※この作品はR-18です。

フランスから来た牝猫 BAD END   作:muzineki

7 / 10
7:反撃

それから一週間後、再びカトリーヌからの呼び出しがあった。

瞳は重い身体と心を引きずって、カトリーヌのマンションを訪れる。

そして絶望した気持ちのままインターフォンを押し、部屋の中へと入った。

 

「ウフフ、よく来たね私のかわいい子猫ちゃん、まずは命令通りの恰好で来たか見せておくれ」

 

部屋に入るなり、瞳は有無を言わさず服を脱がされた。

そして下に着ていた姿を見せる。

それはキャッツアイの仕事着である青いレオタード。

しかも胸と股間の部分が切り取られていて、乳首と性器が露わになっている。

 

「うんうん、こうやって恥ずかしい部分だけが目立つ方が、エロくていいね」

 

カトリーヌは露わになった乳首と秘部を指で弄ぶ。

羞恥に頬を染めながら、瞳は黙ってそれに耐えた。

 

「次の盗みは、このレオタードで行ってもらう事にしようかね」

 

カトリーヌはとんでもない事を言いながら、前から瞳に抱き付いた。

そして両足を抱え上げて瞳をだっこすると、そのままディルドーで貫いた。

 

「……あぁっ……いやぁぁっ!」

 

いきなりの乱暴な挿入に、瞳は早くも泣き出しそうになる。

しかしカトリーヌは気にする事無く、瞳の顔や首筋にいやらしく舌を這わせる。

 

「いっぺんこのレオタード姿でしてみたかったんだよ」

 

いわゆる駅弁スタイルのまま、カトリーヌは全身を上下させた。

そして激しく瞳を突きあげ始める。

ディルドーに奥まで激しく突かれ、瞳は悲鳴を上げる。

 

「あっっ!! いやぁっ!! ひいぃぃっ!!」

 

「ほら、声を出さない。いくら防音のマンションでも、大声出したら隣に聞こえるよ」

 

そう言うと、カトリーヌがキスで瞳の口を塞いだ。

全身に油汗を流して苦しむ瞳であったが、淫らに開発された身体は確実に反応してしまう。

そして絶頂に至った。

カトリーヌに抱え上げられたまま、ビクンと瞳の身体が海老反りになる。

 

「あっ……ああああっ!!」

 

「ふふ……まずは1回だね」

 

瞳はカトリーヌの首に腕を回し、身体を預けてがっくりと項垂れている。

そんな彼女の乳首に吸い付いたカトリーヌは、再び上下運動を始めた。

 

「ひっ! いやああっ!」

 

再度の刺激に、長い髪を振り回して喘ぐ瞳。

カトリーヌに抱え上げられているため、逃げたくても身動きすら出来ない。

 

「まだまだ終わらせないよ、キャッツアイ」

 

「あっ! ああっ!! 放して! 放してください……」

 

涙を流し、カトリーヌに許しを乞う瞳。

しかしそれは、冷酷な暴君の加虐心に火をつけるだけであった。

カトリーヌは更に激しく身体を動かしはじめる。

射精で終わる男のセックスと異なり、張形で行われる行為に限界は無い。

無尽蔵の体力を持つカトリーヌが満足するまで、凌辱は続けられた。

それは悪夢の時間であった。

 

 

 

「うぅ……」

 

気が付くと、瞳はリビングのソファに背中を預けて座っていた

カトリーヌに弄ばれている内に失神していたらしい。

 

「目が覚めたかい、キャッツアイ」

 

カトリーヌは瞳に密着するようにして座っていた。

肩から回された左手は、当然のように瞳の乳房へ回され、右手は秘部を弄んでいる。

身体の至る所には、舐められたり、吸われたりした跡があった。

失神していた間に何をされていたのかと思うと、瞳の背筋にはゾワッとした悪寒が走る。

 

「さあキャッツアイ、次の盗みの打ち合わせをするよ」

 

カトリーヌは瞳の秘部を弄んでいた右手を離し、テーブルの上に置いたノートPCの電源を入れた。

唸るような音をたててPCが起動し、デスクトップが表示される。

画面にはカトリーヌに命じられて盗んだ宝石『冬の涙』を手にしながらピースをして、全裸で開脚する瞳の姿があった

カトリーヌの命令により撮影させられた壁紙であった。

 

「次のターゲットは、四井百貨店の中東展示会。ここの目玉である『アラビアの星』を盗んでもらうよ。」

 

カトリーヌは瞳を抱きしめながら、楽しそうに笑って盗みの説明を始める。

それをしばらく黙って聞いていた瞳だったが、意を決すると言葉を切り出した。

 

「次の仕事は、私は手伝わない。もう手を組むのは、終わりにしましょう」

 

「……はぁ?」

 

不機嫌な声を出しながら、カトリーヌは瞳の乳首を摘まんで思い切り捻った。

 

「あうっ!!」

 

苦悶の表情をする瞳。

だがその目は、しっかりとカトリーヌを見据えている。

 

「アンタ、自分の立場を忘れたのかい。私に逆らうなら、こういう写真が恋人の所に送られるよ」

 

PCの画面に、九段美術館から盗んだ絵画『春風の少女』の前でオナニーをする瞳の写真が現れる。

それを見た瞳は、言葉を詰まらせた。

だがこれからの自分の行く末、そして姉と妹の事を考えると、これ以上脅迫者に協力はできないと思った。

 

「お金ならいくらでも払うわ、だからこの写真は全て削除して。そして私達には、もう関わらないで」

 

「フン、嫌われたもんだね。」

 

鼻を鳴らしたカトリーヌは、瞳をソファに押し倒した。

そして有無を言わさず、ディルドーを瞳に挿入する。

 

「んああぁぁぁっ!!」

 

「その提案は却下だね。お金は確かに欲しいけど、私はそれ以上にアンタが欲しいんだ」

 

そのままカトリーヌは、ピストン運動を始める。

散々犯され、ディルドーに馴染んでいた瞳の膣はたちまち反応し、愛液を激しく分泌する。

カトリーヌが抜き差しする度に、激しい濡れ音と肉をこする音がリビングに響く。

 

「あうっ! あうっ! ああぁん! ヒイッ!」

 

「ほぅら、こんなに感じているじゃないか。やっぱりアンタは私から離れられないんだよ」

 

カトリーヌは瞳の腰を掴み、ピストン運動を更に激しくする。

 

「あっ! ああっ! んあぁぁぁぁぁっ!」

 

瞳は悶絶し、またも激しい絶頂を味わう事になった。

その後も瞳は、ディルドーやバイブで何度も絶頂に押し上げられた。

さらに浣腸とアナルバイブにより、尻の穴の開発も併行して行われる。

カトリーヌが満足するまで、瞳はありとあらゆる道具で徹底的に責め抜かれた。

それはまさに、快楽の生き地獄であった。

 

 

 

「屋上へ逃げたぞ、追え!!」

 

国内でも屈指の売上高を誇る名門デパート、四井百貨店。

幾多の警察官と野次馬が見上げる中、投光器によって夜空の一角がピンポイントで照射される。

 

「いたぞ、あそこだ!」

 

光の中に浮かび上がるのは、赤いハンググライダー。

搭乗するレオタード姿の女を見た野次馬が、わっと歓声を上がる。

彼女の掌には展覧会の目玉であるダイヤ、『アラビアの星』が握られていた。

 

「逃がすな、追え、追えっ!!」

 

刑事が懸命に指示を出すが、時すでに遅し。

女怪盗は、彼らのはるか頭上を悠然と飛び去り、闇夜へと消え去った。

 

 

 

30分後、夜の街を濃紺のメルセデスベンツが疾走していた。

 

「綺麗だねえ、この赤い輝きは私好みだよ。」

 

瞳が必死の思いで盗んできたダイヤを、カトリーヌは当然のように取り上げた。

そして上機嫌でハンドルを操作する。

瞳は助手席に座ったまま、黙っていた。

時折、様子を伺うようにチラチラとカトリーヌと見ている。

視線に気が付いたカトリーヌは、ダイヤを布の袋に入れて後部座席に放り投げた。

そして左手を助手席の瞳の乳房へと伸ばす。

 

「あっ……」

 

カトリーヌは手にすっぽりと瞳のふくらみを収め、ギュッと強めに乳房を握った。

 

「どうしたんだいキャッツアイ。私の顔に、何かついているのかい?」

 

「い、いえ、何でもありません、カトリーヌ様」

 

カトリーヌは手を乳房からすぅっと撫でながら下へ移動させ、今度は股の間へと潜り込ませた。

瞳が快楽の声をあげる。

 

「あっ……ああっ……」

 

「ひょっとすると今日はローターが無かったから、ここが寂しいのかい?」

 

割れ目をなぞるようにカトリーヌが指を這わせる。

薄布の上から瞳の柔らさ、暖かさを感じたカトリーヌの指に力が入る。

度重なる調教により敏感になった瞳のそこは、早くも湿り気を帯び始める。

 

「そいつは悪かったね。マンションに戻ったらさっそく可愛がってあげるよ、楽しみにしてな」

 

再び手は上に移動し、今度はレオタードの下に潜り込んで直接乳房を愛撫しはじめる。

瞳はまるで玩具のように身体を弄ばれていた。

だが、楽で身体を火照らせながら、瞳は密かに反撃の狼煙をあげていた。

右手を背中に回すと、カトリーヌに気が疲れぬよう、ウエストに巻かれたシルクの布を探る。

そして中に隠していた、小型発信器のスイッチを入れた。

 

 

 

警察の非常線を避けて走っていた車は、やがて静かな森の中へ入って行った。

闇夜に浮かぶ木々の先には、大きな観覧車が見える。

休日は都心から来た家族連れやカップルで賑わう遊園地も、今は静寂に包まれていた。

 

「………ん?」

 

そんな時、カトリーヌは低いエンジン音に気が付いた。

ルームミラーを見ると、後ろから猛スピードでメタリックグレーのポルシェが迫っていた。

 

「なんだい、あれは」

 

気が付くとポルシェは、瞳とカトリーヌの横を追い抜いていた。

そして突然ドリフトで前に割り込み、急停止する。

つられて急停止したカトリーヌが車の外に出ると、前のポルシェから二つの人影が現れた。

泪と愛であった。

 

「アンタ達は……!」

 

「これ以上思い通りにはさせないわよ、偽キャッツ」

 

カトリーヌを見据えながら、泪が言った。

その口調は静かであったが、眼には強い怒りが込められている。

泪の隣に立つ愛も同様であった。

全てを悟ったカトリーヌは首だけ振り返り、背後で構える瞳の姿を見据えた。

 

「へぇ……私を裏切ったのかい。で、姉さんと妹に助けを求めたって訳だ」

 

「う、裏切ったわけじゃ無いわ、元に戻っただけよ。もう二度とあなたに従うものですか」

 

言いながら瞳はほんの目を逸らしたが、すぐにカトリーヌに目を合わせる。

立て続けに愛が、カトリーヌに指さしながら叫ぶ。

 

「お前の持っていた瞳姉の写真は、全部焼き捨てたよ。PCやスマホも盗ませてもらった。これ以上瞳姉を脅そうと思っても、もう無駄だよ。」

 

その様子にカトリーヌは、フンと鼻を鳴らした。

 

「つまり今度は私は嵌められたって訳だ、やるじゃないか。だけど最後の詰めが甘かったようだね」

 

カトリーヌは胸元からUSBメモリーを出した。

 

「こんな事もあろうかと、バックアップは肌身離さず持っているのさ」

 

「だったら、それもアンタから奪うだけよ」

 

瞳が腰を落とし、構えを取る。

泪と愛も同様に戦闘態勢に入った。

 

「ふん、懲りずにまた私と戦おうってのかい。いいよ、奪えるものなら奪ってごらん」

 

そう言うと、カトリーヌは飛び上がって門を飛び越えた。

来生三姉妹も後を追う。

深夜の遊園地で、フランスから来た金髪の女怪盗とキャッツアイの、最後の戦いが始まった。

 

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