※この作品はR-18です。

イケナイハツコイ   作:カツ丼DⅩ

4 / 11
ちょっと長くなりそうなので今回のお話は前編後編に分けます。


第3話

 

 

 

 

 大型連休前の実力テストが終わり、大型連休期間で特に用事が無い僕は受験生ということもあり家で勉強をして今は休憩でリビングのソファでスマホを眺めていた。

 そんな時、お母さんから話かけられた。

 

 

 

(あーあ、麗香さんから連絡来ないかなぁ~……)

「優兎ー!ちょっといいー?」

「ん~?何お母さん?」

「明後日お祖父ちゃん家に朝から行こうかって話が出てるんだけど、アンタ何か予定とかある?」

「んー予定かー……」

 

 

 

 あ、ちなみにお祖父ちゃん家っていうのは僕のお父さんの実家のことだよ。お母さんの実家の方はお祖父ちゃんもお祖母ちゃんももう亡くなってて、今は家を残してたまに僕達が掃除しに行ったりお泊りしてるんだ。

 

 

 さて…予定~…予定ねぇ~………まぁそんなものあるはずもなく。はぁ~~麗香さんと恋人みたいなデートしたいなぁ~!一緒に手を繋いで歩いたり~一緒に食べ歩きしたり~そしてそのままあーんしあったり~……なんて……////

 

 

 

「優兎ー?どうなのー?」

「へぁっ!?//// あいたっ!?」

「ちょ、何してんのよもー!」

 

 

 

 麗香さんとのデートをいつの間にか深く妄想していたのか、お母さんの声に驚いてソファから転げ落ちてしまった……。

 

 いてて……って、ん?スマホにメッセージの通知が来てる?誰からだろ……って、れ、麗香さんからだぁ!

 

 

 

「ごめんお母さん、ちょっと友達からメッセージ来たから先に返していいかな?」

「え?…はぁ、まぁ急いでる訳じゃないしいいわよ。」

「ありがとう!」

 

 

 

 お母さんに一応ことわりを入れて、僕はリビングから廊下に移動して麗香さんに返信する為にメッセージ画面を開いた。

 

 

 

<以下、メッセージでのやりとり>

 

 

 

【優兎君こんにちは!突然なんだけど、明後日と明明後日に予定入ってたりするかな?】

 

【麗香さんこんにちは!いえ!入ってないですよ!】(本当は入りそうだけど。)

 

【良かった!実はね、旦那が今出張中で友也も明後日から部活の遠征で寂しくって……それでね!さっき福引きで1泊2日で個室に露天風呂がある旅館にお泊り出来るペアチケットが当たったの!だから……どうかなって……】

 

【是非行きたいです!】

 

【良かったぁ…!それじゃあ、明後日の朝9時に〇〇駅に集合ね♪】

 

【わかりました!】

 

 

 

<メッセージ終わり>

 

 

 

 

「………………お」

 

 

 

 お泊りデートだぁぁぁ~~~!麗香さんと個室露天風呂ありの旅館に1泊2日のお泊りデートだぁ~~~!しかも麗香さんからのお誘いだなんてぇ!嬉しすぎるぅぅ~~~!

 

 突然訪れた麗香さんとのお泊りデートイベントが発生し、嬉しさのあまり今にも家を飛び出したい衝動に駆られながらも、お母さんのことを思い出し何とか平常心を保つため言い訳を考えつつ何度か深呼吸をして再びリビングに戻った。

 

 

 

「お母さん、あのさ……」

「ん?なに?」

「その…友達が折角だし明後日の朝から1泊2日で旅行しないかって誘われたんだけど、今回はそっち優先していいかな?」

「えー…アンタ達受験生でしょ?大丈夫なの?」

「だからこそらしいよ。人によっては夏から受験の準備で忙しくなるし今の内にって」

「なるほどねぇ~……んー、確かにそうね。…わかったわ!お祖父ちゃん達には私から言っとくから」

「ほんと!ありがとう!」

「ゆっくり楽しんでおいで!」

「うん!」

 

 

 

 快く旅行の許可を出してくれたお母さんに対して申し訳ないなと思いながらも、明後日のお泊りデートに期待が高鳴るのだった。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 それからお泊りデートの日を心待ちにしながら何とか勉強を進め遂に旅行当日。先に家を出る両親を見送った僕は様々な準備を終えていざ着替え等が入ったリュックを背負って家を出た。

 

 一応10分前に待ち合わせの駅に着くように家を出たけど、駅に着くとそこにはすでに麗香さんが僕を待っていた。

 

 

 

「ごめんなさい麗香さん!お待たせしちゃいましたか?」

「おはよう優兎君!ううん、大丈夫!私も今来たとこだから!」

 

 

 

 今日の麗香さんの服装は紺色のデニムスキニーパンツに白のスニーカー、薄手のVネックシャツの上から白のロングシャツを羽織っている。何とも清楚感たっぷりの服装と麗香さんの大人の雰囲気が合わさってもう女神。こんな素晴らしい女神が今僕の目の前にいる。

 

 

 

「……あの、今日の服装、麗香さんの雰囲気と合ってて…とても素敵ですね///」

「へっ!?///あ、ありがとう…////……優兎君も、その…カッコイイよ////」

「あ、ありがとうございます……////」

「それじゃ、行こっか…////」

「は、ひゃい!////」

 

 

 

 こうして僕達は互いに照れながらぎこちない動きで歩き出した。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 それから新幹線で京都にやって来た僕達は京都駅に着いた。そのまま旅館に向かってその後観光も考えたけど、18時までにチェックインすれば良いらしいので荷物もそんなに無いしまずは観光することにした。

 

 

 

「おー!僕京都初めてです!」

「そうなの?」

「はい!こういう古風な雰囲気、僕好きです!」

「私も!落ち着くわよね~」

 

 

 

 そんな感じで京都の街を観光し始めた。金閣寺や銀閣寺…八坂神社などなど色んな観光地を回って少し疲れたので休憩がてらお店のお茶席で僕はみたらし団子を、麗香さんは白玉あんみつを食べている。

 

 

 

「ん~!こういう雰囲気も相まってとても美味しいですね~!」

「そうね!それにしても……ふふっ」

「え、ど、どうしたんですか麗香さん!なんで笑うんですか!?」

「ご、ごめんね…!優兎君ってここでも抹茶とかじゃなくてパインジュース飲むんだなって思って……ふふっ」

「あー!また笑った!しょうがないじゃないですか……好きなんですもん。」

 

 

 

 そう、僕はパインジュースを飲んでいる。メニュー表にあったんだからしょうがない。僕がそうちょっと不貞腐れると、唐突に麗香さんは自分の白玉あんみつをすくい、僕の口元に差し出して来た。

 

 ていうかこれって……えっ……

 

 

 

「お詫びになるかわからないけど、私の白玉あんみつ1口あげるから許して?ね?」

「あっ……はい///」

「よかった……それじゃあ、はい…あーん///」

「あ…あーん////」

 

 

 

 夢にまで見た麗香さんからのあーんに心が舞い上がるのを感じつつ気恥ずかしさで顔から火が出そうになりながら震える口で差し出された白玉あんみつを食べた。

 

 

 

「うっ…うぅっくっ……」

「うぇえっ!?な、泣いてるの優兎君!?そ、そんなに白玉あんみつ美味しかったの…?」

「そ、それもありますけどぉ…!何よりもずっと夢にまで見た麗香さんからのあーんが感激でッ…!」

「へっ!?//// もう…ばか////」

 

 

 

 そう言いそっぽを向きながらも僕にハンカチを差し出してくれる麗香さん優しい……好きぃ……

 

 お返ししてあげなきゃ!

 

 

 

「あの、麗香さん……お返しに僕のみたらし団子1口どうぞ////」

「えっ/// で、でも……////」

「僕からは……嫌ですか……?」

(きゅんっ…♡)

「ヤじゃ…ない…////」

「それじゃあ……はい…あーん////」

「あ…あーん////……ふふっ、美味しい////」

 

 

 

 きゅんっ♡ あぁ…照れながら笑う麗香さん可愛い……♡

 

 

 

「そ、それじゃあそろそろ旅館に行こっか!////」

「えっ、あっ、はい!////」

 

 

 

 照れが我慢できなくなったのか、食べ終わった器をお盆に乗せてそれを持ってお店のレジへ向かう麗香さんを急いで追いかけた。

 

 それから旅館までの道中を他愛ない会話をして旅館に到着したのは17時半。結構ギリギリになっちゃったけど何とか到着出来て良かった。

 宿泊する旅館に入り受付を済ませて部屋へ向かっていると、この旅館の女将という綺麗な女性が話しかけて来た。

 

 

 

「あら、新婚さんですか?」

「「へぁっ!?////」」

 

 

 

 し、ししし、新婚さん!?だ、だ、だ、誰と誰が???僕達以外に人は……いない!?と…ということは僕と麗香さんが……し、新婚さん……えへへへ//////

 

 新婚という言葉に反応し顔がにへらぁっと緩くなっていると、突然左腕に極上の柔らかい感触が。見てみると、麗香さんが恥ずかしそうに頬を染めながら僕の左腕にぎゅっと抱き着いていた。

 

 

 

「はい…実は1ヶ月目で!うふふ////」

 

 

 

 え?1ヶ月目……?あれ?僕はいつから麗香さんと結婚してたんだろ?夢かな?夢だったらいつから夢だったんだろう?でも夢より現実の方が嬉しいなぁ……

 

 

 

「あらあら、それはうちの旅館を選んで頂きありがとうございます!楽しい旅行にしてくださいね!」

「ありがとうございます♪」

 

 

 

 

 それから僕達は女将さんと別れて自分達が宿泊する部屋に入って荷物を置いた。僕達が泊まる部屋は広めで今いるのは黒のテーブルに座布団が乗った座椅子が2つある客室。

客室の奥には大きな窓を挟んで露天風呂があった。客室の左側を見ると襖が閉まっているけど、たぶん寝室。

寝室にはきっと布団が2組敷かれていると思う……。同じ布団じゃないけど…同じ部屋で麗香さんと寝る……あぁ、ドキドキしてきた……

 

 

 

「あの、優兎君……////」

「はい?なんですか?」

「さっきは…その……ごめんね。咄嗟とはいえあんな嘘言って。こんなおばさんと新婚だって勘違いされるなんて嫌だったよね……?」

「そんなこと無いです!僕…すっごく嬉しかったです!」

「えっ…////」

「今日…麗香さんとデートして、本当に楽しかったです!こんなに綺麗なお嫁さんと新婚旅行出来たら……僕はとっても幸せです!/////」

「っ…////(そんなこと…言われたら……♡♡♡)」

 

 

 

 僕の言葉を聞いた麗香さんは目を見開いて耳まで真っ赤に紅潮させると、すぐにとろんっとした目になって僕の首元に両腕を回すと唇を近づけてその綺麗で魅惑的な唇を僕の唇に重ねた。

 

 僕の……ファーストキス……/////

 

 

 

「っ!?//// ん、んちゅ…ちゅる…」

「んんっ…んちゅ…ちゅるる…はむっちゅ…♡」

 

 

 

 僕に唇を重ねて来た麗香さんは僕の口内に自身の舌を入れ、激しく僕の舌と絡め合い麗香さんの唾液が口内に入り甘い香りが口の中いっぱいに広がる。2人分の唾液でいっぱいになったのが限界で僕と麗香さんは同時にゴクっと飲み込んで、それで更に熱が上がった僕達は更に舌を絡め合う。

 正直すっごく幸せだけど……そろそろ息が……!

 

 

 

「んちゅっ……んむ…はむっん……」

「はんっ…んっ…ちゅるっ…んむ……♡」

 

 

 

 舌と舌を絡め合い、互いの唾液を交換していた僕らは息が限界を迎え互いに舌だけを絡めた状態で唇を離し、最後に名残惜しそうにゆっくりと舌と舌を離すと僕と麗香さんの舌先を互いの混ざり合った唾液の糸が繋いでいた。

 

 

 

「ちゅるる……んむっんむっぢゅるるっ…♡」

 

 

 

 何と麗香さんはその糸が途切れる前に唾液の糸を吸い上げながら僕の舌先に近づいて僕の突き出た舌をそのままフェラしてきた。

 

 

 

「んふっん…はむっちゅ…あふっれろ…ん♡」

 

 

 

 麗香さんは僕の舌先に吸い付いてフェラした後そのまま舌裏をなぞる様に自分の舌先を這わせまた唇と唇を重ね口内で唾液たっぷりの舌と舌を絡ませる。

 まぁ当然こんな濃厚ディープキスをしたら我慢なんて出来るはずもなく……僕の肉棒はギンギンにイキリ立ち、互いに身体を密着させているため麗香さんのお腹にズボン越しにパンパンに腫れた亀頭が押し当てられるかたちになる。

 

 

 

「あんっ♡…優兎君の硬ったいの…私のお腹に当たってる♡」

 

 

 

 自分のお腹に押し当てられている物に気付いた麗香さんは一度唇を離し、自分の腹部に視線を移し口角を上げ淫らな笑みを浮かべて僕に微笑みかける。

 そして左腕を僕の首に回したまま右手を僕の下半身へ伸ばしかけた…その時。

 

 

 

「失礼いたします宮本様~!お夕飯のご用意が出来ましたがお食事は宴会場とお部屋どちらでとりますか?」

「「っ…!?」」

 

 

 

 突然の襖越しの声に驚きのあまり思考が停止しかけたが再び聞こえた声に何とか動揺しながらも返事をすることが出来た。多分声からしてさっきの女将さんではなく仲居さんだと思う。

 

 

 

「宮本様~?いらっしゃいますでしょうか?」

「あ、は、はい!います!えっと……どうしましょうか麗香さん?」

「私は…折角だし、2人っきりで食べたいな……////」

「////……すいません!お部屋に運んでもらえますか?」

「承知いたしました。ではすぐにお持ちいたします。」

 

 

 

 そう言うと仲居さんの足音が遠ざかって行った。……それにしても危なかった……仲居さんが来たこと全然気付かなかったし少し夢中になりすぎたかな……いや、あんな濃厚なのされたら誰だって夢中になっちゃうよ////

 

 そして一度冷静になったことで訪れる急激な気恥ずかしさ…!居たたまれない!

 

 

 

「ぼ、僕何か飲み物買ってきます!」

「えっ!ちょっと優兎君!?」

 

 

 

 こうして僕は麗香さんを1人残し一度部屋を出た。

 

 そして1人部屋に残された麗香さんはというと………

 

 

 

「……はぁ~!//// (私……息子の友達に……小さい頃から知ってる男の子にあんな…//// 夫にもしたことのない卑猥なキスを……////)こんなおばさんが、がっつき過ぎって嫌われてないかな……」

 

 

 

 と、両手で顔を覆いその場にしゃがみ込んでブンブンと顔を左右に振っていたのを僕は知らない。

 




美人な人妻とデートだけに飽き足らずあーんをするとは……羨ましすぎる……こんな人生歩みたかった……








ご感想・お気に入り登録などいただけると励みになります!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。