あれから1ヶ月ちょっと。リハビリを行い、歩けるまで回復した。
「ここまで回復が早いとは・・・なにか危ない薬でも使ってるかい?」
と、医師らしからぬ事をいわれた。確かに折れた骨は1ヶ月弱で修復。明らかにおかしい。スーパーマサラ人ではないぞ。至って普通のパルデア人だ。
そして、彼女達のお腹も目立ってきた。ユウリは、5ヶ月。マリィは4ヶ月だ。
「まぁ、回復の傾向にあるならいいことだ。それと君は来週で退院だ。おめでとう。・・・さて、私はこれで失礼するよ。___あぁ、そうだ。」
退出しようとした医師が扉の前で立ち止まり___
「病院はホテルではないんだ。次、入院して見つけた場合は追い出すからそこの所はよろしくね。」
そう言って立ち去っていった。シロナさんと恋人関係になって以降、満足するほど出していなかった。流石に昼間からヤるわけにもいかず、かと言って夜は基本出入りは禁止。シロナさんがゴリ押しして病院に入ってこようとしたけど流石に止めた。ユウリやマリィ、シロナさんが、交代でフェラ抜きや手コキしてくれるが逆に更に昂らせ溜まっていく一方だった。
今はとにかく溜まっている。その為にもこの溜まったものを出す為には、早く退院しないといけない。幸い来週、退院だそうなのでいっぱいイチャイチャしよう。あぁ、それとソニアと、ルリナが、お見舞いに来てくれた。わざわざ飛行機で。論文の締切も、迫っているはずなのにソニアは、わざわざ遠いシンオウまで来て、ルリナも、俺のお見舞い品とガラル地方で売っていた食材やお菓子を持ってきてくれた。わざわざジムを閉めてまで来てくれた。
その後2人にもシロナさんを紹介すると、何故か苦笑いされた。
………
……
…
退院手続きが終わり病院を後にしようとした時シロナさんに呼び止められる。
「ノア君。退院おめでとう。」
「ありがとうございます。」
「元はと言えば私のせいなんだけどね・・・」
「いえ、そんなことはありませんよ。」
「ふふっ、本当に貴方って優しいわね。」
お互いの手を取り合う。
「退院したばかりで大変申し訳ないのだけれども、リーグに行かないといけないの。」
「そう・・・何ですね。シロナさんは本来、忙しい身ですもんね。___余り無茶はしないで下さい。」
「分かってるわ。」
「なら、俺は、大丈夫です。」
2人で唇を重ねる。お互いの愛を確かめ合うように。そしてシロナさんはリーグの方へと飛び立っていった。残された俺は病院を出てタクシーを呼びホテルに向かったのだった。
………
……
…
「二人とも本当に迷惑をかけた。ごめん。」
「本当たい。」
「ま、マリィ!?」
「うち、心配したんよ!シロナさんから電話掛かってきて、目の前真っ暗になったと!!」
マリィが俺の胸をポカポカと叩く。俺はマリィの頭を撫でて謝った。
ユウリも俺の隣に座って俺に抱きついてくる。
「私もッ!ノアさんが、重症だって聞いてッ!3日も目が覚めなくてッ・・・それでッそれで・・・ぐすッ」
「マリィもユウリもごめんな、心配かけて。」
「もう!許さないとよ!」
「もうッ!許しません!」
2人の声が重なる。俺は2人を抱きしめて謝り続けるしか無かった。本当にごめん。こんな俺を好きになってくれて。と言って謝ったのであった。
………
……
…
2人は泣きつかれたのか俺の右にユウリ、左にマリィがくっつき寝ていた。
俺は、2人の頭を優しく撫でてあげた。
「これ以上、彼女等に心配かけない様にしないとな。」
___それにしてもアルセウスさん、貴方さぁ・・・
バッグに入ってたプレートがつらら、がんせき、こうてつの3つを残して消えていた。それに加え、夢?みたいなところで貰った、まっさらプレートがあった。
"探しなさい"ってまさか、プレートとか言わないよね?嫌だよ。俺は、ユウリ達とイチャラブチュッチュッしてたいんだから。貴方のクエストやってる暇無いです。
それにしても、ユウリとマリィのお腹が大きくなってきている。
もうそろそろ名前を決めないとな・・・ 俺の子供かぁ・・・楽しみだな。早く生まれておいで〜 俺は、ユウリとマリィを抱きしめながら眠りについたのだった。
………
……
…
朝、起きると既にユウリとマリィはベッドの上にいなかった。
「マリィ?ユウリ?」
寝室の扉を開けるとキッチンにユウリが料理をして、マリィが手伝いをしていた。
「あっ!おはようございますっ!」
「おはよ。」
「うん、おはよう。何してるの?」
俺はキッチンに行き、2人の手元を見る。
「はい。今日は、私が腕によりをかけて作りました!」
そう言って出されたのはサンドイッチだった。ゆで卵をマヨネーズとマスタードで和えたものやチーズとハムで挟んだシンプルなもの。
「あ、あとカレーもあります!」
さ、流石ガラル人・・・昨日の余り物ではなく朝からカレー作ってたのか・・・
「ありがとう。いただきます」
俺は、ユウリとマリィの作ってくれたサンドイッチを口に運ぶ。
「どう・・・ですか?」
「うん、美味しいよ」
「よかった!」
微笑むユウリ。
・・・可愛すぎる!!
俺は、コーヒーをゆっくり飲む。
「あ、そう言えばさっきシロナさんが、映ってたよ!チャンピオン防衛戦。シロナさん無事防衛してた!」
「うちとユウリ位の女の子やったけんね。確か"ヒカリ"って名前だった。」
「ゴホッゴホッ!!?」
コーヒーが変な所に入っていった。
「・・・どうかしたと?」
「いやいや、何でもない。」
俺は気管に入ったコーヒーを追い出して、深呼吸して心を落ち着けさせる。
え?主人公負けたの?
テレビをつけるとそこでは昨日行われたポケモンリーグについて放送されていた。無事チャンピオン防衛したシロナさんが映っていた。
「このチャンピオン防衛戦は、地方ごとに放映されるんですよ。ガラルだったらガラル、シンオウだったらシンオウって。でも、今は、公式がI'mTuberでライブ配信してるから全地方の防衛戦を見れるんです!!」
「あ、うん・・・そうなんだ。」
まさかの主人公が負けていたという事実に驚いた俺。
(ストーリーが変わった?まさか俺がシロナさんと恋仲になったからか?)
もしかしたら俺がシロナさんと付き合うことでストーリーが変わって、主人公になんらかの変化が起きたのか?もしそうだとしたら主人公には悪いことをしてしまったな・・・
(でもまぁ、主人公が負けたとはいえシロナさんがチャンピオンのままな訳だしまぁ、良いか。)
その後ユウリとマリィのサンドイッチを食べた俺は病院に行く準備をする。なんだかんだ退院はしたが週に何度か通院することになった。
〜診察中〜
最後の検診を受けて、問題無かったのでそのままホテルに向かった。ホテルに着きロビーに入ると、シロナさんがいた。
「まってたわ。ノア君。」
「シロナさん。どうしたんですか?」
「今日は、貴方に話したいことがあって来たの。」
・・・何か嫌な予感がするぞ・・・俺の予感的中しないよな?大丈夫だよな?シロナさんの顔を見ると笑顔で俺の方をじっと見てくる。
「貴方に勝負を挑むわ。」
「・・・セックスのですか?」
「それじゃあ私が負けるじゃ・・・・って違うわよ!!///」
何だ違かったのか。
「ポケモンバトルよ!!」
「えっと・・・バトルですか。ポケモンの数は?」
「正直フルバトルで戦いたいけど難しいものね。・・・・・ガブリアス対ガブリアスでどうかしら?」
「・・・分かりました。」
俺はホテルの屋上にあるバトルフィールドへと向かった。
………
……
…
ユウリとマリィに連絡を入れると
「私達も見たい!!」言っていたので待つことにした。___そろそろガラルに帰るか・・・出産するなら地元がいいよな。そんな事を考えているとユウリとマリィが来る。
「うちら、ノアさんのバトルって互いが、バトルしてるとこしかあまり見たことないけん。」
「私はママとバトルしてるとこ見たぐらいかな。でも、その時ノアさん本気出してないっぽいんだよね。私達と、やってる時は本気は本気なんだけど・・・何か違和感を感じる。」
「そうたい!ユウリも思ってたと!?」
「ほんとノアさんって謎だよね。」
何か2人で話し込んでる。俺もあそこに混ざりたいそしてイチャイチャしたい。気が重いよ・・・
__さてそろそろ始めるか。
「使用ポケモンは一体。もちものをもたせるのは可。キズぐすり等は不可ね それでいいかしら?。」
「それで大丈夫です!!」
「あ!いい忘れてたけど、このバトルに勝った人は負けた人に一回だけ言う事聞かせるって罰ゲームをしましょ。」
「え・・・」
「お願い。良いわよね?」
うっ・・・何だそのねだり方は可愛い過ぎかよ!!しかしここで頷いたらシロナさんの事だ俺の秘密について聞くに決まってる。ここはお断りして・・・
「ノア君が勝ったら私と"1日中セックス"かしら?」
「ヤります!!」
「そう、じゃあ始めましょうか。」
「は!?し、しまった。」
つい、欲望に負けてしまった。
「「ノア(さん)・・・」」
何か2人からの圧が後ろから感じるのは気の所為だろうか。
………
……
…
〜バトルフィールド〜
俺とシロナさんは互いにガブリアスを出した。あれ?シロナさんのガブリアスにメガストーン付いてるんだけど・・・まさか、ね。
「お願いね。ガブリアス!」
「ガブリアス!行くぞ!」
バトルが始まった。
俺は、シロナさんの動きを伺いつつ攻撃のタイミングを見計らうが、何故かシロナさんは攻撃してこない。それどころか俺に向かってウインクしてくる始末だ。
何を考えているかは分からないが来ないならこっちから行くぞ!
「ガブリアス!ドラゴンクロー」
ドラゴンクローでシロナさんのガブリアスに攻撃する。すると、なんと、俺のガブリアスのドラゴンクローをシロナさんのガブリアスが両手で掴んでくる。
そしてそのまま地面に叩きつけられた。
地面に叩きつけられたガブリアスは、ダメージを受けた。
・・・流石シロナさんのガブリアス。良く育てられてる。いや、感心してる場合か!!
___ガブリアス、ドラゴンクロー!!
シロナさんの指示に従い、ドラゴンクローを繰り出してくる。
しかし___
俺のガブリアスは、そのドラゴンクローを片手で受け止め、空いたもう片方の手でシロナさんのガブリアスに攻撃をする。ガブリアスはシロナさんの所まで吹っ飛ぶ。
「大丈夫、ガブリアス?」
ガブリアスは小さく頷く。
「予想以上ね。ノア君がこんなにもバトル強いなんて・・・___貴方のポケモンを見て、一目でわかったのよ。良く育てられてるなって。」
「それはどうも。褒められて嬉しいですよ。」
___だからね。私も少し本気出しちゃう。貴方に勝つために。
そう言って、シロナさんはポケットから口紅を取り出した。くるっと回転させるとその裏側にキーストーンが取り付けられていた。
「ガブリアス!メガシンカ!!」
「ッ!?」
七色に光輝くと同時にシロナさんとガブリアスの間に数本の線が現れる。それがくっつく事によりガブリアスは本来の姿から変化させた。
__メガシンカ。
ポケモンとトレーナーとの強い絆によって共鳴することで発動する、進化を超えた進化。そして、メガシンカを遂げたポケモンは、通常の進化ではありえないパワーを発揮することができるようになるという。
目の前には、メガシンカしたことで全身の筋肉が膨張し、両腕が大きな刃となるほか、手足にあったとげが胴体にまで増えていた。
「メガシンカ・・・ッ!!」
「さぁ、ここからは手加減無しよ。」
そう言うと、シロナさんはメガガブリアスに指示を飛ばした。
「ガブリアス!ドラゴンクロー!!」
___速いッ!?!?!? 俺が反応する前に既にメガガブリアスがガブリアスの頭を掴んでいた。そのまま地面に叩きつけられる。
「ガブリアス!!」
続けて追撃が来る。
地面に叩きつけられたガブリアスは、そのまま空高く打ち上げられる。そして落下してくると同時に俺のガブリアスにメガガブリアスの右腕が振り下ろされる。
「そこよッ!!」
___しかしメガガブリアスの攻撃はガブリアスには当たらなかった。空中でスレスレに回避する。
(あぁ・・・楽しい。この感覚だ・・・ポケモンと一体となってる。ガブリアスの考えが手に取るように分かる。じゃあ、ガブリアス次は・・・___)
「なら、ガブリアス!スケイルショット!!」
スケイルショットが迫りくる。しかしシロナさんのガブリアスが放ったスケイルショットは、数十本の剣によって叩き落される。
(つるぎのまい!?いつの間に指示を!?)
シロナは驚愕する。その、戦術に。
(驚いてる暇はないッ!!このまま押し切る!___え・・・)
ノアのガブリアスがシロナのガブリアスの眼前まで来ていた。
___ガブリアス、げきりん。
ノアのガブリアスのげきりんがメガガブリアスを直撃する。
そしてメガガブリアスはそのまま吹き飛ばされてしまった。
(攻撃二段階上昇、Aブッパのげきりんが直撃したのに・・・)
ぼろぼろになりながらも立ち上がるガブリアス。その目はまだ諦めていない目だった。
(ゲームならとっくに瀕死なのに・・・やっぱ現実ってこうじゃないとな。)
「ガブリアス、げきりん!」
「迎え撃ちなさい!!げきりん!」
互いのげきりんがぶつかり合う。その突発的なエネルギーがその場にとどまることが出来ず爆発した。そして___メガシンカが切れたガブリアスが地に伏し、ノアのガブリアスが立っていた。
「俺の勝ちですね。」
「・・・えぇ、あなたの勝ちよ__」
「あぁ〜ッ・・・つっかれたぁ。___じゃあ、シロナさん。1日中ドスケベセックスしましょうね?」
「・・・へ?」
ノア>主人公≧チャンピオン>四天王>ジムリーダー>一般トレーナー
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