ひとなつおきつねさま 作:負けた社畜
つめたい水で顔をあらったら、ぴきーんと目がさめた。おはようございます。
おじいちゃんはもう畑に行くらしい。すごい早起きだ。ぼくがいつも起きる時間よりまだずっと早いけど、つられて早起きしちゃった。
もう軽トラには荷物とポリタンクがいっぱいのせてあって、じゅんびばんたん。夏はあついから、朝早く畑のさぎょうをやって午前中には引き上げるのだそうだ。山には日が当たっているところと、まだかげになってるところがあって、とっても景色がげんそうてき。
朝は涼しくてすごしやすい。シャワシャワなくセミの声はするけど、ミンミンなくセミはまだねてるんだろうか。どうだ、ぼくの方が早起きたぞ。
「葵、昼んチャイムが鳴る時には帰ってこいっちゃ」
「わかった」
この辺りのチャイムは7時と12時と夕方4時になる。ぼくの住んでるところは夕方しかならないけど、どうしてこんないっぱいならすんだろうか。時計のない人が多いのかな。
畑についたら、まずはわき水岩から水をもらって軽トラにつみ直す。水が入ったらいっきに重くなるポリタンクを、おじいちゃんはヒョイヒョイと持ち上げてのせちゃった。コツを聞いたら「勢いっちゃ」って言ってたけどぼくにはできない。がんばれば持ち上がるけど、あんなにポイポイできないや。やっぱりスーパーおじいだ。
おじいちゃんには、昨日のうちに神社の階段のそうじをするって言っておいた。えらいぞって言われてちょっとゴキゲン。
天気よし。ほうきよし。ぼうしよし。むぎ茶よし。
神社の階段は長いから、たぶん今日一日じゃ半分ぐらいしかできないかもしれない。それでもいいか。おじいちゃん家には2週間いるんだし、他にやることもないし。
でっかい竹ぼうきをかたにのせて、山道をうぇいうぇい上ってく。すごい。全身にまいなすいおんをすっごいあびてる。こんな土とか木とかのにおいってするもんなんだね。いろんな鳥の声もするし、虫の声もする。木のない広場から森の奥へ向かう石階段。その鳥居の前で礼。おはようございます。
まず神社まで行っておきつねさまにあいさつしよう。昨日待ってるって言ってたし。
「ぉうっ」
あいかわらず階段が大きい。一歩上がっただけでずんずん山の上にのぼっていくみたい。いくつも鳥居をくぐっていくと、セミが近くに飛んできたりしてちょっとおどろいた。び、ビビってはないからな!
きをつけ、礼。1番上の鳥居の前であいさつ。おはようございます。
「おはようさん」
頭を上げるといおりさまが立ってた。歩いてくる音とかしなかったハズなのに。なごみさまもそうだけど、いおりさまもニンジャと関わりがあるのかもしれない。
ぼくの前までいおりさまが歩いてくると、頭をなでてくる。どうだ、今日もぼくのかみはサラサラだろう。
「葵、今日も来てくれたんやね」
「もちろんです!」
ぼくは約束を守る男です。というわけで、今日は神社の階段のそうじをします。竹ぼうきをいおりさまにズビシッと差し出して高らかにせんしゅせんせい!
いおりさまのシュッとした目がまん丸になって、指先がわなわなしてる。ぼくがそうじするのが不安なのだろうか?
「まかせてください!学校でも先生からさいゆうしゅうそうじ上手のしょう号をもらってます!」
「…………」
あれ?反応がない。ちょっとスベった?イトコがいたらおもんなって言われてるかも……。
「な」
「な?」
「なんてえぇ子やの……!」
もががっ!?やわらかいすごい大っきいやわらかいいいにおい!
いおりさまがぼくをぎゅぅぅぅぅぅってだきしめた。顔がおむねに包まれて、かみのけをわっしゃわっしゃされる。右に左にぶんぶん。たっぷたっぷ!だめだロープがない!
「い、いおりさま……くるしい……!」
「あぁぁ!ごめんなぁ!嬉しくってつい振り回してもうてん……!」
げほっ。かいほうされたぼくは大きく息を吸いこんだ。いおりさまは気持ちが体に出やすいらしい。たぶんとっても素直な人なんだと思う。今だってウキウキというかワクワクというか、そんな感じで大きなしっぽがゆらゆらゆれてる。
「ふぅ……あれ?今日なごみさまはいないんですか?」
「まだ来ぃひん。そもそもアレも毎日おるわけでもあらへんしな」
そうなんだ。てっきりいつも居るのかと思ってたけどちがうのか。たしかシキってやつを飛ばしてここに来るんだったっけ?もしかしたらめっちゃ力を使うのかもしれない。
とにかくそうじだ。けっこう大変そうだけど、階段の半分は終わらせたい。いおりさまはまだおしゃべりしたそうだが今日はガマンしてもらおう。それを言うとちょっとだけ耳がペシャッとした。
「掃除終わったらまた来てくれるん?」
「おじいちゃんにお昼のチャイムまでに帰ってこいって言われてます。ごめんなさい」
「ほうか…しゃあないなぁ……」
お耳だけじゃなくしっぽまでペショッとしてしまったいおりさま。シナシナだ。シナシナのモップみたいになってしまわれた!
「大丈夫です。明日も来ます」
「ほんまに!?嬉しいなぁ」
ぱあっとうれしそうになるいおりさま。この人……人?わるい人にだまされたりしないだろうか。ふつうに心配だ。でも、そうなったらなごみさまが何とかしそう。
「怪我しいひんように気ぃ付けるんやで?」
時間はゆうげん。手をふるいおりさまに礼をして来た道を引き返した。
参道の周囲にある広葉樹や針葉樹は種類関係なく枝葉を落とし、石造りの階段は酷い所で僅かな踏み跡が残るだけの絨毯と化していた。鳥居には主の分からない蜘蛛の巣が張り、石畳の隙間からは草も生えている有様である。
この階段をパッと見ただけなら、誰が見てもこの先は廃社だと思うだろう。
「やるぞ」
着ているのは半袖のTシャツだが暑いものは暑い。袖をぐっと捲り、まだ白い二の腕をさらけ出した。
ここは森の中だから直接当たることはないものの、高くなり始めた太陽がぎらぎらと輝きだし木漏れ日となって降り注ぐ。
陽光に照らされた朱い鳥居が何本も連なり、荘厳な雰囲気を纏って横たわっていた。その階段を竹ぼうきでガシガシ掃いていく。
「枝もひろって森へお返しします。虫さんもいるけど森へお返しします。草もぬきます。がいしゅういっしょく!」
鳥居の間にはさまった枝とかも森にお返しだぜ。これはなんだか歯みがきしてるみたいだ。竹ぼうきがブラシでぼくが手なのかな。
1段1段を丁寧に掃くと、思ったよりも時間が掛かった。石畳の間から生えた草が強固に根を張り抵抗する為だ。
盛夏の季節、入り乱れて育った雑草はスクラムを組み、葵の腕力では一息に引き抜く事ができなかった。ふんぬっと体重を掛けてようやくといった具合で、草があれば途端に遅々として進まなくなってしまう。
ばきっ!
「うわっ、枝ふんだ」
本来は葉擦れの音しかしない静謐な森の中に木霊する
(……そういえば、なごみさまと初めて会ったのはこの階段だったっけ。いおりさまはいつも神社にいるけど、神社の外に出ることはないのかな?……ずっとあそこに一人でいるのかな)
一人物思いに耽りながら、草を抜いてひっくり返った。こいつは特に根深かったよ。サスペンスドラマの犯人の動機並みだった。
(そんなの、ぼくでもつまんないって分かる。こんな山の中じゃコンビニもスーパーもないじゃん。おじいちゃんにつれて行ってもらったのうきょうですら、お野菜売ってるだけだったのに)
掃除を続ける葵を少し離れた木の上から見守る
「お疲れさん」
その隣へ、風と共に現れた細面の女。妖艶な糸の如き細い目と、鼻筋の通った顔立ちはオリエンタルな美を醸し出し、ショートヘアに切り揃えられた白く靡く髪の頭頂には一対の狐耳。九つの尾を携えた神秘の存在は、自身を
白鴉はカァと一声鳴いた。それに答えるように和は言葉を返す。
「
彼女の成したいある
とんっ、と枝を蹴った彼女は重力に身を任せ自然落下していく。高い木の上から鳥居へ飛び移ると、そのまま音も立てず彼の背後へ降り立った。
「だーれだ?」
ビクンッ!と肩を跳ねさせて葵は固まった。
そりゃあ自分一人しかいないと思っていた神社の参道で、後ろから目を塞がれたのだから、そうなるのもやむ無しだろう。
しかし泣き出したりしないあたり、肝が据わってると和は感心した。箒を逆手に持って武器にしようとしているのも見て取れる。
「偉かね。神社ん掃除しとーと、葵は良ぃ子やんなぁ」
「……なごみさま」
「当たりぃ」
和がわざと喋って声を聞かせると、唇を尖らせて抗議の意を示す。
「びっくりしました」
「ごめんて!許してや!」
お狐様が手を合わせて謝罪する場面なんてなかなか見られないだろう。ひとまず臨戦態勢を解除すると葵は掃除へ戻ろうとする。和は続けて話を振った。
「なあ葵、ここは好いとーと?」
「ここですか……?おじいちゃんが住んでるから良いところだと思います」
「葵はどうなん?」
「ぼくはちょっとつまらないって思う時はありますけど、海とか山は近くにないからしんせんです」
人がいないから娯楽施設が無い。こればかりは
人の営みへ手を出すのは御法度なはず……が、どこぞの神は人間の施設で遊び呆けてる者もいる。日ノ本は神に対してずいぶんと寛容な国であるらしい。そも主神である
それからしばらく、和は掃除をする葵に色々な話をした。昔話や
草を抜いたり、掃き掃除をしたり、気づけばちょっとした広場のような場所まで掃除の手は辿り着いた。
葵は昼までに帰れと祖父に言われていたし、ここなら万が一人が来るような事があっても木の裏へ隠れられる。これからする事の時間を考えても丁度いい頃合だ。
和の脳裏に描かれた計画の第一歩、まずはその確認をしていく。
「して、葵よ」
「?」
「葵は他ん女子見て、胸がドキッとした事はなかと?」
「……?」
葵は首を傾げ自身の胸を擦る。あ、コレは無い反応だと和は理解した。ならば直接身体に問おう。
「庵はどうや?あの子は乳が大きいっちゃん鼻伸びとったで」
「いおりさま……」
顔を赤くした葵の反応で、友をしっかりと意識している事を確認できたと共に、やはりあの無駄に実った駄肉が良いのかと自分の慎ましやかな胸を思って少し嫉妬した和であるがそれはそれで置いておく。
和はさり気なく葵の背後に回ると脇の下から手を回し抱きとめる。頭一つ分身長の低い葵はあっさりと捕まってしまった。
庵より小さいが、確かにある女の柔らかさを葵の背に押し当て、耳元に喋りかける。このために今日は肩を出した薄手の袴を着てきたのだ。存分に感じるといい。
「
「……!」
和の手がズボン越しに葵の股を撫でて、その感触を捉えた。筋肉が少なくゴツゴツしていない身体。まだ薄く
「あるとね?」
「イトコのお姉ちゃんの…着替えを見ちゃったときに……」
「そやったか」
「……ごめんなさい」
「葵がちゃんと男な証拠っちゃん」
なら話は早い。身体の方にその感覚を覚えさせればいい。
和の手は葵のそれを包みゆっくりと体温を送り込む。当の葵は自分が何をされているのか理解していないようだが、呼び起こされた
和の手を押し返すように、少しずつ、とくんとくんと脈打ち始めた雄。
葵は下着の中で自身が膨れていく違和感に苛まれる。
和の手から与えられた熱が全身を巡り一点へ集って、末端まで神経を焦がした。
ズボン越しに
「葵、ここから白いのが出たことはあると?」
「……」
葵は首を横に振った───否定。
「白いのが何かは知っとーと?」
「えっと、せーし…ですか?」
「
その答えを受け取った和の手はTシャツを捲り、葵の腹部に触れる。日焼けしていない少年の白い肌を指先が滑っていき、下着の縁から境目を割って潜り込む。
「……ッ!」
「神社の掃除をしてくれたっちゃん、ご褒美をくれてやらな」
まだ産毛もない
「これからする事は
耳元で囁かれた言葉は緩やかな響きを持って、深みへと誘う。水が土へ吸われるように、葵の耳朶へ染み込んでいく。思順、葛藤、困惑、迷い、様々な表情を巡らせたのち、葵はゆっくりと、おそるおそる頷いた。
「ええ子や」
ぷるんっ!
和の手がズボンとパンツをずり下げ、葵の肉茎を露わにする。
まだ穢れを知らない色白肌だが、肉茎は一生懸命にその身を腫らし、先端に向かうにつれて
葵の肉茎は歳の割に太く、長さは和の手のひらにちょうど包まれるぐらいのサイズ感だが、まだ皮も剥けきっておらず伸び代を感じる。色白の肌には不釣り合いなほどに浮き上がった赤黒い血管が、和に強い雄を想起させた。
「自分でまさぐった事は?」
「ないッ…です……!」
刺激に慣れていない肉茎はかなり敏感らしく、先端を撫でてやればびくりと腰が跳ねる。なるほど、これは紛うことなき初モノらしい。
もう片方の手は肉茎の下に繋がる袋へと伸びた。二つの玉を収めた袋はぽってりとしてハリと艶があり、存外すべすべとして手触りが良い。これは濃いものをたくさん溜め込みそうだ。暇をしていた手はこれ幸いと転がすように袋を弄ぶ。
それもまた葵には未知の刺激であり、ただただ、ぎゅっと彼女の袖を握って耐えるしかなかった。
「あ、の…なごみさま…?こ、これ、いけない事なんじゃ……?」
刺激にびくびくと身を震わせながらも、何とか絞り出した疑問の声。消え入りそうな言葉、しかし狐耳が聞き漏らすことはない。
「何も悪いことやなかと」
頭の中を溶かして、融かして、抵抗する意思さえ
形を確かめるように輪郭をなぞる指先は根元から裏筋を滑り、先端をくりくり♡と弄るとまた根元へと戻ってくる。コンベアがループするがごとく動きは、時折強めにきゅっと幹を摘み、皮の張り具合を確かめるための仕草をした。
「葵、ここらへんに力ば入れてみ?」
指先は逆上がり、肉茎の根と臍を結んだ中心あたりをトントンとタップする。葵は何度か試してみるものの、勝手が分からずぐっぐっと腹がへこむだけで示された場所に力が入らない。
「わかんない……です……!」
「尻を閉めるように
言われた通りに力を込めると、骨盤、鼠径部と連動して何かが巡り、流れが
「な、に…これ…!?」
言えるのは
運動で全力疾走した後の、胸の内から叩くような強い鼓動が腰に起こり、じんじんと後を引く。
力の奔流が初めて流れ込んだ薄皮の肉茎は
「なごみ…さまッ…!ちんちん、熱ぃ……!」
敏感さも相まって葵にはひどく熱く、疼痛のように感じられる。よく分からなくて、後ろから回される和の腕にしがみついた。
一体自分の体はどうなってしまったのか。内から湧き上がる熱のやり場が無くて辛い。背から感じる柔らかさと、得体の知れない衝動と、肉茎をあやす快楽とが入り混じり混乱が雫となって葵の目尻に浮かぶ。
「大丈夫やけん力抜いて……深呼吸しぃ?」
「ふー……!ふー……!」
まずはこの突っ張った皮を何とかしてあげなければ、痛みとして障壁になってしまうかもしれない。今後の成長を促すためにもまずは剥いていくのが得策だろうか。
……そう和は考えた。手のひらの中でびくびくと震える肉茎の先端に指を添え、少し根元へ引いてみる。
「っ……!」
顔を歪めた葵を見てすぐに手を離す。もう少し、もう少しだがまだ皮膚の接合が強く、力任せに無理やり剥いたとして肉が
抱擁を解いて葵を木に
少年の前に狐神が膝をつく。信者が見れば不敬だと物申すかも知れないが……もっとも、とうにそんな者達は居なくなって久しい。
「悪いようにはせんよ。だから少しだけ
「……」
和の薄い唇を割って紅く長い舌が顔を出し、てろりと垂れた舌を伝って生暖かい唾液が葵の肉茎へ降り注いだ。とろとろ♡と滴る雫は棒に当たり、唾液は膜のように広がって更に伝い落ちていく。
そして和は手皿で受け止め、肉茎の裏筋から馴染ませるように塗り込んでいった。
……くちゅ♡にちゅ♡
手指が唾液を皮膚に馴染ませるように動く。
根元から浮いた血管を撫でて、裏筋を撫でて、皮が張りつく亀頭に念入りに塗り込んでいく。
「う……ぁ……!」
さっきよりも熱い。指先は特に敏感な亀頭を弄るものだから、やり場のない灼熱感が腰から、背から、首から、手足から、頭の中まで焼いていく。ただただ
グちゅ♡ぐちゅ♡にぢゅ♡くちゅ♡クチュ♡にちゅ♡ニちっ♡
唾液が馴染んで引っ掛かりが無くなると手指の動きは
熱さは変わらず感じるが、腰の中が揺れ動くような浮遊感が入り交じり突き上げてくる。
視線が
……葵はまだ、そんな物差しを持ち合わせていなかった。
唾液によってふやかされた皮はずいぶんと柔らかくなり、肉茎の幹いっぱいに蔦う血管が浮き上がってきた。カリ首であろう部位は盛り上がって段差を作る。
これはかなりの代物になりそうだと、自らの見立てを上方修正しながら和は手淫を続けていく。びくびく震える内腿を撫でてやり、途切れる隙は与えない。和は久方ぶりの淫行に些か夢中になっていた。
にっちゅ♡くチュッ♡クチュ♡ぐちゅ♡くっちゅ♡にぢゅ♡ぷちゅっ♡
だが知識も経験も持ち合わせていない少年が受け止めるには、まだまだ過ぎたるものであり、快感はもはや沸点へと達してその身を焼き尽くさんとしていた。
「あっ、あっあぁ…!なごみさま…!」
「えぇよ♡そのまま
腰の奥が甘く痺れ、頭の中は白んで何も考えられない。手足の先から感覚がなくなって、つま先から頭の先まで全てが硬直し、びくっ♡びくっ♡と葵の腰が跳ねて内腿に筋が浮く。
これまでの比じゃない、体験したことのない強さの快感が葵を包み込んだ。
ビクッ!♡♡♡ ビクッ!♡ビクッ!♡♡♡♡
あるのか、こんな
「あ─────……!」
「ン……」
葵の腰はヘコヘコと跳ねて前後動し、本能のままに肉茎を和の手へ擦り付けた。確かに睾丸は持ち上がり裏筋は射精の為の蠕動をしているが、しかし肝心の
なるほど、
肉茎を扱く手をだんだんと緩めていき、やがて止める。初めて絶頂を迎えた葵は全身脱力してクタクタと座りこんでしまった。
「よぉ頑張ったっちゃん」
目線を合わせて頭を撫でる狐神。絶頂の余韻が身体から抜けていかず葵は呆けた表情のままその瞳に魅入られた。うっすらと開いた瞼から覗く黄金色の
「……また明日、来てくれるよな?葵」
おじいちゃんには明日もまた神社に行くって言っといた。まだ階段のそうじは終わってないし、いおりさまにも……なごみさまにも会いに行くって約束したんだ。そう、言ったんだ。
……たぶん、なごみさまとしたのはエッチな事だったんだと思う。
イトコがコッソリと見せてきた、イトコのお兄ちゃんが隠してたエッチなマンガは女の人がちんちんをしゃぶったりしてた。その後お兄ちゃんに見つかって怒られたけど……。ぼくイトコの家で怒られてばかりだな。
(ちんちんがムズムズする……)
ねむれない……。
学校でやった保健の授業で男の子と女の子のちがい、みたいなものは習ったけど、ぼくのちんちんからもせーしが出るんだろうか?そんなこと考えてもみなかった。
お兄ちゃんのマンガだと、女の人がちんちんをしゃぶった時にしゃせーしてた。
ひょっとして、ぼくもなごみさまにちんちんをしゃぶられたら出るのかな。そもそもどうして、なごみさまはエッチな事をしてくるのだろうか。
分かんないや。