Said ナンジャモ
(なに・・・これ・・・)
ノア氏とシロナ氏のバトル。興味本位で提案し、その光景は自分の想像を絶するものだった。ノア氏も、シロナ氏も、共に一歩も譲らず、ガブリアス同士のバトルは一進一退の攻防を繰り広げていた。互いのドラゴンクローがぶつかり合えば凄まじいエネルギーが放出される。
今まで自分が行ってきたバトルは一体なんだったのかと。そう思えてしまう程に、二人のバトルは圧倒的で、美しかったのだ。コメント欄もどんどんと加速していく。
「ドラゴンダイブ!!」
「受け止めろ!!」
ボクはその指示にビックリした。シロナ氏のガブリアスのドラゴンダイブを真正面から受け止め、更に___
「ドラゴンクロー!!」
大きく振りかぶったドラゴンクローはシロナ氏のガブリアス大きく吹き飛ばす。
しかし、シロナ氏のガブリアスは倒れない。それどころか・・・、笑っているような気がした。
その後バトルは一進一退の攻防を繰り広げていく。私はただただ、二人のバトルに魅了されていた。
………
……
…
Said ノア
シロナさんとのバトルが終了し、配信終了の挨拶をしていた。
「皆の者~今日の配信はどうだったかな~」
最高でした!!
また次回の配信も楽しみにしています!コメント欄を見ると、そんな声が沢山流れている。ナンジャモは満足気に笑った。
「うんうん!皆の衆が喜んでくれて吾輩嬉しいよ~!次回も楽しみにしててね~」
そう言い終わると、配信が終了した。
「何とか無事に終わったわね。緊張したわ。」
「シロナさん途中から配信そっちのけだったじゃないですか。」
「それはノアくんもでしょ!」
「それは……久しぶりのシロナさんとのバトルだったのでテンションが上がっちゃって……とても楽しかったですよ。」
「ノアくん……」
「シロナさん……」
「はいはい!お二人さん。イチャつくのはいいけど、ここ一応外だからね?」
「「あっ……」」
俺とシロナさんは互いに顔を赤くした。ナンジャモがニヤニヤしながらこちらを見ている。
「ノアくん、そろそろ帰りましょうか。」
「そうですね!いや~すごく疲れた~。」
「あ、ノア氏!この後時間ある?で、できれば2人きりで……ゴニョゴニョ」
顔を真っ赤にしながらナンジャモが言う。
シロナさんが"またかこいつ"の目で俺を見てきた。
「ノアくん?」
「ちゃ、ちゃうんですよ……」
絶対零度の目で見てくる
シロナさんに俺はたじろぐ。
「はぁ、まあいいわ。先に帰ってるわね。」
シロナさんはそう言って帰って行った。
「で、ナンジャモ。話ってなんです?」
「……さっきのボクとのバトルあれはノアくんの"本気"じゃなかったよね。」
「ッ!?」
「そりゃ、ボクだってシロナさんとのバトル見たらわかるよ。はぁ~これでもジムリーダーなのに自信失くしちゃうな……」
「ごめんなさい。でも、決して手を抜いてるわけではないですよ。バトルはいつも本気で挑んでます。……俺もよくわからないんだけど楽しいバトルの時はいつもナニかが外れるんだ。リミッターみたいなものがね。ポケモン達と一体化してるようにさ。わかるんだよ。あいつらがなに考えてるのか。」
「すごい……ね。それは一種の才能だよ。ポケモンと気持ちが通じ合うなんて誰にでも出来ることじゃない。ノア氏……ボクとジムリーダーにならない?」
「へ?」
ナンジャモからの突然の申し出に俺は困惑する。
「だってさ、ノア氏のポケモンに対する愛情の深さっていうか……バトル中の動きとかさ。ボクより向いてると思うんだよね~」
「……ごめんだけどその申し出は受けられないかな。」
「………そっか~。残念だけど仕方がないか!………ノア氏ってさシロナさんとは付き合ってるの?」
「付き合ってはないかな。……結婚してる。」
「そっか~結婚かぁ………結婚ッ!?」
ナンジャモの声が裏返った。彼女は両手を頬に当て、目を丸くして俺を見つめた。まるで宇宙人でも見るような表情だ。
「えっ、マジで? あのシロナさんと? 」
矢継ぎ早の質問に俺は苦笑いするしかない。
「うん……まぁ……そういうことになるかな」
ナンジャモは突然、身を乗り出して俺の腕を掴んだ。
「ちょっ! ノア氏ってそんな年上好きだったの? しかもチャンピオンクラスと? ハッシュタグ『衝撃』『禁断の愛』『年の差カップル』って感じぃ!」
「年の差ってそんなにシロナさんとは変わらないよ。それに他にも結婚して……あ、なんでもない。」
「ちょっとノア氏!!今すごく聞き捨てならない言葉が聞こえたよ!!」
「キノセイダヨ。」
ナンジャモは疑わしい目つきで俺を睨む。
「案外、もう子供もいたりして。」
「………」
「……え、なにその反応……いるの!?」
「」コクリ
「えぇッッッッッ!!!??」
大きな声でびっくりするナンジャモ。
「だ、だってノア氏ボクより年下なのにボクもう2○歳なんだよ!!それなのに彼氏もいたことのない処女なんだよ!!それなのに年下に敗けるなんてっ……」
「……なんか、ゴメン」
「あやまらないでぇ〜」
俺の肩を揺らすナンジャモ。
「そうだよ!どうせならボクと付き合っちゃお!」
「えっとぉ〜」
「ダメだよね!!知ってましたぁーーー!!」
その後もナンジャモの愚痴に付き合い続けた。
………
……
…
Side ナンジャモ
家に帰ったナンジャモ。そして……
「うがぁぁぁあああっっっっ!!?ボクなに言ってるの!?付き合ってっよってなんで告白したの!!?」
先ほどの自分の発言を責めていた。ベットに横になりながら枕に顔を押し付けバタバタとする。
「でも……ノア氏……優しくて一緒にいるとドキドキしちゃうし……シロナさんの旦那さんで……他にもいて……あぁもう!!!あんな顔、忘れられないよぉ」
それはシロナさんとのバトル中、ノアが微かに笑っていた。その顔が忘れられないナンジャモ。
「あんなの……反則だよ……」
………
……
…
Side ノア
「それで、あの後ナンジャモとなに話したの?」
「んー普通に雑談したくらいですよ。特に何もありませんでした」
嘘である。本当はナンジャモに告白された。しかも処女も告白された。
「ふぅ~ん。私には関係ないことか」
「そ、そんな拗ねないでくださいよ」
「べっつに~? 拗ねてません~!」
明らかに不機嫌オーラ全開のシロナさん。可愛いな~と思いつつもここで怒らせたら大変なことになりそうだ。
「ねぇ、ノアくん」
「なんですか?」
「キスしてもいい?」
「……えっ?」
突然のことに思考停止してしまった。そんな俺を見てシロナさんは妖艶に微笑む。
「何度でもしましょう」
俺たちは長い間口づけを交わした。
「ノア様、お食事の準備が……」
ちょうどシャルがやってきた。シャルが俺たちをみて呆れたようにため息をつき、
「なんで、私も誘ってくれないのですか。」
俺は苦笑いするしかなかった。
「ほら、ノア様、キス……してください。」
シャルは目をつむりキス待ち顔をする。俺はシャルにキスをした。
「んちゅ……ノア様ぁ♡大好きです♡」
「ノア君?私にも……」
「シロナ様はノアさまに先ほど沢山してましたよね?それに今日1日はシロナ様がノアさまを独り占めしていましたし。」
「うっ……わかったわよ。」
シロナさんは渋々といった表情で納得する。
「んふぅっ♡ノア様ぁ♡愛してますぅ♡」
すると__
「遅いと思ったら……」
「イチャイチャしてる!」
ユウリとマリィが入ってきた。
二人とも少し不満そうな顔をしている。
「二人もする?」
「「します!!」」
二人とも元気良く返事をしたので、俺たちはキスをすることにした。
「んっ……ふぅ……れろぉ♡じゅぷぅ♡」
最初は軽いものだったが段々とディープなものへと変わっていった。
「んふっ♡ぢゅるるぅ♡」
最後の方は舌まで入れてきた。
「「ぷはぁ♡」」
二人は顔を赤くしながらも満足そうな笑みを浮かべていた。
「はぁはぁ……満足しました♡」
「私も……幸せ……です♡」
二人は蕩けた表情を浮かべながら抱き着いてきたので頭を撫でてあげる。
「ちょっと、皆。今日は私の日なんだけど?」
「じゃあ、聞きますけどシロナさん一人でノアさんの相手できるんですか?」
「………で、デキルワヨ」
「そうですか……じゃあノアさん。今日は遠慮せずガンガンしてください♡シロナさんが壊れるまで(悪魔の笑顔)」
「わかった。じゃあベッドに行きましょう」
「あっ……ちょっ待って!まだ心の準備が……」
シロナさんは俺の腕の中で暴れていた。
……
……
……
朝起きると隣に裸の女性が7人いた。途中からソニアとルリナ、リラが参戦。あれだけ激しい夜を過ごしたというのに全然疲労感を感じないのはなぜだろう。
俺はベットから起き上がり浴室へ向かいシャワーを浴びる。
体を拭き服を着替え寝室に戻る頃にはみんな起きていたようだった。
「みんなおはよう」
「「「「「「おはようございます」」」」」」
「皆昨日は激しかったね?」
「……///」
俺の一言に女性陣が顔を赤く染める。
「もう恥ずかしいですよ///」
「だって気持ちよかったんだもん」
「そうね。ノア君は本当に上手くて……癖になっちゃいそう」
「これからもたくさんエッチしましょうね♡」
「もちろんだよ」
俺は皆とキスを交わす。
「じゃあ、朝ごはん食べよっか。」
こうして俺の1日は始まるのだった。
………
……
…
ハッコウシティを皆で見て回る。もちろん皆、美人美女で回りの視線が痛い。しかも昨日配信に映ったため、認知されているため、余計に視線を集めてしまい話しかけられてしまう。
「ノアさん……手繋ぎましょう?」
ユウリが指と指を絡ませるように握ってきた。所謂恋人繋ぎというやつだ。
「あっずるい!私も!」
「あたしともするよね」
俺は空いている反対の手でソニアの手も握る。
「あの、俺の手は2本しかないから……」
「足で繋げばいいよ。」
「どうやって!?」
そんな冗談を喋りながらハッコウシティを散策する。手繋ぎはローテーションという形で落ち着いた。そして昼飯時になったので適当なレストランに入ることにする。
メニューを開くとパスタやハンバーグなどの洋食系が多くあったので俺はミートソーススパゲティとアイスコーヒーを注文した。他の人はそれぞれ好きなものを選んでいたがやはり女性が多いこともありデザート類も多かった。注文を終えると料理が来るまでの間会話を楽しむことにした。
「ねぇノア君?この後どこに行くの?」
「んー決めてないですけど……」
「じゃあカラオケ行きたい!」
「私はショッピングがしたいです」
「あたしも買い物したい。あと洋服買って!」
「私も服欲しいかも」
「私はゲームセンターに行ってみたいです」
皆思い思いに言っている。
「とりあえず全部行こうか」
その後俺たちは近くのデパートへ行き買い物をする。服屋や雑貨店などを回ったりした後にフードコートで休憩を取りつつ午後はゲームセンターへ行くことにした。まずはプリクラを撮るが当然のようにツーショットを求められた。全員とツーショットを撮り……
「せ、狭い……」
「ユウリ、もうちょっと詰めて」
「シロナさんお尻でかい、苦しい。」
「ちょ、仕方ないじゃない!」
「シャルさん胸が……苦しい!」
「ふふっすいませんね」
俺を囲むように9人が写真を取る。そして次はUFOキャッチャーをすることになった。
「あ!これ可愛い!」
ソニアが目をキラキラさせながら指さしたのは大きなポッチャマのぬいぐるみだ。
「よし、取ってあげよう」
俺は100円を入れてアームを動かしていく。そして見事にゲットすることができた。
「やったぁぁ!!」
ソニアは大喜びで飛び跳ねている。そんな様子を見て他の皆も笑顔になるのだった。その後も様々なゲームセンターで遊び尽くした。
「あれ?ノア氏?」
「?……ナンジャモ!」
知らない女の人に声をかけられたと思ったがバリバリオフ状態のナンジャモだった。メガネをかけ、黒髪。いつもの服装ではなくダボっとしたパーカー。一瞬わからなかった。
「___」ボソッボソッ
「?」
「なんでもないよ!」
何かを呟いた気がしたが小声で聞き取れなかった。ナンジャモは誤魔化すように手を振って否定する。
そして俺の周りの女性陣を見て首を傾げる。
「ノア氏の周りにいっぱい女の人いるけど……もしかして皆ノア氏の奥さん?」
俺は頷く。するとナンジャモは驚愕の表情を浮かべ固まってしまった。
「……」パクパク
しばらくして我に返ったナンジャモは俺に耳打ちしてきた。
「(ねぇねぇ!まさかノア氏って女たらし?)」
「違う!」
「え~でもこんなに奥さん連れてるなんて……一人くらい増えても……ボソボソ」
するといつの間にかナンジャモの後ろにシロナさんが立っていた。
「なにかしら?」
「ひぃっ!?しししシロナさん!?」
「ナンジャモ?ごめんだけどさっきなんて……」
「な、なんでもないよ!!」
「ノア君。悪いけど私たちこれから彼女とお話しすることがあるから帰ってもらっていいかしら?」
「わかりました。ユウリたちも……」
「あっ私たちもついていきます。ノアさんお疲れ様でした」
「そうそう」
「じゃあまたね」
「はいはい。じゃあ行くわよ?」
「の、ノア氏!!助けて~」
俺にはなにも出来ない、頑張れよ。ナンジャモ。俺は心の中でエールを送った。
「ところでなんで皆ナンジャモと話したかったんだろ……有名なストリーマーだからかな?………まさか、ね……。」
俺は考えるのをやめた。
パルデアで見たいのは?(上位3つ書く予定です)
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