今回はエロ展開はなしです。
復帰なんで軽めに書きたかった。
プライベートが忙しい&書く気力を一時期失っていたため、サボってました
なかなかエロい展開もうまく浮かべなかったので
ということで今回は番外編として、主人公の深堀りをしておこうかなと、主人公の名前を決めました。
短編中の短編になるとは思いますが、気になる人は見ていただけると。
エロ展開しか興味ない方は、全然飛ばしてもOKです。
次回からは普通のエロ回をかいていくので、よろしくお願いします。
俺は別に化物なんざ見たくなかった。
昔から気色の悪い化物は見えていた。
ソイツらはどこにでもいる。
最初は無視していたが、タチの悪い怪物共は俺を追いかけ、殺そうとする。
もちろん俺も人間だ、ソレに恐怖を抱いたこともある。
どこまでも追いかけ、俺が怖がっているのをみれば、ソイツらは嘲笑う。
恐怖を抱いていたのは事実だ、だがそれと同時に怒りが湧き上がってきた、自分がどうにかなるぐらいにはな。
俺はある日、ソイツに拳を振り上げた、まるで風船が割れたように粉々にしちまった。
今思えば俺にはその時から素質があったらしい。
中学の頃、呪術師の素質が出始めた時から、俺は変わった。
別に対して練習なんざしなくても、殴ればソレは壊れるし、喧嘩吹っかけてくる奴らに囲まれても簡単に潰せた。
女にも大して困らなかったし、正直気分はよかった。
そんな才能を呪術高専が見逃すはずもなく、スカウトされた。
当然断る理由なんざなかった、俺にはなりてぇものもなかったし、それに俺は強い、金払いもいい、俺の力ならある程度いい地位につける、そして適当なタイミングで辞めて、一生遊んで暮らす。
俺はそう決めて、呪術高専に入った。
重い理由なんざねェ、私利私欲のための理由だ。
「おいテメェ、立てよ」
「…なんでお前のために立たなきゃいけねぇんだ?」
「はぁ~わかってねェなオイ? どっちが上かキメんだよ」
「くっだらねぇ」
日下部を最初に見た時から、イラついていた。
俺を見る目といい、舐め腐った態度といい、全てが勘に触った、だからコイツだけは、徹底的に潰したかった。
「お前よぉ~可愛い妹がいるんだってな?」
「……あ?」
「ヤらせてくれよ、最近ヤってねェんだ」
「…なんていいやがった」
「聞いてなかったのか? ヤらせてくれっていったんだよ」
俺はそこで殴られた。
男の拳なんざ久しぶりに食らった、そこらへんにいるような素人の拳じゃねェ、この舐め腐った野郎にここまで力があると思っていなかった。
「ハハッ…いい拳じゃねェか、腰につけてるソレは使わねェのか?」
「テメェみたいな下種野郎に使うわけねェだろうが…やるんだろ? イチイチ突っかかれるよりは、ここで対処したほうが後々楽だ。」
「やる気になったか、さっさと来いよ? 徹底的に潰してやる」
勝敗なんざわかっていた。
日下部が雑魚なんざ最初から思っていなかった。
コイツは強い、コイツは雑魚と区別くらいはつく。
俺からみた日下部は、舐め腐った野郎と思ったと同時に、今まで戦ってきた中で
最強
だと思ったからだ。
「なんでテメェはそんな強さがありながら、舐め腐ってやがるんだ」
俺は人生で初めて負けた。
俺が寝転がるなんざ人生初だ、立つ気力さえねェ。
ある程度は抵抗はできたが、格が違った。
俺の攻撃一つ一つを予測して対処し、確実に回避し、攻撃を入れる。
昔からコイツは強かった、忌々しいほどに。
「舐め腐ってるわけじゃねぇ、俺はただ面倒なことが嫌いなだけだ」
「バカかよテメェ…呪術師なんざ面倒は付き物だろうが」
「いえてるな、だがそれはお前も同じだろ、面倒なことは嫌いだって面だ。まぁテメェみたいな下種野郎と一緒にされんのは御免だがな」
「ハッ……本当にムカつく野郎だ、次は潰してやるよ」
「気が向いたらまた相手してやるよ、日暮東司」
俺は心底日下部が気に入らなかった、憎たらしいほどに。
日下部篤也という男は、俺にとって心底忌々しい男であり、目障りな存在だった。
しかしそれと同時に、日下部のおかげで俺は退屈はしなかった。
全てがくだらねェ日常だと思っていた、日下部のおかげで世界が変わった。
俺にとっての壁、いつか絶対に徹底的に潰してやると。
俺は心の底から、日下部を潰したかった。
あの余裕ぶっている態度を、変えてやると。
だがら俺は――――――
「……チッ」
昔のことを柄にもなく思い出してしまった、もう夕方ごろになっちまった。
どうやらベンチで寝ていたらしい、アイツとの夢なんて見たくなかったんだがな
「女とヤりにでもいくか」
俺はいつもの日常に戻っていく。
日暮東司(ひぐれとうし)という男は、私利私欲のために動き、邪魔なものは徹底的に潰し、女を支配する。
そんな男だ。
書き終わりました。
エロ回ではないですが、なんかこうエモく作れたのかな?と思います。