(う……ん…?あたし、リトルミノスと戦って…それから……)
ずきん。
(っ…!)
身体中に鈍い痛みが走り、朦朧とする意識が覚醒に向かう。強烈な眠気を堪え、重い瞼をうっすらと開く。
(あ…れ…?からだが、うごかない…?)
頭の芯からじぃんと痺れ、身体に力が入らない。
とろん…。それでも気丈な意志力で瞼を開けた紅い瞳に、
どろり、と気色の悪い濃緑の粘液が発育途上な胸の谷間に張り付き滑り落ちていく様が映り、ぎょっとする。
「っ!?なに、これ…!?」
「お目覚めの気分はいかがですかな?魔理力の王女……シルヴァ・マリア様?」
「っ…おまえは…Dr.カノン!!」
ニヤニヤ嗤う悪魔の醜怪なマッドサイエンティストに、激昂するマリア。
血気盛んな彼女は咄嗟に殴りかかろうとするが…
「んっ…くっ!?」
身体がぴくりとも動かない。
マリアはYの字に立たされ、拘束具に囚われていた。
両腕は万歳させられ両手首、両肩、両脚首を金具で固定され、細い首には首輪を嵌められている。
鎖骨を×字に、おへそから下の、幼い割にくびれた腰回りも幾重にも拘束バンドが巻かれていて身動き一つできない。
聖と魔の力を併せ持つハーフデビルの証たる、背中の黒い翼の根本には白いシーツが被せられ、穢らわしい濃緑粘液がべっとり絡み付き滴り落ちていく。
腰回りの拘束帯以外は一糸纏わぬ生まれたままの姿。
美しく成長しつつある胸のふくらみも、濃緑粘液の影響かジンジン痺れ甘く蕩ける股間も、眼前の卑劣な裏切り者に余さず晒される屈辱的な直立体勢だった。
「実にお美しい。流石は伝説の四戦士が一人、シヴァ・マリア様の超聖理力を受け継ぎし魔理力の王女よの。」
さらさらと艶やかな赤いロングヘアー、尖った耳、そして悪魔の血を示す綺麗な漆黒の翼を持つ美少女。
勝気な美貌、紅い瞳に悪魔の特徴たる八重歯も愛らしい。
天魔界、天地球そして海の帝国を見渡しても、シルヴァ・マリアの可憐さは抜きん出ていた。
永き時を眠り、目覚めた今、年のころは12歳前後。
女としても戦士としても発育途上にあるが、既に美しく成長しつつあり、あと数年もすれば、伝説の四戦士シヴァマリアに匹敵する美貌に育つのは確定と思われた。
「Dr.カノン!いったいどーゆーこと!?あたしを捕まえてどーするつもり!?」
全裸同然で囚われた羞恥と屈辱に可憐な顔を赤く染めながらも、凛と詰問するマリア。
「ヒヒヒ、心の聖(セイント)ルーツを打ち切って最強の戦士にD(デザイン)するのがワシの楽しみじゃて!!プタゴラトンめは聖魔和合などとくだらん事しとったが、聖と魔の融合は最強の悪魔・バイオミュータントを造る為にこそ意義がある!その研究を完成させるためには…シヴァマリア様の超聖理力と魔の力を併せ持つ、魔理力の王女たる姫様の身体を研究せねばならんのじゃて。男骨がうずくワ!!」
「バイオミュータント?あたしたちが戦ったリトルミノス、様子がおかしかった…まるで別人みたいに。いったいどーゆーこと!?」
マリア達が対峙したバイオミュータントの戦士は強かった。
ただ強いだけではない。理性を持たぬ獣のような、異常な狂気の赴くまま襲い掛かってきた。
リトルミノスは闘争心溢れる戦士だが情に厚い一面もあり、本当は優しい心も持っていたが…
「ヒヒ、バイオミュータントは戦いの為の道具。道具に優しさだの余計な感情は要らんでな。ワシの改造で戦うだけの狂戦士(バーサーカー)にしてやったのよ。」
冷酷に言い放つDr.カノン。
「なんてこと…許せない!」
裏切りのマッドサイエンティストの非道に怒るマリア。
「許せないぃ?囚われた今の姫様に何ができるのじゃ?ヒッヒッヒッ」
「ふざけないで!こんなもの…サイバァァァッ…」
マリアは鈍い痛みと徐々に沸き上がる甘い疼きを堪え、その身に宿す強大な魔理力を解放する。
選ばれし天使が持つ超理力を用いた戦闘形態・サイバーアップは絶大な戦闘力を誇る。
本来悪魔は使用できないが、悪魔の血と天使の理力を併せ持つハーフデビルたるマリアは得意とする変身スタイルだった。
サイバーアップさえすれば、この程度の拘束具など…だが。
…ぬるり…どろぉ~。ぼたっ…。
「あっ……!?」
ぴくんっ…ぞくうぅぅぅっ!
天井から降り注ぐ濃緑粘液が乳首を掠りながら下乳に粘り付いていく悍ましい感触に、魔理力の集中が途切れてしまう。
「んっ…くふぅ…なに、これぇ…あっ、胸が…乳首っ…ジンジン痺れて、あんっ…からだが、あつい…!」
ジン…ジン…乳首が甘く疼く。
…むく…ぷくっ。膨らみつつある乳房の頂で桜色の乳首がむくりと勃起してしまう。
粘液にへばり付かれた肌はジン、ジン、と甘く疼き、体中が痺れて力が抜けていく。
白く瑞々しい柔肌は微熱を帯び、尖った耳と可憐な頬は快楽で朱に染まる。
拘束された両腕から脇の下、顔から首へ、鎖骨から胸のふくらみの谷間を粘液と共に汗が滴り落ちていき、まだ幼く二次性徴を迎える前だったはずの股間からは愛液が滲みつつあった。
「ハアッ…ハアッ…あんっ!なんなの、これ…?」
(…くっ、からだが痺れる…あたしの奥がジンジン疼いて……エッチな気分が抑えられない!)
甘く痺れていく身体。未知の感覚に戸惑うマリア。
「フヒヒ、その粘液はワシがバイオ悪魔研究の過程で発見した超強力な痺れ媚薬じゃて。気に入って頂けたかな姫様?」
「ハアッ…んっ…くっ、びや、く…?」
「グフフ、姫様にはちと早かったかの。今の姫様はえっちな身体になっておるという事じゃ。ぐひひひ」
「な…!」
「姫様の幼い肢体にびっちりまとわりついておるじゃろ?まるで蜘蛛の糸に囚われた蝶々じゃな。ちと効き目が強すぎかの」
「こ、こんな気持ち悪いもの……!あんっ……早く取りなさいよ!んんっ!はぁっ、くぁぁっ……!」
身を捩らせ懸命に振りほどこうと藻掻くも、四肢と首と腰そして黒い翼を拘束するバンドは緩む気配さえない。
「んっ!くっ、あんっ…だめ…からだがしびれて、力が入らない……」
本来であれば例えサイバーアップせずとも、容易く引き千切るだけの超理力を有するマリアだが、身体が痺れていて力が入らなかった。
「ヒヒ、無駄じゃて。その粘液は超強力な痺れ薬も含まれておる。いかに姫様がシヴァマリア様の超聖理力を受け継ぎし魔理力の王女であろうと、最早指先一つ動かせまい?」
ニタニタ嗤うDr.カノンの意図を察し、マリアの可憐な顔が屈辱に歪む。
「さぁて、これから姫様の魔理力の秘密、そのお美しい身体に聞いてみようぞ。愉しみじゃて」
「くっ…!このヘンタイ!何されたって、あたしは絶対負けないッ!!」
卑劣なマッドサイエンティストをキッと睨むマリア。
決して屈しまいと唇をかみしめ歯を食いしばる。
「姫様のその強がり、いつまで持つかなぁ?ヒヒヒ」
……しゅるるるる。
Dr.カノンがコンソールを操作すると、天井から新たな粘液が滴り落ちる。
ぴちゃっ……どろぉ……っ! 媚薬に濡れるマリアの裸体を、濃緑色のゲルがどろどろと伝い落ち…
そして乳房やお腹だけでなく股間へも、ねっとりとまとわりついていき……
とろとろぉっ……!ぬるぬるぬるぬるぅっ! ぐちょおぉぉ……!!
(ひっ!?)
「あ゛あ゛あ゛ッッッ!!」
乳首と股間にも媚薬粘液が塗りたくられていき、びくんびくんっ!!と四肢を突っ張らせ仰け反ってしまう。
「んっ!あっ、ふあぁっ!!?」
ひくんっ!びくっ、びくんっ!!
(くぅ、きもち、良過ぎ…だめぇ……だめええぇ……!!)
甘く強烈な快感が頭の芯まで痺れさせていく。
媚薬粘液に全身をコーティングされ、乳首や陰核もぷくっと勃起してしまい、いやらしく存在を主張してしまう。
内腿を伝う愛液が濃厚になり、べっとりと滴り落ちていく……。
(くっ……はぁっ、ああぁっ!痺れて力が入らないのに……からだが熱いっ……!)
淫らな疼きが全身に広がり、甘く切なく理性を蕩かしていく。
(うぁあ……だめ、感じるっ、身体中感じちゃうよぉ!!)
鋭く凛々しい眉がだらしなく下がり、口端からはよだれまで垂れてしまいそうになり……しかし懸命に耐える。
その抗いを嘲笑うように媚薬粘液はねっとり厭らしく全身を伝い降りていき、やがて胸元へ。
糸を引き滴り落ちる媚薬粘液に胸のふくらみを執拗にコーティングされ、乳輪がほんのりと赤く色付いていく。
ジン、ジン、むくっ…媚薬粘液に覆い被されていた乳首の甘い疼きが酷くなり、媚薬粘液を突き破る程勃起してしまう。
ぽたぽた……どろぉぉっ! 汗と愛液でぐちょぐちょのお腹にもぬちゃあっ、ねちゅりぃと音を立てて垂れ落ちていき、同時に胸もてらてらといやらしくコーティングされていく。
(やっ……やあぁっ!きもぢいぃぃっ!らめっ、おかしく……身体中がびりびりして……!)
媚薬に全身をくまなくコーティングされ、痺れる刺激と熱さで頭はふわふわ蕩けていく。
「ん……ッ!ハァッ、ハアッ…ふぅーっ、ふあぁっ…!」
(だめ…しびれる…これじゃあサイバーアップできない……っ)
可憐な顔を淫らに蕩けさせ、はぁはぁと甘い吐息を漏らすマリア。
魔理力の集中が乱れて濃緑痺れ粘液を振り払えず、胸をいやらしく突き出し腰をくねらせてしまう。
まだ無毛の恥丘や内腿にも媚薬粘液がねっとりと絡み付き、腰が揺れる度にぴちゃぴちゃ淫音を立て滴り落ちていき……。
(だめ…このままじゃ…なんとか、しなきゃ!)
壮絶な快感と痺れに意識が遠のきながら、闘志を失わず抗う。
少しずつ魔理力を練っていくマリアだが。
「え?」
唐突に、黒い翼に覆い被さっていた媚薬粘液塗れのシーツ越しに、背中と羽の付け根に痺れ媚薬がねとり、と絡み付く。
翼に神経は通っていないが、背中と羽の付け根から、悍ましい甘美な痺れがマリアの全神経を逆撫で、背筋に氷水を注がれたようにぞくりと疼いた。
ジン…ジン…ゾクゥゥゥゥゥゥッ!
「ふぇああぁぁぁっ!?」
(あ、あたしの羽っ…背中があついぃぃ!背中からぜ、全身がびりびり痺れて……きもち、いぃぃ!)
ぴくん!ぴくん!びくっ!ぞくぞくぞくっ!
伝説の四戦士の超聖理力と悪魔の魔理力を共に受け継ぎし魔理力の王女たる証の美しい黒翼が、まだ幼い背中の付け根から卑劣な媚薬粘液が浸透しひくひくと痙攣してしまう。
「ほほう、姫様は翼の付け根が弱いと見えますな?クヒヒ」
いやらしい目で下卑た嗤いを浮かべるDr.カノン。
きゅうんっ!こり、こりっ、かくんかくんっと翼の付け根が疼き、甘い電流が駆け巡る。
(くぅぅ!んはあぁぁぁっ!?だめぇ、羽の付け根が痺れちゃうっ!胸とちくびもじんじん痺れるぅっ……背中も感じちゃううぅ!)
ぞくうぅぅぅぅっ!漆黒の羽の生え際から背筋に悍ましい快感が注がれビクビク痙攣する。
ぴく、ぴくんっ、ぞくぞくぞくぞくっ!鋭敏な性感帯にも媚薬粘液をねっとり塗り付けられて、ぶるぶる震え仰け反ってしまうマリア。
どろり…漆黒の羽に媚薬粘液が染み込み、濡れた羽の重みで背中の付け根が引っ張られる刺激。
マリアにとってハーフデビルの証たる黒い羽はコンプレックスでもあったが、背中の羽の生え際は乳首以上に敏感な性感帯であり、その付け根に強力な媚薬が染みた快感は凄まじかった。
(ふああ…あたしの羽っ痺れるぅぅぅ…あん、だめっ……あ、あたまも……からだも……!ぼーっとしてきて…だめっ!負けちゃ…だめえっ!)
磔にされたまま、無垢な身体中を媚薬と痺れ薬で嬲られながらも、必死に気力を振り絞るマリアだが。
(だめ…からだが痺れて、もう意識…が……)
誇り高く負けん気の強い紅い瞳は快楽で虚ろに濁り、最早サイバーアップする気力も魔理力も尽きていた。
壮絶な快感に震えてただ耐えるしかないマリア。
そんなマリアに、無惨にも悪魔の追い打ちがかかる。
にゅるぅぅぅ……れろぉぉぉんっ!
「きゃああっ!?」
どろぉ……黒翼に、濃厚な媚薬粘液をネットリ塗り付けられ、神経が通わないはずなのに、むず痒いような甘美な快感が走る。
ぴくんひくんっと身体が痙攣して仰け反ってしまい、更に翼を伝って粘液がとろ…とろろ、とゆっくり膨らみかけの可愛らしい乳房に塗りつけられていく。
「ふあああぁぁっ!!ひあぁっ、おっぱい、痺れるだめぇぇっ!!」
ぴくんぴくんぴくんぴくん!
過敏な胸をねっとり媚薬で嬲られ、ビリビリ甘く痺れる感覚を我慢できない。
黒い翼がまるでクリトリスにされてしまったかのよう……いや、それ以上に鋭く甘美な快楽が駆け巡りマリアのなけなしの気力を蕩けさせる。
漆黒の翼を侵食する媚薬は下半身まで垂れていく。
「あっ…!んんっ…!ふわあぁ……!」
ぐりり、ぐりっ!びくんっ、ビクッ!ぞくぞくっ!! 鋭敏な翼の付け根と背中をしつこく媚薬でねっとりと責め上げられ、もはや悶えるしかない。
熱い秘部にもねっちょりと粘ってゆく。
「ふむ、翼の付け根がかなり弱いようですな?姫様」
「くあぁ……っ!ちくびもびりびりしてぇ……!からだじゅう痺れてぇ……」
「ならば、更に重点的に責めてみようかの。ハーフデビルの王女たる姫様の、可愛らしい黒い翼をなグヒヒ」
悪魔のような微笑みで黒い翼の全てをねっとり媚薬粘液にまみれさせていく。
「んッッッ!くふぅッッッ!ハァ、ハアッ……」
びくびくびくぅっ!がくん!ぞくぅんっ!! 繊細で敏感な黒翼の付け根を嬲られ意識が朦朧としてしまうマリアだが、それでも何とか気力を振り絞り身悶えしながらも必死に踏み止まる。
「ハアッ…ふはぁっ、んんっ…あぁっ、フェニックス達は…あたしの仲間たちは、どーなったの?」
悪魔の快楽責めに気丈に抗い、Dr.カノンに問いただすマリア。
「フヒヒ、リトルミノスめはまだ試作品故か、フェニックス共を追い詰めながら撤退せざるをえんかったワ。所詮は失敗作じゃて。」
Dr.カノンの冷酷な物言いに、マリアの胸に希望が灯る。
(ああぁっ!まだ負けた訳じゃないわ……!ティキも、アスカも……フェニックスだって!きっと助けてくれるって信じてるから…あたしは絶対に負けないんだからぁあっ!!)
≪仲間を信じなきゃ戦えやしない≫
大聖フェニックス。
泣き虫で頼りなさげな優しい少年の言葉を思い出し、希望と信頼を胸に悪魔の快楽を耐える決意をする。
マリア自身に自覚は無かったが、自分を信じてくれた大切な仲間を、永き眠りから覚ましてくれた少年を想うその胸に温かい感情が宿っていた。
「ん……ッ!くぅ……ッ!負ける、もんかァァ!!!」
強力な媚薬で快感に打ち震え、甘い熱で紅潮しながら歯を食いしばり地獄の快楽責めを堪える。
だが。卑劣な媚薬と痺れ薬で嬲られ疲弊しきっていたマリアの肉体と精神は既に限界だった。
今のマリアに、この拷問と快楽責めを跳ね除ける力は微塵も残されていなかった。
(んんっ……!負けちゃ…ダメェッ!だめなのにっ…体が疼いて……あぁ…ブルブル震えちゃうッッ!!)
快感を否定しようと必死にあがくマリアの微かな抵抗は虚しく、腹筋や背筋をびくびく引き攣らせ、震えながら桜色の唇から熱い吐息が漏れるばかり。
(だめぇ!きちゃらめぇ……感じちゃう、気持ち良くなっちゃうううぅッ!!)
頭の芯まで官能的な快感で埋め尽くされ、必死に身悶えるが拘束され痺れた身体ではどうする事も出来ない。
快楽と無力感。ビリビリと電流のような甘美な快感が染み渡っていく。
甘く蕩けるような感覚に腰が砕けそうになり、ピンクの割れ目の奥から白く濁った本気汁が大量に滴り落ちる。
「あんっっ!ふあぁぁっ!んんっ、あぁ、だめっしびれる…あたし…もうらめぇぇっ!助けて……フェニックスーーーっっっ!!!」
ぴくんぴくんぴくんぴくん………ビクッッッッ!!!
壮絶な絶頂。直後、抗い難い痺れと睡魔。
思わず愛しい少年に助けを求めるマリアの意識が闇に沈んでいった…。