8月以降のどこかでこのシリーズの新刊出します(多分)
3月の全艦東は米潜おねショタ、6月の神戸FDはヒトミイヨ姉妹の一般向け予定
「あっ!おかえり、提督!」
一ヶ月ぶりの執務室。帰ってきた私を出迎えてくれたのはサムだった。佐世保でいつも聞いていた声のはずが、どこか懐かしい気分になってしまう。気の所為だろうけど。
元気よく飛びついてきたサムを抱擁し、頭を撫でながら答える。
「ただいま、サム。」
微笑んで、いつもの場所に帰ってきた感覚に浸った後、机に座る少年へと目を向ける。
私の居ない間に代理の司令を勤めてくれていた候補生の少年、後藤くん。目線の合った彼はすぐさま起立し、敬礼をすると共に、たどたどしく喋り始めた。
「お、お疲れ様でした、北山大尉!ほ、本日の艦隊運営も滞りなく進んでおります!」
かなり緊張しているようで、遠目で見ても震えているのがわかる。顔も少し赤らんで目線も右往左往しっぱなし。
「ええ、後藤くんもありがとう。予定通りあなたの勤務は今日で終了だから…引き継ぎと荷物の整理、始めましょうか?」
「は、はい!」
緊張はしているものの、以前よりマシになっているように見える。女の園に一ヶ月も居れば多少はマシにもなるか…
引き継ぎと言っても特に時間がかかるようなものはなかった。大佐の言っていた通りに実務面は優秀なようで、今まで私が進めていたのと全く同じやり方のまま、それでいて完璧にこなしている。まるでもう一人の私が普段通りの仕事をしているようだった。
荷物も必要最低限しか持ってこなかったようで、肩に下げる旅行バッグが一つだけ。他愛のない世間話や、提督になってみた感想とかを聞く暇もあまり無く、帰りの連絡船の時間はすぐに来てしまった。
埠頭で背筋を伸ばす後藤くんの姿は学生にしか見えない。それぐらい若くて純粋。……いや、まだ実際に学生か。
「忘れ物、無いわよね?」
「は、はい!」
旅行バッグをぎゅっと握る後藤くん。その姿を見てサムが呟いた。
「うーん…わたし、後藤くんにやっぱ居て欲しかったなあ。」
「えっ?」
「だって、ものすごく仕事出来たし!いつも提督が一人で頑張ってたから、後藤くんが手伝ってくれればすぐ終わると思う!」
一瞬、ドキッとしてしまった。眼の前の少年と幼い少女。年齢的に言えば兄と妹ぐらいの年頃のはずだが、彼は体格が小さめなため同年代でもおかしくはないぐらい。
そう、恋仲に落ちるには自然な関係。
「いえ…ロバーツさんには…僕も助けられて…」
どこか他人行儀な呼び方だが、そこには信頼が確かにあった。女性に対する恐怖や緊張というよりは、照れや恥ずかしさの混じった声色で、表情もどことなく赤い。
どこまでも青く、無垢な少年。春はとっくに過ぎ去った季節なのに、温かい風が吹いているように感じる。
揺れる少年の双眸が、サムを捉えた。
「あの…!」
「?」
サムの双眸が少年を見返す。照れくさそうな顔の中に、再び緊張が走っていた。
「ロバーツさんの…連絡先とか…聞いても…いいですか…?」
待て待て待て待て待て待て待て待て待て。待って。いや待って。
私の顔にも緊張が走る。表情筋が一気に歪みそうになったが堪えた。
暫しの沈黙。完全にフリーズした私と、固唾を呑んで答えを待つ後藤くん。サムはよくわからないといった風に答えを切り出す。
「わたしの連絡先…?いいよ!」
「ほ、本当ですか!?」
いやいや、よくないよくない。サムはその先に待っているのが何なのかわかっているのだろうか。眼の前の少年が自分自身にどういう感情を向けているのか理解できないのか。
止めたい。いや私には止める権利も理由もない。しかしサムの性格からして天然のままに片想いする後藤くんを振り回すことは容易に想像がつく。
いや、もし万が一、片想いでは無くなったら?嫌な汗がぶわっと吹き出した。
様々な焦りと感情で、二人の会話が入ってこない。どうやら電話番号の交換から始めるようだが、頭に入ってくるのは意味のない数字の羅列だけ。思考がストップしてしまっている。
そんな混沌とした頭の中に、すっと声が響いた。
「はいはいはい!もう出航の時間でーす!」
ぱん、と手を鳴らして会話に入ってきたのは連絡船の船長、長田さんだった。
彼女はそのまま後藤くんの肩に手を置いた。やはり成人女性には弱いらしく、びくんと震えて彼は固まってしまった。
「そこのちっこいのを狙ってるなら諦めた方がいいぞ~少年。もう先約が居るからな。」
「えっ?せ、先約って…?」
「恋人持ちだよ、コ・イ・ビ・ト・モ・チ。」
その言葉を聞いた瞬間、後藤くんは顔を青くして項垂れる。
「……あれ?後藤くん?わたしの連絡先、いいの?」
「は、はい。すみませんでした……。」
私、後藤くん、長田さん。全てを理解した三人とは異なり、サムだけが首を傾げて、項垂れる彼の背中を心配そうに見つめている。
「元気でね~!今度、遊びに来てもいいから~!」
笑顔で大手を振るサムとは対象的に、後藤くんは沈んだ顔のまま、小さくなっていく連絡船の上で手を振っている。
彼の姿が目視出来なくなるとようやくサムは手を下ろした。
「ねえねえ!提督、昇進したら後藤くんが部下になったりするの?」
「うーん…どうかな。女性恐怖症の人をわざわざ女性の上官の下には付けないと思うけど。」
「そっかぁ…残念。」
どうやら、サムは後藤くんが気に入ったらしい。後藤くんの方も思わず連絡先を交換したがるぐらいにはサムに好意を抱いているようだ。
「………提督?わたしの顔、なにかついてる?」
きょとんとする彼女の頬をそっと両手で包んだ。
「私が居ない間、彼とはどうしてたの?仲良くしてた?」
「うん!仕事の方はフレッチャーが最初手伝ってたんだけど、なんだかフレッチャーが隣にいると集中出来ないみたいで、わたしが手伝うことにしたの!」
これは予めフレッチャーにも言っておいた。女性恐怖症のようだから、彼の負担になるようであれば距離を取って欲しいと。
「でもね、後藤くん仕事すっごく出来るから、わたしのやることってあんまりなかったなぁ。ご飯作ってあげたりとか、肩揉んであげたりとか!」
「彼…嫌がったりしなかった?」
「うーん…やっぱり女の子はちょっと苦手みたいだけど、わたしなら大丈夫って言ってくれたよ!」
フレッチャーがダメでサムが大丈夫だった理由は…考えるまでもないか。
「あ…でも…後藤くんがお風呂上がりにわたしの裸見ちゃった時は大変だったなぁ。その場でひっくり返って気絶しちゃったの。」
「………んんんん?」
思わず両手に力が入った。サムの肩をがっちりと掴む。
「ちょ…ちょっと待って、サム。それ以上のことは無かったわよね?」
「それ以上って?」
「ご、後藤くんの裸をサムが見たりとかは…」
「ないよ?だって後藤くんの部屋にお風呂付いてるし。」
「そう…よね………うん?じゃあ何であなたは裸を見られたわけ?」
「わたしは…えっと…き、着替え忘れちゃって…お風呂からタオル巻いて部屋に戻る途中で…ぶつかっちゃって…」
確かに共有浴場からサムの部屋までは近いが…あまりにも迂闊すぎる。
彼女の優しさと献身っぷりは私が一番よく知っている。そのうえで、異性として意識せざるを得ないハプニングもあったとなれば、彼が惚れるのも仕方のないことだろう。
「ねえサム。見られて恥ずかしくなかった?」
「うーん…少し恥ずかしかったけど。別に気にしてないよ?」
ああもう。やはりこの子には色々と足りていない。羞恥心はもちろんだけど、異性に対する警戒心や他人の好意がどこに向いているかの意識も。
足りない、けどそれがどことなく愛おしい。だから………そんなサムを独り占めしていたい。
心のモヤが消えて、別のものが湧いてくる。もっと具体的なもの、欲求。眼の前の少女を欲する感情。
「……提督?何か考え事?」
首を傾げる彼女の頬をそっと包み、膝を曲げて目線を合わせる。そのまま唇を重ねた。一ヶ月ぶりの感触だ。
「んっ……♡」
サムは何も言わず軽いキスを受け入れた。温かい吐息が頬をくすぐる。
顔を離すと彼女の頬はほんのり赤くなっていた。
「もう…どうしたの提督?」
「久しぶりに…サムとしたいな、って。」
「………うん、いいよ、提督。」
頬に当てた私の手に少女の手が重ねられる。くすりとだけ微笑むその顔は、先程までの幼気な少女とは全く異なるものだった。
私だけが知る表情、私だけに向けられる表情。私の心の奥で、沸々と何かが煮立っている。
コツ、コツと廊下に足音が響いている、でも、胸の心音はそれ以上に大きい。
私の手を引く小さな左手は滑らかで心地よく、どこかしっとりしている。私とこの子、どちらの汗だろう。
自室までの道にある大きな両開きの扉、執務室の前で歩みを止めた。
「提督?」
振り返るサムに微笑みを返して、私は扉を開く。サムを連れ込んでから扉を閉め、内鍵をかけた。
「何か忘れ物でもしたの?」
「たまには私の部屋じゃなくて…ここでしない?」
「えっ!」
柔らかそうな頬の桃色が、ほんの少し濃くなった。
「大丈夫。今日は誰も来ないもの。」
そうして自分の頭へ指を指す。先程後藤くんから引き継いだ予定は全て頭に入っている。
「う、うん…提督がそう言うなら…♡」
恥ずかしさはあるようだけれど、それでも拒否はしないらしい。
待ち切れないといったような感じで制服に両手をかけるサムだったが、今日はいつもと気分が違っていた。人差し指をサムの鼻先へぴたりと当てて脱ぐのを静止する。
そして、耳元でこそっとある事を呟く。誰も聞く人は居ないのに。
「………提督のえっち。」
やや不満そうなサムのその声で、背筋が震えて心が熱くなる。ああ、体はなんと正直なのだろう。
「サム、準備出来た?」
「わ…て、提督、大胆…♡」
「ふふ…そう?」
私の自室は、廊下への扉とは別に執務室につながる直通の扉もある。そこから戻ってきた私の姿は、確かにちょっと大胆だったかもしれない。
「あなた、この制服褒めてくれたでしょ?どう?」
「すごく…かっこいいけど…なんかとっても…えっち。」
今着ているのは中尉の時のお古だった。サイズの合わないピチピチの服だったけれど、古い軍服でも本人の希望があれば持ち帰ってもいいらしい。
そんなサイズの合わない詰襟の上着を、私は袖も通さずただ羽織っていた。………全裸の上に。
肩や背中、地肌に擦れる絹の上品な質感が、否応にもそれを自覚させてくる。制服をこんな冒涜的な行為に使っている、そんな事実が背徳感と高揚感を生み出していた。
「サム…あなたのも見せてくれる?」
いつも通りの制服に身を包むサム。水色の可愛らしい…でもちょっと短すぎるようにも見えるスカート、それに手をかけたサムはゆっくりとスカートを捲り上げる。
スカートの下、そこにあるべき白い布は見当たらない。代わりにピンク色に染まる亀裂が一筋、そしてそこから透明な蜜が細い太ももに滴っている。
「もー…普段パンツ履きなさいって言ってたのに。」
染めた頬をぷくっと膨らませるサム。こんな幼い少女が、眼の前でノーパンを晒していた。
「ふふっ。ごめんなさいね。たまにはこういうのもいいでしょう?」
教育課程の最終週、宿舎で見た光景と同じだった。彼女と同じ個体、もうひとりのサミュエル・B・ロバーツが自分の胸と秘部を見せびらかしてきたあの光景。正直、心が揺らいだ。本当に手を出してしまいそうだった。
サミー…あの子とサムは違う。でも、サムだったらどんな顔をするだろう。どんな顔で私を誘うのだろう、そんな興味が湧いてしまった。
「ねえサム、上も見せて?」
「ん…♡」
片手でスカートをめくりあげたまま、上着もめくりあげる。その先に待っていたのは白いブラジャーではなく、白い素肌。ピンク色の蕾が二つ、ほんの少しだけ盛り上がった丘に咲いている。
その後ろには毎日向かっている机があった。古臭い本棚と年季の入った絨毯、それからインクの匂い。事務的な匂いに混じって甘い香りが漂ってくる。
私はそのままサムを見つめていた。小さな胸が膨らんで萎む様、太腿を伝わり落ちていく水滴、制服をぎゅっと握る両手。この時間が永遠にあればいいのに。
「……提督?」
黙って見ているだけの私を変に思ったのか、サムが声をかけてくる。
いつものきょとんとした表情ではなく、どこか寂しげな表情。恥ずかしさもあるけれど、何かを期待している。そんな顔だ。
「やっぱり…恥ずかしいよ、これ。」
細い太腿を擦り合わせながら、桃色の頬がさらに濃く染まる。
「サムでそれなら、私の格好はもっと恥ずかしいんじゃない?」
「むー…」
私の瞳を見つめていた黄金色の相貌が下を向く。ゆっくりと下がっていく視線の先には私の体があった。私がしたのと同じように、サムもまた穴が空くほどにじっくりと見つめてくる。
「ふふっ……♡」
その視線は色んな方向を向いているけれど、全て私の方を向いていた。胸、足、股、腕、そして顔。視線はレーザーのように私の体を焦がしていく。熱くて、痒くて、じれったい。
「ね、ねえ…しないの?」
期待に満ちた瞳が私を見上げてくる。お預けを食らった子犬のように、どこかしょんぼりとした表情。とても…可愛らしい。
「じゃあサム、そのまま…そのままでいてね。」
「ん…わかった。」
「いい子ね。」
そう微笑んで安心させると、私はすぐに膝をついた。サムがめくりあげたスカートの中身へ顔を近づける。
「ひゃっ♡」
割れ目…ではなく太ももにキスをする。意表を突かれたようで、頭にぱさりと布が落ちてきた。
幼い少女の体から、してはいけない女の香りがする。スカートの中に充満する蠱惑的な香りが。
「あっ…やだっ♡提督、くすぐった…あっ♡」
白い肌に伝う密を舐め取る。とても甘美だ。まだ割れ目も責めていないのに、くすぐったいのか、それとも感じているのか、細い足はふらふらと後ろに下がっていく。
「んっ♡あっ…!」
サムのお尻が机にぶつかった。書類の詰まった机は彼女程度の質量ではびくともしない。
「やぁ…やだぁ…意地悪しないで…提督…♡」
「意地悪?さあ、何のことかしら。」
ふぅ、と息を吐くと、同じように頭上から甲高い吐息が吐かれた。割れ目からは新たに密が流れ落ちる。
「サム、机に手をついて。」
「え?……こう?」
サムは机に寄りかかったまま、後ろ手で手をついた。それを確認すると私は両足を掴み、その軽い体を持ち上げる。
「わっ!」
「ごめん、痛かった?」
「大丈夫…びっくりしたけど。」
執務用の広い机の上、上着もスカートも捲り上げ、秘所を晒すサムがいた。
普段ベッドの上で見るような、生まれたままの姿ではなく、セーラー服を着て、書類の散乱する机上でその性器を曝け出している。
その姿は艦娘というよりは、ただの学生に見える。ああ、セーラー服とは何と罪深いのだろう。
「え、提督、ここでするの?」
「ダメ?」
「だって、ここお仕事する場所…」
「それがいいんでしょう?すぐに…わからせてあげる。」
机の上、まな板の鯉のように打ち上げられた少女の股を開き、そこに顔を突っ込んだ。太ももではなく、たっぷりと密に溢れた峡谷に口を付ける。
「あっ!あああああああっ♡♡♡」
サムの割れ目は既にグズグズになっていて、何の抵抗もなく私の舌を受け入れた。
突き出した舌が両側の肉厚な大陰唇に挟まれて、火傷しそうなぐらいの熱を与えてくる。
もう我慢が出来なくて、大きく口を開けてサムの割れ目へ食らいついた。野生動物が川の水を啜るのと同じように、本能的にそれを求める。
「提督っ♡いきなりっ♡激しっ♡んんんっ♡」
乾いた口いっぱいに温かいものが広がっていく。アルコールのような熱気と酔いをもたらして、私の頭を焦がしていく。口から涎が溢れだすのも構わずにただひたすら啜る。
「あっ♡だめっ♡提督っ♡机っ…濡れちゃうっ♡」
「だいっ…じょうぶ…♡サム…頂戴…♡」
舌で割れ目を舐りあげる合間になんとか答える。その間もサムはずっと大洪水だ。
「っ♡あっ♡でちゃっ!あああああああああっ♡♡♡」
小さな太ももが私を挟んだ。両手が私の頭に添えられて、痙攣する下半身に押し付けられる。
「~~~~~~~っ♡♡♡」
サムの腰が上に跳ねる。それと同時に、割れ目の奥から熱いものが吹き出した。
「んぐっ!んっ♡んふっ♡ふっ…ふぅ…♡んじゅっ…♡んぐっ♡」
温かい粘膜から発射された潮が私の口を跳ね回り、口内をマーキングしていった。愛液と潮のカクテルに溺れそうになるけれど、もう慣れた。その暖かさも、味も、匂いももう覚えている。そしてそれがどんなに心地よいものであるかも。
「んぐっ♡じゅるっ…ふぅ…♡いつもより…多いんじゃない?」
少し鼻にまで入ってしまった。鼻腔までもがサムの匂いに支配される。
鼻を鳴らしていると、荒い息を吐いていたサムが口を開いた。
「な…なんだか…すごく…気持ちいい…♡なんでか…わからないけど…♡」
「いい子のサムにはわからないかもね。人っていうものはね、いけない事をすると…すごく気持ちがいいの。」
ああ、私は悪い大人だ。
ピンク色を通り越し、赤くなった割れ目は開き、中の小陰唇やクリトリスが露出していた。机の上にあるそれは余りにも場違いで、だからこそ、興奮する。
「……わたしも。」
頬を染め、サムがこちらを見上げて呟く。
「………わたしも、悪い子になって、いい?」
力なく項垂れていたサムの両足が、私の腰に回される。でもそれ以上の事はしてこなかった。
ただ足で組み付いて、何かを求めている。サムは無言で片手を下ろし、自分の割れ目へ触れて、指で大陰唇を広げる。
「いけないこと…して?」
恥ずかしそうに微笑むサム。期待混じりのその顔はとても可愛らしく、顔だけ見れば情事の最中だとは思わないほど純粋。そんな顔で、おねだりをしてきている。
「……悪い子ね、サム。」
いつからか、この子も悪い子になってしまったらしい。
自分の割れ目に指で触れると、もうそこはぐっちょりと濡れていた。表面張力で辛うじて耐えていた愛液がぼとりと床に落ち、絨毯にシミを作っていく。
でも、そのシミはもう一つだけではなかった。サムから漏れた愛液も同じようにシミを作っていて、小さい水飛沫がまだら模様を作っている。
後始末をどうしよう、という考えが来る前に、もっと汚してみたいという興味が勝ってしまった。
指で大陰唇をかき分けて、中のぬらりと光る粘膜をサムの割れ目にあてがう。
「んっ……♡」
「提督……あったかい……♡」
サムと貝合せの格好で腰を押し付けあう。そんな器官ではないはずなのに、触れた彼女の粘膜のひだが手に取るようにわかる。勃起した小さなクリトリスが、こちらの粘膜を引っ掻いていく度に腰が砕けそうになった。
何より温かい、いや熱い。サムの粘膜も、お尻も、太ももも、密着している所全部が熱い。全身から来るもどかしさを体の赴くままサムにぶつける。疼きは鉄のような熱さに焼かれて、代わりに快感がやってくる。
「てぇとく……もっと……♡」
腰に回されたサムの足に力が入る。可愛らしいおねだりに答えられないはずもなく、私は獣になる。
「ッ……♡サム………♡」
水色の頭の隣に腕を置き、彼女に覆いかぶさる。眼の前には小さな肢体がその全てを曝け出して、ただ私が腰を振るのを待っていた。耐えられるはずがない。
「サムッ♡サムゥ…ッ♡」
「あっ♡提督っ♡あああああっ♡」
私が腰を突き出すと、二人の割れ目はずるりと滑る。粘膜の森から、白く滑らかな砂浜へ。
それと同時に、サムが両足で腰に食らいつく。もっと、もっとと自分の腰をこちらへ押し付ける。
また、砂浜から森へ。絡みつく粘膜から素肌へ。熱く滾る沼から滑らかな絹へ。その繰り返し。
揺れる黒髪と駄肉は汗に塗れて、下にいるサムをべっとりと汚している。でもサムだってもう汗塗れで、背中に敷かれた書類は灰色に染まり使い物にならない。
「サムッ…♡私のっ…♡これっ…♡握ってっ…♡」
小さな手を取り、胸へと誘う。汗に塗れたピンク色の頂点をサムの指が掴んだ。
「ぐっ!?ふっ♡うううううっ……♡もっと…強く…♡して……♡」
「はぁっ…♡はあ…♡うん……提督……♡」
その瞬間、電撃が走った。痛みなのか快感なのかはわからないけど、少なくとも心地よかった。
駄肉に沈むサムの腕、全部包み込みたい。彼女を感じたい。
「わたしっ…♡そろそろ……♡ダメ…かも…♡」
小さな身体は震え始めていた。ピクピクと軽い痙攣がお互いの粘膜へ走る。重なり合った二つの性器は愛液と汗の泡に塗れて何も見えず、私の陰毛が幼い鼠径部に絡みついている。
ふと、サムの全てが欲しくなって、眼の前の体に飛びついた。
「ああああっ♡提督っ♡あついいぃっ♡♡」
「私もっ♡火傷っ♡しそうっ♡あー…♡はぁ♡」
サムも辛抱出来なかったようで、空いた両腕を背中に絡みつかせてきた。そして、おそらくは口で、私の乳首へと吸い付く。
「ひぇぇほく…♡むじゅっ♡はぁー…♡すきぃ…♡」
塩辛い汗のミルクを吸いながら、愛とともに吐息を吹きかけてくる。
「あああっ…♡サムっ♡私…もうっ♡」
「わたしもっ♡んじゅるっ♡いっちゃう…かも…♡」
「あっ…♡あああああっ♡」
「てぇ…とくぅ…♡」
小さな舌がくるりと乳首を一周したその瞬間、快感が全身を駆け巡る。それはサムも同じだったようで、両手両足が私の体を強く締め上げた。
「ケイっ…♡ちゃんっ……♡♡♡」
「~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡」
ドロドロに溶けて一つになった割れ目から熱湯がほとばしる。お互いの粘膜に吹き付けて、絡み合って、脈動するそれを押し付けあった。
二人とももう下半身はびしょ濡れで、逃げ場のない愛液のシャワーが胸のあたりまで流れてくる。濡れた肌と肌をこすり合わせるだけでも気持ちいい。
「ふぅ…♡はぁっ……♡はぁ…♡はぁ…♡」
「んちゅ…♡はっ…♡はっ…♡てーとくぅ…♡すごい…♡」
私が体を起こすと、サムがしゃぶっていた乳首から唾液が糸を引き、そのままだらんと垂れた。
唾液は彼女の口から溢れて胸元を汚したけれど、机の上にいるサムは既にびしょ濡れになっている。短いスカートも薄い上着もぐっしょり濡れて、少女の薄い肉体の凹凸を露わにしている。
「はぁ…♡んっ…♡」
汗に濡れた手で、自分の涎を拭う姿を見て、また何かが湧き上がってくる。
そんな余裕を消し飛ばしてみたい。涎を拭う間もなく乱れるサムが見たい。
「ふふふ……ちょっと待っててね、サム…♡」
小さな歯型の残る乳首を拭い、そこに残った唾液を眼の前で舐めて見せる。それを見たサムは、恍惚とした表情でこちらを見上げていた。
「提督…なんていうか…すごく…えっち♡」
何の飾り気もない、ただの子供の感想が心臓を貫く。私にはこの言葉さえあればいい。
体液がぼたぼたと流れるのも気にせず、一旦自室へと戻る。
執務室へ戻ると、机の上に寝転んだままのサムがこちらを向いた。
「………!」
その顔は赤く染まっている。視線の先には私の下腹部…から生えるグロテスクなディルドがあった。
「続き…しましょうか。」
「うん…♡」
そう言ってサムは抱っこをせがむ子供のように手を伸ばした。私はそれを無視して、横にあった椅子へ座る。
「さ、こっちよ。サム。」
股を大きく開いてディルドを見せつけながら太ももを叩く。
「…………えっち。」
サムはそう呟いて机を降りた。濡れた制服は体に張り付いて、うっすらと胸に二つの突起があるのが見て取れる。
眼の前に立った少女はスカートを捲り上げて…止まった。
「これ…どっち向いて座ればいいの?」
「そうね……さっきは向かい合ってたし、こうしましょうか。」
サムの肩を両手で抑えてゆっくりと振り向かせる。水色の後頭部に二つのお団子、小さな背中、そして濡れたお尻。
「座っても…いい?」
可愛らしく振り返り、許可を求めるサム。その目は私を向いていたが、徐々に下へと、自分が座るべき場所へと向いた。
「あなた………本当にいけない子ね。いいわ。」
両手を今度は彼女の脇へ持っていき、誘導する。とても、とても軽い。心配になりそうなくらいに軽い。
でも、その体の中に色々なものがある事を私は知っている。純粋な少女の姿、諦めない戦士の姿、そして…愛を求める女の姿。
ゆっくりと腰を下ろすサムを誘導しながら割れ目へと手を伸ばす。既に濡れて開ききっている膣口は容易に指を飲み込んだ。
「ふぁっ♡て、提督…腰…抜けちゃうからぁ♡」
「そう、もう少し後ろ。………そこ。ゆっくり…ゆっくりね。」
私の奥深くに突き刺さったU字の双頭ディルドはまっすぐ上を向いていた。こんな幼い子に入るとは思えないグロテスクなものだったけれど、経験はある。
「んっ♡あっ♡はっ……はああああぁぁぁ♡」
サムの割れ目が、ディルドを飲み込んでいく。蜜壺から溢れ出した愛液が、添えた私の手のひらを汚していく。毛も生えていない未熟な割れ目をマッサージしながら、時折ひだの内側を指先でくすぐったり、ディルドに愛液を塗り込んだり。
「あああぁぁぁ……♡あっ♡」
するするとサムの腰が下がっていって、底へと到達した。露出していたディルドは全て飲み込まれており、傍目には二人が背面座位で繋がっているようには見えないだろう。
「あっ♡だめっ♡撫でちゃっ♡あっ♡」
でも、この子の下腹部を撫でているとそれが入っているのがわかる。柔らかい肌の下にある棒状の異物。撫でる度に可愛らしい嬌声が上がる。
「あっ♡だからっ♡撫で…ああああっ♡」
性器に触れてもいないのに、ただ撫で回すだけで体が揺れる。
「ん……♡ふぅ………♡」
それで感じているのはサムだけじゃない。私もだった。正直、これを挿入して歩く時点で結構限界だった。
ギチギチに詰まったシリコンの異物が、膣口にフィットして内側から理性を削っている。U字の構造は繋がった相手のサムの体重までこちらに衝撃を与えている。その状態でサムが動けばどうなるか。
U字の先端がゆっくりとこちらを圧迫してくる。多分サムも同じ状態だ。二人の自重が子宮を突き上げて、圧迫して、それがたまらなく気持ちいい。
「てぇとく……♡わたし、ちょっと……ひゃっ!?」
指先で可愛らしいお豆さんを撫でる。小さいけど硬いクリトリスは未だ包皮の中にあるけれど、ひと撫でしたぐらいでわかるぐらいには勃起している。今はディルドが挿入されているので、よりわかりやすい。
内側からシリコンで、外側から指でねぶるように責める。体液で濡れた指先はもうローションなんて必要ない。サムの両手が覆いかぶさってくるけど、跳ね除けるだけの力もないようだった。
「やだっ♡あああっ♡わっ♡わたしっ♡」
使っていない方の腕で彼女の胸を抱きしめる。少女の甘い芳香を嗅ぎながら、指先をスピードアップ。
これだけ濡れていれば舌先と変わらないだろう。でも、舌ではこんな事は出来ない。
「んっ!?あああああああっ♡♡♡」
親指、人差し指、中指、三本の指先でクリトリスをつまみ擦り上げる。つまんだ塩を振りかけるようにして、幼い体を調理していく。
「やだっ♡出るっ♡出ちゃうっ♡」
「今さらじゃない。別にいいわよ?」
「ちがっ♡わたしっ♡おしっこ、出ちゃうぅ♡」
「えっ。」
小さな背中がぶるっと震えたのが肌に伝わってくる。
咄嗟に机を見るとマグカップがあった。いつもコーヒーを飲んでいるやつ。
「あっ♡ああああああ~~~~っ♡♡♡」
限界を迎えたサムの声。考える余裕はなく、マグカップを彼女の割れ目に押し付けた。
「~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡」
まず、絶頂したようだった。透明な液体が嬌声と共に噴射され、サムの体が痙攣する。
「っっ♡あっ♡はああぁぁぁぁぁ…………♡」
おそらくは性的興奮とは別の痙攣が来た後に、黄金色の液体が飛び出した。既にマグカップの底に吐き出された透明な液体はすぐに黄色に染まっていき、温かいものがどんどんマグカップを満たしていく。
「ああああぁぁ……♡あっ♡」
最後の一滴が吐き出されると、硬直していたサムの体から力が抜けた。ぐったりと背中を私に預け、真っ赤な顔でこちらを見上げている。
「やめてって……言ったのに………♡」
「やめて、とは聞いてない。それにあなた、今ので気持ちよくなってたわよね?」
赤い頬が更に赤く染まる。
「………これ、どうしましょうか。」
そして、右手にはマグカップが残った。黄色い液体が波々と注がれ、アンモニア臭の湯気が立っている。
「提督…まさか飲むんじゃ…。」
「流石に………飲まないわよ。それとも…飲んで欲しい?」
「え、い、いや、わたしは…別に…。」
私を見上げる視線はずっと動かなかった。ただじっと、私が何をしようとしているのか観察しているようだった。
「………そう。でも、私…あなたのためなら何でもするから。もし、あなたがそういう趣味になっても受け入れてあげる。」
まあ、この子がシている最中に粗相をするのは初めてではないし、口にするのも初めてではないけれど。それでもやはり面と向かってそういう事をされるのは恥ずかしいらしい。
「そ、そんな趣味ないもん!」
「そう。よかった。」
そうは言いながらも、多分サムが言ったらやっぱり受け入れると思う。
でも…今は別のことをしていたい。マグカップを机に置いた。
「ねえ…サム。私…まだ足りないの。」
両手をサムの体へ絡める。服の下へと滑らせて、それぞれ胸と下腹部へ。小さな胸板はまだ激しく脈動していて、お腹はひたすらに熱く、触れるだけでぴくりと動く。
少女の体はまだまだ熱を持っていて、押し付けた駄肉が焼けそうになる。焼き付いて、こびり着いて、一緒になりたい。
「………うん♡」
サムの手が私に重ねられた。それは否定ではなく肯定の仕草。ただふわりと添えられる手のひらが、何かを求めてきゅっと握られる。
「サム………♡」
すぐ下に見える可愛らしい唇に吸い付いた。彼女の吐息と、体液のミストが私の脳を包み込む。
「ケイちゃん…♡あっ♡」
私は…ほんの少しだけ腰を上げて、落とした。年季の入った椅子がぎい、と悲鳴を上げると同時に、U字のディルドが私達を貫く。
「サムもっ…同じように…♡やって♡」
「んっ♡こ、こうっ…?」
「ん゛う゛っ♡」
サムの身体が揺れて、軋む音と同時に子宮が突き上げられた。
小さな小さな衝撃だったけれど、既にギチギチに詰まったディルドは容赦なく弱点を攻め上げてくる。眼の前の体が、私の、女のスイッチを押し上げてくる。
「ふうっ…んっ!」
「ぁああっ♡」
お返しとばかりに、同じように突き上げる。下から突き上げられたサムは天井に向かって嬌声を上げた。
「サムッ♡あっ…♡はぁっ…♡もっと…♡強くっ…!」
「ケイちゃんっ♡わたしっ♡わたしもっ♡もっとっ…♡欲しいっ…♡」
涙と肉欲で揺れる金色の瞳。その両眼はただ私だけを見ていた。
「そんな目で見られたら…私…!」
右手で彼女の割れ目を、左手で肉の足りない胸板を抑えた。二つの腕で全体重を抱きしめながら、サムを持ち上げる。
「あっ♡抜けっ…♡あああああっ!!!!」
ディルドを半分ぐらい露出させてから、落とす。
「んぐっ♡♡あっ♡はぁっ…♡」
その衝撃は私にも襲いかかった。こんなに軽いのに、すごい威力。
「あっ♡あ゛あ゛あ゛……♡」
今度は私だ。腕でサムを抑えたまま、腰を上げる。もう開いているのか閉じているのかも判らない割れ目から、ずるりとディルドが抜け始める。膣壁が引っ張られて剥がれそうなのに、ディルドと一緒に内蔵まで抜けてしまいそうなのに、強い多幸感が体を駆け巡る。
十分上げた後、腰を落とした。
「あぅふっ!?」
呼吸のタイミングと重なったのか、変な鳴き声を上げるサム。でもやはり気持ちいいようで、震える背中がそれを物語っている。
そんな声をもっと聞きたくて、乳首とクリトリスに指を伸ばした。
「あっ♡うっ…はぁっ♡」
「やっぱり…まだどっちも小さいわね。」
「ケイちゃんは…」
「ん?」
「ケイちゃんは……小さいほうが…好き…?」
にへらと笑う顔が私を見上げた。当然、答えは決まっている。
「サムのならどんなのも好きよ。」
濡れそぼったクリトリスを潰す。優しく、でも激しく。ディルドにこすりつけるように。
「あぅっ♡」
「あなたがエッチのしすぎで変な体になっても…」
今度は乳首。薄い肉付き…でも無いわけではないそれを付け根から絞り上げる。
「あ…♡あぁー…♡」
「あなたが成長して、私に負けないくらいの体になっても…」
金色の瞳に向かって呟く。
「あたなの事が好き。」
「…わたしも♡」
「っ♡」
それからはもう何も考えられなかった。お互いに腰を振り、椅子にディルドを擦り付けて、背中と駄肉の境目がわからなくなるぐらいに交わって、同じ快感を共有し、反芻し、貪り合う。
「サム…♡サム…♡サムッ♡」
「ケイちゃんッ♡ああっ♡ああああああっ♡熱いっ♡」
執務室の中に響くのは獣の声と水音、そして椅子が軋む音。
椅子は座面も背もたれもびしょ濡れで、机の上の書類には水飛沫が舞っている。
サムの背中も濡れていて、セーラー服の繊維が私の乳首を荒削りにして快感を与えていた。
ふと思いつき右手を見る。サムのクリトリスを責める手には濡れたスカートがべっとりと張り付いていた。
「ああああっ♡ケイちゃんっ♡ケイちゃんっ♡はぁっ…はっ…あっ!?」
濡れたスカートでサムの秘所を覆う。サムは既に察しがついたようだ。
「あああああああああああっ♡♡♡待って♡それっ♡つよ…あああああっ♡♡♡」
そのまま、スカート越しにサムの秘所を撫でる。いや…この感覚は洗い物に近いかもしれない。
「ああああっ♡わたしっ♡おかしくっ♡なっちゃ♡ケイちゃんっ♡とめてっ♡」
「言ったでしょ…♡どんなあなたも…好きだって…♡」
嬌声を上げる唇に蓋をした。お互いの吐息が混じった瞬間、ついに体が絶頂を迎える。
「っっっっっっっっ♡♡♡♡♡♡」
「~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
お互いに嬌声の全てを吐き出して、飲み込んだ。唸り声と共に痙攣が始まる。
私は思わずサムを抱きしめた。今までも抱きしめていたけど、もっと強く、締め付けるように。
体から込み上げてくるモノが多すぎて少し怖くなってしまったのかもしれない。ただ、分かち合いたくて、一つになりたくて子供のように丸まった。そして、それが来る。
「あ゛…あああああああああああああああっ♡♡♡♡♡」
今叫んだら、サムの体を風船のように割ってしまいそうで、代わりに虚空へと叫ぶ。全身からあふれる幸福感と浮遊感がそうさせた。
もう出ないと思っていた汗と愛液が全身が吹き出して、痙攣する膣がディルドを締め付ける度に快感を再生産してくる。
「あ゛っ!?」
ディルドが勝手に飛び出した。それはサムの方も同じだったようで、愛液に塗れたブツが縦断を二、三度バウンドする音が聞こえて、それから緩んだ割れ目から潮が吹き出す。
「あっ♡ああああああっ♡あっ♡」
腕の中で震えるサムが、余韻で腰をガクガクと動かしながら愛液を撒き散らす。スカートはもう許容量を超えていたようで、スカート越しに愛液がにじみ出ていた。
「あっ♡あっ……♡はああああぁぁぁ…♡」
自分を抱きしめる腕に縋りつき、身を震わせるサム。快感に打ち震える小さな背中をもう一度抱きしめて、同じように余韻に浸った。
「サム……♡」
「ケイ…ちゃん……♡」
「あー…我ながらちょっと向こう見ずだったわね。」
濡れた雑巾を絞りながらぽつりと呟く。
少し前までサムが寝転んでいた机を見る。ピカピカに磨かれ汚れ一つない。
床の方はと言うと替えの絨毯が敷かれており、元あったものはゴミ袋の中。ちょうど買い替えるつもりだったので問題無し。椅子の方は分解して洗浄済みだ。
「……くしゅん!」
ジャージに着替えはしたのだけれど、あの後暫くサムと裸のまま余韻を楽しんでいたので体が冷えてしまった。サムは…艦娘だし問題ないだろう、多分。
全ての後片付けを終え、熱々のコーヒーを啜っていると自室の扉が空いた。
「提督!シャワー空いたよ!」
バスタオル一枚を体に巻き付けただけのサムが飛び出してきた。やはり心配は要らなそうだ。
「ん…片付けも済んだし、これ飲んだら入るわ。」
マグカップを傾けてコーヒーを飲んでいると、ぱらりと音がした。
「サム?どうしたの?」
体に巻き付けていたタオルが落ち、床に広がっている。視線は私を見上げて固まっていた。
「ちょっと、流石に今日はもう…サム?」
「そ、その、マグカップ、何が入ってるの…?」
「うん…?コーヒーだけど?」
マグカップを傾けて中の漆黒の液体を見せた。しかし、サムの顔はどこか引き攣っているようにも見える。
「それ……わ、わたしの…おしっこが入ってたやつ…?」
「………そ、そうだけど。流石に洗剤で洗ってるわよ?」
サムの顔が、みるみる赤く染まっていく。
「だ、ダメ!そんなの使わないで!恥ずかしいよ!」
「でもこれ、お気に入り…」
「ダメって言ったら、ダメーーーーッ!!!」
「わ、わかったから。これ飲んだら捨てて…」
「えっ…い、いや。提督のお気に入りなら、捨てるまでしなくたって…。」
「もう、どっちなのよ。」
わけもわからず表情がコロコロと変わっていく。ああ、そう言えばこういう子だったなぁ、サムは。
「じゃあ…今度外出した時にサムが新しいの選んで欲しいな。それでどう?」
「……ホント!?それならいいよ!」
今度はニコニコ顔になった。わかりやすい。
「次はいつ!?どこに行く!?」
さっきまでの恥ずかしさはどこへやら、すっかりその気になったサム。可愛らしい。
………このマグカップ、捨てずに取っておいたらまた同じような顔を見られるだろうか。そんないけない考えがよぎってしまう。
「ふふふ……♪」
私の意味深な笑みの裏に潜むものに全く気が付かず、同じように笑みを返してくる。やはり肉欲を求める女としての一面は一面でしかないのだろう。
そう考えると、サムの無垢な笑顔を見るだけで嬉しくなる。その裏にある一面を私だけが知っているから。
小さな少女の笑顔。好きな理由がまた一つ増えた。少し邪な理由だけれど。
「ねえねえ、どこに行く!?」
「はいはい、日程決めてからね。」
これからもまた増えていくのだろう。きっと。