噛んだのは最初の一回だけで、そこからは優しく私の乳首を舐っている。それでいて、両の瞳は私を見つめたまま。
「ああっもうっ♡」
愛おしくなって、小さな身体を抱き、そして沈めた。私の擬似ペニスが彼女の体の奥底を貫くように。
「~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
フレッチャーは乳首をしゃぶったまま絶頂したようで、再び私の乳首を噛む。痛さと快感がスイッチになり、私も同じように絶頂を迎えた。
「ああっ♡あなたっ♡最ッ高…!」
眼の前の体を潰してしまうくらい、軋んでしまうくらいに抱きしめた。それでも体は柔らかくて、私の力じゃどうにもならない。
体が軋む感覚ではなく、代わりに震えが伝わってくる。絶頂の感覚。ゾクゾクとしたものが登ってきて、私とフレッチャーの体を交互に揺さぶってくる。
ベッドはもうよくわからない液体でぐしゃぐしゃ。液体の出どころはお互いの下半身で、愛液を絶頂しながら交換し合っていた。
「あっ♡提督っ♡わたくしっ♡まだっ♡イって♡ますっ♡」
「大丈夫…終わるまでずっと一緒にいてあげる…。」
抱えられたフレッチャーはまだ時折ぴくりと震えている。数度の小さな絶頂の後、濡れたシーツの上にぼとりとディルドが落下した。
「んっ♡」
「はああっ♡わ…わたくし…もうっ…♡」
肩にかけられた力が抜け、金色の頭が駄肉へとダイブしてきた。私は抱きかかえて壁から離れ、ゆっくりベッドへと下ろす。
「うわっ……。」
寝かせようと思ったがそこら中濡れていた。仕方なく、最初の時のようにお姫様だっこでフレッチャーを抱える。体は相変わらず煮立ったままで、むせ返る汗の匂いに中で微かにミルクパウダーの匂いが混じり合う。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…提督…ありがとう…ございます…♡」
「いいのよ。私も、気持ちよかったし。」
「これで…これで…わたくしも心置きなく…!」
フレッチャーの目尻に再び涙が浮かんだ。おそらくは喜びや嬉しさの涙ではない。
「待った。その顔やめなさい。こっちまで悲しくなっちゃうでしょ。」
「え…?」
「……………たまーに。本当にたまによ。たまになら、相手してあげる。だから泣かないの。」
「よ、よろしいのですか!?」
先ほどの涙はどこへやら、いかにも嬉しそうな顔で胸元へと飛び込んでくる。柔らかな頬に流れた涙はすぐに止み、上品に閉じられた口も僅かに口角が上がっている。彼女が普段見せる社交的な笑みではなく、本当に、自分のことで喜んでいるような、そんな自然で、見るからに嬉しそうな笑み。
………これ、演技じゃないのだろうか。だとしたらとんでもない逸材かもしれない。こんな事をされたら男だろうが女だろうが落とせると思う。それこそ私なんかじゃなくても。
「いいわ。本当にたまにだけど。ああ、外出する時にするのもいいかもしれないわね。」
「そ、それって…デ、デートでしょうか…?」
そう言うとフレッチャーの顔は真っ赤に染まった。さっき絶頂していた時よりも赤い。
「ん、それもいいかも。また可愛いあなたが見れるならしてあげる。」
金色の頭に手を伸ばして優しく駄肉へと埋める。金色の可愛らしい小動物はそのまま身動ぎし、駄肉と楽しむかのようにじゃれていた。暫くして顔を出すと、真っ赤な顔のまま呟いた。
「これからも…よろしくお願い…いたします…♡」
「ふふっ。可愛いわね、あなた。」
「はい提督、こちら朝のコーヒーです。ミルクなし砂糖たっぷり、熱いのでお気をつけて。」
翌朝、スーツ姿の私の前にフレッチャーが淹れたてのコーヒーを差し出してきた。挽いたばかりのようでいつもより香りが強い。
「うん、それでいいわ。ありがとう。」
昨日体を重ねた後、一夜明けてすぐに彼女は執務室へとやってきた。昨夜の話をするでもなく、顔を赤らめるでもなく、昨日と同じように淡々と事務雑用を引き受けて手際よくこなしている。ベッドの上で見た姿が嘘のようだった。いや、私が夢を見ていたのだろうか?
「ねえ、フレッチャー。」
「はい?なんでしょう?」
少し、からかってみよう。
「これからも毎日、コーヒー淹れてくれる?」
「…?はい、構いませんが…?」
彼女はお盆を胸に抱えたまま首を傾げる。文化の違いか気がついていないようだ。
「ありがと。そういえば…日本だとプロポーズの時に『毎日味噌汁を作ってくれないか』なんて言うのよねぇ。」
コーヒーを啜りながら横目でフレッチャーを見ると、少しずつ顔が赤くなっていった。
「はい…そういう意味で受け取って頂いても、わたくしは構いません。」
そう言いながら、赤い顔でくすりと微笑む。強くなったなあ、この子。
「ふふっ…。」
二人して微笑んでいると、執務室の扉が勢いよく開いた。水色の丸っこい闖入者が朗らかに挨拶する。
「GoodMorning!提督、フレッチャー!おはよー!」
「こら、サム。もうちょっと静かにしなさい。」
いつも通りに返した私とは対象的に、横にいたフレッチャーはびくりと震えた。顔が赤いまま、震えた声で答える。
「ぐ、GoodMorning…!さ、サムは…コーヒーは飲むかしら?」
「え?わたしはいつも通りミルクがいいんだけど。」
「そ、そう?じゃあ持ってくるわ…ね!」
ぎこちない動きのまま、そそくさと給湯室へ逃げていく。
「フレッチャー、どうしたの?風邪でもひいた?」
「そうかもね。ふふっ。」
「?」
戻ってきたフレッチャーはホットミルクと自分用のコーヒーを淹れて戻ってきた。ミルクを取りに近づいたサムは、いきなり顔をぐいとフレッチャーに近づけてスンスンと鼻を鳴らしている。
「………提督の匂い。」
ガタン、と執務室に音が響く。私が反射的に立ち上がった音だ。
まさか即バレるとは思ってもいなかった。いや、昨日彼女はシャワーを浴びさせて帰している。私の匂いなんてつくはずがない。いやむしろ私が結構匂うのか?
無言のまま、頭の中ではどうしようどうしようと考えが巡るが答えは巡ってこない。砂糖とカフェインたっぷりのコーヒーを飲んでも頭の中にはモヤがかかったままだ。
「わ、わたくしは、そ、その…!」
フレッチャーがチラリとこちらを見て助けを求める。一方でサムは相変わらず彼女の匂いを嗅いでいた。
「うーん、やっぱりあのシャンプーの匂い!」
「へっ?」
「ほら、提督の部屋にあったあのシャンプー!バラの匂いのやつ!あれでしょ!?」
相変わらずフレッチャーは固まったままだ。わざとらしく咳払いをして、少し大きめの声で、上擦らないよう慎重に言葉を選んでそれに答える。
「……え、ええ。そうよ。シャンプー切らしてたって言うから、貸してあげたの。サムも欲しいなら今度外出した時に買ってくるけど、要る?」
「いいの?ありがとう!じゃあさ、次にどこ行くか決めておこうよ!ねっ!わたしはね~…」
サムの興味は次の外出に向いたようで、机の前でニコニコしながらまくし立て始めた。内心ビクビクしたままそれを流し聞いていると、机の前に二人目がやってくる。
「あの、そのお話、わたくしも混ぜて欲しいのですが…。」
「え、フレッチャーも?」
今度は逆にサムが狼狽し始めた。私との関係はフレッチャーには内緒…だと思っている彼女は、バレるのが怖いのか、それとも私を取られるのが怖いのか、いつもは素直にフレッチャーの言う事を聞いているのに駄々をこね始める。
「だ、ダメ!フレッチャーは一人で外出できるでしょ!」
「そ、それを言ったらサムもそうでしょう?わ、わたくしだって…一人で旅行するのは怖いんです!」
「フレッチャーは日本にいるのが長いんだし、わたしに譲ってくれてもいいでしょ!」
「サムはいつも提督と一緒なのですから、たまには…わたくしと…い、一緒に、デ…外出したっていいはずです!」
水色の子犬と金色の子犬が可愛らしい喧嘩を始めてしまった。
「それなら、サムとフレッチャーが一緒に行けば解決じゃない?」
にこりと笑いながら提案すると、二人はその場で黙り込んでしまった。お互いに私との関係性をバラさずに、相手を言いくるめる手段を模索している。
先に音を上げたサムがこちらを見てきた。流し目で必死にアピールをしている。
「ま、いいでしょう。たまには休みを増やしても問題ないだろうし、いいわ。サムとも行くし、フレッチャーとも行く。それでいい?」
「…う、うん。」「はい…。」
ほんの少し不満げな二人。ああ、可愛いなあ…。
そんな彼女達の姿を見ながら、激甘になったコーヒーを啜る。ああ、やっぱりいい…。