Melody of wakaba's Fashion 作:白羽小鈴
今回初の18禁要素を入れて見ました。
若葉ちゃんと出会い月日は流れ秋
「就職おめでとうございます」
パチパチパチパチ
自分の事のように笑顔で俺を祝福する若葉ちゃん
「ありがとう。全部若葉ちゃんのお陰だよ」
俺は予定通り卒業制作で若葉ちゃんのように胸の大きな女性用の服装を制作し発表した。制作は短い期間だったが若葉ちゃんも満足いく服で無事卒業制作として受け取ってもらえ卒業できる事になった。そして卒業制作の展示会でそれを見たデザイン会社の社長さんから後日うちで働かないかという連絡が来て今日その最終面接があり無事内定を貰ったのだ。
「あの・・・それでどうして先生の就職祝いなのに私が行きたかったお店に?それにこんな豪華なホットケーキを私に?」
今は内定が決まってその足で昔若葉ちゃんが言ってみたいと言っていたホットケーキの有名店に連れてきている。
「そりゃあ。若葉ちゃんのお陰で卒業も就職も決まったからだよ。俺だけじゃどうにもならなかったから」
「そ、そんな。先生の作品が良かったんです。私は先生の作った服を着て自分のワガママを言っただけですよ」
「ワガママなんてとんでもない。どれも参考になるいい意見だったよ。俺だけじゃ気づかない所とか多かったし。卒業制作の服だって若葉ちゃんの意見をくれて改善した所とか評価されたし。今回の就職も胸が大きい人の服を売り出したいって要望だし。若葉ちゃんがいたからだよ。だからホットケーキはそのお礼」
「あ、ありがとうごさいます。じゃあいただきます」
目を輝かせてパンケーキを綺麗にフォークで八等分にしてメープルシロップをその上から垂らしていく。そして
ぱく
「おいし~」
満面の笑みを浮かべながら食べる。そんな笑顔を見ているとこっちも自然と笑みがこぼれる。
「本当においしそうに食べるね」
「だっておいしいんですもん。やっぱりメープルシロップの染みたホットケーキは最高です❤❤」
「でも本当に好きだねホットケーキ」
打ち合わせする際喫茶店を利用する時は絶対にホットケーキを注文していたのを思い出す。
「はい。大好きです。みんなケーキと言ったらショートケーキとタルトとかでなかなか賛同してくれる人がいなくて頼みづらくて。あ、あの私ばかりじゃなくて先生もどうですか?ホットケーキ」
自分のフォークにホットケーキを刺し俺の口元に持って来る。
「え?」
「どうかしましたか」
「いやだってこれ・・・」
「???」
俺が躊躇っている意味を若葉ちゃんは分かっていないようだった。
(これって間接キスだよな・・・落ち着け大学生にもなってそんな小学生みたいな事を・・・)
そう思いながら
パク
ホットケーキを俺の口に入れる。
「おいしいですか?」
「ああ、おいしい」
正直緊張で味なんか分からない。
「ですよね。やっぱり有名なお店は一味も二味も違いますよね♪」
ぱく
そのまま次のホットケーキを刺し俺の口に入ったフォークが今度は若葉ちゃんの口に入る。
「あっ」
「どうかしましたか先生」
「あ、いや・・・なんでも」
やっぱり俺が意識過剰なだけかだけのようだ。
「それにしても私なんかでしいんですかね?服のモデルなんか」
「当然だよ。むしろこっちが聞きたいよ。良かったの?もう少し悩んだりするかと思ったんだけどすぐに決めて」
今日の最終面接の際に社長に若葉ちゃんも連れて来て欲しいと言われ疑問に思っていた。そしたら若葉ちゃんに服のモデルとしてアルバイトしないかという提案もあった。
「もちろんです。だってかわいい服ですし。それに先生が卒業しても先生の服が着れるんですもの」
「あ、ありがとう」
正直かなり嬉しい自分がいた。これからも若葉ちゃんの為に服を作れるという事に
「あと本当に良いんですか?卒業制作で作った大事な服私がもらって」
「良いに決まってる。だって若葉ちゃんの為に作った服なんだから若葉ちゃんにこれからも着て欲しいよ。普段使いできる服だし」
「ありがとうごさいます。大切にしますね。一生」
「ははっ。一生か」
その言葉に胸がチクリと痛む。就職が決まってひと段落したと思っていたのだがこれからの事で一つ考えなければならない事ができた。それは最後俺と社長二人で話した事。若葉ちゃんとの関係を聞かれた
(あの子君の恋人?)
そう社長から聞かれたが
(いえ?後輩です)
そう俺がすぐに言うと何か考える素振りを見せ
(ふ~ん。今はいいけど。でもこれからはそれじゃダメだからね。ちゃんと自分の気持ちを言わないと4月までには決めてよ)
そう言われた。正直社長さんの言う事も分かる。このまま大学の先輩後輩という関係のままは無い。そもそも俺は出会った時と比べて変わった事がある。若葉ちゃんへの想いだ。若葉ちゃんの事は好きだ。それも後輩としてでなく一人の女の子として。何度も仕立てた服を着てもらい意見を言ってもらってお喋りをしていて感情は恋心に変わってしまっていた。恋人になりたい。でも若葉ちゃんがそうと思って無かったら。彼女は俺の事をファッションの先生として慕ってくれている。それは恋人と違う。それなのに俺が言っていいのか。そして若葉ちゃんの答えを聞くのが怖い。違って拒否されたら。それから彼女の為の服を作れるのかどうか分からない。これを社長は懸念していたのだろう。確かにどこかで気持ちを伝えなくてはいけない。でもなんて言えばいいのか分からない。いっその事言わずに若葉ちゃんの方から離れていってもらうのを待つか?そんなの優しい若葉ちゃんがするなんて無いに決まってる。
(は~自分勝手だな・・・俺)
若葉ちゃんの笑顔で食べている姿とは裏腹に俺の心は沈んでいた
「今日はありがとうございました」
食べ終えて店を出てもう一度お礼を言う若葉ちゃん。
「いいよ。これからも迷惑かけちゃうかもしれないけどよろしくね」
「はい。こちらこそこれからもよろしくお願いしますね。先生」
「・・・・・・・・・・」
「先生?どうかしましたか」
「あ、ごめん。ちょっと考え事をね」
「そうですか。私にできる事があればなんでも言ってくださいね」
そんな笑顔にいつもは励まされるのだが今は違う。やっぱり若葉ちゃんにとって俺は先生でしかないのだろうか?パンケーキの関節キスもあれはもう異性として見られてないのかもしれないのだろうか?
「うん。近いうちに言うね。それじゃあバイバイ気を付けてね」
別れを告げ帰路に着こうとしたその時
ガシャーン
雷が鳴る。結構近いな。そう思っていると
ドサ
若葉ちゃんが持っていた荷物を落として耳を塞ぎうずくまってしまう
「若葉ちゃん?」
しゃがみこみ若葉ちゃんの様子を確認する。若葉ちゃんは異常なまでに震えている
「大丈夫。しっかりして若葉ちゃん」
怯える若葉ちゃんを俺は寄り添う。
「ごめんなさい。雷だけは、雷だけはダメなんです」
そう言いながら涙目になる。
ガシャーン
再び鳴る雷鳴
「いやーーー」
今度は悲鳴に近い声を上げる。そんな彼女を見て先ほどの悩みを忘れ彼女を安心させることで俺の頭はいっぱいになってしまう。
「大丈夫だからね。とりあえず俺の家ここからすぐだからそこで雷終わるまで休もう。いい」
コクリ
そう言って無言で頷いた彼女の手を掴み幸運にも止まっていたタクシーに乗せ自宅へ行くのだった。
自宅に着きソファーに若葉ちゃんを座らせる。
「ここなら雷は落ちて来ないから安心してね」
「はい・・・」
自室に到着したが若葉ちゃんの震えは止まらない。
「隣に居てくれますか?先生」
若葉ちゃんがか細い声で言う。
「うん。大丈夫だからね。俺が付いてるからね」
そんな彼女に俺は付きっきりで手を握りしめる。そうして1時間くらい経っただろう。雷鳴も遠ざかり震えていた若葉ちゃんも落ち着きを取り戻してきている。
「落ち着いてきた?」
「はい。すいません。ご迷惑をおかけして」
「いいよ。それより大丈夫。あんなに取り乱したりしてこっちもびっくりしたよ」
「昔目の前で雷が落ちた事があってそれでもう怖くて怖くて・・・・」
「そっか。さっきのも近かったもんね。怖かったよね・・・」
そうして自分は自然と若葉ちゃんの頭を撫でてしまう。
「ごめん。勝手に髪の毛触っちゃって」
「?どうして謝るんですか?」
「そりゃ・・・他人が・・・それも男がいきなり触るなんて・・・」
「私好きですよ。こう先生に撫でてもらうの?」
「そ、そう・・」
照れくさくなってしまう。
「ここが先生のお部屋ですか」
落ち着いたからかキョロキョロと辺りを見渡す。
「汚い場所にごめんね。緊急だと思って連れてきちゃって」
「いえ。そんな素敵だと思います。男の人の部屋とか初めて来ましたし」
そして物珍しそうにきょろきょろと見渡している
「あっ」
テレビの隣に飾ってある写真立てに目が止まる。それは卒業制作の発表した時の俺と若葉ちゃんの記念写真。本来はマネキンに飾るのだが。教授に無理を言って若葉ちゃんに着て披露した。
「あっごめん。勝手に飾ったりして」
「そんな気にしないでください。私も飾ってますから」
「え?そ、そうなんだ・・・」
今までの会話で若葉ちゃんとなんとも言えない空気になってしまう
「それより若葉ちゃん寒くない?何か適当に買ってくるよ」
「そ、そんな気を使わないでください」
「いいよ。いいよ。気にしないで。適当にくつろいでていいから。ちょっと色々買ってくるから待っててね」
そう言って慌てて部屋からでる。
「ふ~」
自室から出た俺は深いため息をつく。緊急とはいえ自宅に連れ込んでしまった・・・。後悔はしていないが問題が発生した。さっきタクシーに乗ってから今に至るまでずっと俺にがっちり抱き着いて若葉ちゃんの大きな胸が身体に当たって興奮し股間が大変な事になっている。先生と慕われているのにそんな俺が若葉ちゃんを性的な目で見ているなんて知られたら彼女は俺から離れてしまうかもしれない。それだけは避けたい。彼女がいなくなってしまったらもう俺は服を作る事ができなくなるし生きていけない。でも先ほど社長に言われたようにこれからの若葉ちゃんとの関係性を改め俺が若葉ちゃんの事を好きだという事を伝えなくてはいけない。でもどんな風にどのタイミングで?少なくとも今ではないのは分かる。こんなの観られたら体目当てで自室に連れてきたと思われても無理はない。もっと早く考えるべきだと後悔するがもう遅い。
(全部後回しにしていた自分が悪いんだが)
「は~」
再びため息をつく。戻った後若葉ちゃんと何を話そう。そう考えていると
「スマホ・・・忘れた。なにやってんだか・・・」
これからの事を模索しながら俺はまた自室へ戻るのだった
「先生~先生~好き~そこいっぱいいじってください❤❤❤」
戻ってくるとソファーの上でソファーにかけていた俺のワイシャツの匂いを嗅ぎながら半裸姿でオナニーしている若葉ちゃんがいた
(何してるの??????若葉ちゃん)
適当にくつろいでとは言ったけどオナニーは無いでしょ。そもそも出てってものの数分でまさかオナニーをするなんて思ってもいなかった。混乱しながらも若葉ちゃんのオナニーに目が行ってしまう。
(やっぱりおっぱい大きいな。自分の口に乳首を当てて吸えるなんて)
それにギャップがすごい。AVなんかで見たオナニーとはまるで違っていて迫力がある。あんなにも大きな声を出し胸を揉みながらおまん○に指を何本もいれて激しく動いている。若葉ちゃんのような清楚な女の子があんなにも大きな声を出し激しく。食い入るように見てしまう。それにしても・・・
「先生。先生~~いいです。もっと激しくしてください~私のおまん○もっと気持ちよくしてください」
まさかオナニーのおかずが俺なんて。若葉ちゃんから今までそういった好意は見られなかった・・・いや俺が若葉ちゃんの好意に気づいていなかったのかもしれない。若葉ちゃん・・・
「イクーーーー」
大きな若葉ちゃんの絶頂の声で考え込んでいた俺は我に返る。若葉ちゃんは盛大にイキ潮を吹いていた。あんなに潮って吹くんだなと感心してしまうぐらいに・・・
「は~大好きです。先生・・・」
その表情は涙を浮かべて憂いだ表情。そんな表情を見て胸が痛む。
「あわわー掃除しなくちゃ」
やっと自分のしでかした事に理解しあわあわし後始末をしようとする。だがソファーの前に置いてあるテーブルは潮まみれでびしょ濡れだ。もうこれを短時間で現状復帰は無理だろう
きゃっ
バーン
そしてイッた直後で力が入らない状況にも関わらず慌てて動くからソファーから転げ落ちる。
「てか、どのタイミングででよう・・・これ」
掃除が終わってからが良いがあの飛び散りようと若葉ちゃんのテンパりようでは一人で処理なんて無理に決まっている。だからといってここで俺が出て行き手伝っていいのだろうか?女の子のオナニーの後処理を・・・・。頭を抱えていると
がちゃ
「え?」
「え?」
恐らく拭くものを取りに来たのだろう。扉を開けた若葉ちゃんに見つかってしまう。
「え?え?え?先生いつからそこに?」
「あいやその・・・」
なんて言っていいのか分からなくなってしまう。
「とりあえず・・・服着ようか・・・」
オナニーし終えて後慌てて掃除しようとしてたからかおっぱいは見えてるしパンツは太ももに巻き付いて股間が丸見えである。
「う・・・・うえ~ん」
パニックに陥っていた若葉ちゃんは今の俺の言葉で遂に泣きだしてしまった。
「ごめんなさい。ごめんなさい」
結局俺も若葉ちゃんのオナニーの後始末をし終えて終わったと同時に頭を床につけ泣きながら俺に謝る。
「雷で怖がってた私を優しく介抱してくれてその後一人になって先生の匂いがいっぱいの部屋にいてせつなくてそれで我慢できなくなっちゃってしちゃいました。えーと・・・後いつもはこんなに出ないんですけど・・・今日は一段と感じてそれであんなにいっぱい・・」
テンパってなぜかオナニーに至る詳細を事細かに言う。それにしても
「いつも・・・」
「あ・・」
暴露してしまい目をぐるぐると回す若葉ちゃん。まさか俺をおかずに何度もしてたのか・・・
「汚したのは全部弁償します」
再び頭を下げる
「大丈夫。怒って無いから安心して。むしろごめんね。俺が鈍感だったから。若葉ちゃんを苦しい思いをさせちゃって」
「そんな・・・私が勝手に好意を寄せてただけなのに」
「勝手になんて思ってないよ。俺もその・・・あの・・・さ。いつくらいから好きに」
「3度目の衣装合わせの後です。自分の恋心を自覚したのは」
「3度目・・・あの時か」
3度目の衣装合わせの時は心辺りがある。3度目の仕立ての際に若葉ちゃんが遠慮していたのが分かり俺が若葉ちゃんに取り入れて欲しい意見を全て取り入れる事になった。それは今まで作っていた服とは大きく変更する事になったが。そのおかげで今回発表した服に決まるきっかけになった。
「あの後いつもはすぐ返事をくれるのに全然なくて。それでワガママ言い過ぎたかなって思って謝りに行こうとしたんです。それでファッション学部の教授さんに先生が制作で使っている部屋を教えてもらって・・・その時にこっそり作業風景を見てたんです。真剣な表情で服を仕立てたのを・・・。あんなに一生懸命に私の為にって。その時私この人好きなんだって。異性として。結局朝見に行ったのに気づいたらお昼過ぎてました」
「そ、そんなに」
「その後ゼミの教授さんに見つかって。それで先生が服を仕立てられなくなった原因も聞いちゃって・・・」
「・・・・そっか」
服を作れなくなって理由。3年の最後の制作した服がちょっとした賞を受賞した。そしてその服を燃やされたからだ。犯人は同じゼミの同級生。そんな事をするような人と思わなかった。その理由は嫉妬から。そして最後に吐いた捨て台詞が悪夢として現れる
(なんで男のくせに女物の服を作れるんだよ。気持ち悪い)
その学生は退学になったがそれで俺の心は晴れない。なによりも俺の服が原因で人を苦しめてしまったという事実が服を作るという事をできなくしてしまった。
「先生は全然悪く無いのに優しい人だから自分を攻めてしまって。私先生が一生懸命にお洋服を仕立てるところ見てそれで笑顔にしてもらっただけでなく勇気をいっぱいもらえたんです。頑張ろうって。だから先生の衣装だけに頼るんじゃなくて私自身もしっかりしなくちゃって。それで私もお化粧とか髪型とかオシャレの勉強したんですよ」
そういえばそうだ。4度目の打ち合わせをしたとき彼女の様子は見違えていた。今思えばその時に恋心が芽生えていたのを。
「俺もだよ。君の笑顔にしたいからまた服を作れるようになったんだよ。それに俺の最初に服を作ろうと思った理由を忘れてしまっていたんだ。俺がどうして男なのに女性物の服を作ろうと思ってたか」
喜んで欲しいから
「若葉ちゃん。俺はね君にお願いした時最初は卒業制作の為もだけど。自分の着たい服が着れない君がかわいそうだからとかあった。でも今はそれ以上に若葉ちゃんには笑顔でいて欲しいって思えたんだ。それでも俺も・・・次第に若葉ちゃんに恋に落ちてたんだ」
「え?嘘。先生そんな態度私に見せなかったじゃないですか。大体男の人って胸ばっかり見ますが先生そんな事全然ないし私に魅力ないのかなって」
「そりゃあ。俺の為に卒業制作の協力をしてくれるんだかそんな目で見れないよ。最初の頃は人間不信だったけど若葉ちゃんかわいいしスタイルいいし恋心を自覚した時からドキドキしていたよ。でも若葉ちゃんとの今の関係が心地よ過ぎたんだ。若葉ちゃんの先生である事に。これ以上は何もいらない。だから後輩とか勝手に決めつけて若葉ちゃんとの距離を縮めようとせずに今までずっと」
「そうだったんですか・・・ごめんさない。先生の気持ちに全然気づけなくて」
「謝る事は無いよ。俺が全然アプローチしてないし。あの事件で異性との関係に奥手になってたし距離感が分からなくなったし。さっき若葉ちゃんがパンケーキもらったけどあの時のあれ間接キスでしょ。俺が意識過剰なっちゃって。若葉ちゃんは全然気にしていないのに俺だけドキドキしちゃって異性とみられてないかもって思って・・・」
「間接キス・・・・あーーーーそうだー私なんて恥ずかしい事を」
思い出し目をぐるぐる回すまさか気づいて無かった!?
「ごめんなさい。ごめんなさい。全然気づかなくて」
「さっきも言ったけど気にしてないからね。むしろ嬉しいからね。全部。若葉ちゃんが俺が自殺しようと勘違いして止めてくれた時から俺の作った服を着てくれてないかというお願いに笑顔で受け入れてくれた事も。俺の作った服を着てそれでアドバイスしてくれるところとか。俺の事を思ってオナニーしてたのも全部嬉しいから」
「あ、あのそこは忘れてください。恥ずかしいので」
「だからこれからも俺の服を着てくれないか。今までは後輩で作品作りの協力者だったけどこれからは愛した女性として」
「いいんですか?私で?」
「いいに決まってる。若葉ちゃんはかわいいし。俺なんかにはもったいなくらいいい女の子だよ。その・・・若葉ちゃんはいや?俺じゃあ」
「とんでもない。むしろ私は先生じゃなきゃいやです」
「じゃあ。若葉ちゃん俺と」
「待ってください。その・・・」
若葉ちゃんは俺の告白をなぜか止める。
「ワガママですけど。行きたい所があるんです。告白はそこで聞きたいです」
雨上がり二人並んで歩く。そして着いたのは最初に若葉ちゃんと出会った歩道橋
「最初の出会いは私の誤解でした。でもその時私一番勇気を出した時で。だから・・・もし言えるのならここって決めてたんです」
俺の手を離し数歩歩き俺の方を向きそして・・・
「先生。好きです。私とお付き合いしてください」
俺の目を向いて真剣な眼差して告白をする。若葉ちゃんは本当に勇気のある子だ。でも・・・
「ずるいよ。俺が言おうとしたのに先に言うなんて」
「はっご、ごめんなさい。でも私の想いを伝えなくちゃいけないし」
真剣なまなざしから一転慌てふためく彼女を見て微笑ましく思える。最初に会って腰が抜けてしまった時のように笑ってしまう。彼女の勇気を見た俺も答えなくては。俺は数歩歩き彼女の手を握りしめ彼女の目の目を見て言う。
「ありがとね。じゃあ俺も・・・若葉ちゃん好きだ。俺とお付き合いしてください」
やっと告白をする。
「はい。もちろんです。これからもよろしくお願いします。先生」
抱きしめあい見つめ合う。お互い笑いそして・・・・顔を寄せ・・・・口を寄せ・・・・唇と唇が重なりあう。頭上には二人を祝福するかのように虹がかかっていた