※この作品はR-18です。

乱交集団「赤龍帝国」   作:乱交大好き♪

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 本日は、エロ無しですごめんなさい!!


2話 結構ガチな事態です!?

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おっす! 俺イッセー!

 

 おっぱいと乱交をこよなく愛する、エッチな高校二年生だ!

 

 昔はハーレムを目指していたけど、今はちょっと違う。

 

 いい女は一人で独占するものじゃない。みんなで分かち合い、そして女たちも男を分かち合う。なんてすばらしい世界だ。

 

 乱交最高! 乱交王に、俺はなる!!

 

 そんなことを思いながら、俺は朝のランニング。

 

 体力はあるに越したことはないっていうし、エッチなことは体力が必要だしな。特に足腰はしっかり鍛えとかないと、マグロになるしかなくなっちまう。

 

 そんな毎日のランニングを終え、俺はちょっと小休止。

 

 近くの銭湯でさっぱり汗を流して、ちょっとした贅沢って感じで外食で朝ご飯でも食べようか。

 

 そう思っていた時、隣をランニングする人が。

 

「やぁ、君が兵藤一誠君だね?」

 

 そう朗らかに、紅色の髪をしている人がサングラス越しににっこり微笑んだ。

 

「私は冥界の使い、エージェント・グレモリー! ちょっと朝食をおごるから、時間いいか―」

 

「―何やってるんですか、サーゼクスさん?」

 

 この人、こういうの好きだなぁ。

 

 俺の隣にいたエージェント何とかを名乗ってる人は、サーゼクス・ルシファーさん。

 

 今の悪魔社会をまとめる二代目魔王ルシファーを襲名した、リアス部長のお兄さんだ。

 

「その、仕事大丈夫ですか? 怒られません?」

 

「はっはっは。これも仕事の内だから大丈夫さ。そして私はエージェント・グレモリーだよ?」

 

 ……なんていうか、ノリが軽い時すっごい軽いんだよなぁ。

 

 ただ、俺はちょっと態度に困るというかなんというか。

 

 リアス部長たちが乱交に目覚めたのは、俺による外部的な要素が強いからなぁ。そういう意味だと、ちょっとにらまれてもおかしくない。

 

 ただ、サーゼクスさんは朗らかに笑うと、喫茶店のほうを指さした。

 

「あそこに行こう。あそこはモーニングセットで、私やリアスの髪を思わせるボルシチが出るんだが、とてもおいしいんだ」

 

 正体を隠したいのか隠したくないのかどっちなんですか?

 

 俺はちょっと首をかしげてるけど、サーゼクスさんはサングラスの裏で、ちょっと鋭い表情になった。

 

「……乳神の件で、少し進展があってね?」

 

 ……あ、これ真面目な話だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺が童貞を卒業し、乱交に目覚めたその日。

 

 リアス部長や西華さんが俺(と駒王町の命運)を救うために頑張ってるとき、俺は意識が飛んでいた。

 

 そしてそんな意識に声が届いたのだ。

 

——聞こえますか、兵藤一誠。

 

 ……どちら様だと、本気で思った。

 

——私はおっぱいの精霊。あなたの視点で言うのなら、別の世界からやってきた存在です

 

 ……何が起こってるのかさっぱりだった。

 

——私が使えるあまねくおっぱいをつかさどる神、乳神様は、あなたのそのあくなき乳房を求める心に感銘を抱きました。そして童貞を胸に包まれながら卒業して、力に目覚めたその奔流が、あのお方にそれを気づかせてくれたのです

 

 

 ……俺が童貞を卒業するのは、世界の垣根を超える奇跡なのですか!? そう思ったね。

 

——ですが、それは同時に悪しき存在に注目される事態となります。

 

 ……何でですかと叫んだ記憶があるよ。

 

——あれほどの奔流は、私たちが自分の世界、そしてあまたの世界で戦う邪悪なるものたちにも気づかれたことでしょう。それほどまでに、素晴らしすぎる本流だったのです。

 

 ……そんなレベルなんですか!? そう困惑したね。

 

——あのものたちは私たちでもいまだ倒しきれぬ存在。あまたの世界で悪意をもたらし、滅びと従属を強いる悪逆の者たち。我らもまた力を貸しておりますが、それでも倒しきれぬのです。

 

 もう何が何だかだったよ。

 

 なんたって、俺は今まだ、自分が神器に覚醒したことどころか神器の存在すら知らなかったしね!

 

——ゆえに、加護に力を残します。どうか、この加護を正しきものに、優しきものに託してください。

 

 そんなこと言われても困ったよ。総理官邸とかに行けばいいのかと悩んだなぁ。

 

——頼みましたよ、おっぱいを愛する者よ。せめてもの援助として、あなたの力を保護し伸ばし、目覚めさせますので………。

 

 ……あれだけで帰らないでほしかったなぁ………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、どうだったんですか?」

 

「ああ。何とかフェレス会長を説得することに成功してね。やはりだったよ」

 

 朝食をおごられながら、俺はサーゼクスさんと本題に入っていた。

 

 あ、このモーニングセット本当においしい。でも内容が真剣だからちょっとなぁ?

 

 サーゼクスさんもサングラスかけたままだし。この人、いい人なんだけどノリが軽いんだよなぁ。

 

「メフィスト・フェレス会長は、独自のラインで堕天使とつながっていた。数年前にこの国でこちら側にとって大きめの騒動が起きていたが、その際共闘しているようだ。……これで、堕天使側に話を持っていくこともできるだろう」

 

 そういうサーゼクスさんは、同時に少し苦笑してた。

 

 ま、馬鹿な俺でもサーゼクスさんが何を求めてるか知ってるからな。問題もわかる。

 

「教会や天界はそういかないってことですよね?」

 

「ああ。各神話勢力相手にまで持っていくには、三大勢力が同時に和平を結ぶことが重要だ」

 

 ……なんていうか、すごい話なんだよなぁ。

 

 異形社会は基本的に、どこの勢力もにらみ合っている状態らしい。

 

 サーゼクスさんは各勢力で、最低でも三大勢力で和平を結びたいとずっと思っていたけど、数百年間とっかかりがつかめなかった。

 

 半端に動くと中も揺らぐし、さっきサーゼクスさん自身が言った通り、三大勢力が同時に和平を結ばぐらいはしないと、和平を結んでも逆効果になりかねないらしい。

 

「前にも語ったと思うが、半端に二つの勢力が和平を結んだだけでは他勢力に警戒心を抱かせるだけだ。こと三大勢力にとって、対立するに勢力が手を組むのは過剰な警戒心を生んでしまうからね」

 

 そう言いながら、サーゼクスさんはサラダのレタス・タマネギ・ニンジンをフォークで起用にさして一口で食べる。

 

「だが、長年争い続けてきた三大勢力が同時に和平を結べれば話は違う。単純にインパクトが大きいし、ノウハウの観点もあってた神話体系は手を出しにくく、こちらも対応がしやすいからね」

 

「で、それを生かしてほかの神話体系や異形の勢力にも和平を結びたいんでしたっけ?」

 

 俺がそう続けると、サーゼクスさんはうなづいてくれた。

 

「古来より、信仰の違いは対立を招く。こと聖書の教えは一神教*1の性質上、多神教*2より、侵略的な行動が起きやすいからね」

 

 そういって、サーゼクスさんはため息をつく。

 

 この人は本当に平和が大好きで、そのために頑張ってる優しい人だ。

 

 でも、世の中は平和が嫌いな人もいるみたいで、そういった人が妨害することも多いらしい。サーゼクスさん自身、魔王といっても若輩者で、一人一人は魔王ほどじゃないけど権力がある貴族たちを相手にしていて、そのあたりでも苦労が絶えない人だ。

 

 立憲君主制の議会制政治だったかな? 公民の授業は苦手だけど、サーゼクスさんたち四大魔王が言えば絶対にそうしないといけないって精度じゃなかったはずだ。初代四大魔王の政治や、彼らが死んだ後の魔王血族と争った内乱の影響もあるんだろうなぁ。

 

 若い奴にいろいろ上から言われるのがむかつく老人って多いだろうし。そういったこともあって、内政においては結構苦労してるって聞いたことがある。

 

 ……それでも和平に関しては進んでいるあたり、悪魔は社会的に戦争がごめんって感じなんだろう。ま、初代魔王の血族たちが戦争継続派だって聞いたし、それを追放したっていうならそりゃ戦争はいやってのは大体の悪魔が思ってることかもな。

 

 いや、半分ぐらいは俺のせいかもだけど。

 

「なんかすいません。俺がリアス部長を巻き込んで、乳神さまを呼び寄せたせいで」

 

「いや、そこは構わないさ。頭が痛くなったのは事実だけどね」

 

 サーゼクスさんはそういうと、ちらりと喫茶店に置かれている新聞を見た。

 

 俺も見てみると、そこには「欧州各地で自爆テロ頻発」や、「中印内乱、さらに激化」の文字が見える。

 

「……国家内部で争いが続いているときに、外部から強大な敵が迫ってくれば、高い確率で瓦解するリスクが襲い掛かる。それは世界に尺度を変えても同じことだ」

 

 そういうサーゼクスさんの表情は、いつになく真剣だ。

 

「乳神がいる異世界がどういうものかはわからない。だがあれだけのことができる存在がいてなお倒せず、果ては異世界に悪意を広げる邪悪なる存在。規模においても質においても、この世界の一勢力でどうにかできるものではないだろう」

 

 為政者の顔を見せ、サーゼクスさんは天井を見上げる。

 

「こう言っては何だが、私たちの最終目標が「将来に備えた最低条件」になったことで、貴族たちもより積極的に和平成立に手を貸してくれている。……最低でも三大勢力、可能ならば全ての勢力が共闘できる体制をとるに越したことはないからね」

 

 なんだよなぁ。

 

 俺が乳神について伝えたときも、すごい真剣な顔だったし。

 

 俺はよくわからないけど、サーゼクスさんたちめっちゃ強い人たちでも、武闘派の神様を倒すのは大変らしい。そして、一勢力の強い奴らが束になってもかなわない、龍神様が二体おられるとか。

 

 世界がたくさんあるのなら、同じぐらい強い人たちがいることを考えるべきで、そんな世界をたくさん侵略してるならそれ以上ってことなんだろう。

 

 だからこそ、サーゼクスさんはすごい真剣に俺に力を貸すことを求めている。

 

 というか、乳神様関連の説明をする人が必要なんだろう。

 

「……俺が力になれるかわからないっすけど、乳神様の説明ぐらいはちゃんとします! 仲間たちが平和でエッチに生きられる世界のため、頑張りますよ、サーゼクスさん!!」

 

 ああ、ちょっとぐらいは力になって見せないとな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……誰の話だい? 私はエージェント・グレモリーだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだ引っ張りますか!?

*1:
一つの存在のみを神とあがめる宗教体系。例えるなら世界全体の画一化に近い

*2:
神々が多種多様に存在し、そのグループをあがめる宗教体系。例えるなら世界の多様性を受け入れるのに近い




 この作品、「イッセーが逆なんされて乱交したことで至る」までの流れを作るにあたり、かなり昔から変化点を作ったうえでバタフライエフェクトがつながったという体裁をとっております。

 それとなく伏線を張りましたが、次からエロを入れつつそういった部分を見せていこうと思っております。
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