ダンまち入れ替わり二次創作 作:Nistlabe
「今日は、絶対に……どんな事があっても、しようって思ったんです」
話すペース、抑揚のつけ方……同じ部屋にいるエルフとヒューマンは、いつもと何かが違った。白髪の少年が、言葉に驚いたようにエルフの女性を見返す。
「ベル……?」
「リューさんと。これから何度も体が入れ替わることになるって聞いたけど……だからといって、リューさんと、一緒になれないなんて。僕は嫌です」
俯いていた少年も、エルフの少女の、力強い言葉にハッと顔を上げる。視線を受けて照れ笑いするエルフは、少しだけ肩の力を抜いた。
「もちろん……リューさんの体で、僕がそんなことをしていいのか、わからないですけど」
「それはっ」
言いかけて、少年は言葉を探す。どんな言葉が、自分たちに最も相応しいのか……マジックアイテムか、カースか、ともかく入れ替わりを宿命付けられた二人は、ぎゅっと拳を握りしめた。
「たとえ体が入れ替わっても!」
少年は、答えを見つけたように、顔を上げた。
「ベルは私のもので、私は全てあなたのものだ。ベル。体が入れ替わっていたとしても、それは問題ではありません。まして……好きな人の体を、独占できるというのならっ……」
その言葉に、少女が胸を撫で下ろす。
再び静寂が訪れた。しかしそれは、主に気恥ずかしさからの緊張で、もし第三者がその場にいたら、「空気がピンク色になっている」とでも言ったかもしれない。
エルフの少女が、チラチラとベッドに視線を向ける。少年は気づいて、顔を赤らめた。ええい、とエルフの少女が気合を入れる。
「リューさん、寝台に……あの、寝てもらったら、その……」
「わ、わかりました……」
ぎこちない動きで、少年が寝台の上に仰向けになる。それから思い出したように、肌を重ねるために服を脱ぐ。あるはずのない下半身の異物の大きさに改めて驚いて、声を失くす。
エルフの少女もまた、ぎこちなく、丁寧に服を脱いだ。何もかもを脱ぎ捨てて裸になった少女を、少年は驚きの目で見つめる。意を決したように、エルフの少女は寝台に上がり、少年の体を跨いだ。そして、自分のものだったペニスをぐい、と手繰り寄せる。
あ、と少年が声を上げた。
今まで先達として少年を導いてきたエルフの少女は、それが自分の務めと言わんばかりに、ゆっくりと腰を下ろした。女の体が男の一部分を受け入れ、二人の身体は限りなく一つに近づき、結ばれた。
少年が呻いたのは、ペニスに絡みつく襞の肉が、敏感な箇所をヌメヌメと包みこんだからだった。脈動するその動きに、すぐにでも子種を発射してしまいそうになる。
エルフが呻いたのは、自分のものだったペニスが予想より大きく、深々と自分を貫き、なおも暴れているからであった。下腹部に手を当てたエルフが、大きく息を吐き出す。
「リューさん……ああ、リューさんっ」
「ベ、ベル!」
今にも尻餅をつきそうな少女の手をとって、自分の指に絡ませる。全身が少女の体を貪ろうとしているかのように、肌の柔らかさ、きめ細やかさ、自分のものだったとは思えない数々の違いが、少年を興奮させた。
「リューさんっ!」
「う!?」
上体を起こした少年の上で、エルフの少女が座り込む。スラリと伸びる脚を少年の腰に巻きつけると、男根が首をもたげるように少女の中で暴れる。咄嗟に少女を抱き寄せれば、少女は少年の首にすがりついた。
二人の下半身が、まったく意図と関係なく動く。少年は繰り返し少女を押し上げ、少女は優しく抱きとめる。すぐにでも孕ませようと奥へ奥へと向かうペニスに、はやくはやくと言わんばかりに膣がペニスを搾り上げる。全くの未知、自然の成り行きに、初心な少女と少年はうめき、ただただ翻弄される。
二人は抱き合った。結合した下半身が勝手に動いて、二人をより混乱させる。
「リュ、リューさん、もっと優しく……っ」
「ベ、ベルこそそんなに締め付けないで……ああっ」
少女の腰に手を回す。動くはずのない腰が勝手に動いている。レベル差なんて関係ないと言わんばかりに、少年は少女を支配下に置いていた。
「リューさんの……僕のだったもの、すごく膨らんでて……あっ」
「わ、私の体……ベルを、こんなにも求めて……」
来たるべき衝撃に、二人はぎゅっと目を閉じた。少年の体が、女体を堪能したことを言外に告げていた。エルフの蜜と、ヒューマンの精液が混じったものが、二人の股を平等に濡らしていく。
経験してみればそれは、なんてことのない行為に過ぎなかった。それでも、2人だけの世界に没入できる喜び、お互いをより近くに感じられる温かさは、どんな行為にも代えがたい。
「ベル……今度は、私が」
「はい、リューさん……優しくしてくださいね」
狭い寝台の上で、二人は転がるようにして体勢を変えた。エルフの膝を開いた少年は、自分の体に向かって、恋人の男根を、己の欲望をゆっくりとめり込ませていった。