ダンまち入れ替わり二次創作 作:Nistlabe
「ねえベル……エッチ、しよう?」
早朝の稽古も早々に、アイズ・ヴァレンシュタインは隠すことなくストレートに、ベル・クラネルを誘っていた。
ただ誘うわけではない。強い雄に惹かれるというアマゾネスとはまた違う。明確な理由があった。
「だだ、ダメですよアイズさん!僕たち、さんざん怒られたじゃないですか!」
「みんなはなにも知らないだけ。私は君とエッチなことをして、もっと気持ちよくなりたい」
「それ、僕がアイズさんになって、の話ですよねぇ!?」
ベルの悲鳴。
偶然ダンジョンで出会った二人が、行動を共にしていたときの話である。ダンジョンの中に造られた冒険者たちの街は、立地のせいかいつだって波乱の余地がある。
二人はそこで知り合いからクエストを引き受け、あるアイテムを回収したのだが、それが原因で体が入れ替わったのだった。アンティークは一定の条件下にある男女を入れ替えるものらしく、おまけに、入れ替わった相手同士で子孫を残さねばならないという本能を刺激するものらしかった。
無論それを知ったのは事態が大事になってから。「ラビット・フッドが剣姫を手込めにした」という噂がオラリオ中で囁かれ、ロキ・ファミリアとヘスティア・ファミリアは大激怒(主に主神が)。仲裁に乗り出したヘルメス・ファミリアがアンティークを調べ出し、ようやく戦争は回避された。
とはいえ、ベルがアイズを手込めにしたのは間違いではない。少なくとも外見上はそうだった。
アンティークで入れ替わったアイズは、その効用に抗えず、混乱するベルの手を引いて、ダンジョン内の宿屋に気前よく大金をはたき、お姫様抱っこしていたベル(外見はアイズ)を存分に貪ったのである。
アンティークの効果はそこまで長引くものではないが、問題はアイズが、男の快楽を知ってしまったことだろう。鍛練を口実に二人で会っては、自分の欲をさらけ出す。
自身もその気持ち良さに呑まれたとはいえ、そもそもアイズに恋しているベルは、強く求められれば拒めない。かくして、戸惑いを浮かべる金髪の少女の腰をつかんで、鎧や服の上からヘコヘコと腰を振っているラビット・フッドを見ることができた。
「アイズさんっ……こ、子供ができちゃったらどうするですか!?」
「?……育てる、よ?」
いやそうじゃなくて、と言いかけて、ベルはうまい言い訳が浮かばずに沈黙する。アイズは白い髪を金髪のうなじに埋めながら、ベル、ベル、と名前を呼びながら息を荒げる。
ぞくぞく、と込み上げてくるくすぐったいような体の震えは、やっぱりアイズとのひとときを楽しみにしているのだろうか、とベルは少しずつ力を抜いて、華奢な体、自分の体になった少女の体を少年へと預ける。
「ベルと……エッチする。腰をヘコヘコ振って、アンアン言わせて、おちんちんをズボズボっ、て……。ベルは可愛いから、好きだよ?」
よくも悪くも幼さを発揮しながら、男になったアイズは、城壁の硬い地面の上に、アーマーを着こんだ少女を押し倒す。真っ赤になった顔を逸らす金髪の少女に、少年はぎゅっと抱き締めながら、自分の欲望を突き立てた。